中国・香港映画の常連女優として若い頃絶大な人気を誇ったマギー・チャン(張曼玉)さんですが、現在の姿や活動も話題沸騰中です。
今回はマギー・チャンさんのプロフィール、若い頃の映画、話題の現在についてまとめてみました。
この記事の目次
マギー・チャンのプロフィール
女優を休業中でも美しさは変わらないマギー・チャン
マギー・チャンさんについての詳しいプロフィールはこちら。
本名: 張曼玉
別名義: マギー・チャン
生年月日: 1964年9月20日
出生地: イギリス領香港
引用:Wikipedia – 張曼玉
マギー・チャンさんは香港で生まれました。8歳の頃に家族でイギリスのロンドンに移住しており、中学校卒業と同時に帰国しました。
18歳の頃に出場した「ミス香港」の大会で準グランプリを獲得したマギー・チャンさんは、モデルを始めテレビコマーシャルやテレビ番組、映画などに出演していきます。
そして、ジャッキー・チェン(成龍)さんとの共演や、ウォン・カーウァイ監督の映画などに次々に出演し、人気女優として注目を高めていきました。
さらに、1991年の映画『ロアン・リンユィ 阮玲玉』では「第42回ベルリン国際映画祭女優賞」、2004年の映画『クリーン』では「第57回カンヌ国際映画祭女優賞」を受賞しています。
まさに中華圏を代表する国際派女優として活躍していたマギー・チャンさんですが、前述の映画『クリーン』を最後に女優業を現在まで休業中となっています。
その後は映画や音楽について学び、2014年5月にはなんとロックバンドのボーカルとして歌手デビュー。
上海の音楽フェスティバルにも出演するなど、マギー・チャンさんはアーティストとしての活動もしています。
マギー・チャンの若い頃の映画代表作① 『ポリス・ストーリー』
ジャッキー・チェンのヒロイン役で活躍したマギー・チャン
ジャッキー・チェンさんはアジアが生んだ世界のアクションスターです。
マギー・チャンさんは若い頃、映画『ポリス・ストーリー』シリーズを始め、『プロジェクトA2』『ツイン・ドラゴン』などで共演しています。
特にマギー・チャンさんが出演してきた多くのアクション映画の中でも代表作となる『ポリス・ストーリー』では、メイというヒロイン役を演じ、当たり役となりました。
そしてどのシリーズでも、劇中で一番美人なのにひどい扱いを受けたり、何度も運の悪い出来事に遭遇するというコミカルな役で人気でした。
潜入任務中に恋人のメイに出くわし、隠そうとするもバレてしまう。
— ジャッキーチェン動画 (@JackieChanDoga_) 2017年8月1日
メイはポリスストーリーシリーズで毎回ひどい目に会います。
このシーン好きです。#ジャッキーチェン#ポリスストーリー3 WWW pic.twitter.com/LxEtKP5KTc
当時、元気でアイドル的な役柄が多かったマギー・チャンさん。バラエティ番組に出演していた際、ジャッキー・チェンさんが偶然見かけ、メイ役にピッタリだと抜擢したと言われています。
以下の画像は当時の若い頃のマギー・チャンですが、ハツラツとした健康的な色気が魅力的です。
若い頃のマギー・チャン
若い頃のマギー・チャン
中国では、美人の条件で最も重要なのが”知性”だと言われており、類まれな美貌を持っていても頭が悪いと軽く見られてしまいます。
その点、マギー・チャンさんは知的さを兼ね備えた美貌を持っており、メイというコミカルな役のギャップで爆発的な人気を得ました。
映画『プロジェクトA2』の若い頃のマギー・チャン
マギー・チャンの若い頃の映画代表作② 『いますぐ抱きしめたい』
ウォン・カーウァイ監督作品で地盤が出来上がる
マギー・チャンさんは、若い頃のアイドルイメージを払拭したいと考えていた際、ウォン・カーウァイ(王家衛)監督の1988年の映画『いますぐ抱きしめたい』のオファーを受けます。
ウォン・カーウァイ監督は当時、「香港ニューウェーブ第2世代の旗手」と言われていました。
マギー・チャンさんはこの映画で、『ポリス・ストーリー』のメイとは対照的な、内気でか弱い女性的な役を見事に演じ、一躍演技派女優としての土台が出来上がりました。
そして、ウォン・カーウァイ監督の常連女優となっていったマギー・チャンさんは、1989年の映画『仔猫のように抱きしめて』、2000年の映画『花様年華』などに出演しています。
その後、中華圏で最も有名な映画式典「香港電影金像奨」で「最優秀主演女優賞」を獲得し、後者の映画は「台湾金馬奨」の同賞も獲得しています。
マギー・チャンの現在が話題に
気持ちは若い頃のままのマギー・チャン
マギー・チャンさんは2010年9月に開催された「ベネチア映画祭」に出席した際に、年を取ることは怖くないと語っていました。
「年をとることは恐くない。若い時ははつらつとした可愛さがあるけれど、年をとっていく内に自信がついて成熟した大人の良さを出すことができる。今の私は、まさしくその時期です」と、余裕たっぷりに語ったマギー。
この頃、マギー・チャンさんはスキンケア用品のイメージキャラクターを7年連続務めており、40代も折り返しに差し掛かっても、美肌は若い頃と変わらないと評判だったようです。
それから約8年あまりが経過し、2018年11月15日に上海で開催された「ルイ・ヴィトン展覧会」に出席したマギー・チャンさん。
50代半ばながら、まったくスタイルが衰えていない凛とした姿を見せて注目を集めていたようです。
パーティーではレザーのジャケットにタイトなスカートを合わせ、スリムな体を際立たせるようなファッションで登場。ヴォーグ誌の元クリエイティブディレクター、グレース・コディントン氏とコラボした猫のバッグが、この日の着こなしのポイントとなっている。
久々に登場したマギー・チャンの姿について、ネット上では意見が真っ二つに。「美しかった過去の面影がない」「魔女化がすごい」「美人も歳月には勝てない」と嘆く声もあれば、反対に「この年齢でスタイルをキープしてすごい」「今も十分美しい」「昔より輝いている」という擁護派の声も大きい。
ファンは、現在までに約15年ほど女優業を休業していることを残念がっていますが、今後マギー・チャンさんにしかできないような役で電撃復帰をすることもあるかもしれませんね。
ちなみに、マギー・チャンさんはプライベートでは一度離婚していますが子供はおらず、度々熱愛報道もされてきたものの再婚の動きはまだ見られないようです。
街で芸能人に気がつくことなど滅多にないのですが、後ろにいらしたのにそのオーラに思わず振り向いてしまった人がいます。もう随分前の経験だけど宮沢りえさんとドゴール空港にいたマギー・チャン。すごいオーラの圧でした
— tanzi (@waka0027) 2019年4月7日
むかし、これまた理由もなく袋小路にはまったかのごとく鬱々としていた時、夜中にぼんやりと「花様年華」をみていたら、だんだんと元気をとりもどしていったことを鮮明におぼえている。
— lotus (@nicolaandchloe) 2019年4月11日
マギーチャンの着こなす、数々のチャイナドレスの美しさに慰められ、また勇気づけられたのだ。
美は時に人を救う pic.twitter.com/OcCUAJUo83
中国映画だと『花様年華』もええで。物悲しさと倦怠が入り混じった映像美があり、記憶の中にぼんやり残ってる雨が降りそうな曇りの日という印象の映画。マギー・チャンの着るオシャレなチャイナドレスをひたすら見る為だけに見てもいいぞ。
— 蛇頭むう (@dagashira) 2019年4月11日
まとめ
ジャッキー・チェンさんとの共演作や、ウォン・カーウァイ監督作品で知られてきた女優、マギー・チャンさんについて総まとめしてきました。
・マギー・チャンは女優業を休止中も精力的に芸能活動を続けてきた
映画作品を通さないと日本では中々目にすることが無いマギー・チャンさんですが、良い年の重ね方をしてきたことがたまに出演するイベントの報道からもわかりますね。