日本の芸能界以上に闇が深いと言われている韓国芸能界ですが、特に”枕営業”による接待は新人女優・アイドルは避けられないと言われています。
韓国芸能界の闇について詳しく総まとめしましたのでご紹介します。
この記事の目次
韓国芸能界に根付く「性上納」と呼ばれる”枕営業”
韓国芸能界では新人女性芸能人が避けて通れない道?
韓国のみならず日本やその他の国の芸能界でも少なからずある”枕営業”ですが、韓国では「性上納」と呼ばれて習慣化されており社会問題となっています。
まず、”枕営業”についての詳しい定義からご紹介します。
枕営業(まくらえいぎょう)とは、業務上で付き合いのある人間同士が、性的な関係を築くことによって、物事を有利に進めようとする営業方法のことである。
この”枕営業”は韓国芸能界では「性上納」という悪しき習慣として根付いていますが、天才的な才能で芸能界に入った新人女優は除いて、特に代わりがいくらでもいる新人女優やアイドルなどは仕事を取るために避けては通れない道だと言われています。
近年も、韓国の芸能事務所の代表らが抱えている女性タレントらを国内外の富豪に性的な接待をさせていたことが摘発されて逮捕される事件がありました。
韓国の練習生達も枕営業させられてるのだろうかと考えるだけで胸が苦しくなってきたンゴよ、、、
— ミズトキ (@wangwangminmin) 2018年8月26日
韓国芸能事務所の代表らが強制”枕営業”で逮捕される
2016年に韓国芸能事務所の代表らが逮捕される
韓国芸能事務所の代表らが抱えている女性タレントらを米国在住の韓国人の富豪に斡旋し、枕営業をさせていただことが発覚し逮捕されたことが2016年3月4日に報じられました。
ソウル地方警察庁国際犯罪捜査隊は4日、売買春あっせんなどの疑いで芸能事務所代表の41歳の男ら2人を逮捕、売春を行った女と買春した男らを書類送検した。事務所代表らは昨年3月から7月にかけ米国在住の韓国人の富豪などに対し女性芸能人らをあっせん、一晩で1300万〜3500万ウォン(約120万〜330万円)を受け取った疑いが持たれている。有名タレントを米国に呼び寄せたケースでは、最高額の3500万ウォンが支払われていた。
引用:レコードチャイナ – 韓国で誰もが知る女性タレントが富豪相手に売春、一晩300万円=韓国ネット「韓国は完全に腐ってしまった」「サラリーマンやってるよりましだな」
この逮捕された芸能事務所の代表は過去にも同じような罪で逮捕されて懲役6ヶ月の実刑を受けたばかりで、出所後すぐに再犯に及んでしまったようです。
この事務所代表に枕営業をさせられた女性タレントの中には、韓国のテレビ番組によく出演して有名だった女性も含まれていたようです。
韓国芸能界の枕営業の実態を暴くような象徴的な事件に対し、韓国のネットユーザーは「韓国芸能界は本当に腐ってしまった」と近年の無法ぶりに辟易としているようです。
「韓国は完全に腐ってしまった」
「顔がきれいだから他の所もきれいだろうと思っている、こういう男たちの考えは錯覚だ」
「芸能界にいる韓国女性の9割はこういうことをしてるとみていい。ガールズグループも例外じゃない」
「政治の次に汚いのは芸能界」
「一晩でそれだけもらえる人もいるのか。間抜けにサラリーマンやってるよりましだな」
「スポンサーがいるってことでしょ。今までみんな分かってても知らないふりしてただけ」
引用:レコードチャイナ – 韓国で誰もが知る女性タレントが富豪相手に売春、一晩300万円=韓国ネット「韓国は完全に腐ってしまった」「サラリーマンやってるよりましだな」
こうした韓国芸能界で枕営業が横行する実態について、台湾出身の歌手、リン・ウェイリンさんが枕営業の暴露をするなどして話題を集めました。
私は色んな国に仕事で行きました。明らかにバカにされたのは韓国です。他の国々の人たちはトラブルかあっても敬意を持って接してくれましたが、韓国の特にLGやサムスンなどは明らかに自分の方が上みたいな感じでした。彼女も韓国で人気が落ちて来た時、枕営業させられる可能性が高いと思います。
— Nao (@zoo_0611) 2017年11月5日
台湾・韓国芸能界の”枕営業”の実態をリン・ウェイリンが暴露
台湾でも韓国同様に枕営業が問題化していた
韓国でも活動する台湾出身の歌手、リン・ウェイリンさんが両国の芸能界で横行している枕営業について暴露して話題を集めたことがありました。
台湾のアイドルグループ「3EP美少女」のメンバーとして人気だった彼女は、2007年に韓国に進出したが挫折。本国に戻った彼女は今月、韓国芸能界の暗部を赤裸々に綴った暴露本を出版した。
韓国で”非人道的な扱い”を受けたという彼女は「韓国の売れている歌手は男女を問わず枕営業をしている」と主張し、「私も枕営業を強いられたが、頑なに拒んだ」と語った。さらに、韓国では駆け出しの芸能人は「練習生」としてレッスンを行うが、数年経っても売れない「練習生」は、クラブでホステスをさせられることもあると明かしている。
韓国の芸能事務所では見た目の良いタレント性のある子供をスカウトしては練習生として数年間レッスンを受けさせ、女優やアイドルとして売り出していますが、完全に儲け主義のビジネスのためこうした女性を商品のように扱う風潮が出来上がったのでしょう。
枕営業を強いられた女性タレントの中には自殺してしまった人もいます。
人気ガールズグループ「少女時代」ジェシカも”枕営業”をさせられていた?
韓国芸能界の枕営業の実態で「少女時代」「TWICE」などのメンバーも心配される
これだけ韓国芸能界の枕営業が取り沙汰されるとK-POPファンが心配になるのが「少女時代」や「TWICE」など日本で人気を得ているガールズグループのメンバーが巻き込まれていないかどうかということですが、「少女時代」のジェシカに枕営業の噂がありました。
とはいえ、ジェシカさんの枕営業の噂はあくまでネット上で流れ始めた出処不明の情報のようなので信ぴょう性は低いでしょう。
「少女時代」を抱える韓国芸能界でも最大手のSMエンターテインメントや「TWICE」のJYPエンターテインメントなど大手芸能事務所は枕営業で稼がなくても、タレント力で儲けているためリスクを冒してまで枕営業に乗り出したりはしないと考えられます。
世の中はジェシカが枕営業を断ったとか言ってるやつばかり。少女時代の時代は過ぎたとかさ。さらにはジェシカの名前まで貶してる。日本人って愚かだね。
— 페이(Peinyan) (@KimPeinyan) 2014年9月30日
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”枕営業”をさせられて自殺した女優、チャン・ジャヨン
女優のチャン・ジャヨンは枕営業をさせられ遺書を残して自殺した
韓国版ドラマ『花より男子』に出演していた韓国人女優のチャン・ジャヨンさんが枕営業を強いられたことを遺書に綴って2009年3月7日に自殺を遂げました。
チャン・ジャヨンさんは女優として活躍する裏で、述べ31人を相手に計100回以上も枕営業をさせられていたそうで、その苦悩を友人に長年50通以上も手紙で告白していたようです。
韓国芸能界では、韓国版「花より男子」に出演した女優チャン・ジャヨン(享年29)が昨年3月に自殺し、「肉体接待を強要された」とする内容のメモを残していたことが明らかになり、所属事務所の代表が逮捕される事件が起きている。このメモには、肉体接待の相手として大手新聞社やスポンサー企業の幹部の名前が記されていたため、韓国で大騒動となった。また、警察が事務所を捜索したところ、3階の応接室に性接待用と思われるシャワー施設やベッドが備わっていることを確認している。
芸能事務所内に枕接待用の部屋を設けているなどもはや狂気の沙汰としか思えませんが、それほど韓国芸能界の枕営業の実態は闇が深いということなのでしょう。
そして、日本と同様に韓国芸能界の警察・政治への影響力も大きいようで、事件が起きた当初警察は枕営業に関わった有力者の摘発に意気込んで捜査を始めたものの、政財界からの圧力により捜査を打ち切らざるを得なくなったようです。
「自殺したチャン・ジャヨンのメモに書かれた大手新聞社やスポンサー企業の幹部の逮捕が注目されたが、圧力を恐れたのか、警察の捜査は強要容疑などで事務所関係者8人を書類送検しただけでストップ。警察は『聖域のない捜査』を掲げて意気込んでいたが、捜査が進めば進むほど勢いがなくなっていった。事件はそれで終わり。タレントの告発や警察の介入程度で健全化するほど、根の浅い問題ではないですよ」
日本でも”聖域の無い捜査”というのはたまに耳にする言葉ですが、どこまで行っても政財界の重鎮が事件に関わっているとなると圧力でもみ消されるのは日本も韓国も同じのようです。
政財界の圧力で韓国芸能界の闇を暴くことができないとなるともはや希望は無いように思えますが、それでも少しでも枕営業を減らすための動きは出ているようです。
韓国芸能界で今後”枕営業”の被害縮小は進む?
フィフィと佐藤大和弁護士が枕営業の実態について対談する
タレントのフィフィさんと佐藤大和弁護士が日本の芸能界で横行している枕営業の実態について対談していますが、その中で韓国芸能界の枕営業についても言及がありました。
佐藤:韓国などは、タレントさんを売り出すために枕営業担当のタレントさんがいたりするほど、枕営業が盛んに行われてきましたと言いますが、法律で厳しく取り締まったりなどして、少しずつ芸能界が生まれ変わろうとしていますよ。
日本も昔に比べると、明確な枕の相談は少なくなってきています。
佐藤大和弁護士によれば数年前までは枕営業の相談を取り扱う際に暴力団が圧力をかけてくることもあったようですが、近年は急速に暴力団の弱体化が進んでいるせいかそうしたことが少なくなってきたようです。
韓国も警察がマフィアの取締りを強化して弱体化をしていけば、日本と同じように韓国芸能界で横行する枕営業も減らせるのかもしれませんが、全く実態が違う可能性もありますのでまだまだ闇は晴れそうにないですね。
韓国の音楽業界(K-POP)では、まだちゃんと歌唱トレーニングしますがね。但し、賃金が全く払われない「無賃金カルテル」や枕営業などの不正も横行して、とてつもなく労働条件は悪いという致命的な欠陥があります。日本の昭和のアイドルはまだ芸能の範疇ですから、事務所が責任をもって育てたのです。
— 猫田猫郎@O男爵の来孫 (@p2400dosv) 2018年3月11日
韓国の業界の人と話す機会あったけど枕営業とか裏の話聞けた。よかったのか悪かったのか…幻滅の嵐
— ちゃろけ (@tyarok00) 2018年10月27日
顔面工事費やレッスン費を事務所が肩代わりし、それを取り戻すために枕営業を強要。アイドル達はこんなハズじゃなかったのにと精神を病んで自殺。
— Satoshi (@Satoshi76992563) 2017年12月19日
韓国だけの事なのかどこにでも有る事なのか…
韓国芸能界の枕営業の実態について総まとめすると・・・
日本の芸能界よりも闇が深いと言われる韓国芸能界の枕営業の実態について総まとめしてきました。
・韓国芸能界には枕営業専属のタレントがいるという実態がある
芸能界というのはある意味女性の性を目的に成り立っている部分もあるため、完全に根絶は無理なのかもしれませんが、少しずつでも韓国芸能界も変わりつつあるようですね。