韓国映画『タクシー運転手』『パラサイト 半地下の家族』で主演を務めた俳優のソンガンホさんですが、若い頃がイケメンだと話題です。
今回はソン・ガンホさんの若い頃、人気映画ランキング5作品、出演ドラマをまとめてみました。
ソン・ガンホのプロフィール
韓国の国民的俳優となったソン・ガンホ
ソン・ガンホさんの詳しいプロフィールはこちら。
名 前: ソン・ガンホ (Song Kang Ho)
ハングル表記: 송강호
生年月日: 1967年 1月 17日
身長/体重: 180cm, 72kg
カテゴリ: 俳優
デビュー: 91年演劇『童僧』
学 歴: 釜山慶尚専門大学放送芸能科中退
家族: 息子 ソン・ジュンピョン
血液型: A型
干支(えと): 未
星座: やぎ座
韓国の所属事務所: hoduエンタテインメント
引用:WOWKOREA – ソン・ガンホ
ソン・ガンホさんは、これまでに映画の舞台挨拶で3度来日していますが、初めて来日した2006年の頃からすればすっかり韓国の国民的俳優となりました。
日本でもソン・ガンホさんのファンは多く、芸能界では元SMAPの草なぎ剛さんが熱烈なファンであることでも知られてます。
ソン・ガンホさん出演作品の中で、特に日本でも注目を集めたのが映画『シュリ』で、他にも『殺人の追憶』『グエムル~漢江の怪物~』などポン・ジュノ監督作品でも注目を集めました。
そんなソン・ガンホさんは、韓国で大スターとしての華々しい経歴から「韓国の至宝」「天上の俳優」と呼ばれています。
他の俳優にとって共演する事は光栄なことであると同時に、プレッシャーから恐怖を感じることも少なくないと言われています。
ソン・ガンホは若い頃イケメンだった?
現在は味のあるおじさんながら若い頃はイケメンだったソン・ガンホ
ソン・ガンホさんは、今でこそ中年ならではの恰幅が良さから「味のあるおじさん」の雰囲気ですが、若い頃はスマートでイケメンだったとも言われているようです。
出典:ここにURLを入力
1999年の映画『シュリ』のソン・ガンホ
2000年の映画『ソン・ガンホ』のソン・ガンホ
2000年の映画『JSA』のソン・ガンホ
こうしてソン・ガンホさんの若い頃を見てみると、2000年頃までは割と痩せていてシュッとした印象からイケメンに見えるようですが、すでに貫禄があるとも言えます。
また見た目だけではなく、若い頃は「反則王」などシュールでコミカルな役を演じていますが、近年は「殺人の追憶」「弁護人」など社会派シリアスな品に出演することが多くなっています。
ソン・ガンホさんはこうした社会派作品に出演する理由について、たまたま出演したいと選んだものがそうだったと語っています。
ですが、やはり歳を重ねたことで演技の幅が広がり、こうしたシリアスな役に説得力を持たせているのでしょう。
若い頃のソン・ガンホ出演作では『反則王』がイイ。 pic.twitter.com/jf3S5GZOKh
— わがままコブラ (@wagamamacobra) February 10, 2020
ソン・ガンホ、とうとう当代のアジア最大のスターになったな!昔から好きだった。若い頃の毒蝮さんにソックリ。あっ、石井伊吉か。 pic.twitter.com/wwJSyBtC9P
— オニギリジョー (@Toshi626262y) February 10, 2020
キム・ユンソク氏やソン・ガンホ氏の若い頃の写真見てたんやけど、みんなイケメンやね。若い韓国人男性と結婚したら、おじさんになる頃に韓国アジョシが爆誕するのか・・・最高だな。
— おかきさん (@pieta_japan) November 13, 2019
ソン・ガンホ出演の人気映画ランキングTOP5
5位 『JSA』
南北朝鮮の武力衝突を描いた社会派作品
ソン・ガンホさんが主演を務めた映画「JSA」は、朝鮮戦争により朝鮮半島を南北に分けた境界線である「共同警備区域」において発生した武力衝突事件を描いた作品です。
【あらすじ】
武力衝突事件について捜査を進めていた監視委員会の女性将校・ソフィは、南北両国で事情聴取を行う中で双方の国の主張が全く異なっていることに悩んでいた。
捜査を進める中で兵士の証言の中に驚くべき事実が隠されていることが次第にわかり、物語は核心迫っていくが…。
主演を演じたソン・ガンホさんは、第38回大鐘賞で最優秀作品賞・最優秀主演男優を受賞しました。
また、同作品は第51回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされるなど、世界的な注目を集めました。
4位 『義兄弟』
カン・ドンウォンとのW主演となった映画
「義兄弟」は、ソン・ガンホさんと韓国の人気俳優であるカン・ドンウォンさんのダブル主演となった映画です。
【あらすじ】
カンドンウォンが演じる北朝鮮の元スパイ、ソン・ジウォンと、ソン・ガンホ演じる韓国の元保安部、イ・ハンギュがひょんなことから知り合う。
そして、お互いが敵同士であることを知りながら素性隠して奇妙な同居生活を始める。
2人は宿命に抗えず対決することになるが、その中で芽生える男同士の深い絆を描いた感動のヒューマンドラマ。
同作品は、当時全世界で大ヒットを記録したハリウッド映画「アバター」の観客動員数を上回り、韓国国内の映画において2009年の観客動員数が2位となった作品です。
3位 『殺人の追憶』
韓国で実際に起きた凶悪殺人事件をモデルにした映画
ソン・ガンホさん主演の映画「殺人の追憶」は、韓国で80年代半ばから90年代初頭に起きた、ソウル近郊の農村で10人もの女性が強姦殺人された「華城連続殺人事件」を描いた映画です。
同事件は長い間犯人が逮捕されておらず未解決事件となっていましたが、2019年に妻の妹の強姦殺人によって無期懲役の刑を受けていた囚人が犯人と特定され、逮捕されました。
【あらすじ】
1986年10月23日にソウル近郊の農村において、若い女性の変死体が発見された。
ソン・ガンホ演じる地元の刑事パクは、犯人逮捕につながる証拠を得るために地道な捜査を行うが、地元の野次馬によって現場が荒らされてしまい証拠がつかめずにいた。
そんな中で第2の事件が起きてしまう。
同作品はどんでん返しにより、意外な展開を迎えるスリルサスペンスです。
2位 『タクシー運転手』
ソン・ガンホ、ポン・ジュノ監督の人気作
映画「タクシー運転手」は、『殺人の追憶』『グエムル~漢江の怪物~』でソン・ガンホさんとタッグを組んだポン・ジュノ監督が1980年に韓国で起きた「光州事件」を基にした作品です。
【あらすじ】
1980年5月に光州を中心に起きた民衆蜂起・光州民主化運動。
「戦場のピアニスト」のトーマス・クレッチマンが演じるドイツ人ジャーナリスト・ピーターは取材で光州にタクシーで向かう。
ソン・ガンホ演じるタクシー運転手・マンソプは運賃をもらうために検問を突破し、危険な光州へと入る。
愛する娘の為にも一刻も早く光州から出たいと思っていたマンソプだったが、次第に事件に巻き込まれピーターの取材を助けることになっていく。
ソン・ガンホさんは同作品の出演に際して、以下のようにコメントしていました。
「80年の光州民主化運動は韓国現代史における最大の悲劇であるため、この映画の出演オファーをもらった時に大きなプレッシャーを感じたことは事実だ」と振り返ったソン。「“果たしてソン・ガンホという俳優が、このような歴史的事実を表現するに値するか?”“観客をがっかりさせないような良い作品を作れるか”という事がプレッシャーとなり、一度は断った。悪い意味でのプレッシャーではなく、“健康的なプレッシャー”という表現が相応しい」と胸の内を吐露した。
「光州事件」が発生した当時はソン・ガンホさんは中学2年生だったようですが、ラジオで戒厳軍が暴徒を鎮圧したというニュースを聞いた記憶があると語ったようです。
1位 『パラサイト』
日本の興行収入30億円を突破した超話題作
ソン・ガンホさんが主演を務めた映画「パラサイト 半地下の家族」は、ポン・ジュノ監督とのタッグ最新作となります。
日本でも30億円を超える興行収入を記録し大ヒットで、第72回カンヌ国際映画祭の最高賞・パルムドールを受賞するなど、ポン・ジュノ監督が名実ともに世界の名監督となった作品です。
韓国では観客動員数1000万人を突破し、フランスでは160万人超え、全米では2019年に公開された外国映画の興行収入第1位を記録しました。
【あらすじ】
韓国の低所得者層が住む半地下住宅において、家族全員が失業中という極貧一家の父親をソン・ガンホが演じている。
一家の長男が、IT企業を経営する超裕福な一家の家庭教師になったことをきっかけに、想像を超えるドタバタ喜劇に発展していくが…。
同作品の舞台挨拶が2020年2月24日に都内にて行われましたが、ソン・ガンホさんの大ファンである元SMAPの草なぎ剛さんが登壇し、会場は興奮に包まれました。
ソン・ガンホはドラマに出演している?
ソン・ガンホはドラマに出演していない
韓国のスター俳優ともなると、ドラマと映画の両面で活躍している人が多いですが、ソン・ガンホさんはデビューから一貫して映画だけで活躍してきました。
現在までのキャリアでドラマに出演しなかったことから、ソン・ガンホさんは今後もドラマには出演しない可能性が高いでしょう。
まとめ
・ソン・ガンホはポン・ジュノ監督作品により、世界的な知名度を得てきた
・ソン・ガンホは映画俳優であり、今後もドラマには出演しない可能性が高い
ソン・ガンホさんは日本の俳優で例えると渡辺謙さんのようなポジションだと思いますが、今後本格的なハリウッド映画への出演もあるかもしれません。
また、ソン・ガンホさんは邦画への出演はまだありませんが、日本での注目も高まっていることから邦画作品への出演も今後期待したいですね。