2002年日韓ワールドカップで韓国代表をベスト4に導いた伝説的プレーヤーの安貞桓(アン・ジョンファン)さん。
アン・ジョンファンさんの反日的な言動は日韓で最低だと言われていますが、その性格について詳しく総まとめしましたのでご紹介します。
安貞桓(アン・ジョンファン)の反日的な性格について
アン・ジョンファンについてのプロフィール
「韓国のデビッド・ベッカム」と呼ばれたアン・ジョンファン
アン・ジョンファンさんはその特徴的な長髪と端正なルックスから韓国サッカー界で絶大な人気を博し、韓国Kリーグを盛り上げる一方で日本でも清水エスパルスや横浜F・マリノスなどでプレーをしていたためよく知られたプレーヤーでした。
アン・ジョンファンさんについての詳しいプロフィールはこちら。
愛称: 指輪の帝王、テリウス、大連の王
ラテン文字: Ahn Jung-Hwan
ハングル: 안정환
国籍: 大韓民国
生年月日: 1976年1月27日
出身地: 京畿道坡州市
身長: 178cm
体重: 71kg
選手情報
在籍チーム: 引退
ポジション: FW
利き足: 右足
引用:Wikipedia – 安貞桓
アン・ジョンファンが反日だと言われる理由
2002年日韓ワールドカップで見せたアン・ジョンファンのスケートパフォーマンス
2002年日韓ワールドカップのグループリーグ第二戦・韓国対アメリカでアン・ジョンファンさんはゴールを決めるとスケートをするパフォーマンスをしてアメリカへ皮肉のアピールをしました。
このスケートパフォーマンスは日本には関係の無いものですが、ソルトレークオリンピックのスピードスケート・ショートトラック1500m決勝で1位を獲得した韓国人選手が2位のアメリカ人選手の妨害をしたという判定を受けて金メダルを逃した事件を揶揄したものでした。
そして日韓ワールドカップの決勝リーグ・日本対トルコ戦で韓国が日本の敗退を強く望むあまりブーイングを浴びせ、敗退が決まると韓国がベスト8進出が決まった時以上に喜ぶ様子が伝えられたため、日本人は「韓国人はおかしい」と感じ始め後の”嫌韓ブーム”に繋がりました。
この大会で韓国人選手の中で最も注目を集めていたアン・ジョンファンさんは日本人にとっては忌むべきチームの代表格であり、印象は最悪のものになってしまいました。
さらに2004年シーズンから横浜F・マリノスに移籍したアン・ジョンファンさんは、韓国の日刊新聞「スポーツ朝鮮」の記者から「竹島(独島)はどこの領土か」と質問され、「政治的なことは詳しく無いので分からない」とはぐらかしたものの記者に「独島は韓国の領土、日本の選手を説得する」と捏造記事を書かれてしまいました。
この時、アン・ジョンファンさんは本音は「竹島は韓国の領土」と思っていても、日本でのプレーに影響が出ることを考慮してはぐらかしたのだと思いますが、日本人にとっては「アン・ジョンファン=反日」のイメージが定着してしまいました。
アン・ジョンファンがサッカー解説で最低な発言
ワールドカップロシア大会でのアン・ジョンファンの辛口解説が話題に
2018年6月14日に始まったワールドカップロシア大会でアン・ジョンファンさんは解説者として実況していましたが、その際の日本戦におけるコメントが反日的だと話題になっていました。
アン・ジョンファンさんの問題の発言は日本対ポーランド戦に対するもので、同試合では決勝リーグ進出を果たすために日本代表は後半30分あたりからひたすら自陣でパス回しをして時間稼ぎをするというプレーを見せました。
このプレーは国内のみならず海外で賛否両論が巻き起こり激しい批判に晒されることになりましたが、実況中継をしていたアン・ジョンファンさんは以下のようにコメントしていました。
中央日報などの29日の報道によれば、日韓W杯などで活躍した元韓国代表のアン・ジョンファン氏は地元メディアで、日本の戦い方について「攻撃を1分間しなければファウルになる規則を作らなければいけない」と批判した。さらに、
「韓国は美しく敗退したが、日本は醜く16強に進出した」
と日本を痛罵した。
このアン・ジョンファンさんの発言に対して、立川志らくさんはツイッター上で痛烈に批判していました。
さらに、アン・ジョンファンさんは韓国代表がグループリーグ敗退をし、日本が見苦しい戦いで決勝リーグ進出を果たしたことについても辛口コメントをしていました。
経済紙「ソウル経済」によると、アン・ジョンファン氏は「(日本の結果を受けて)明らかに韓国と比較する方が多いと思うが、サッカー選手としてはとても気に障る。(韓国代表選手を)バカにするファンも多いかもしれないと思うと、かなり心配だ」と話したという。
このアン・ジョンファンさんの発言には日本のサポーターはもちろん、韓国のサポーターからも「最低な発言」として批判の声が挙がっていたようです。
アン・ジョンファン曰く「私たちは美しく脱落したが、日本は醜く16強に進んだ」と。韓国は反則数1位の卑怯な戦いに終始。敗退が決まり格好がつかぬ為独戦も必死で反則まみれの試合をしただけ。日本は一勝一敗一分けの結果を出しフェアプレイで予選突破したのだ。ふざけるな!https://t.co/dcn0HseIev
— 小野寺まさる (@onoderamasaru) 2018年7月1日
アン・ジョンファンは反日ばかりではなく親日な面もある?
アン・ジョンファンは中立的な解説もしていた
アン・ジョンファンさんはワールドカップロシア大会での日本戦で中立的な解説もしていたことから、ネチズン(韓国ネットユーザー)の間で「アン・ジョンファンが中立的な解説をした」と驚きを共有するスレッドが掲示板に立っていたようです。
アン・ジョンファンさんが日本を賞賛する場面もあったようで、そのスレッドでのネチズンの反応は以下のような感じだったようです。
6. 韓国人
>>5
今日はまともだったよ
7. 韓国人(スレ主)
>>5
今日もそうだったのか?
前は4回連続で、駄目駄目駄目駄目と言っていて、日本がゴールを決めたら、腰を抜かしていた
俺はそれで安貞桓の解説を見ることにした
14. 韓国人
今日は6月25日なんだが、6.25参戦国の日本を非難するなら、日本の参戦勇士に悪口を言っているようなものである
もちろんこれだけでアン・ジョンファンさんが親日的というわけではありませんが、少なくとも無条件で反日発言を繰り返す盲目的な愛国者というわけではないようです。
アン・ジョンファンさんの解説コメントは面白いようで「アン・ジョンファン語録」が注目され、日本を賞賛するコメントもあれば韓国代表を酷評する場面もあったようです。
例えば、日本のGK川島永嗣が前半39分のFKの場面で、相手キッカーの壁下を通したニアサイドへのシュートを防ぎきれずに決められると、「ゴールラインとボールの間に高速道路を作れますよ」と表現したり、日本の守備の良さが光れば「昨日(スウェーデン戦)、韓国の守備は“鬼ごっこ”だった。泥棒のように逃げるスウェーデンを追いかけるだけだった」と母国代表を厳しく批判した。
アン・ジョンファンさんはとてもユーモアのある性格をしているようですが、そのためか現在は韓国で4本のレギュラー番組を抱えるタレントとして活躍し、司会も務めているようです。
2017年4月17日に放送されたバラエティ番組『あの時!スゴかった人 ~一流アスリートが驚いたアノ人大追跡~(TBS系)』にアン・ジョンファンさんはVTR出演し、近況を語りました。
現役時代と比べ、かなりぽっちゃりした体形で登場。モデルのようだった当時のスタイルではなく、なかなか立派な“メタボ腹”を携えインタビューに応じた。
まずはその体形変化について質問されると「9キロぐらい増えたかな」と現役時代の71キロから80キロへの“増量”を告白。そして本題の引退後について聞かれると「(引退して)サッカーの解説をしている時に依頼が来て、今はバラエティー番組のMCをやっています」と驚きのタレント転身を明かした。
実際の映像を確認すると、安は明るい性格と、軽快なトークでスタジオの笑いを取っていた。現在、4本のバラエティー番組にレギュラー出演しているという。収入について「現役時代の半分」と明言は避けたものの、売れっ子であることは間違いないようだ。
アン・ジョンファンさんは現役当時のカリスマ的な人気とは違う方向で、面白いタレントとしての地位を確立しているようですね。
大韓民国のアン・ジョンファン元選手は言っていました。
— 山島龍之介 (@yamashima0905) 2018年7月16日
「韓国は美しく敗退し、日本は無様に勝ち進んだ」
いや、そうじゃなかった。
正しくは「日本は美しく敗退し、韓国はファールを重ねて敗退し、フランスは無様に優勝を祝った」という有り様だ。
韓国のバラエティ観てて、面白いおじさんだなーと思ってた人が、元サッカー選手のアン ジョンファンだったwww
— ナオ (@nao1981) 2019年1月5日
当時と違いすぎてて分からなかったわ。
安貞桓の反日的な性格について総まとめすると・・・
韓国サッカー界のレジェンドであり現在はタレントや解説者をしているアン・ジョンファンさんの反日的な性格について総まとめしてきました。
・アン・ジョンファンは解説者として韓国代表にも厳しいコメントをする
アン・ジョンファンさんの愛国心は盲目的なものではなく、かつて日本でプレーをした経験からか反日的な考えが強い反面日本を認めている部分もあるようです。