我々日本国の近隣として、最も脅威とされているのが北朝鮮こと朝鮮民主主義人民共和国です。
北朝鮮に関して作られた映画というのは結構存在するもので、こうした北朝鮮を舞台とした映画をランキング形式でご紹介していきます。
北朝鮮の映画おすすめランキングTOP15
15位:ジ・インタビュー(原題) / The Interview
出典:https://rr.img.naver.jp/
公開年月:2014年
コメディ映画ながら北朝鮮を題材とした良作として挙げられるのが、この「ジ・インタビュー」です。テレビの司会者である二人が首席へのインタビューを許されたことから、CIAより彼らに総書記の暗殺命令が下されます。
このことから、怒った朝鮮が大陸間弾道ミサイルの発射を実施するも、その直前で総書記を倒し、その後北朝鮮が民主主義国家として生まれ変わるというものです。この映画は実際の北朝鮮の怒りを買い、彼らが配給元のソニーピクチャーズ・エンターテインメントに大規模なサイバーテロを行ったことでも有名になりました。
14位:北朝鮮・素顔の人々
出典:https://asiandocs.co.jp/
公開年月:2000年
生のドキュメンタリーとして成立しているのがこの映画、「北朝鮮・素顔の人々」です。この映画は、なんと北朝鮮で暮らす人々が、自分たちの生活を秘密裏に撮影した、まさに生のお宝映像なのです。
闇市の様子や孤児の歌声など、厳しい生活の中に美しく、たくましく輝く人々の様子が浮き彫りとなる様子は、非常に考えさせられるものがあると同時に、一種の不思議な感動を誘う、そんな映像に仕上がっています。
13位:レッド・ファミリー
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公開年月:2013年
韓国で暮らす北朝鮮のスパイの物語といえば、この映画「レッド・ファミリー」です。国の命令の元、外では善良な市民を装いながらも、ひとたび玄関の扉を閉めるとスパイの顔に早変わりするツツジ班。
そんな彼らに鍋を片手に交流を図ろうとするごく普通な韓国のお隣家族とのコミカルなやりとりと、そのギャップが大変面白い作品です。
12位:ステルス
出典:https://img.recordchina.co.jp/
公開年月:2005年
厳重体制のロシア、韓国と北朝鮮領の境界で繰り広げられるアクション映画として有名なのが本作「ステルス」です。非常に近代的な人工知能を搭載した戦闘機という題材をもとに、人工知能のミスを皮切りに、北朝鮮からの脱出を試みる搭乗員や関係者の様子がリアルに描かれているアクション映画といえるでしょう。
やはり北朝鮮という土地が、一度入ったら出られない土地であるという認識を含め、アメリカ内でも共通の認識を国家にもっていることが垣間見える作品といえるのかもしれませんね。
11位:JSA
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公開年月:2000年
韓国と北朝鮮の境界線である、38度線を舞台とした映画が本作「JSA」です。この映画では、普段対立している韓国と北朝鮮政府とは別に、実際の防衛線である両国の兵士が不可侵のぎりぎりのラインにおいて友好をはぐくんでいるという、なんとも皮肉な現状を垣間見ることができます。
普段表に情報の出ない北朝鮮はかなり悪逆非道な国家といった印象を持たれることも多い中、実際に警備したり、中で生活を営んでいるのは素の人間であるというあたりまえの事実を痛いほど再確認できる作品として非常に良策といえるでしょう。
10位:シュリ
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公開年月:1999年
北朝鮮の工作員と韓国の諜報員との禁断の恋を描いた作品がこちら「シュリ」です。日本でも公開されており、一時期かなりブームとなったために知っている人も多いのではないでしょうか。
映画であるからと美化せず、非常にリアリティのあるアクションシーンが話題を呼び、同時に北朝鮮の情勢や両国の抱える問題にうまくタッチすることに成功した作品といえるでしょう。韓国国内でも未曽有の大ブームとなり、興行的にもかなり大成功した記憶に新しい作品です。
9位:レッド・ドーン
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公開年月:2012年
強大な国家アメリカが北朝鮮に侵略されるという前代未聞のストーリー展開がとても激熱なのが、本作「レッド・ドーン」です。アメリカ片田舎の都市に北朝鮮のパラシュート部隊が舞い降り、あっという間に占領されてしまう様子は、国土の規模を無視した、普段表にその活動詳細を公表しない北朝鮮のヴェールに包まれたグレーの印象を非常にうまく表現しているものです。
アメリカ映画ですから、アメリカ生まれの主人公が事態を解決しよう、祖国を守ろうと奮起する物語となっていますが、その中でも北朝鮮のアメリカ人が抱く印象や、彼らの不気味さを描くことに成功している良策であるといえるでしょう。
8位:サスペクト 哀しき容疑者
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公開年月:2013年
北朝鮮の特殊部隊の兵士として育った人物が、韓国で暮らしながら両親を殺害した容疑者を探し出すというストーリーが新鮮な映画が「サスペクト 哀しき容疑者」です。厳しい北朝鮮という環境で育った彼が、さまざまな幹部に追われながらも韓国での普段の生活を全うし、犯人を追い詰めるアクションです。
かなり心を躍らせるものがあり、韓国でも映画の人気が高いといいます。こうした映画は、陸続きとなっており、同じ言語を持つ韓国が舞台となっているからこそ映える物語でもあり、非常に臨場感あふれる様子を知ることができるでしょう。
7位:北朝鮮強制収容所に生まれて
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公開年月:2014年
実際の北朝鮮の一人の青年をもとに製作したドキュメンタリーといえばこの作品でしょう。本作は、政治犯として強制収容所に収容された両親のもと、収容所生まれのこともである青年の生い立ちを描いていきます。彼が韓国へと亡命し、近代的な生活に驚きながらも、受けてきた教育や文化の差を埋めようと四苦八苦しながら生き抜いていく様をドキュメンタリーとして生々しく描き出しています。
北朝鮮の様子を紹介するのはもちろんのこと、彼が亡命した後、彼の受けてきた教育や規律、常識といったものが、近代国家の中でどのように扱われ、どのように作用するのかを見ることのできる点において、この映画はかなり優れているといえるでしょう。
6位:007/ダイ・アナザー・デイ
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公開年月:2002年
ハリウッドの中でも北朝鮮映画は制作されています。知らぬものはいない、ジェームスボンドシリーズもその一つ。「007/ダイ・アナザー・デイ」は、ジェームスボンドが北朝鮮へと侵入し、スパイ活動を展開しています。
ハリウッド仕込みの派手なアクションと、それらを盛り上げる息つく暇も与えない激熱の展開が見る者の心を奪い、映画の中の世界へと引き込んでいくでしょう。本作は北朝鮮、中国など数か国にわたって部隊が変化していきますが、まぎれもなく、北朝鮮の一幕を描いた部分の存在する映画として認知されている、有名な映画です。
5位:ワンダーランド北朝鮮
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公開年月:2016年
北朝鮮の何気ない普通の暮らしを切り取った良策がこの「ワンダーランド北朝鮮」です。非常に笑顔が印象的な国民たちの毎日の生活を次々と紹介していく、北朝鮮にスポットをあてた映画です。こうした、北朝鮮の明るい部分を描いた映画というのはあまりないだけに、貴重な映画ということができるでしょう。
対外的に見れば恵まれないという印象の強い北朝鮮ですが、その中で働く人々は、非常にクリエイティビティにあふれており、その環境の中でも毎日の生活を満喫している様子を垣間見ることができます。もちろん偏った表現であることは否めないかもしれませんが、新しい北朝鮮の実情を理解することができるかもしれませんね。
4位:チーム★アメリカ ワールドポリス
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公開年月:2004年
一風変わった北朝鮮に関する映画といえばこちら、「チーム★アメリカ ワールドポリス」です。こちらは、なんと人形劇での社会風刺という表現を実現した新しいスタイルの映画となっています。
北朝鮮の最高指導者が大量の武器をテロリストに売りさばこうとしているのを阻止するため、ブロードウェイ俳優をメンバーにおとり捜査を慣行するべく立ち上がるアメリカらしい風刺映画です。非常にこの分野においては評価が高く、よくできた良策であるとのうわさが絶えない映画です。北朝鮮という国の性質を理解するうえでも非常に役立つ映画といえるでしょう。
3位:将軍様、あなたのために映画を撮ります
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公開年月:2016年
韓国の国民的な女優であったチェ・ウニと監督であるシン・サンオクの北朝鮮拉致を負ったドキュメンタリーがこちらの映画「将軍様、あなたのために映画を撮ります」です。来北は拉致という形ではあったものの、指導者から渡される潤沢な資金を元手に、監督が喜々として映画製作に取り組んでいく様子がかなり新鮮なストーリーとして生きています。
また、話の主役である彼らだけではなく、調査にかかわったCIA職員などのインタビューも織り交ぜられ、非常に価値のあるドキュメンタリー作品へと仕上がっています。
2位:金日成のパレード 東欧の見た ‘’赤い王朝’’
出典:https://i2.wp.com/
公開年月:2014年
北朝鮮のベールに包まれた実態をそのまま映し出した作品が「金日成のパレード 東欧の見た ‘’赤い王朝’’」です。ポーランドのメディアが、北朝鮮の建国40周年を記念した式典での取材を許可され、そこで目にするありのままの北朝鮮の実態を映し出した作品となります。
華々しいパレードの様子から、銅像や町の人々の様子にいたるまで、観光として旅行したのでは決して表に出ることのない、貴重な映像を収めた本作は、関係者の間でもかなり評価の高い作品となっています。
1位:北朝鮮をロックした日
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公開年月:2018年
堂々の一位はこちら、「北朝鮮をロックした日」です。この映画は、北朝鮮にてライブを行うこととなったロックミュージシャンの混乱を表現したものです。スロベニアで人気のあるロックバンド「ライバッハ」が北朝鮮へと趣き、ライブを実現することとなりました。しかし、実際に現地に飛んでみるとそこは創造の範疇を超えたものでした。
ライブデータの没収をはじめ、様々なルールにもまれつつ、韓国と北朝鮮の国交情勢の悪化にも巻きこまれながら、彼らがライブを実現する様を描いています。もちろんこのロックバンドも出来事もドキュメンタリーであり、リアリティあふれる実際の出来事として息をのむ瞬間の連続を楽しむことができるでしょう。
北朝鮮の映画おすすめランキングについてのまとめ
・1位「北朝鮮をロックした日」
・2位「金日成のパレード 東欧の見た ‘’赤い王朝’’」
・3位「将軍様、あなたのために映画を撮ります」
どうでしたか。様々な映画が作られており、社会風刺のきいたものも多いのがよくわかりますね。普段から彼ら北朝鮮のことをよく知りたいと思っている人にとっては、非常に理解の深まる内容なのかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。
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