漫才コンビ「ANZEN漫才」のボケ担当で、天然キャラを活かしてピン芸人として大活躍しているみやぞんさん。
みやぞんさんの韓国人としての本名と国籍や生い立ち、父親や母親など実家の家族について詳しく総まとめしましたのでご紹介します。
この記事の目次
みやぞんの韓国人としての本名と国籍やプロフィールについて
みやぞんの本名と国籍やプロフィールについて
天然キャラと天才ぶりでブレークしたみやぞん
みやぞんさんは初めてテレビデビューしたのは2007年のドラマ『プロポーズ大作戦(フジテレビ系)』での野球部員役であり俳優としての出演はこれのみで、その後相方・あらぽんさんとともに漫才コンビ「ANZEN漫才」を結成してお笑い芸人デビューをしました。
みやぞんさんの天然キャラと天才ぶりなスポーツの才能から近年はバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!(日本テレビ系)』でブレークし、ピン芸人としての活躍が多くなっています。
みやぞんさんについての詳しいプロフィールはこちら。
本名: 宮園 大耕(みやぞの だいこう)
旧姓: 金本(かねもと)
国籍:日本
生年月日: 1985年4月25日
出身地: 東京都足立区
最終学歴: 東京都立荒川商業高等学校卒業
身長: 172cm
血液型: A型
引用:Wikipedia – ANZEN漫才
みやぞんさんは2015年に放送されたバラエティ番組『有田チルドレン(TBS系)』に出演して突然韓国人だったことをカミングアウトして驚かせましたが、旧姓が”金本”であることから父親が在日韓国人2世もしくは3世だったようです。
”金本”という通名は韓国名が”金”である人が多く使用している名前のため、みやぞんさんの韓国名は”金大耕”だったと思われます。
みやぞんさんが番組で明かした実家家族の家系図は非常に複雑ですが、詳しくまとめましたのでご紹介していきましょう。
みやぞんの生い立ちや実家の家族(父親・母親・兄・姉)について
みやぞんの実家の家族は関係が複雑
みやぞんの母親は3回以上離婚している?
2017年12月に放送されたバラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした(フジテレビ系)』でみやぞんさんの母親が登場しその複雑すぎる生い立ちが明かされました。
みやぞんさんの母親の名前は春奈さんで70代前半ということですが、見た目からパワフルなお母さんと言った感じで、実際に離婚を3回以上繰り返していると思われますのでその通りの人のようです。
春奈さんは「何度も騙された」と語っており、若い頃は美人だったのか悪い男に騙されては子供を作ると逃げられてきたのかもしれません。
みやぞんさんには姉が4人いますが、長女と次女、三女四女でそれぞれ父親が違うことから異父姉弟であり、みやぞんさんは5人姉弟の末っ子でした。
みやぞんさんが2019年現在33歳ということから、母親の春奈さんは40歳ギリギリで出産したことになります。
みやぞんの実父は慕っていた近所のお兄ちゃんだった
みやぞんは衝撃的な出来事で実父を知った
みやぞんさんは幼少期からよく実家に遊びに来ていた”お兄ちゃん”を慕っていましたが、小学校5年生の頃からお兄ちゃんに連れられてボクシングジムに通っていました。
ボクシングジムに通い始めたきっかけは、たまたまサンドバッグで遊んでいたみやぞんさんを見かけた元チャンピオンのジムの社長から声をかけらたためでした。
中学校時代にはゲームセンターのパンチングマシーンで216kg(自身最高は223kg)を出したということから、みやぞんの天性の膂力は凄まじいものがあったようです。
ジムの社長はみやぞんさんのパンチ力なら世界を狙えると思ってスカウトしたのかもしれませんが、ボクシングは中学3年生で辞めており、好きだったテニスと野球をしています。
お兄ちゃんと一緒にボクシングジムに通っていたみやぞんさんは、ある日少し年上の少年とスパーリングをした際にボコボコにしてしまいましたが、お兄ちゃんから「腹違いの兄」だと衝撃的な事実を告げられてしまいます。
慕っていた”お兄ちゃん”がまさかの実父だったことを知ったみやぞんさんですが、この”お兄ちゃん”が”金本”という通名を使っていた在日韓国人だったのでしょう。
ここまででみやぞんさんの家系について整理をすると以下のようになります。
↓離婚
母親・春奈さんとB男の間に三女と四女が生まれる。
↓離婚
母親・春奈さんと”お兄ちゃん”の間にみやぞんさんが生まれる。
↓離婚
母親・春奈さんはシングルマザーになる
「離婚」と書いていますが、そもそも春奈さんを騙してきた男たちと籍を入れていない可能性も大きいでしょう。
春奈さんが「騙され続けた」と言っていることから、みやぞんさんの慕っていた”お兄ちゃん”は不倫をして他の女性と関係を持ち、みやぞんさんが”ボコボコにした実兄”を産んだ前後で離婚(もしくは逃げた)した可能性が高いということでしょう。
それでもみやぞんさんの実家によく遊びに来ていたわけですから、一般的な常識で測れる対人関係では無かったようです。
みやぞんが実家は極貧生活だったことを明かす
みやぞんの実家はシングルマザーで極貧生活だった
2017年8月17日に放送されたバラエティ番組『得損ぐるナイ夏グルメ(日本テレビ系)』に出演したみやぞんさんは、実家が極貧生活だったことを明かして驚かせました。
みやぞんは、六畳一間に家族6人で暮らす貧乏生活を送っていたそうだ。カレーライスの具はジャガイモとタマネギだけ。しかも、ルーは1カケラしかのみの水っぽいカレーが当たり前だったという。
さらに誕生日のお祝いのご飯は、山盛りのほうれん草のみ。高校時代の野球部の試合で母親が持たせてくれた弁当は、2段重ねの上段がご飯、下段はトマトだけだったとか。
母親の春奈さんは女手ひとつで5人の子供を育て上げたパワフルな女性ですが、スナック経営をしていたと言われています。
スナックのママだったということはやはり男性が寄ってくるような美人だったのかもしれません。
バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』に春奈さんが出演した時は韓国焼肉屋のようなお店でロケをしていたため、ネット上では「みやぞんの実家は焼肉屋」という噂が流れましたが、ロケ地は実家ではなく近所の焼肉屋だったようです。
みやぞんは芸能人として成功してからも、楽屋にお弁当が余っていると実家の家族のために持って帰っているようですね。
みやぞんの実家が極貧だったのは部落地区だったから?
みやぞんの実家があるのは足立区本木西町周辺?
みやぞんさんが『とんねるずのみなさんのおかげでした』に出演した際に東京都足立区扇周辺を歩いていたようですが、みやぞんさんの母校である足立区立第六中学校は扇外れの本木西町にあります。
みやぞんさんが校区から扇や木本周辺に住んでいたことは確かですが、木本は1960年頃の「不良住宅調査」で「全国最大のスラム」と形容されたほどの部落地区でした。
木本は部落の歴史があり、1890年頃に荒川沿いに屠殺場が作られ、1923年の関東大震災により被災して逃げてきた浅草の皮革業者が大量に入り込み、部落民や朝鮮系難民が集う大スラムへと発展しました。
さらに在日韓国人・朝鮮人が多く日本に不法入国してきた第二次世界大戦前後からも貧民が大量に流入し、無番地の土地にトタン屋根のボロ屋が並ぶ「日本最大のスラム街」に発展しました。
荒川沿いにはこうした貧民街があり、荒川沿いの三河島もコリアタウンと呼ばれ「住みたくない町」として知られています。
みやぞんさんの実家が極貧であり、母親が何度も離婚を繰り返して子沢山になりながらも元夫(お兄ちゃん)と親交が深いことから、在日韓国人・朝鮮人同士の同胞意識の高さから地域の繋がりが強かったのでしょう。
そのため、みやぞんさんが差別について語らず、いつもニコニコ明るい姿を見せていることからわかりませんが、実は幼少期から酷い在日韓国人・朝鮮人への差別を受けていた可能性はあるかもしれません。
それを思わせるように、みやぞんさんはヘラヘラしているように見えて性格は非常にしっかりしていて芯が強く、他人に対する優しさが強いことからも、酷い差別を乗り越えた精神力がそうさせているのかもしれません。
人生人間関係や仕事や傷ついた記憶大げさに考えないでね😭
— みやぞん【ANZEN 漫才】 (@anmanmiyazon) 2017年1月18日
大丈夫だから‼
悪い方にならないから。大丈夫だから。
安心しな🙇
何があっても明るく生きるって覚悟しな🙌✨
気合いだよ‼強気だよ‼
ちょっとずつで大丈夫だから😆
人間丈夫だから🙌✨
大丈夫だから💪‼‼‼‼‼‼ https://t.co/hpi8QEr4c5
これはツイッターでの一般人ユーザーからの悩みに対して真摯に答えたみやぞんの回答ですが、こうした力強い言葉を送ることができるのは、みやぞんさんが苦しい人生を歩み乗り越えてきたからにほかならないでしょう。
みやぞんさんの明るさは天然のものだと思いますが、自分や家族、慕っていたお兄ちゃん(実父)など周辺の人々が酷い在日差別を受けていたのを目の当たりにして育った可能性は高いと思われます。
みやぞんが在日韓国人だと気づいたきっかけ
みやぞんはひょんなことから自身の出自を知った
みやぞんさんが自身の出自が韓国であり、在日韓国人だと知ったのは高校生時代の免許取得の時に外国人が必要な書類が足りないためでした。
「日本人じゃないと気付いた」
バラエティー番組で大活躍しているお笑いコンビ『ANZEN漫才』みやぞんも日本人ではない。2015年放送の『有田チルドレン』(TBS系)に出演した際、「それまで知らなかったんですけど、僕、韓国人だったんですよ」といきなりカミングアウトした。
スタジオでどよめきが起こると、発覚した経緯を説明。高校生のときに友達と一緒に免許を取得しに行くと、係員からみやぞんだけが「書類が1枚足りない。外国人登録証明書がない」と注意され、日本人じゃないと気付いたという。相方のあらぽんは「思い返すと、みやぞんの持ってくるお弁当にはいつもチャンジャが入っていた」とイジっている。
みやぞんさんのこの発言からすると16歳か18歳頃に自分が在日韓国人だと気づいたことになるため、前述の在日差別を受けていたかということに疑問が残ってしまいますが、そこが天然キャラたる所以なのでしょう。
もしかしたら在日差別自体が何なのかも分かっていなかったのだとしたら、それがみやぞんさんの魅力の原点だと言えるかもしれません。
何を考えているかよく分からないだけのキャラクターだったらみやぞんさんはここまで人気は出なかったと思いますが、ブレークした理由は人への礼儀正しさや優しさに溢れていたからだと思われます。
みやぞんさんはたとえ育った環境が極貧で部落地区だったとしても、同胞意識の強い良い環境に恵まれて育ったのかもしれません。
最後に、みやぞんさんはブレークしてから超多忙な生活を送り、2018年には「(1年で)半日しか休んでいない」とその過密ぶりを伺わせましたが、ストレスに負けずに頑張り続けられる理由について以下のように語っています。
あと、やっぱり楽しいから続けられているんだと思います。ぼくの好きな野球で言えば、炎天下で試合している球児を見たら、なんであんな暑い中でがんばれるんだろって思いますよね。でも、本人たちは野球が好きでやっているから、がんばれる。一生懸命に楽しもうとすれば、燃え尽きることはないと思います。
みやぞんさんはツイッターでの一般人ユーザーからのコメントに律儀に対応することも多いため、ファンは気軽に声かけしているようですね。
みやぞんの食リポ面白いわwwww
— みやぞんダイスキ動画 (@miyazonfav0198) 2019年1月12日
み「あったかい、すっぱい、さわやか、おいしー!」#みやぞん#サンシャイン池崎 #ヒルナンデス pic.twitter.com/qkF0ttC4po
@anzenmiyazon みやぞん、こんにちは❤
— たろう (@gdGW9tdOBZph48C) 2019年1月11日
ローカル放送の「ちょっと福岡行ってきました」を見てて、なかなか面白いので、是非みやぞんをオファーして欲しい‼
一緒にいく芸能人は、誰がいいかなー?って考えるのがたのしい🎵😆
みやぞん、海外ロケ多いし多忙だからムリかしら😱☝
福岡、楽しいよ😆💕✨
@anzenmiyazon
— りりかる (@Ryrical) 2019年1月10日
みやぞんお疲れ様😆
八代亜紀さんとのデュエット凄いね‼
曲が優しいからぴったりだね☺
あと、ラクマのCM起用おめでとう🎊
これはね、爆笑だった🤣笑笑
会社の人にも大ウケだったよ。
本当面白い 笑笑
これはテレビで見るの楽しみ😁💖 pic.twitter.com/3Z9vzM6qQF
みやぞんの生い立ちや実家の家族について総まとめすると・・・
天然キャラクターと天才的なスポーツの才能でブレークしたみやぞんさんの生い立ちや実家の家族について総まとめしてきました。
・みやぞんは高校時代の免許取得時に初めて在日韓国人だと分かった
みやぞんさんは非常につかみどころのないキャラクターですが、その生い立ちがすでに掴みどころが無かったようですね。