マーベル映画「シャン・チー」の主演に抜擢されて、話題沸騰中の中国系カナダ人俳優、シム・リウ。
今回はシム・リウの身長や国籍などプロフィール、家族、中国語レベル、出演した映画やドラマの代表作品のあらすじや役どころを紹介します。
この記事の目次
シム・リウ(俳優)のプロフィール 【身長も紹介】
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名前:シム・リウ(Simu Liu)
生年月日:1989年4月19日
出身地:中国・黒竜江省ハルビン市
身長:183cm
中国出身のカナダ人俳優、シム・リウは、2013年に公開された映画「パシフィック・リム」のエキストラからキャリアをスタート。
テレビドラマ「ニキータ」や「Beauty and Beast」などの出演を経て、ドラマ「96時間 ザ・シリーズ」への出演で注目を浴びました。
2016年に放送開始されて以降、現在も放送中の大人気ホームコメディ「Kim’s Convenience 」にも出演しています。
ドラマを中心に活躍する俳優として知られていますが、2021年にはマーベルの最新映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」で主演のシャン・チー役に抜擢されました。
シム・リウ(俳優)の国籍とは
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1989年にシム・リウは、中国・黒竜江省ハルビン市で生まれた中国系ですが、国籍はカナダです。
幼少期にカナダのオンタリオ州に移住しました。
シム・リウが国籍を置くカナダの中でも、オンタリオ州は最も人口が多い州で、カナダの政治経済の中心地となっている地域です。
シム・リウはそのカナダ・オンタリオ州で育ち、中国系カナダ人として世界的に活躍。数々のドラマ・映画に出演してきました。
シム・リウ(俳優)の家族とは?
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ここからはシム・リウの家族について紹介します。
父親はカナダ・キングストンの公立大学クイーンズ大学にいたため、幼少期は祖父母と中国で暮らしていましたが、5歳になってから両親と共に生活を始めたようです。
シム・リウはその後、2005年に両親の元を離れ、ドラマや映画の世界を志して俳優となり、2013年に映画「パシフィック・リム」のエキストラでキャリアをスタートさせました。
ただ、家族仲があまり良くなかったのか、シム・リウが家族について語ることはほとんどありません。
シム・リウ(俳優)が主演のマーベル映画「シャン・チー」とは
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シム・リウといえば、現在マーベル映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の主演に抜擢されたことで、世界的に注目を集めている俳優です。
映画「シャン・チー」は、マーベル・スタジオによるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)において、史上初となるアジア系ヒーローを描いた映画です。
犯罪組織を率いる父親に幼い頃から厳しく鍛えられてきたシャン・チーは、最強の武術家「マスター・オブ・カンフー」と呼ばれるカンフーの達人に成長します。
しかし、犯罪組織の後継者になる運命から逃げ出し、自ら戦うことを禁じてその力を封印してアメリカ・サンフランシスコで平凡なホテルマンとして生活していました。
しかし、父親が伝説の腕輪「テン・リングス」を操って世界を脅かそうとしていることを知り、封印していた力を解放して父親が率いる犯罪組織と戦うというストーリーです。
「シャン・チー」は2020年からオーストラリアで撮影が行われていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により撮影が半年近く休止となっていました。
公開日も本来は2021年2月12日に予定されていましたが、マーベル24作目の「ブラック・ウィドウ」の公開延期されたことにより、「シャン・チー」も公開延期に。
2021年8月現在、公開日は2021年9月3日に設定されています。
また、公開日から45日後にディズニー作品の定額動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」でも配信が開始されるので、感染防止に務めて自宅でも映画を視聴できます。
アジア系初のマーベルヒーローとなった「シャン・チー」で主演を務めたシム・リウの勇姿を、ぜひ映画館や自宅で楽しんでみてくださいね。
シム・リウ(俳優)が出演したドラマ・映画の代表作品
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ここからは、シム・リウの出演ドラマ・映画の中から、代表作品と呼ばれる作品を紹介します。
日本語字幕や日本語吹替版でも公開され、各社の動画配信サービスで公開されている作品も多数あるので、ぜひシム・リウの代表作品をチェックしてみてください。
代表作品:映画「パシフィック・リム」
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2013年に公開されたアメリカのSF怪獣映画「パシフィック・リム」。
この作品は、超高層ビル並みの巨体を持った怪物が太平洋の深海から出現し、サンフランシスコ湾を襲撃してわずか6日間で3つの都市を壊滅させたところから始まります。
「KAIJU(怪獣)」と名付けられた怪物を相手に、人類存亡をかけて人々が団結し、人型巨大兵器イェーガーを操って立ち向かう物語が描かれました。
シム・リウはこの作品ではエキストラとしての出演でしたが、シム・リウが俳優としてのキャリアをスタートさせた作品ということもあり、代表作品の1つに数えました。
代表作品:ドラマ「Kim’s Convenience」
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2016年から現在もCBCテレビで放送中の、カナダの人気ホームコメディドラマ「Kim’s Convenience」は、シム・リウも出演を続けており、代表ドラマの1つとして知られています。
ホームコメディドラマ「Kim’s Convenience」は、トロントのモスパーク地区でコンビニエンスストアを経営している韓国系カナダ人の家族の姿を描いた作品です。
韓国からの移民であるキム一家は、家族経営のコンビニエンスストアを年中無休で経営中。父親は頑固な韓国人らしい気質全開の人物で、母親はそんな夫をニコニコと支える中和役。
そんな両親の元に生まれた20代半ばの長男・ジャンは10代の時に少年院に入る不良少年だった過去を持ち、父親とは絶縁状態。
更生したものの実家には寄り付かず、一家は家族関係に悩みながらも日々を生きていくというストーリーです。
この作品はカナダはもちろん世界的にも大ヒットし、現在はアメリカのnetflixでも配信されています。
代表作品:ドラマ「96時間 ザ・シリーズ」
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2017年にNBCで放送開始されたドラマ「96時間 ザ・シリーズ」。
この作品は映画「96時間」を基にしたフランス・アメリカ合作のドラマシリーズで、映画の前日譚に当たる物語です。
元グリーン・ベレーの主人公ブライアン・ミルズは、テロリストに妹を殺されたことがきっかけで元CIAのハート率いるチームに入り、秘密工作員となって復讐を誓います。
復讐を果たしてからもハートのチームに留まり、世界を脅かそうとするテロリストと戦う物語が描かれました。
シム・リウはチームのサポート班の一員であるファーロン役を演じました。
代表作品:映画「シャン・チー」
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2021年公開のマーベル映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」。
マーベル・コミックの人気キャラクター「シャン・チー」を原作としたスーパーヒーロー映画で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の25作目の作品です。
前述した通りシム・リウは映画「シャン・チー」でマーベル史上初のアジア系ヒーローの主人公シャン・チー役に抜擢されて大きな話題になっています。
犯罪組織を率いる父親に幼い頃から鍛え抜かれて最強のカンフーの達人となったシャン・チー。
心優しき青年であるシャン・チーは、組織から逃げ出して最強の武術家の力を封印し、平凡な生活を送っていました。
しかし悪に染まった父親が伝説の腕輪かテン・リングス」を操って世界を脅かそうとしていることを知り、封印を解放して悪の組織と戦う姿を描いています。
マーベル映画史上初となるアジア系ヒーローであり、その主人公に抜擢されて世界的に話題沸騰中のシム・リウの勇姿を、ぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ
俳優シム・リウの身長や国籍といったプロフィール、家族の情報、代表作品のドラマ・映画をお届けしました。
世界的大ヒット間違いなしの映画「シャン・チー」の主演を務めたシム・リウ。これからの活躍にも注目です!