無免許事故など不祥事で雲隠れしていた元東京都議会議員の木下富美子ですが、韓国人疑惑も話題です。
今回は木下富美子の生い立ちなど若い頃からの経歴、実家、家族(父親・母親)、結婚・離婚歴と旦那や娘、韓国人の噂を紹介します。
この記事の目次
木下富美子のプロフィール
出典:https://www.sankei.com/
名前:木下 富美子(きのした ふみこ)
生年月日:1966年10月13日
出身地:愛知県名古屋市
木下富美子は日本の政治家で、元東京都議会議員です。
選挙期間中に無免許運転で人身事故を起こしていたことが、当選後に判明。都民ファーストの会が除名処分を下しましたが、木下富美子は除名を受け入れず、議会を欠席し続けていました。
事件発覚後、一度も公の場に姿を見せていなかったものの、木下富美子には議員報酬と政務活動費の計約264万円が支払われていたことも大きな話題に。
登庁を求められ、2021年11月9日、再選後初めて登庁し議長らと面会しましたが、議員辞職の求めには応じず、異例の居座りを決め込みます。
しかしその後、小池百合子知事に辞職を促され、11月22日に辞表を提出して議員を辞職しました。
ここでは、そんな木下富美子がどのような半生を送ってきたのか、生い立ちや若い頃の情報、実家と家族、結婚や離婚歴、さらに韓国人と言われる噂と真相をお届けしていきます。
木下富美子の若い頃から現在までの経歴① 生い立ち~学生時代
まずは木下富美子の生い立ち、若い頃の情報から見ていきましょう。
木下富美子は愛知県名古屋市に生まれ、名古屋市立富士見台小学校、名古屋市立千種台中学校、名古屋市立向陽高校に進学しています。
そんな木下富美子は若い頃、松田聖子に憧れて聖子ちゃんカットにしていたことが判明しています。
高校時代の写真がFNNに報じられた他、高校の同級生の話も掲載され、木下富美子の若い頃の様子が報じられました。
出典:https://www.fnn.jp/
高校の同級生の話では、木下富美子は学校では目立たない存在でしたが、当時から語学堪能で成績優秀というイメージだったそう。
また、卒業アルバムの制作担当委員を務めるなど、学校生活を全うしていたとのことです。
高校卒業後、東京外国語大学の外国語学部スペイン科に進学した木下富美子。
1985年の大学進学を機に上京し、在学中は1年間休学してスペインに渡り、首都マドリードでスペイン語とスペイン文化を学んでいます。
また、英語の通訳案内士の資格も取得しており、高校時代に引き続き、語学力の堪能さを武器としていました。
ちなみに、現在は東京大学大学院の都市持続再生学コースに在籍中で、大学院生として都市デザイン研究室に名を連ねています。
木下富美子の若い頃から現在までの経歴② 博報堂時代
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1990年、大学を卒業した木下富美子は、広告代理店の大手・博報堂に入社しました。
入社4年目から3年間にわたり香川県高松市に赴任し、その後産休と育休を経て広報室に復帰しています。
2003年に小池百合子(当時:環境大臣)が手掛けた地球温暖化対策国民運動「クールビズ」のキャンペーンに参加し、地域のブランディングを専門とするプロジェクトを立ち上げています。
ここで政界との繋がりを得て、2012年から2年間を内閣府男女共同参画局に出向して広報の責任者を務め、女性の活躍促進政策やダイバーシティ政策の企画立案を担当しました。
また、2015年から2年間は内閣官房まち・ひと・しごと創生本部から派遣されて非常勤の北海道江差町顧問に就任しています。
こうして政界と密接に繋がった活動を行なってきた木下富美子は、ついに東京都議会議員の道へと進んだのです。
木下富美子の若い頃から現在までの経歴③ 東京都議会議員に当選するも不祥事発覚で辞職
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2017年春、都民ファーストの会は、東京都議会議員選挙の板橋区選挙区に擁立した平慶翔に続き、2人目の公認候補として木下富美子を決定しました。
都議選に立候補した木下富美子は同選挙区で得票数39,230票を集め、1位で初当選。都議会議員となったのです。
2018年9月には、都民ファーストの会東京都議団副幹事長に就任し、10月には東京都議会厚生委員会委員に就任しました。
さらに翌2019年9月には都民ファーストの会東京都議団副政調会長、2020年10月には東京都議会総務委員会委員、東京都動物愛護審議会委員や東京都中小企業対策審議会委員としても活動。
2021年7月、東京都議会議員選挙も得票数3位で再選しています。
しかし、東京都議会議員選挙中に、無免許運転で人身事故を起こしていたことが発覚。
再選後から公の場に姿を現さない日々が続き、登庁したものの議員辞職は拒否するなど、東京都議会は混迷を極めました。
その後、11月22日に辞表を提出してとうとう議員を辞職しました。辞職決意の裏には、小池百合子知事に促されたことを明かしています。
木下富美子は他にも数々の不祥事が判明している
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2021年7月の都議会選挙中、無免許運転で人身事故を起こしたことが発端となり、現在渦中の人となっている木下富美子ですが、実は不祥事はこれだけではありませんでした。
2018年から2021年の3年間で、5回の免許停止処分を受けているのです。
また、速度違反が2回、携帯電話使用が2回、信号無視が1回、一時停止無視が1回で、さらに免許停止中にオートバイを運転していたことも明らかになっています。
さらに、交通系の不祥事だけでなく、選挙中に20時以降のビラ配りを行なったり、広告を打ってはいけない時期にSNSに広告を出したりなど、公職選挙法違反をしています。
そして、前板橋区議員である故人・橋本祐幸氏の応援メッセージを捏造して無断使用したことも発覚しました。
木下富美子の実家や現在の自宅の場所
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ここからは木下富美子の実家や家族など私生活に関する情報をお届けします。
木下富美子は愛知県名古屋市に生まれ、小中高を名古屋で過ごしました。そして、大学進学を機に上京していることから、実家は名古屋市にあると思われます。
板橋区の議会議員として当選した木下富美子ですが、板橋区民ではないことも判明しています。
2021年7月に週刊誌が木下富美子の自宅を直撃取材した際、現在の自宅の場所は豊島区にあると書かれていました。
これらの情報から、木下富美子の実家の詳細は明かされていないものの、実家は現在も名古屋市にあり、自宅は豊島区にあるようです。
木下富美子の家族(父親・母親)
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木下富美子の父親・母親の存在は明らかなものの、兄弟については不明なため、家族構成は父親・母親以外に知られていません。
父親は木下恵裕という名前で、学習院大学を卒業後にトヨタ自動車の販売として働いていた経歴の持ち主です。
現在は定年退職しており、定年退職後は夫婦でアウトドアや俳句を楽しんでいると明かされています。
また、2017年に木下富美子氏が選挙に出馬した際には、事務所に現れて挨拶をしており、その時の様子が映像で残されています。
母親の詳細な情報は公表されていませんが、夫婦でアウトドアを楽しんでいるという情報があることからも、現在も存命で元気に過ごしていることがうかがえます。
木下富美子の結婚歴や離婚歴 【元旦那や娘の情報まとめ】
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木下富美子が旦那と結婚した時期や離婚時期は明らかになっていないものの、現在は旦那はいません。
娘が小学生の時にはすでに離婚し、ほとんどの時間を母娘2人で過ごしてきたようです。
そのため、シングルマザーとして娘を女手一つで育ててきました。
木下富美子は娘を育てるため仕事も懸命にこなし、学校が終わってから学童に通う娘を迎えに行き、娘を連れて再び職場に戻る生活をしていたようです。
そんな娘は、職場の同僚たちからも親戚の子供のように可愛がられていたといいます。
そのおかげで会社の人からも理解を得られ、娘に何かあった際にはすぐに帰れる環境作りを成功させました。
当時シングルマザーの自分と娘を優しく見守ってくれた人達に対して、木下富美子は「今は感謝しかありません」と語っています。
娘はすでに成人済み
木下富美子の娘はすでに成人しています。
2017年に木下富美子が政界に進出した時、小池百合子が自身のTwitterを通じて木下富美子を紹介したことがありました。
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そのTwitterには「都民ファースト板橋編 木下ふみこさん。18歳の娘さんを一人で育て上げたワーママ」と紹介されており、2017年の時点で娘の年齢が18歳だったことがわかっています。
そのため、2021年現在は22歳になっており、大学進学していれば大学卒業後の就職先も決まってくる頃ではないでしょうか。
木下富美子と娘のエピソード
母娘2人で手を取り合って生きてきた木下富美子ですが、実は母親と娘が激しくやり合い、警察沙汰になったこともあるというエピソードは、自宅近所では有名な話のようです。
元旦那と結婚している時に引越してきたという現在の自宅で、旦那との離婚後も娘と2人で暮らし、娘が高校生の時に親子喧嘩が勃発。
近所の住民によると、当時高校生だった娘が深夜に家から締め出され、母親への怒りや深夜の心細さもあってか、自分の家にめがけて石を投げ始めたといいます。
深夜に小一時間ほど響き渡る「ガシャーン、ガシャーン」という物音に、近所の住民もさすがに耐えられなくなり、警察に通報。パトカーがやってくる事態になりました。
よくある親子喧嘩の一幕とも言えるエピソードですが、母親である木下富美子が今回の無免許事故騒動を引き起こしたことで親子間にヒビが入っていないか、心配する声も寄せられています。
木下富美子の旦那、離婚時期
木下富美子は過去に旦那がおりすでに離婚していることが判明していますが、その旦那に関する情報は明かされていません。
離婚時期も詳しくは不明ですが、娘が保育園の頃は夫婦で助け合っていたという情報があるため、離婚時期は娘が保育園〜小学校に上がった頃だと言われています。
木下富美子が博報堂に入社し、子供を出産して産休が明けてからの3年間、広報室に復帰した木下富美子は「旦那や旦那の両親に助けてもらっていた」と語ったことがありました。
定時で帰れる仕事が中心だったものの残業もあったため、娘を迎えに行けない時は旦那やその両親がお迎えを代わり、周りの協力もあって恵まれたキャリアを継続できたのだといいます。
旦那との離婚理由は明かされていませんが、木下富美子がクールビズキャンペーンに参加した時期から多忙になり、激務ですれ違いが生じたことも離婚の一因だったのかもしれません。
木下富美子は自身の結婚離婚の経験を活かし、ひとり親支援にも力を入れていました。
今後、議員としての生活を再スタートするのは極めて厳しい状況ですが、ひとり親支援への尽力など良い部分を誰かが引き継いでくれることを願いたいですね。
木下富美子が在日韓国人の噂は間違いなくデマで純日本人
出典:https://tomin1st.jp/
木下富美子の気になる情報として、「韓国人ではないか?」といった噂があります。
ネット上で木下富美子について調べると、関連ワードに「韓国」というワードが現れ、木下富美子の韓国人説について語るネットユーザーも散見されます。
しかし、木下富美子の国籍は日本であり、韓国ではないことは間違いありません。
そもそも、都議会議員になるための条件が「満30歳以上の日本国民」であり、日本国籍でない場合は被選挙権を持つことができません。
そのため、木下富美子は間違いなく日本人なのです。
ただ、帰化して日本国籍を取得していれば被選挙権があるので、両親やその祖先が韓国人だという可能性は捨てきれないものの、木下富美子本人は日本国籍です。
ではなぜ、木下富美子に韓国人説が浮上したのでしょうか。
その理由は、「木下富美子」の名前に関係があるようです。
「木下(きのした)」という名字は日本におよそ18万人いる一般的な名字ですが、在日韓国人の日本での通名としても使われることが多い名字です。
そのため、名字の情報から在日韓国人説が浮上したようですが、前述した通り都議会議員となった木下富美子が日本国籍であることは間違いありません。
些細な理由から韓国人説が流れるほど、注目度が高い状況になっている木下富美子。
今後どのような活動を展開するのか、これからの動向からも目が離せません。
まとめ
木下富美子の生い立ちなど若い頃から現在までの経歴、実家と自宅の場所、家族(父親・母親)、結婚歴や離婚歴と旦那や娘、韓国人の噂と真相をお届けしました。
とうとう議員辞職した木下富美子が今後どのような道を選択するのか、都民のみならず全国民から注目が集まっています。