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韓国の大型旅客船「セウォル号」が全羅南道珍島郡の観梅島沖海上で転覆、沈没する事故が2014年4月16日に発生し世間に衝撃を与えました。
この「セウォル号沈没事故」についての原因や死者・生存者、早々に逃げた船長の現在や引き揚げについてなど真実について詳しく総まとめしましたのでご紹介します。
「セウォル号沈没事故」とは
セウォル号は鹿児島~沖縄航路で「フェリーなみのうえ」として航行していた
セウォル号は1994年6月に長崎県で造船され、鹿児島の海運会社・マルエーフェリーの所有で「フェリーなみのうえ」として鹿児島~沖縄間を航行していました。
旅客船として船体の改造が行われ、「セウォル号」として2013年3月15日から仁川と済州を結ぶ航路を週2往復していました。
そして、その約1年後となる2014年4月16日に、済州島へ向かう全羅南道珍島郡の観梅島沖で「セウォル号」は転覆し、乗員乗客合わせて299人が死亡する最悪の事故が発生し、これは韓国で1993年10月に発生した「西海フェリー沈没事故」の292人の死亡者を上回る韓国史上最大の海難事故となりました。
『共犯者たち』やっと観れた…セウォル号事件がどうしてあそこまで韓国の大人たちの心を痛めたのか、言論弾圧、ブラックリスト、大統領弾劾などそれまで点でしか見えなかったものが薄いですけど線で繋がったというか。https://t.co/CBRbiHvjXB pic.twitter.com/eIxvTGLUnM
— ともよんだ/韓国文学を楽しむ会 (@tomoyobook) 2019年1月27日
「セウォル号沈没事故」の詳しい状況について
積載量オーバーではなく沈没したセウォル号
セウォル号は2014年4月16日午前8時58分頃に、韓国・仁川市の仁川港から済州島に向かう途中にある全羅南道珍島郡の観梅島沖の海上で転覆しました。
当時、セウォル号には修学旅行中だった京畿道安山市にある檀園高等学校2年生325人と引率教員14人の他に、一般人客108人、乗務員29人の計476人が乗船しており、150台も車両あまりが積載されていましたが、設計上は921人まで乗れることから半分程度の人数しか乗船していませんでした。
セウォル号が沈没した海域は27~50メートル程度の深さで暗礁も無かったことや、当時は風も穏やかで波も1メートル程度と立っておらず到底大型船が沈没するような自然条件ではありませんでした。
しかし、2014年4月16日午前8時52分頃に船が大きく右に舵を取り始め、その直後に「ドン!」という大きな音を聞いたことを男子高校生が証言し、乗組員が「船体の前部に大きな衝撃を受けた」と証言しており、船体が90度に傾くと水が浸水し始めました。
そしてセウォル号は沈没をし始めますが、その沈没事故初日の経緯についてまとめると以下の通りになります。
翌4月17日以降も救助作業が続けられましたが、悪天候に見舞われる中無人ロボットでの探索や、クレーン船を使っての作業は船のバランスを壊して船内に水が浸入し沈没が加速する可能性があったため難航していました。
19日には作業中の海軍兵士が事故に遭い、救助要因として二人目の死亡者を出してしまいました。
「セウォル号沈没事故」での死者・生存者と船長について
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