ファッション雑誌『Seventeen』や『ViVi』などの専属モデルや、女優として活躍してきた水原希子さん。
水原希子さんの韓国ハーフである国籍と本名、生い立ちや実家の家族について詳しく総まとめしましたのでご紹介します。
この記事の目次
水原希子の韓国ハーフである国籍と本名やプロフィールについて
水原希子の本名や国籍などプロフィールについて
カリスマモデル、女優として活躍する水原希子
水原希子さんは2003年にファッション雑誌『Seventeen』のオーディションに合格して専属モデルとなり、以降『ViVi』や美容雑誌『MAQUIA』の専属モデルを務めながら女優としても2009年に映画『ノルウェイの森』でスクリーンデビューしました。
プライベートではインスタグラム等を通じた”右翼的活動”で炎上騒動を起こし「お騒がせタレント」とも言われてきました。
水原希子さんについての詳しいプロフィールはこちら。
本名: オードリー・希子・ダニエル
生年月日: 1990年10月15日
出身地: アメリカ合衆国・テキサス州ダラス
国籍:アメリカ
血液型: A型
身長: 168 cm
体重: 非公開
靴のサイズ: 23.5 cm
デビュー: 2003年 –
ジャンル: ファッション
モデル内容: 一般
他の活動: 女優
事務所: LDH(2007年 – 2010年)、エイジアクロス(2010年 – 2018年)、OFFICE KIKO(2018年 – )
引用:Wikipedia – 水原希子
水原希子さんの父親がアメリカ人で、母親が韓国人であることから米韓ハーフであり、国籍はアメリカとなりますが、2歳の頃に兵庫県神戸市に移住したため育ちは日本となります。
本名は「オードリー・希子・ダニエル」ですが、”水原”は通名であり在日韓国人が好んでよく使われる苗字のようです。
( ) の中の数字は頻度です。 (数字が多い方が、頻度が高い。)
三浦 (20) 三岡 三木 (8) 三倉 (2) 三崎 (2) 三沢 三島 (2) ◎三州 李
◎三洲 (2) 水島 (3) 水田 (3) 水野 (6) 水原 (12) ◎瑞原 水町
水山 (5) ◎瑞山 (2) 三田 (3) 三谷 ◎三洗 道家 道川 道野 道本
三井 (28) 光井 (3) ◎光金 (4) 光川 ◎密川 光倉 秦 ◎密城 (3)
光田 (4) 光永 光原 ◎密原 光平 (11) 光村 光山 (43) 密山 (4) 蜜山
三富 三中 (5) 皆川 ◎咸豊 南 (39) 日本・シナ・コリア共通姓。
ちなみに韓国人には”金(キム)”姓が多いことから、”金子”は85となっています。
嫌韓ネットユーザーにとっては”水原”という通名を使って活動していることから「通名芸能人」と差別発言の対象になっています。
水原希子の生い立ちや実家の家族(父親・母親)について
水原希子の母親は在日韓国人だった
水原希子の母親は日本生まれの在日韓国人
水原希子さんの父親はアメリカ人ですが、母親は日本で生まれた在日韓国人でアメリカン・エアラインのキャビンアテンダントでした。
アメリカ人の父親は音楽と自由を愛する”ヒッピー”だったと言われており、水原希子さんもその影響を受けているように感じます。
「オードリー・ヘップバーンのような大女優になるように」という願いを込めて、父親が水原希子さんに「オードリー」という名前をつけたそうです。
水原希子さんはアメリカ国籍のため、在日韓国人ではなく在日米国人ということになりますが、”水原”の通名を使っていることから世間的には在日韓国人のイメージが強いようです。
上のインスタグラムの画像は水原希子さんが幼少期の写真を投稿したもので、国内外から「かわいい」「この頃からすでにモデル」と言った声が多数挙がっていたようです。
水原希子さんアメリカのテキサス州ダラスで生まれ、2歳の時に一家で兵庫県神戸市に移住しました。
父親がアメリカ人でしたが物心つく前に日本に移住したため、後に英語を習得するのに苦労したと水原希子さんは語っています。
水原希子の4歳年下の妹・水原佑果
水原希子さんには4歳年下の妹・水原佑果さんがおり、同じくモデルとして活躍していますが顔立ちは全然違うようです。
水原希子が11歳の頃に両親が離婚
水原希子はとても活発な少女だった
水原希子さんは祖母が洋服をたくさん送ってくれたことからファッションが大好きであり、将来はファッションデザイナーになりたいと思って洋服のデザイン画を描いていました。
水原希子さんの両親は11歳の頃に離婚したため母親に引き取られて育てられ、中学生の頃の2003年にファッション雑誌『Seventeen』の専属モデルオーディションに応募して他の応募者5人とともに「ミスセブンティーン2003」に選ばれて3年の専属モデル契約が決まりました。
水原希子さんは出身学校は明かしていませんが、神戸市立東落合中学校のウィキペディアのページの「著名な出身者」欄に名前が掲載されていることから妹とともに同学校の出身だと言われています。
水原希子さんは当時から飲酒と喫煙をしていたようで、それがバレたことから『Seventeen』の専属モデル契約を打ち切られて2006年から休業状態になったと言われています。
水原希子さんは在日差別に遭っていたと言われていますので、そのストレスのはけ口として飲酒や喫煙に走っていたのでしょう。
その後2007年からファッション雑誌『ViVi』と専属契約を結んで再びモデル活動を再開しましたが、水原希子さんは18歳の頃に海外のファッション誌に出たいと考えてパリに渡ったものの、身長が小さいという理由でモデル契約には結びつかず帰国しています。
水原希子の発言にネット上の”ネトウヨ”が炎上
水原希子の「日本人じゃないから許して」発言が炎上
水原希子の発言が曲解して拡散され炎上
水原希子さんは2016年7月に自身のインスタグラムでネット上に投稿されていた中国天安門に中指を立てている写真に「いいね」をしたことから中国のユーザーから批判の声が相次いでいたため、約5分間の謝罪動画を中国の動画配信サイトに投稿しました。
水原は動画で、靖国神社の写真が自分ではないことを明かし、こう話した。
「私は現在日本で住んでいますが、生まれはアメリカです。父はアメリカ人、母は日本で生まれた韓国人です」
「私は2才の時に家族で神戸に移りました。多元的な文化を背景にして育ちました。異なる人々の中でのお互いを尊重する大切さを貴いこととしてきました」
「在日中国人の友達もたくさんいます。とても親しく私を気遣ってくれます。中国の歴史と魅力的で興味深い文化を知ることができました。私は決して中国の朋友を裏切ったりしていませんし、する意図もありません」
水原希子さんの謝罪動画で冒頭に生い立ちを明かしましたが、この意図は「多元的な文化の中で生きてきたことから中国人の友達も多くいるため中国に敵意があるわけではない」ということだったものの、日本のネットユーザーからは「日本人じゃないから許して」というニュアンスに聞こえた人もいたようで、大バッシングの炎上に繋がりました。
水原希子さんが動画冒頭で出自を明かした意図について、ネットメディアでも恣意的に受け止められていたようです。
「ファッション業界や映画を含め、今や中国市場が世界を席巻しています。海外のトップモデルがパリではなく中国を目指す時代です。女優とモデルを両立する希子さんにとって、中国人に敵視されたままの状況は非常によくない。彼らの苛烈な反日感情をそらすためには“母が韓国人”ということを隠すより“日本人ではない”という出自を打ち明ける方がいいと判断したのでしょう」(ファッション業界関係者)
例え水原希子さんが「多元的な環境で生きてきたから中国にも好意的」と伝えたくて出自を明かしたとしても、「日本人じゃない」ことを明かしたように聞こえる謝罪はレイシストの”ネット右翼(ネトウヨ)”のみならず良識的なユーザーにもいらない説明だったと感じ取られたようです。
日本人としてアイデンティティを持ち、生活をしているのであれば、日常生活であえて出自をアピールする必要もない。
実際、人気女優・水沢エレナのような日韓ハーフの芸能人は多いが、誰も出自を批判の対象として気になどしていない。
しかし、そんな本来「どうでもイイこと」を、水原希子は自らの言動から「どうでもよくないこと」にしてしまった!
それこそが、一連の騒動の発端であり、炎上を加速させる原因であるように思える。
”ネトウヨ”により水原希子さんの謝罪動画の冒頭部分だけがクローズアップされて、「日本人じゃないから許して」と発言したと捏造してネット上に拡散したため、以降水原希子さんは”ネトウヨ”との戦いに巻き込まれていきます。
水原希子に対する”ネトウヨ”のヘイトツイート
水原希子は”ネトウヨ”に敵認定される
水原希子さんは謝罪動画で不用意に出自を明かしてしまったことで、以降”ネトウヨ”の攻撃対象になってしまいツイッターなどで差別発言が繰り返されています。
【私、日本人じゃなかった】※水原希子さん、日本人名を名乗る要素が1ミリもないのですから、祖国で「金でも朴でも李でも」謝蓮舫さんのようにあなたに相応しいお名前で芸を売って生活してください。あ、でも #捏造被害者ビジネス で日本と日本人ヘイトするのだけはもうやめてくださいね。 pic.twitter.com/2np4L2qhof
— S-age_willow (@sage_willow01) 2018年4月4日
水原 希子 はアメリカ国籍のチョン。何で日本風のなまえなんだ。
— 何をお馬鹿なことを (@du_spinnst) 2012年6月11日
「2ちゃんねる」の元管理人である西村博之さんは2017年9月19日に自身のブログ上で、「日本人じゃないから許して」という発言を捏造して拡散した”ネトウヨ”に苦言を呈していました。
確かに出自を明かすタイミングが最悪だったことは否めない水原希子さんですが、普段から人一倍民族の違いによる差別に敏感だったことから持ち出したのでしょう。
水原希子さんは過去にも旭日旗の前でポーズを撮ったり、靖国神社の「みたままつり」に参加する様子をインスタグラムなどSNSで投稿して「右翼芸能人」と騒がれていただけに、”ネトウヨ”との戦いはいずれ起きる宿命だったのかもしれませんね。
私の理解では、水原希子さんが叩かれたのは、アイウェイウェイという中国の変な芸術家の天安門中指立て写真にFBいいねを押して、中国人に叩かれたら「日本人じゃないから許して」(としか受け止められない)弁解をしたからではないでしょうか。差別や在日問題はここに出てきません。けど美人は許す
— 石井孝明 (@ishiitakaaki) 2018年4月3日
水原希子、サントリーCMでもヘイトツイートされる
事あるごとにヘイトツイートされる水原希子
「日本人じゃないから許して」騒動以来、水原希子さんは露出するたびに”ネトウヨ”から「韓国へ帰れ」とヘイトツイートされるようになってしまいました。
サントリーの「プレミアムモルツ」のCMに起用された水原希子さんは、ツイッターなどで「なぜ日本人を使わない」「チョンは韓国へ帰れ」と言ったヘイトツイートにさらされることになりました。
しかし、過去にもCMに在日韓国人であることをカミングアウトしている芸能人が多く起用されており、その例として同じサントリーの「ウイスキー角瓶」に井川遥さんが起用された時にも水原希子さんのようなヘイトツイートは無く、逆に「美しい」と言った賞賛の声が多数挙がっていました。
そのため、水原希子さんが現在”ネトウヨ”から叩かれ続けているのは民族的な問題というよりも、過去の水原希子さんの言動の問題が尾を引いていると見られています。
水原希子、「LOVE & PEACE」のツイートで炎上
水原希子が炎上を沈静化しようとして火に油を注ぐ
ひと騒動起きた直後の2017年9月15日に水原希子さんはヘイトツイートを沈静化させようとして「LOVE & PEACE」のコメントとともに「この世の中の人種や性別などへの偏見がなくなってほしい」などのコメントが載った画像を投稿しましたが、日韓で炎上することになってしまいました。
LOVE & PEACE pic.twitter.com/tD8bbuTr3m
— Kiko Mizuhara 🌏 水原希子 (@kikoxxx) 2017年9月15日
この水原希子さんのツイートは韓国メディアでも一斉に報じられたようです。
「日本で嫌韓テロされた韓国系女優が一石を投じる」(『中央日報』)、「日本の“嫌韓派”に排斥された水原希子…“偏見なくなってほしい”」(『ヘラルド経済』)、「水原希子が米韓ハーフという理由で攻撃される」(『ハフポストコリア』)などと報じている。
水原希子さんのツイートを知った”ネチズン”は、「普段は嫌韓なのに都合のいい時だけLOVE & PEACEとはふざけてる」とバッシングを始めました。
2017年10月20日には水原希子さんは心が折れかけたのか、「朝から涙が出る。今日は何だか弱いな私」とツイートし、「そんなに私を嫌いにならないで」と訴えかけましたが、”ネトウヨ”や”ネチズン”は沈静化するどころかそのツイートにさえ「自分に酔いしれている」とバッシングを浴びせました。
水原希子さんはこうした悪質ユーザーに何を言っても無駄と悟ったのか、それ以降は現在まで火に油を注ぐような発言は控えているようです。
水原希子さん「私は米国生まれで米国籍だけど米国人じゃない。母は3代前から日本に住む在日韓国人だけど私は韓国人じゃない。日本で育ったけど日本人でもない。どこにも居場所はないけど、いつかアジア全体がホームになって、みんなが応援してくれる女優になれたら、本当にうれしくて心強いと思う」
— 伊丹和弘@マリサポ兼記者 (@itami_k) 2017年9月17日
後ろの方で「チョンやでー」て聞こえたからハッとして振り向いたら水原希子のポスターをみてる若者二人の会話だった。真昼間の公道でチョンて言葉を聞くようになるなんてなんか怖い世の中だなと思った。。。
— ふぁじ (@fajfaj) 2015年8月7日
水原希子の生い立ちと実家の家族について総まとめすると・・・
カリスマモデル、女優として活躍してる水原希子さんの生い立ちや実家の家族、炎上騒動について総まとめしてきました。
・水原希子は現在までに”ネトウヨ”との戦いが続いている
水原希子さんは日本では”ネトウヨ”に叩かれ、韓国の”ネチズン”には敵対視され、中国まで敵に回したことから四面楚歌になってしまいましたが、イメージ回復にはまだまだ時間がかかるでしょう。