違法薬物で逮捕された韓国芸能人の衝撃ランキングTOP27

 

大麻や覚醒剤などの薬物は、単に法律違反というだけでなく、使用者の身体や心を蝕む危険極まりないものであることは誰もが認識しているはず。

 

にもかかわらず、手を染めてしまう芸能人は後を絶ちません。

 

そこで今回、これまでに違法薬物の所持や使用の容疑で逮捕された韓国の芸能人を、逮捕の衝撃度によるランキング形式でまとめてみました。

 

違法薬物で逮捕された韓国芸能人の衝撃ランキングTOP27-21

 

27位：チュ・ジフン

 

ソ・ミンジェさんは2022年8月、元恋人であるナム・テヒョンさんと共に約0.5gの薬物（ヒロポン）を購入し、自宅で投薬した疑いにより逮捕されました。

使用した薬物はオンラインを通じて入手したことが判明しています。

ナム・テヒョンさんは以前から薬物使用が疑われていたそうですが、ソ・ミンジェさんは今回が初犯だったとのことです。

26位：チュ・ジフン

 

2009年5月、チュ・ジフンさんは知人女優宅で合成麻薬のエクスタシーやケタミンなどを投薬した容疑で逮捕されました。

同年6月には、ソウル中央地裁より懲役6ヶ月、執行猶予1年、社会奉仕120時間、追徴金約2万7000円（36万ウォン）の判決が下りました。

その後兵役もあったことから芸能活動は休止していましたが、2012年に映画「私は王である!」で復帰を果たしています。

 

25位：ハ・ジョンウ

 

俳優のハ・ジョンウさんは、2021年に麻酔薬プロポフォールの違法投与により逮捕されています。

公判では起訴事実をすべて認め、罰金約100万円（1000万ウォン）が求刑されました。
プロポフォールは韓国で向精神薬として指定されているものですが、今回は治療以外の目的で投与していたため罪に問われる結果となりました。

 

24位：B.I（ビーアイ）

 

元iKONのメンバーで歌手のB.Iさんは、2019年に麻薬使用の疑いで逮捕されています。調査により大麻やLSDを購入し、その一部を使用したことが判明。その後、麻薬類管理に関する法律違反容疑で懲役3年、執行猶予4年の判決が下りました。

このことにより、当時所属していたYGエンターテインメントとの専属契約が解除され、所属グループからも脱退することとなりました。

現在は自身でレーベルを設立し、歌手としての活動を再開しています。

 

23位：パク・ユチョン

 

2019年4月、歌手・俳優のパク・ユチョンさんが麻薬使用の容疑により逮捕されました。

当時容疑を強く否認していたパク・ユチョンさんですが、元交際相手のファン・ハナさんと3回にわたり覚せい剤1.5グラムを使用したこと、また薬物販売者のものと思われる口座に数十万ウォンを振り込んだことが判明。

同年7月の裁判では、懲役10ヶ月、保護観察付き執行猶予2年（求刑懲役1年6月）の有罪判決となりました。

 

22位：チョン・イルフン

 

2021年6月、大麻を複数回使用したとして歌手のチョン・イルフンさんが逮捕されました。2016年～2019年にかけて、計161回薬物を使用しており、懲役2年、追徴金約約1300万円（1億3300万ウォン）の判決が言い渡されました。

チョン・イルフンさんは書類送検された年にグループを脱退しています。

 

 

21位：イ・サンボ

 

2022年9月、俳優のイ・サンボさんが麻薬使用の疑いで逮捕されました。

”薬に酔ったかのように見える男性が街を走り回っている”という情報を受けて逮捕に至り、その後の麻薬検査で陽性反応がでたようです。

しかしイ・サンボさん自身は容疑を否定しており、うつ病の薬物を服用して起きたことであると釈明しました。

警察は引き続き、薬物成分や使用ルートなどについて調査をしていくとのことです。

 

違法薬物で逮捕された韓国芸能人の衝撃ランキングTOP20-16

 

20位：ドン・スパイク

 

ドン・スパイクさんは、2021年末からにわたって約490万円（4500万ウォン）相当の覚せい剤を購入し、14回使用したとして逮捕されました。

他人にも覚せい剤や合成麻薬MSMA（エクスタシー）を渡していたことが判明し、このことでも罪に問われています。

これにより懲役3年、執行猶予5年の判決が下り、さらに追徴金約3985万ウォンの支払い、保護観察、社会奉仕120時間、薬物中毒治療の講義80時間の受講が命じられました。

 

19位：ナム・テヒョン

 

バンド「South Club」のナム・テヒョンさんが、ヒロポンを投薬した疑いで2023年に逮捕されました。2022年にはすでに疑惑が掛かっていたようで、一緒に投薬していたとされるタレントのソ・ミンジェさんも一緒に逮捕されています。

ナム・テヒョンさんは現在、民間薬物中毒治療リハビリセンターで治療を受けているそうです。

 

18位：ユ・アイン

 

2023年10月、俳優のユ・アインさんが大麻吸引および教唆、証拠隠滅教唆、医療法違反、詐欺などの罪で逮捕されたことがわかりました。

検察によれば、美容施術をのためという口実で、2020年9月～22年3月にかけて麻酔を常習的に投薬（計181回）。また2021年5月～2022年8月にかけては、他人名義で2種類の睡眠薬を約1100錠も購入したことが判明しています。

さらに2023年1月、共犯の知人ら4人と米国で大麻を吸引し、同行者にも吸引を勧めたことで罪に問われました。

 

17位：G-DRAGON

 

2023年10月、違法薬物を使用した疑いでBIGBANGのG－DRAGON（ジードラゴン）さんを立件しました。

採尿などの簡易鑑定では陰性となりましたが、その後髪の毛を除いた全身のほとんどを脱毛して取り調べに臨んでいたことから、証拠隠滅を図った可能性が疑われているようです。

この件に関してYGエンターテインメントは「公式対応は難しい」とコメントしています。

 

16位：イ・ソンギュン

 

2023年11月、俳優のイ・ソンギュンさんが知り合いの風俗店室長にだまされ、麻薬であることを知らずに薬物を使用したことが判明しました。

その後の簡易試薬と精密検査では「陰性」判定となり逮捕はされていませんが、まだ捜査は続いているとのことです。

 

違法薬物で逮捕された韓国芸能人の衝撃ランキングTOP15-11

 

15位：PSY （サイ）

 

 

「江南スタイル」で世界的な大ヒットをしたヒップホップアーティスト・PSY （サイ）さん。

 

まだデビューして間もない2001年の年末、大麻を使用した疑いで逮捕されたことがあります。

 

PSYさんは、同年9月から数回に渡って、友人の作曲家の自宅や自身の車の中で常習的に大麻を吸引していました。

 

PSYさんがまだ若く初犯である点を考慮して、罰金500万ウォンの罰金刑で済みましたが、しばらくは芸能活動を自粛せざるを得ませんでした。

 

 

 

 

 

14位：エイミー　

 

 

両親は韓国人ですが生まれはアメリカで、成人したエイミーさんは米国籍を選択するものの、やがて韓国に移り、「在外同胞」資格で滞在しながら芸能人として活動を始めました。

 

2012年10月、エイミーさんはソウル・江南区のネイルショップで、精神刺激薬であるプロポフォールを投薬した容疑で拘束起訴されました。

 

裁判所はエイミーさんに対し、懲役8ヶ月・執行猶予2年を宣告。さらに40時間の社会奉仕と24時間の薬物治療受講を命じました。

 

さらに2013年、執行猶予期間中に違法薬物ゾルピデムを服用した疑いで在宅起訴され、裁判所は罰金500万ウォンと追徴金1万8060ウォンを宣告。

 

その後、エイミーさんには強制出国命令処分が下されました。

 

 

13位：桂銀淑

 

 

かつて日本でも活躍していた桂銀淑さん。2007年には日本で覚醒剤所持の疑いで懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の宣告を受け、国外退去処分となっていました。

 

そして、2015年11月、覚醒剤使用と2件の詐欺容疑で、懲役1年6ヶ月と罰金80万ウォンが宣告されました。

 

 

12位：キ・ジュボン

 

 

俳優キ・ジュボンさんは、1991年にも大麻吸引の疑いで執行猶予判決を宣告されていたにもかかわらず、2016年12月、知人にもらった大麻を吸引した疑いで逮捕されました。

 

2018年8月23日、裁判所はキ・ジュボンさんに懲役10ヶ月、執行猶予2年を言い渡し、保護観察と12000ウォンの追徴金を命じました。

 

 

11位：アイアン（IRON）

 

 

有名ラッパーのアイアンさんは、2014年12月から2015年3月までに大麻を3回に渡って吸引した疑いで逮捕、在宅起訴されています。

 

さらに2016年には、当時交際していた恋人に対する傷害および脅迫容疑で懲役8ヶ月、執行猶予2年を宣告されており、芸能界復帰は難しいと言われています。

 

 

 

 

違法薬物で逮捕された韓国芸能人の衝撃ランキングTOP10-6

 

10位：E-Sens

 

 

 

ラッパーのE-Sensさんは、2012年、大麻吸引の疑いで懲役1年2ヶ月、執行猶予2年、160時間の社会奉仕、40時間の薬物治療講義受講、追徴金213万3500ウォンの判決を受けていました。

 

しかし、2014年9月から2015年3月にかけてソウル麻浦区の駐車場及び自宅で、3回に渡って大麻を吸引した疑いで再び逮捕されています。

 

これにより2015年7月22日、裁判所は懲役1年6ヶ月の実刑判決を言い渡しました。

 

 

9位：KUSH

 

 

ラッパー兼作曲家のKUSHさんは、2017年12月12日、ソウル瑞草区方背洞にある無人宅配ロッカーから約1gのコカインを持ち去ろうとしたところを、潜伏していた警察に逮捕されました。

 

KUSHさんは警察の取り調べで、「SNSを通じて売人と連絡を取って取引し、2回吸引した。うつ病を患っていて、投薬することになった」と容疑を認め、その後、書類送検されました。

 

 

8位：C Jamm

 

 

ラッパーのC Jammさんは、2017年2月～2018年4月まで、同居していた芸能人志望生コ氏にお金を渡し、10回に渡り1650万ウォン相当の大麻112gを購入させた疑いで逮捕されました。

 

裁判所は、懲役1年6ヶ月執行猶予2年を宣告し、保護観察と社会奉仕80時間、薬物治療講義40時間などを命じました。

 

 

7位：チャ・ジュヒョク

 

 

かつてアイドルグループ「男女共学」のヨルヒョルガンホとして活動していた、俳優チャ・ジュヒョクさん。

 

2016年3月、知人からタバコの紙で巻いてる大麻を無償で提供され、瑞草洞のマンション地下駐車場に停車していた自身の車の中で吸引した疑いで逮捕されました。

 

2016年8月、向精神性医薬品であるケタミンをカバンに隠してカナダに入国しようするも、現地空港で摘発され入局拒否に…。

 

2016年10月には、酒に酔った状態で車を運転し歩行者3人に突っ込んで負傷させました。この件で、検察はチャ・ジュヒョクさんに対し懲役4年と追徴金200万ウォンを求刑していました。

 

さらに、2017年4月には、オランダ・アムステルダムで大麻とエクスタシーを使用した疑いで追加起訴されていました。

 

最終的にチャ・ジュヒョクさんには、2017年9月28日、懲役1年6ヶ月の実刑が確定しています。

 

 

6位：チェ・チャンヨプ　

 

 

俳優チェ・チャンヨプさんは、2016年3月から9月までの間に、ソウル鐘路区のモーテルなどで1回に0.03gずつ、5回もヒロポンを投薬した疑いで逮捕されました。

 

これに対し裁判所は、2017年1月11日、チェ・チャンヨプさんが反省文を通じて深く反省している点、及び、初犯であることを考慮して、懲役10ヶ月、執行猶予2年を宣告しました。

 

 

 

違法薬物で逮捕された韓国芸能人の衝撃ランキングTOP5-1

 

5位：キム・ソンミン　

 

 

 

俳優のキム・ソンミンさんは、2011年、フィリピンからヒロポンを密輸して投薬。さらに大麻吸引の容疑で逮捕され、懲役2年6ヶ月、執行猶予4年の判決が言い渡されていました。

 

2014年11月24日にも、クイックサービスを利用してヒロポンを受け取り、自宅近くのモーテルで投薬した容疑の他、2015年3月11日には、自宅で麻薬使用の容疑で逮捕されました。

 

結局キム・ソンミンさんには、2015年9月2日に、懲役10ヶ月追徴金70万ウォンの実刑判決が下されています。

 

 

 

 

4位：チョン・ソグォン

 

 

歌手ペク・チヨンさんの夫で、俳優のチョン・ソグォンさん。

 

2018年2月初旬、オーストラリアのメルボルンにあるクラブのトイレで、外国人たちと共にメタンフェタミンとコカインを投薬した容疑で緊急逮捕されました。

 

裁判所は、好奇心による一過性の行為とした上で、チョン・ソグォンさんが犯行を深く反省していること、初犯であることを考慮して、懲役10ヶ月、執行猶予2年を宣告しました。

 

 

 

 

3位：ハン・ジュワン

 

 

俳優のハン・ジュワンさんは2017年1月27日、チャットアプリを通じて知り合った大麻販売者から大麻10gを購入。同日午後11時頃、ソウル市内の自宅で吸引した容疑で逮捕されました。

 

ちなみに大麻購入の決済を、最近話題のビットコインで行ったことも話題になりました。

 

裁判所はハン・ジュワンさんに対し、懲役8ヶ月、執行猶予2年を宣告。さらに40時間の薬物治療講義の受講と、320万ウォンの追徴金も命じました。

 

 

 

2位：ハン・ソヒ

 

 

「BIGBANG」のT.O.Pさんが大麻吸引容疑で逮捕された際、当初マスコミは「T.O.Pさんの自宅で、芸能界デビューを目指す“女性練習生Aさん”と大麻を吸引した疑い」と報じていました。

 

後に、その“女性練習生Aさん”が、このハン・ソヒさんであることが判明します。

 

ですが、そもそもハン・ソヒさんが2017年3月に麻薬所持で逮捕されたことがきっかけで、捜査線上にT.O.Pさんが浮上し、毛髪検査が行われて犯行が明るみに出た…という経緯のようです。

 

結局、一審で懲役3年執行猶予4年、保護観察120時間、追徴金87万ウォンが宣告されました。

 

ハン・ソヒさんは一時はこれを不服として控訴したのですが、その後控訴を取り下げ、刑が確定しています。

 

ハン・ソヒさんは大麻の吸煙回数が多いこと、また他の薬物にも手を出していたことなどから、T.O.Pさんよりも重い判決が下されています。

 

 

1位：T.O.Pさん（BIGBANG）

 

 

 

やはり逮捕の衝撃度で言えば、韓流ボーカルグループのトップスターであるBIGBANGのメンバーT.O.Pさんの右に出る人はいないでしょう。堂々の第1位って感じですね。

 

BIGBANGのT.O.Pさんは、2016年10月9日～14日の間に、ソウル龍山区の自宅で、歌手練習生ハン・ソヒさんと一緒に、4回に渡って大麻を吸引した疑いで逮捕されました。

 

そもそもT.O.Pさんは、同年2月に兵役のために芸能活動を一時中断していました。ただ、T.O.Pさんが大麻を吸っていたのは兵役前のことだったそうです。

 

裁判所は2017年7月20日、T.O.Pさんに懲役10ヶ月、執行猶予2年、追徴金1万2千ウォンを宣告しています。

 

出典：https://www.huffingtonpost.jp/

 

 

 

 

違法薬物で逮捕された韓国芸能人の衝撃ランキングTOP15についてのまとめ

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

これまでに違法薬物の所持や使用の容疑で逮捕された韓国の芸能人を、逮捕の衝撃度によるランキング形式でまとめてみました。

 

1度目の失敗で猛省し、その後は薬物を完全に断ちきり、立派に復活を遂げている人がいる一方、何度も薬物に手を染め、逮捕・拘留を繰り返し、破滅の道を突き進んでいる人もいました。

 

あらためて薬物の恐ろしさを垣間見た思いです。また、今後はしっかりと更生し、再び活躍してくれることを願うばかりです。