栃木県那須町の夫婦死体損壊事件で逮捕された姜光紀(カン・グァンギ)の生い立ちと現在が話題になっています。両親や家族など実家の情報、横浜隼人高校出身の噂、イケメンホストの過去、滞在していた大和市のホテルなど、姜光紀の事件と現在についてお届けします。
姜光紀の事件:宝島夫婦殺害容疑
出典:https://www.fnn.jp/
名前:姜光紀(カン・グァンギ)
生年月日:不明
年齢:20歳(2024年6月時点)
国籍:韓国
出身地:神奈川県大和市
姜光紀(カン・グァンギ)は、2024年4月に栃木県那須町の河川敷で夫婦の遺体が焼けた状態で見つかった死体損壊事件の容疑者です。
被害者は東京・上野で飲食店など十数店舗を経営する宝島龍太郎、妻の宝島幸子の二人で、姜光紀は元俳優の若山耀人と共に実行犯の疑いで逮捕されました。
姜光紀と若山耀人は二人で夫婦の遺体を東京から栃木まで運び、ガソリンをかけて火をつけ、死体を焼損させたとみられています。
また、2024年5月には両容疑者が殺人容疑でも再逮捕されました。
2024年4月15日深夜から16日未明にかけて、他4人と共謀して夫婦を東京都品川区の空き家ガレージで首を絞めるなどして殺害し、計500万円の報酬を得たとされています。
#めざまし8ニュース
— めざまし8 (@cx_meza8) May 21, 2024
那須町夫婦遺体遺棄事件で“実行役”とされる若山耀人容疑者・姜光紀容疑者が宝島さん夫婦の殺害を認めていたことがわかり、21日殺人容疑で再逮捕される方針。
2人は宝島さん夫婦の殺害依頼を受けた際「やる」「やります」と答えたということです。
動画⬇️https://t.co/6WUd0WMHpj pic.twitter.com/FfMMJVWbnk
https://platform.twitter.com/widgets.js
これまでに姜光紀・若山耀人の他、被害者夫婦の長女の内縁の夫である関根誠端を首謀役の疑いで逮捕し、指示役だった職業不詳の佐々木光、仲介役だった建設業の平山綾拳らを殺人容疑で再逮捕しました。
報酬として計500万円を受け取った姜光紀・若山耀人両容疑者は、事件後に大阪で行動を共にし、飲食店などで豪遊する姿をSNSにアップしていました。
逮捕時の所持金は姜光紀が約12万円、若山耀人が約1万円で、報酬の大半を短期間で使ったものと思われます。
逮捕された姜光紀は「やらなかったら何をされるかわからない、怖くなって引き受けた」と供述しており、容疑を認めていることが伝えられています。
ここでは姜光紀の生い立ちや現在についてまとめました。
両親や家族など実家の情報、横浜隼人高校出身の噂、イケメンホストの過去、滞在していた大和市のホテルなど、殺人事件に関わった姜光紀の過去から現在までをお届けします。
姜光紀の生い立ち
出典:https://www.fnn.jp/
まずは姜光紀の生い立ちについて見ていきましょう。
姜光紀は韓国籍の在日韓国人で、神奈川県大和市出身であり、日本生まれ日本育ちの特別永住者です。
姜光紀の生い立ち:少年時代は明るくて優しい子だった
姜光紀は小学校時代、運動神経抜群でリーダーシップのある目立つ存在だったようで、地元の少年野球チームで活躍するスポーツマンでもありました。
近所に住んでいたという知人は「道で会えば目を見て元気よく挨拶してくれるいい子でした」と証言しており、少年時代の姜光紀は近所でも評判のいい子だったと言われています。
当時の姜光紀の性格がわかるエピソードとして、学校で同級生の男子が休み時間に怪我をして救急車を呼んだ時、救急車に乗って病院へ向かう友達に向かって、姜光紀が校舎の窓から心配して名前を呼び続けていたというエピソードが残されています。
事件後に取材に応じた小学校の同級生も「元気で優しい子だった」と答えており、明るい性格で友達が多く、同級生の人気者だったことが窺えます。
姜光紀の生い立ち:高校卒業後から派手に遊ぶように
姜光紀は小学校卒業後、神奈川県内で野球の強豪校として知られる私立の中高一貫校に進学しました。
中学でも野球を続けていたようですが、高校では野球部に所属せず、その頃から少しずつ生活態度に変化が現れていったといいます。
19歳になると地元の繁華街に入り浸り、20歳と偽ってガールズバーなどに出入りするようになりました。
その後若山耀人らと出会い、渋谷のクラブを拠点に夜遊びをするようになったといいます。
姜光紀の実家と家族(両親)
出典:https://www.kanaloco.jp/
姜光紀の実家や家族について見ていきましょう。
姜光紀は神奈川県大和市出身で日本生まれ日本育ちであるものの、韓国籍の在日韓国人です。
そのため両親も韓国籍であることが窺えますが、姜光紀の家族や両親に関する情報は明らかになっていません。
殺人事件の容疑者として注目を浴びている姜光紀ですが、家族や両親は一般人という事でプライバシーが守られているようです。
姜光紀の実家は神奈川県大和市
姜光紀の実家は神奈川県大和市にあります。
実家が金持ちという噂がありますが、これは姜光紀の少年時代を知る知人が「高校時代にタクシー通学をしていた」「友達によく食事を奢っていた」と語っているためで、高校時代から羽振りがよかったことが実家のお金持ち説に繋がっているようです。
しかし実家の家業や両親の職業などは明かされていないため、姜光紀がどんな家庭環境で育ったかは不明でした。
姜光紀の出身高校は横浜隼人?
出典:https://www.minkou.jp/
姜光紀の出身高校は、神奈川県横浜市にある私立高校「横浜隼人高校」と噂されています。
小学校卒業後に神奈川県内の野球の強豪校として知られる私立の中高一貫校に進学したことが判明しており、甲子園出場実績のある横浜隼人高校が一致します。
また、メディアで報じられた姜光紀の卒業アルバムの写真が、横浜隼人高校の制服と同じです。
出典:https://bunshun.jp/
さらに、2022年3月に横浜隼人高校吹奏楽部が定期演奏会を行なった際、「姜光紀」の名前で応援メッセージを送っていた記録があります。
姜光紀という名前は珍しいので、このメッセージの送り主が姜光紀本人である可能性は極めて高いと思われます。
出典:https://teket.jp/
これらの情報から、姜光紀の出身高校は横浜隼人高校の可能性が高いと言われています。
高校時代の姜光紀のエピソード
姜光紀は小学生の時に野球を始め、中学校時代も軟式野球部に所属していました。
しかし高校では野球を続けなかったことがわかっています。
今回の事件でメディアの取材に応じた高校の同級生によると、高校時代の姜光紀はいつも明るい印象で、人前に立つことが多かったと語られています。
学力的にはそこまで高くないクラスだったものの、授業には積極的に参加し、総合学習の授業ではクラスの代表として学習成果をまとめたプレゼンテーションをしたこともあったそうです。
集合写真を撮る時は常に真ん中にいるような目立つ存在で、小学校時代から持っていたリーダーシップや明るい性格は高校時代も健在でした。
その一方で、学校側が校則で禁じていたタクシー通学を頻繁にしていたようで、通学時に同級生をタクシーに乗らないかと誘うことが多々あったこともわかっています。
友人に食事を奢ることも多く、高校の同級生は姜光紀のことを「金持ちだ」と言っていたことが明かされました。
高校生の時からヤンチャな雰囲気を持ち、いわゆる陽キャとして高校時代を謳歌していたようですが、それでも法に触れることやモラルのないことをするような人物ではなかったといいます。
高校卒業後に生活に変化が?
高校時代はクラスの中心人物として過ごしていた姜光紀。
そんな姜光紀が変化したのは高校卒業後だと言われています。
19歳になった頃から頻繁に地元の繁華街で夜遊びをするようになり、10代にも関わらず20歳と偽ってガールズバーなどに出入りするようになりました。
20歳になる頃には渋谷のクラブを拠点に夜遊びするのが日課となり、若山耀人らと共に派手な遊び方をするようになったそうです。
姜光紀は元イケメンホスト
出典:https://www.fmkorea.com/
姜光紀はイケメンと呼ばれる部類で、そのビジュアルを活かしてホストとして働いていたことがあります。
2023年4月頃に東京・歌舞伎町でホストとして働き始めたと言われていますが、姜光紀がどのホストクラブで働いていたかは明らかになっていません。
小学校時代から高校時代までの姜光紀は明るくて社交的でリーダーシップのある人物だったので、イケメンな容姿を活かしてホストとして活躍するのも頷けます。
姜光紀を見かけたことがある女性は、「サラサラ黒髪のイケメンだったから覚えています。トークはそれほど達者ではなかったですが、テキーラを楽しそうに飲んでいました」と語っており、パッと見ただけでも派手なイケメンだったことがわかりました。
2023年末頃にホストを辞めた
イケメンな容姿を武器にホストとして働き始めた姜光紀ですが、どうやらホストという職業が合わなかったようで、2023年末頃にはホストを辞めたことがわかっています。
ホストを始めた頃から姜光紀は地元の友人に対し「めっちゃ寝不足」「クラブで遊び過ぎてヤバい」「今月は使い過ぎて金がない」と話すようになり、その後2023年末頃に「ホストはつまらなすぎて辞めた」と話したことが明かされています。
その後の仕事に関しては地元の友人も知らなかったようで、「その後どんな仕事をしていたかは分かりません」という証言が報じられていました。
姜光紀が滞在した大和市のホテル
出典:https://www.city.yamato.lg.jp/
姜光紀は栃木県那須町の死体損壊事件の後、報酬として500万円を受け取り、もう一人の実行役だった若山耀人と共に大阪に滞在していました。
大阪で報酬のほとんどを使い果たし、その後二人は別れ、若山耀人は千葉県の知人宅、姜光紀は実家のある神奈川県大和市に戻りました。
しかし姜光紀が逮捕された場所は実家ではなく大和市のホテルです。
姜光紀は事件後に実家には戻らず、3人の女性を伴ってホテルに泊まっていました。
姜光紀が滞在していた大和市のホテルはどこ?
姜光紀が滞在していた神奈川県大和市のホテルは公表されていません。
駅前には「東横INN大和駅前」「アークホテル大和」「大和第一ホテル」「東横INN南町田」「アパホテル」など多数のホテルがあるので、いずれかのホテルに潜伏していた可能性が高いです。
姜光紀が大和市のホテルで逮捕された経緯
姜光紀は栃木県那須町の死体損壊事件後、同じく実行犯として逮捕された若山耀人と共に大阪に潜伏していました。
しかし大阪の潜伏先で撮影したピースサインの写真をSNSに投稿したことで居場所が特定され、捜査本部が足取りを捜査したことで、神奈川県大和市のホテルで逮捕するに至りました。
姜光紀が逮捕されたのは2024年4月30日午後。
神奈川県大和市のホテルから姜光紀と3人の女性が出てきたところを逮捕されています。
取り巻きの女性は1人が姜光紀の彼女で、3人はいずれも事件とは関係がない人物であることが伝えられています。
姜光紀の現在
出典:https://www.youtube.com/
姜光紀は現在、栃木県那須町の夫婦死体損壊事件の実行犯として逮捕されています。
当初は姜光紀と若山耀人を死体損壊容疑で逮捕し、その後、夫婦を実際に殺害した実行犯として殺人容疑でも再逮捕されました。
再逮捕の殺人事件に関しては、2024年4月15日午後11時50分から16日午前1時半頃、東京都品川区の空き家ガレージにて、被害者である宝島龍太郎・幸子夫妻の首を絞めて殺害した容疑がかけられています。
当初の依頼では死体を車で運ぶというものでしたが、数日後に殺害して運ぶという依頼に変わり、指示役や仲介役からの指示で姜光紀が実際に夫妻を殺害したものとみられています。
現在も捜査が続けられており、姜光紀は「事件後に報酬500万円を受け取り、うち250万円をもう1人に渡した」と供述。報酬を得るために事件に関わったことを認めています。
しかし捜査当初は調べに応じていた姜光紀ですが、殺人容疑で再逮捕された現在は黙秘しているという報道も出てきました。
今後姜光紀が関わった事件の真相が明らかになる時はくるのか、今後の捜査の進展にも注目が集まります。
まとめ
栃木県那須町の死体損壊事件で逮捕された姜光紀の生い立ちから現在までをお届けしました。
今後の捜査の進展や、容疑者達の裁判の結果も引き続きチェックしていきたいですね。