舞妓世界に蔓延るセクハラや未成年飲酒の実態を告発して話題になった桐貴清羽ですが、韓国人説も浮上中です。
今回は桐貴清羽の本名や国籍、経歴、結婚した旦那との離婚、子供の情報、歌舞伎俳優との枕疑惑や嘘との噂、現在を紹介します。
この記事の目次
桐貴清羽のプロフィール
出典:https://twitter.com/
名前:桐貴清羽(きりたか きよは)
生年月日:1999年
出身地:山口県
職業:フリーライター
桐貴清羽は、かつて京都で働いていた舞妓で、現在はフリーライターとして活動しています。
2022年6月27日に自身のSNSアカウントで、舞妓時代のセクハラ・未成年飲酒の実態を告発したことで話題になりました。
桐貴清羽が告発した舞妓の実態は、宴席での未成年飲酒、客と共に風呂に入る性的なサービスの黙認、高額で処女を売る人身売買のような制度があることなどです。
これらの告発は瞬く間に拡散され、衝撃的な事実から週刊誌をはじめ多くの大手メディアも取り上げる事態となりました。
ここでは、舞妓の実態を告発した桐貴清羽の経歴と現在をまとめました。
桐貴清羽の本名
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「桐貴 清羽(きりたか きよは)」は本名ではありません。
桐貴清羽はフリーライターとしてのペンネーム、およびSNSでのハンドルネームとしてこの名前を使用しており、本名は別にあります。
しかし本名は公表されておらず不明となっています。なお、舞妓時代の芸名は「市駒」でした。
桐貴清羽の国籍は韓国?
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桐貴清羽には、国籍が韓国という噂が浮上しています。
韓国国籍との噂は、過去に韓国文化を日本に発信するスターを発掘するために開催された「ミス・オルチャン・コンテスト」というミスコンに桐貴清羽が出場していたことが発端です。
オルチャンとは、韓国語で「顔=オルグル」「最高=チャン」を組み合わせた言葉で、美しい容姿を持つ人を指します。
桐貴清羽はこのミスコンでファイナリストになっており、SNSでも韓国文化に関する投稿を多くしていたことから、国籍が韓国という噂が浮上したようです。
桐貴清羽の国籍は韓国ではなく日本
国籍が韓国と噂される桐貴清羽ですが、実際には韓国国籍ではなく、日本国籍であることがわかっています。
桐貴清羽本人がSNSを通じて国籍を明かしており、「私は日本国籍で、父母や先祖も日本で生きてきました」と言及しました。
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桐貴清羽の経歴① 複雑な家庭環境の生い立ち
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桐貴清羽は1999年に山口県で生まれました。
母親と父親は再婚同士で、母親が前夫との間に生んだ姉との4人家族でした。
一家は何度か転居を繰り返しており、出生地の山口県の他、和歌山県、大阪府などでも暮らした経験があります。
しかし両親は桐貴清羽が幼い頃、それぞれ別に好きな人ができたという理由で離婚し、母親はその後も何度かの結婚と離婚を繰り返しました。
桐貴清羽の経歴② 小学生時代にいじめに遭う
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桐貴清羽は幼少期は内向的なタイプで、小学生の時から読書を好み、自己肯定感を高める啓発本や、大人向けの恋愛小説も嗜んできました。
小学生にして早熟な内面を持っていたようで、小学4年生の時に「子供らしくしたほうがいい」という理由で担任からいじめを受けていたといいます。
担任がクラスメイトに桐貴清羽の嫌いな部分を挙げさせ、黒板に書いたものを写真に撮って渡されるなど、教師を務める大人が小学生相手に行うとは思えない卑劣ないじめだったようです。
桐貴清羽の経歴③ 子役として芸能活動するも性被害に遭う
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桐貴清羽はいじめが理由で学校に通えず不登校となり、母親の勤務先で雑誌を読んで毎日を過ごしていました。
その中でファッション雑誌に興味を持ち、モデルになりたいと母親に明かしてタレント事務所に応募してもらい、8〜9歳の時に子役として芸能活動を開始。
当時はミュージカル出演などが主な仕事で、演技や表現の楽しさに目覚めましたが、11歳の時に芸能関係者から性被害を受けたことを明かしています。
桐貴清羽が11歳の時に仕事で東京を訪れた際、芸能関係者に廊下で襲われてキスをされ、口内に舌まで入れられる性被害に遭ったとのことです。
桐貴清羽は被害届を提出し、相手は強制わいせつ罪で逮捕されたようです。
桐貴清羽の経歴④ 地下アイドル時代
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桐貴清羽は12歳の時にアイドル活動を開始しました。
元々姉が地下アイドルとして活動しており、姉のバックダンサーとしてステージに立ったことがきっかけで、自身も地下アイドルとして活動するようになったといいます。
2013年にはご当地ヒーローショーへ出演するなど、子役時代の経験を活かして活躍。
その一方で日本舞踊に興味を持つようになり、14歳の時に日本舞踊の流派に入門して本格的に始めることになりました。
桐貴清羽の経歴⑤ 舞妓の世界へ
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桐貴清羽は、日本舞踊の発表会に出ていたところを舞妓にならないかとスカウトされ、中学3年生の15歳の時に舞妓の見習い体験をしました。
中学卒業後に16歳で正式に舞妓の見習いとなり、2015年11月に舞妓デビューを果たします。
しかし後述する舞妓の世界の実態を目の当たりにした桐貴清羽は、舞妓になって8ヶ月で置屋から逃げ出し、牢獄と言われる花街を抜け出して舞妓を引退しました。
舞妓時代に受けたいじめやセクハラがトラウマとなり、毎日のように土下座する夢を見たり、吃音症になったりと、精神的苦痛に悩まされたことを明かしています。
桐貴清羽の経歴⑥ 水商売からフリーライターへ
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舞妓を引退した桐貴清羽は、2017年から北新地のクラブでホステスとして水商売を始めました。
2018年には上京して銀座のクラブ勤めを開始すますが、2020年からの新型コロナウイルスの影響で勤務先が休業。
それを機にウェブマガジンを立ち上げて、フリーライターとしての活動を開始しました。
2022年6月には、元舞妓の肩書きを持つフリーライターとして、舞妓の世界の実態を告発して話題になりました。
桐貴清羽が舞妓の実態を告発し話題に
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2022年6月26日、桐貴清羽が自身のSNSを通じ、舞妓時代のセクハラ・未成年飲酒などの実態を告発して大きな話題になりました。
桐貴清羽のSNSには、以下のような告発文が投稿されています。
「当時16歳で浴びるほどのお酒を飲ませられ、お客さんと”お風呂入り”という名の混浴を強いられた」
「毎年後輩たちが自殺未遂したり心を病んでいく」
「お前みたいな能無しが、舞妓を辞めたところで風俗に堕ちるのがおち。どうやっていきていくの?股開くんだろって言われた」
「6年奉公で住み込み、給料0円、ちょっとしたお小遣い制度、外部とは手紙か公衆電話しか繋がれず、携帯電話持たせない」
「私は5000万円で処女を売られそうになった」
「身八つ口から手を入れられて胸を触られることも、個室で裾を広げられてお股を触られたこともあります」
この世から抹消されるかもしれんけど、これが舞妓の実態。当時16 歳で浴びるほどのお酒を飲ませられ、お客さんとお風呂入りという名の混浴を強いられた(全力で逃げたけど)。これが本当に伝統文化なのか今一度かんがえていただきたい。写真はお客さんと山崎18年一気飲み大会で勝利した時と飲酒 pic.twitter.com/0kdXDZHML8
— 桐貴清羽(Kiyoha Kiritaka) (@kiyoha_xxx) June 26, 2022
舞妓の世界の実態を告発したこの投稿は瞬く間に拡散され、大きな話題となりました。
花街関係者が桐貴清羽の告発を批判
桐貴清羽の赤裸々な告発に対し、現在も芸妓や舞妓を働かせている立場の花街関係者達は、桐貴清羽を批判する声を上げました。
SNSでは「置屋、お茶屋が舞妓にお酒を飲ませる、混浴を強いるというのは全て嘘」との声が上がったり、告発を封殺しようとする動きが花街で出ているといった噂も浮上しました。
桐貴清羽は当時声を上げられなかった理由について、次のように説明。
置屋は芸を磨くための“研修の場”であり、舞妓は“修業中の身”なんです。
なにがあっても口答えは絶対に許されません。
私がセクハラや未成年飲酒について花街で相談をしても、『悪口』や『愚痴』程度にしか受け取られませんでした。
また、花街では舞妓は“純真無垢でひたむきな、何もわからない子供”であることが求められ、客からセクハラをされても「わからしまへん」と返すしかなかったことも明かしています。
そして「未成年への飲酒の強要や、セクハラに対して声を上げることで花街を変えたい。いつか外に出て、花街の実態を伝えようと思っていました」と今回の告発に至った経緯を語りました。
この告発に多くの反響が寄せられており、花街の問題が改めて議論されることで、今この時も芸妓や舞妓として働く女性や、当時つらい思いをした元舞妓の環境が改善されてほしいですよね。
桐貴清羽は歌舞伎俳優と枕をしていた?
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桐貴清羽が舞妓の実態を告発したことで、花街と深い関係にある歌舞伎俳優と枕があったのではないかと話題になりました。
実際、ネットメディアでは桐貴清羽が歌舞伎俳優と関係があるかのような記事が掲載され、「未成年飲酒&混浴強要暴露に歌舞伎界はヒヤヒヤ」といった記事が作られています。
ただし桐貴清羽と特定の歌舞伎俳優に関係があったという情報はありません。
記事でも、坂田藤十郎のわいせつ騒動の相手が51歳年下の舞妓だったこと、中村芝翫の不倫相手が京都の芸妓だった話など、過去に歌舞伎俳優が花街と関係があったとする内容でした。
しかし桐貴清羽はこの記事に「私自身への取材も確認もなく、まるで歌舞伎役者と関係があるかのような記事を掲載されたため、弁護士に相談しました」と不快感と対抗姿勢を見せています。
桐貴清羽と特定の歌舞伎俳優の肉体関係・恋愛関係の情報は一切なく、枕の事実も確認されていませんでした。
桐貴清羽が若手俳優への性接待を暴露
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2024年に入り、ダウンタウン松本人志を接待するために後輩芸人らが女性を用意し、“上納”していたと性加害や性接待疑惑が報じられています。
桐貴清羽も過去に若手俳優に上納されそうになったことがあり、「連日の松本人志さんの報道でフラッシュバックしたんです」と声を上げました。
桐貴清羽の性接待暴露の内容
桐貴清羽は舞妓を引退した後に上京し、2018年に銀座のクラブでホステスとして働き始めました。
その出来事が起きたのは2018年末で、クラブの関係者から「飲み会があるので来てくれ」と連絡を受けたそう。
行ってみると、20代の若手俳優と主演を務めたテレビドラマの関係者が集まる宴席だったといいます。
桐貴清羽は若手俳優の隣に座るように指示され、仕方なく隣に腰を下ろすと、いきなり肩を抱かれて引き寄せられキスをされそうになり、細巻き寿司でポッキーゲームもさせられたそう。
桐貴清羽は若手俳優とのスキンシップを嫌がったことで、相手の機嫌を損ね、別の席に移動させられ、その日は無事に帰宅できたことを明かしています。
クラブの関係者からは飲み会参加前に「キミは口が堅い?」と聞かれたり、同じく飲み会に参加している女性が渋々ながらも雰囲気に合わせているのを見たりしてきました。
そして、俳優界にもこうした性接待がまかり通っていることに気付いたとのことでした。
桐貴清羽が女性蔑視の芸能界に警鐘
桐貴清羽は松本人志の連日の性加害報道により当時の記憶がフラッシュバックし、若手俳優の性接待の相手役を求められた過去を暴露しました。
名前は一切出していないものの、「イケメン俳優でも、急に性的な接触を受ければ女性は不愉快だし怖いです」と語っているため、それなりに名の知られた人気俳優の可能性もあります。
桐貴清羽はこうした芸能界の“上納システム”に警鐘を鳴らし、「断ったら何をされるのかわからない。女性は恐怖でいっぱいです」と当時の気持ちを明かしました。
今回の騒動を機に、芸能界のみならず世間全体での女性蔑視の風潮についても議論が交わされています。
桐貴清羽の告発は嘘?本当?
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桐貴清羽の舞妓時代の告発について、一部で「嘘を言っている」「時系列が矛盾しているので嘘をついている」といった声が上がっています。
桐貴清羽が嘘をついていると言われる理由は、本人がSNSに投稿した告発文と、年齢や経歴に矛盾があるからです。
桐貴清羽は舞妓時代の実態を告発した投稿で、以下のように発言しました。
「当時16歳で浴びるほどのお酒を飲ませられ」
「2017年とは思えんな」
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しかし、桐貴清羽は1999年生まれで、2017年の年齢は17〜18歳です。2017年に16歳であるならば2001年生まれとなりますので、年齢に矛盾が生まれています。
ただ、この件については桐貴清羽自身が「2017年ではなく2015年~2016年だった」と訂正しました。
年齢に矛盾があるため嘘では?と噂されたものの、告発自体には信憑性が高い内容が多いのも事実です。
また実際、元芸妓や元舞妓からも「私も同じ目に遭いました」「酷いことをされた知り合いがいます」「家族が舞妓を目指していましたが自殺未遂しました」と同調の声も寄せられています。
桐貴清羽の投稿自体にいくつかの矛盾があったとしても、花街では告発と同様の実態があることが窺えますね。
桐貴清羽が生きてきた「嘘」の世界
桐貴清羽が生きてきた花街は、嘘の世界でもありました。
舞妓の世界ではお姉さんが絶対的に正しく、例え嘘をついていなくてもお姉さんに可愛がられている子の言うことが真実となり、お姉さんの言うことは絶対だったといいます。
お姉さんが言えば黒いカラスも白くなり、否定しようものなら数時間に渡り罰を受け、水を飲むことさえ許されず、「私がやりました」と言うまで詰められたことを明かしています。
桐貴清羽はこのトラウマが原因で吃音症となり、それが悪化して失語症にもなったことを明かしていました。
桐貴清羽の結婚歴と離婚歴
出典:https://www.instagram.com/
桐貴清羽は現在、結婚して旦那と子供がいます。
桐貴清羽のSNSのプロフィール欄にも結婚していることが記載されており、21歳差の年の差婚であることが明かされています。
結婚相手との交際は、2020年に新型コロナウイルスで緊急事態宣言が発令された頃だそう。
2020年4月に交際を開始し、2021年1月に結婚したことを明かしているので、旦那との交際期間は1年未満というスピード結婚だったようです。
「去年の緊急事態宣言発令したときにちょーど夫と付き合い始めたんだよなぁ。去年の今頃はまさか結婚して母になるなんて思ってもみなかった。まさにコロナ婚だわ」
桐貴清羽と旦那が離婚
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2021年1月に結婚していたことを明かした桐貴清羽ですが、現在は旦那と離婚しているようです。
離婚原因は公表されていませんが、SNSのプロフィール欄が「21歳差婚」から「2児のシングルマザー」に修正されていました。
2023年12月24日にSNSでも「そういえば離婚しましたのでシングルマザーになりんした」と明かしており、離婚したばかりということになります。
桐貴清羽の旦那と子供
出典:https://www.instagram.com/
桐貴清羽の旦那について、SNSには「21歳差婚」と書かれていただけで、旦那の職業や経歴、出会いのきっかけなどの詳細は明かされていませんでした。
ただ、結婚を決めたきっかけだけは公表されており、本棚に置いてある本の趣味が良かったことが結婚の決め手だとされています。
桐貴清羽と旦那の馴れ初め
桐貴清羽のSNSに「私は情緒的な人が好き。夫と結婚を決めたのも、本棚にあった本がとても良質なものだったから」と投稿されていました。
他にも「自己啓発やビジネス書しか並んでない本棚だったら次の日から連絡取らなかっただろうな。私の本棚は、ビジ書、自己啓発、漫画、小説全部ある笑」とも投稿されています。
桐貴清羽は旦那の本棚にビジネス書から小説まで幅広いジャンルの本が並び、そのどれもが良質だと感じたことから、好意を持って結婚を考えるようになったとのことでした。
しかし現在は離婚しているので、本の趣味は合っていても生活の価値観は違っていたのかもしれませんね。
桐貴清羽は2児の母親
出典:https://www.instagram.com/
桐貴清羽には子供が2人いることがわかっています。
SNSのプロフィール欄に「2児のシングルマザー」と記載されており、離婚後は1人で2人の子供を育てているとのことです。
現在フリーライターとして活動している桐貴清羽は、子育てをしながら在宅でライターの仕事をしており、子供と過ごす時間は十分に取れているようですね。
インスタグラムには子供達と過ごすキラキラした毎日を投稿しているので、桐貴清羽の子供との日常が気になる方はぜひインスタグラムもチェックしてみてください。
桐貴清羽の現在
出典:https://www.instagram.com/
桐貴清羽は現在、2児のシングルマザーとして子育てに励みながら、フリーライターや飲食店オーナーとして活動しています。
YouTubeチャンネルも開設し、動画「【告発した元舞妓】これがありのままの素顔・今後のYouTube活動についてーこんな感じでやっていくよ!ー」では今後の活動について語られました。
SNSも絶賛稼働中で、X(Twitter)では現在世間を賑わせている旬な話題に斬り込んだ投稿を多くしています。
一方、インスタグラムでは子供達との日常を投稿することが多く、SNSで投稿の使い分けをしているようです。
また、現在はNFTやメタバースの勉強中とのことで、ライターとして書く記事にはIT関連のものも徐々に増えてきました。
今後の活動については「初心者に寄り添った分かりやすい記事も書いていきたいと思っています」とのことなので、フリーライターとしての更なる活躍にも期待が集まります。
まとめ
舞妓の実態を告発して話題になった桐貴清羽の経歴から現在までをお届けしました。
今後はどんな話題で世間を賑わせるのか、今後の桐貴清羽の活動にも注目が集まります。