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故・金正日総書記の時代に報じられて一躍話題になった北朝鮮の美女軍団の「喜び組」ですが、その接待内容が過激で卑猥だと注目を集めています。
今回は北朝鮮の美女軍団結成の経緯、接待の真実を詳しくまとめてみました。
北朝鮮の美女軍団が韓国人男性を虜に
平昌冬季五輪で注目を集めた赤いコートの美女軍団
2018年の平昌冬季五輪では、北朝鮮の美女軍団280人と三池淵楽団114人の計394人が、お揃いの赤いコートを着て黒いファーを巻き登場し、多くの韓国人男性の心を鷲掴みにしていました。
整形美女を除き、美人が少ないとされる韓国では、ナチュラル美人の多い北朝鮮女性をアイドル視しており、美女軍団で席巻し存在感を示すという金正恩の思惑は見事に成功しました。
韓国人男性が北朝鮮の美女軍団に熱狂的な視線を送る理由の1つとして、「喜び組」の存在があります。
北朝鮮の最高指導者である金正恩や上級幹部を相手に、夜な夜なスケベな接待パーティーが開かれているところを想像しては楽しんでいるようです。
北朝鮮の美女軍団「喜び組」とは
故・金正日総書記時代に創立された「喜び組」
「喜び組」は、故・金日成国家主席の時代にナンバー2だった故・金正日総書記が「喜びを与え、休息を確保する」目的で結成した組織で、本当の名称を「木蘭組」と呼びました。
そして、その始まりは、芸術に関心が深かった金正日総書記に気に入られたい党幹部たちが、北朝鮮で最高レベルの女性を集め、「万寿台芸術団」を接待係として結成しました。
金正日総書記の夫人で金正恩労働党委員長の母親の高英姫もこの「万寿台芸術団」に所属していました。
「喜び組とは金正日総書記の時代に作られた『木蘭組』のことであり、高級幹部の夜の相手をする組織です。韓国ではこの組織が正日亡き後も存在すると信じられているのです。ちなみに『木蘭組』は上級成分(身分)出身の18歳から25歳までの美人で、かつバージンでなければなりません。そして木蘭組は、歌や踊りを習得し、パーティーを華やかに演出する『歌踊組』、マッサージで高級幹部を慰労する『幸福組』、そして性的サービスを担当する『満足組』の3つに分けられていました」
朝鮮人の性的な接待というと、韓国芸能界で蔓延しているという「性上納」が連想され、女性は強制されて嫌々行うイメージですが、北朝鮮の「喜び組」は女性にとっても喜びのようです。
1995年に北朝鮮から脱北して韓国に亡命した、元「喜び組」の申英姫さんが出版した著書『私は金正日の「踊り子」だった』の中で、そのことを綴っています。
パーティーへの参加初日に申は、金正日に直接酌をする機会を得る。そのときの「感動」をこう記した。「指導者同志にお酒をお注ぎして、あの方から直接褒めてもらえるなんて…。まるで夢をみているような気分だった。心臓の鼓動が聞こえるようだった」
踊り子たちは、パーティーに参加できること自体を光栄と思っていたという。「金正日をはじめ最高幹部たちと一緒に過ごせる事実に感激し、それが一つの大きな自負心をもたらした」と申は振り返る。
故・金正日総書記は、2011年12月17日に列車の中で暗殺されたと見られており、死去後に最高指導者の座が金正恩に移ってからは「喜び組」という言葉は聞かれなくなりました。
北朝鮮の美女軍団「喜び組」は金正恩に引き継がれていた
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