金正恩氏は北朝鮮の第3代最高指導者で、父である金正日総書記の地位を継承し北朝鮮の実権を握る人物として世界から注目されています。
今回は金正恩氏のプロフィールや家系図、父・母・兄弟・妹など家族をまとめました。
金正恩のプロフィール
名前:金正恩
生年月日:不明
出身地:北朝鮮
概要:北朝鮮の第3代最高指導者。父である金正日氏の地位を継ぎ、最高指導者に就任した。
金正恩氏は北朝鮮の第3代最高指導者。北朝鮮のトップとして日本を含め、世界各国で注目されています。
第2代最高指導者を務めた金正日総書記の三男であるのが金正恩氏です。父である金正日氏の死後、現在の地位を継承しています。
現在、金正恩氏が務めている役職はさまざま。例えば、朝鮮労働党委員長や朝鮮民主主義人民共和国国務委員長、朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員など、多岐にわたります。
北朝鮮の最高指導者であるため、党内序列は第1位です。発展途上国である北朝鮮のシンボルとして注目を集めています。
過去には母子ともに北朝鮮の元山市で生活していたことも。それは祖父の金日成氏が両親の結婚を認めなかったことが理由です。
金正恩氏は幼少期に日本文化に囲まれた生活を送っていたそうで、特に専属の料理人を務めていた藤本健二氏が作った寿司が大好物だったそうです。また、東京タワーにも興味があったそう。
1996年9月にスイス・ベルンの国際学校に留学した金正恩さん。当時は「パク・ウン」という偽名で授業に参加していたことが知られています。
国際学校に入学した金正恩氏でしたが、結局は隣接する公立小学校で学ぶことに。国際学校に在籍していた期間は数ヶ月ほどと予想されています。
2000年8月にスイスから祖国である北朝鮮に帰国。通っていた学校の夏季休暇が終わると同時に帰国しています。
金正恩氏はさまざま国の言語を話すことができるようです。現在、予想されているのは英語や中国語、ロシア語、ドイツ語などです。
2011年12月17日に父である金正日氏が死亡。同月の12月29日に開催された金正日中央追悼大会にて金正恩氏の権力継承が正式に宣言されました。
父である金正日氏の跡を継ぐことが予想されていましたが、結局就任はせず、総書記と国防委員長は両職とも廃止になっています。
金正恩の家系図を紹介
上の画像が金正恩氏の家系図です。
北朝鮮第2代最高指導者を務めた金正日夫妻の三男として生まれたのが金正恩氏です。
長男は金正男氏です。現・最高指導者の金正恩氏とは異母兄弟と言われています。次男は金正哲氏です。長男の金正男氏とは異なり、母親が同じの実兄となります。
金正日氏の四女であり、金正恩氏の実妹でもあるのが金与正氏です。現在は同党中央委員会宣伝扇動部第1副部長などの役職を務めています。
金正恩の家族① 兄弟・金正男
家系図の通り、金正恩氏には4人兄弟であることが確認されていますが、長男の金正男氏は既に死亡していると言われています。
金正男氏の死亡理由は暗殺です。金正恩氏の指示の下、マレーシアで暗殺されたことが予想されています。
金正男氏は生前、北朝鮮の軍部を中心に疎まれていたそう。なぜなら、金正日氏の長男という立場でにも関わらず、政治体制を揺るがしかねないような政権批判を繰り返していたからです。
ただ、北朝鮮の一部からは人望が厚かったそうです。金正男氏は中国からも援助を受けていたようですし、金正恩氏は脅威を感じていたのではないでしょうか。
自身の今後のことを考え、芽を潰すために金正男氏の暗殺を指示したと予想されています。
金正男氏暗殺に使われたのは毒針です。一方で、どんな毒針なのかは公式に発表されていません。ただ、万年筆タイプの毒針で暗殺したのではないかと予想されているようです。
金正恩の家族② 父・金正日
金 正日(キム・ジョンイル、朝鮮語: 김정일、英語:Kim Jong-il、1941年2月16日 – 2011年12月17日)は、北朝鮮の政治家、軍人。北朝鮮を建国した金日成の長男であり父の死後、同国の事実上の最高指導者となる。
以後、死去するまで朝鮮労働党中央委員会総書記、朝鮮民主主義人民共和国国防委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官、朝鮮労働党中央軍事委員会委員長、朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員を務めた。
金正恩氏の父は金正日氏です。1994年7月8日から2011年12月17日まで、北朝鮮の第2代最高指導者を務めていました。
金正日氏は北朝鮮の創設者である金日成氏の長男です。父親の金日成氏の死後は跡を継ぎ、最高指導者の地位に就いています。
金正日氏の生年月日は1941年2月16日です。ソビエト連邦の極東地方で生まれたと予想されています。父親である金日成氏が逃亡先に選び、滞在していたのがソビエト連邦なのだそうです。
ソビエト連邦で生まれた金正日氏でしたが、幼年期に家族で朝鮮に帰国。海路で朝鮮の雄基港に上陸。その後、平壌で父の金日成氏と合流したと言われています。
1950年には妹の金敬姫氏と共に中国に滞在。これは北朝鮮軍の形勢が不利になったためです。1952年11月に父の金日成氏に指示され、北朝鮮に帰国しています。
幼年期は内気な性格だった金正日氏ですが、青少年期には社交的な性格に。パーティーやさまざま学校のイベントを主催していたと当時の同級生は語っています。
1994年7月に父である金日成氏が死去。国家元首という地位を継承することはありませんでしたが、事実上の最高指導者となっています。
1997年から2000年にかけては大規模な粛清が行われることに。自身の地位をさらに確立することが目的であると言われています。
2002年9月には日朝平壌宣言を発表。日朝首脳会談で過去に日本人13人の拉致をしたことを認め、謝罪しました。
精力的に外交活動に臨んでいた金正日氏でしたが、2011年12月17日に死去。死因は心筋梗塞であることが予想されています。
金正恩の家族③ 母・高英姫
高 英姫(コ・ヨンヒ、朝鮮語: 고영희、1952年6月26日 – 2004年8月13日[1]、満52歳没)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の人物。同国の最高指導者である金正日の愛人の一人で、金正日からは日本風に「あゆみ(아유미)」と呼ばれ、最も寵愛を受けていたとされる。金正哲・金正恩・金与正の実母である。大阪生まれの在日朝鮮人二世。
高英姫氏は、北朝鮮の第3代最高指導者である金正恩氏の実母です。その他、金正哲氏と金与正氏の母親でもあります。
北朝鮮の最高指導者を務めていた金正日氏の愛人の1人として知られていました。
生前の金正日氏からは「あゆみ」と日本風に呼ばれていたそうです。また、愛人の中では最も寵愛されていたと言われています。
実は、高英姫氏は日本の大阪生まれ。幼少期は大阪生野区鶴橋にある北鶴橋小学校に通っていたことが知られています。
大阪で暮らしていた高英姫氏でしたが、1962年に自身のルーツである北朝鮮へ。父である高太文氏の逮捕や女性トラブルが北朝鮮へ渡った理由とのこと。
これまでのトラブルを精算し、新たな環境で生活をするために移住したと言われています。
北朝鮮の平壌芸術大学を卒業した高英姫氏は、1971年に万寿台芸術団に入団。舞踊家として活躍し、喜び組の1人として接待を行っています。
その後、高英姫氏は最高指導者である金正日氏の3番目の妻に。喜び組で見初められたことがきっかけと言われています。
金正日氏の2番目の妻である成蕙琳氏が入院した後は多方面で注目を集めることに。ファーストレディーの待遇を受けていたようです。
3番目の妻として注目を集めていた高英姫氏でしたが、2004年の夏に死去。死因は乳がんであることが明かされています。夫の金正日氏は訃報を聞いた際、泣き崩れたそうです。
金正恩の家族④ 妹・金与正
金 与正[3][4](キム・ヨジョン、朝鮮語: 김여정、1988年[1] – )は、北朝鮮の政治家。朝鮮労働党中央委員会政治局員候補、同党中央委員会宣伝扇動部第1副部長。同国第2代最高指導者の金正日の四女で、同国の第3代最高指導者の金正恩の実妹。母は高英姫。現在の漢字表記が判明するまでは、金予正[5][6]、金汝貞[7]、金汝静[8]とも表記された。
金正恩氏の妹として注目を集めているのが金与正氏です。一部では「かわいい」とも囁かれている彼女ですが、結婚はしているのでしょうか。子供の有無についても調べてみました。
結婚済みで子供もいる
金与正氏は既に結婚をしているそうです。
相手は中堅幹部の息子で2歳年上の男性とのこと。身長は180cm代でスタイル抜群、おまけにイケメンなのだとか。
気になる子供ですが、2018年2月に第二子を妊娠しているというニュースが報道されました。第一子は2015年に出産済みとのこと。ただ、子供の性別までは判明していないようです。
金正恩の家族についてのまとめ
・金正恩の兄「金正男」はマレーシアで暗殺された
・金正恩の父「金正日」は2011年12月に心筋梗塞で死去している
・金正恩の母「高英姫」は金正日の3人目の妻で2004年の夏に死去している
・金正恩の妹「金与正」は結婚して子どもがいる
北朝鮮の最高指導者・金正恩氏の家系図や父・母・兄弟・妹などについて紹介しました。
金正恩氏の家族のことがよく分かりましたね。今後の動向に注目が集まっています。
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