世界トップレベルのスキージャンプ選手として活躍する高梨沙羅ですが、韓国で「美女鳥」と呼ばれ人気を博しています。
今回は高梨沙羅の韓国での人気、韓国人説と真相、実家情報、父親・母親・兄弟など家族、旦那や子供の有無など結婚事情もお届けします。
この記事の目次
高梨沙羅のプロフィール
出典:https://the-ans.jp/
名前:高梨 沙羅(たかなし さら)
生年月日:1996年10月8日
出身地:北海道上川郡上川町
身長:152cm
北海道出身のスキージャンプ選手で、クラレのスキー部に所属する高梨沙羅。
1996年生まれの若さでソチ・平昌・北京オリンピック3大会で日本代表に選出、平昌オリンピックでは銅メダル、2013年の世界選手権では混合団体金メダル、個人銀メダルを獲得しました。
スキージャンプ・ワールドカップでは歴代最多61勝・表彰台110回の経験を持ち、女子歴代最多のシーズン個人総合優勝4回という素晴らしい実力を持つ、スキージャンプ選手です。
これらの活躍が評価され、2017年にはスキー界で最も権威ある賞の1つとされるホルメンコーレン・メダルを受賞しました。
ここでは、そんな高梨沙羅がスキージャンプ選手として名声を得るまでの生い立ち、父親・母親・兄弟など家族の情報、旦那や子供の有無など結婚事情をお届けします。
さらに、韓国で「美女鳥」と呼ばれるなど韓国で人気の理由、韓国での評価もあわせてチェックしていきましょう。
高梨沙羅が韓国で大人気の理由① ビジュアル
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高梨沙羅は、韓国で「美女鳥(ミニョセ)」と呼ばれて人気を博しています。
「美女(ミニョ)」と「鳥(セ)」を組み合わせた言葉で、鳥のように美しく飛ぶ女性という意味が込められています。
高梨沙羅はなぜ韓国で人気なのか、1つ目の理由はそのビジュアルの美しさです。
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高梨沙羅を「美女鳥」と呼び始めたのは、韓国の地元紙「スポーツソウル」。
スポーツソウルは高梨沙羅について「可愛らしいルックスと実力を兼ね備えた、日本で最も人気を誇る冬のスター」と紹介しました。
実は、身だしなみに気をつけるよう周囲からアドバイスされたことがきっかけで、高梨沙羅は20歳頃から競技の際にメイクをして臨むようになりました。
最初は人から言われたために始めたものの、メイクについて学んでいくうちに美容にハマっていったようで、資生堂がスポンサーになったことで本格的に美容を楽しむようになりました。
近年は韓国風メイクも多くなり、日本のみならず美容大国と言われる韓国でもそのビジュアルに注目が集まり、「美女鳥」と呼ばれて愛されるまでになりました。
ちなみに、メイクの仕方はものまねタレントのざわちんを参考にしているそう。
そのため、高梨沙羅のメイク方法が知りたいという方は、ざわちんのYouTubeやInstagramで韓国メイクの方法をチェックしてみてもいいかもしれませんね。
高梨沙羅が韓国で大人気の理由② スキージャンプの実力
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韓国ではビジュアル面で注目を集める高梨沙羅ですが、もちろんスキージャンプ選手としての実力の高さも評価されています。
韓国メディアは、10代前半という若い頃から世界を相手に闘ってきた高梨沙羅を「生ける伝説」と紹介しています。
また、2013年に開催された世界選手権では混合団体金メダル、個人銀メダルを獲得。
さらに韓国・平昌で開催されたオリンピックでは銅メダルを獲得し、「冬の女神」として世界的注目を集めました。
このように、1996年生まれの若さにしてすでに歴代最多記録を複数保持しており、スキージャンプ・ワールドカップでの歴代最多61勝、表彰台110回の記録は未だ破られていません。
女子歴代最多のシーズン個人総合優勝4回という功績を残し、素晴らしい実力と美しいビジュアルを兼ね備えたスキージャンプ選手として人気を博す高梨沙羅。
韓国での「美女鳥」人気が続けば、いつか韓国のコスメブランドや美容系アイテムなどの広告モデルとして活躍する未来もくるかもしれませんね。
高梨沙羅の韓国人説と真相
ネット上にて、高梨沙羅が韓国人ではないか?という声もあるようです。
【2ch】ニュー速クオリティ : 【朗報】スキージャンプの高梨沙羅さん、韓国人に変貌してしまうwwwwwhttps://t.co/4AFBKXMe4s
— ニュー速クオリティ (@news4vip2) October 28, 2019
高梨沙羅の韓国人説の根拠として、「韓国人美女のような顔立ちであること」「実家が焼肉店」であることがよく上げられています。
前者に関して、高梨沙羅の昔の顔写真を見ればわかりますが、もともと韓国人美女のような顔立ちではなく、日本人の顔立ちです。
後者に関して、これから紹介する高梨沙羅の両親や家族の情報を見ればわかりますが、両親は純日本人です。
そのため、高梨沙羅の韓国人説はデマということになります。
高梨沙羅の実家
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ここからは、高梨沙羅の実家と生い立ちを紹介します。
高梨沙羅は北海道上川郡上川町の出身で、実家が焼肉店やセブンイレブンを営んでいたことで知られています。
父親がオーナーを務めるセブンイレブンは、現在も上川町の層雲峡温泉にあります。
焼肉店「七りん」は現在は閉店しているものの、開業当時から高梨沙羅の実家の焼肉店ということでファンの間でも有名でした。
ネット上には、今も高梨沙羅の実家の焼肉店で食事をした際のレポートブログやツイートが残されています。
幼少期に食が細かった高梨沙羅のために、母親が試行錯誤して作ったニンニク入り豚の生姜焼きや、林檎や梨などの果物を隠し味にした料理などがメニューに並んでいたようです。
高梨沙羅の生い立ち
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北海道上川郡に生まれた高梨沙羅は、上川幼稚園、上川町立上川小学校を卒業したことが分かっています。
小中学生時代はバレエを習っており、2008年に北海道・旭川市民文化会館で上演された創作舞踊「ダフネ」でキューピット役を演じた経験があります。
スキーは小学生の頃から始め、小学2年生の時にはアルペン用スキーでジャンプを始めました。
趣味ではなく競技として本格的に取り組み始めたのは、地元のジャンプ少年団に入ってからです。
本格的に競技としてスキーを始めた中学生の頃、“海外遠征をした時に英語が喋れた方がいい”と考え、、高校は旭川市にあるグレースマウンテンインターナショナルスクールに進学しました。
高校進学後、少しでも早く競技に集中できる環境を整えるため、1日11時間を勉強に費やし、高校入学からわずか4ヶ月という短さで高卒認定試験に合格しました。
2014年には日本体育大学へ飛び入学し、2018年3月に大学を卒業。
現在はクラレのスキー部に所属して、プロのスキージャンプ選手として活躍しています。
高梨沙羅の家族:父親は高梨寛也
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高梨沙羅の家族構成は、父親・母親・兄・本人の4人家族で、2人兄弟の末っ子として育ちました。
まずは、高梨沙羅の父親についてお届けします。
高梨沙羅の父親・高梨寛也は、元スキージャンプの選手で、現在は高梨沙羅が所属するクラレのスキー部で監督を務めています。
父親は日本体育大学の出身で、大学時代はフィンランドにスキー留学もしていました。
長野オリンピック団体金メダルを獲得した原田雅彦選手とは、小中学時代に所属していたジャンプ少年団での先輩後輩という関係だったといいます。
高梨沙羅と父親の関係は、家族であることはもちろんですが、競技者とコーチという関係でもあります。
高梨沙羅がスキーを始めた頃から父親は自身の経験をもとにコーチとして英才教育を施し、厳しい練習を親子二人三脚で行なってきました。
実家の庭にジャンプ台を作ってフォームを矯正したり、ダイエット用の振動器具をジャンプ時の助走の揺れに見立てて滑降姿勢を鍛えたりと、さまざまな方法でトレーニングしていたそう。
そして高梨沙羅が日体大に入学した際には日体大スキー部コーチに、クラレに入社すれば同時に父親もクラレの監督に就任し、現在も世界を相手に闘う高梨沙羅を支えています。
高梨沙羅の家族:母親は高梨千景
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高梨沙羅の母親・高梨千景は、元ダンス経験者で、その経験から娘の高梨沙羅にも幼少期にバレエを習わせていました。
初めは体が硬かったという高梨沙羅ですが、バレエを始めたことで体の柔軟性やバランス感覚、足腰の強さなどが鍛えられ、スキージャンプにもバレエの経験が活かされています。
また、高梨沙羅の実家である焼肉店「七りん」の経営を行なっていたのは母親です。
食が細かった娘・高梨沙羅への愛情が垣間見えるメニューの数々は、焼肉店でも人気メニューの1つでした。
さらに、高梨沙羅がスキージャンプの大会に出場する際には、必ず母親が握ってくれたお手製のおにぎりを食べることが決まりだったといいます。
お腹が空いて脳にエネルギーがいかなくなるとジャンプのイメージも作りにくくなり、理想的なジャンプを飛べなくなるそう。
そのため、母親お手製のおにぎりでエネルギーをチャージし、万全の状態でジャンプに臨んでいたのです。
技術面で支えてくれた父親、体作りや精神面で支えてくれた母親の2人がいたからこそ、世界で活躍できる高梨沙羅が生まれたのかもしれませんね。
高梨沙羅の家族:兄弟(兄)は高梨寛太
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高梨沙羅には兄がおり、兄の高梨寛太も元スキージャンプ選手として知られています。
兄の高梨寛太も、高校時代にインターハイ優勝経験がある実力者。
2012年にはノルディックジュニア世界選手権で日本代表に選出され、2015年にはユニーバーシアードスキージャンプ団体で銀メダルを獲得しました。
明治大学経営学部を卒業後は競技から引退し、現在はTBSに入社してスポーツ部所属の社員として活躍しています。
そのため、高梨沙羅への取材を兄自ら行うことがあり、2018年にはTBSのバラエティ番組「櫻井・有吉THE夜会」では、兄が高梨沙羅を密着取材した様子が放送されました。
番組では兄が空港まで高梨沙羅を迎えに行き、好物の大福をプレゼントする微笑ましい様子も。
そして高梨沙羅に対し「彼氏はいるの?」「俺より年上はやめてね」「マスコミ苦手だよね?」と畳み掛け、選手と記者というよりも兄弟そのものの仲の良い関係が垣間見えました。
平昌オリンピックで銅メダルを獲得した際には、TBS「あさチャン!」で共演し、妹の快挙に対し「最高でした!最高の妹です」と妹の活躍を絶賛しています。
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ちなみに、高梨沙羅の名付けは兄によるものです。
高梨沙羅が生まれた時、両親が名前を考えている時にふと兄が「さらちゃん」と呟き、その響きを気に入った両親が「沙羅」の漢字をあてて命名しました。
これらのエピソードからもわかるように、高梨沙羅と兄の高梨寛太はとても仲睦まじい兄弟関係を築いています。
今後の高梨沙羅の活躍と、それに伴いTBSの番組で共演するであろう兄弟の姿も楽しみにしたいですね。
高梨沙羅の結婚歴:旦那は?子供は?
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ここからは高梨沙羅の結婚歴、旦那と子供の有無についてお届けします。
高梨沙羅は現在独身で、旦那も子供もいません。
以前、高梨沙羅が野球選手の大谷翔平と対談した際に、「30歳までに結婚したいか?」と聞かれて「No」と答えていました。
2014年のワールドカップでも、インタビューで「今は結婚したいとも思わない」と答えており、結婚願望はほとんどないことを明かしています。
高梨沙羅は1996年生まれで、2022年現在はまだ26歳という若さです。
スキージャンプ選手としても世界を相手に第一線で活躍しており、今は結婚よりも競技に集中したいと思っていることがうかがえます。
また、「身体が持つまで、自分が楽しくジャンプを跳べていられるまでは、頑張って続けたい」と語っており、まだまだスキージャンプ選手として現役で続けていくことを表明しています。
30歳までに結婚しないとなると、あと4年以上は結婚しないことになるので、しばらくは高梨沙羅の結婚報告はなさそうですし、旦那や子供の情報も聞こえてこないでしょう。
世界のトップレベルのスキージャンプ選手として現役で活躍し、日本中に感動を与えてくれる高梨沙羅の競技生活をこれからも応援していきたいですね。
まとめ
スキージャンプ選手である高梨沙羅について、韓国で大人気の理由、生い立ち、実家情報、父親・母親・兄弟など家族の経歴とエピソード、結婚歴と旦那の有無を詳しくお届けしました。
日本のみならず韓国、そして世界中の人々から人気を集めて活躍する、世界トップクラスの実力者・高梨沙羅。
北京オリンピックではスーツ規定違反で失格と悔しい思いをしたものの、五輪後に出場したワールドカップでは優勝を飾るなど、見事復活しています。これからの活躍にも注目です!