少女のような可憐な雰囲気が人気のアグネス・チャンさんですが、乳がんを公表し治療や現在が話題です。
今回はアグネス・チャンさんについて、乳がんが発覚したきっかけやステージ、手術やその後の治療と現在などをまとめてみました。
アグネス・チャンのプロフィール
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日本名:金子 陳 美齢(かねこ チャンメイリン)
本名:陳美齡
広東語:チャン・メイリン
北京語:チェン・メイリン
生年月日:1955年8月20日
出身地:イギリス領香港
国籍:イギリス
血液型:AB型
職業:歌手・タレント・教育学博士・エッセイスト
アグネス・チャンさんの「アグネス」は、アグネス・チャンさんがカトリック教徒なので洗礼名になります。
1972年、「ひなげしの花」で日本で歌手デビューを果たします。
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かわいい顔とぎこちない日本語で歌う姿・話す姿がかわいいと、一躍人気アイドルになりました。
その後もヒット曲を出したアグネス・チャンさんは、日本だけではなく台湾やアメリカ合衆国でも音楽活動をされています。
ボランティアや社会奉仕の活動もされており、1998年に初代日本ユニセフ協会大使に就任し、2016年にはユニセフ・アジア親善大使にもなっています。
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さらに、ピンクリボン運動や香港浸会大学の客員教授などの教育活動もされており、自身の3人息子をスタンフォード大学に合格させてもいます。
その、スタンフォード大学合格に関して「スタンフォード大学に三人の息子を合格させた50の教育法」という本も出版し、大ヒットしています。
ご自身も1992年6月にスタンフォード大学大学院教育博士課程を修了し、1994年には博士号が授与されています。
シングル
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1972年 ひなげしの花
1973年 草原の輝き
1973年 小さな恋の物語
2009年 あなたの忘れ物
アグネス・チャンが乳がんで話題に 【発覚したきっかけ~ステージとは】
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アグネス・チャンさんが、なんと!乳がんになっていたそうです。
乳がんが発見されたのは2007年のことで、ご本人は「自分ががんになる」と思ってもいなかったようで、がん検診を一度も受けたこともないしがん保険にもはいっていなかったそうです。
ボランティアなどの活動を精力的にやっているときに、アメリカ発祥のがん啓発イベント「リレー・フォー・ライフ」のおかげで、ガンを発見できたそうです。
「関西リレー・フォー・ライフ」に参加した後、胸に小さなしこりを見つけたそう。
イベントに参加する前なら「かゆい」で終わらせていた程度の異変でしたが、イベントで「少しでも異常を見つけたら病院で診てもらった方がいい」という言葉を思い出し、産婦人科を受診。
そこで総合病院を紹介され、乳がんが見つかりました。
しこりは4ミリで、ステージ1の初期の初期で、リンパへの移転もなかったことから乳房は温存手術で済んだそうです。
ステージ1とは?
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しこりの大きさが2cm(1円玉の大きさ)以下、脇の下のリンパ節に移転していない状態。乳房の外に拡がっていないと思われる段階のことを言います。
治療方法としては、乳房温存手術+放射線療法、術後ホルモン療法があります。
アグネス・チャンさんは、手術を香港と日本どちらでするか悩んだそう。
内科と小児科の医者である姉のヘレンさんに相談すると「がん治療は手術しておしまい、とはいかないから日本で受けた方がいい」とアドバイスを受け、日本での手術を決意したそうです。
姉のヘレンさんが言ったように、手術後も放射線治療やホルモン療法を行っていたようで、術後は色々な障害に悩んでいたようです。
アグネス・チャンさんは退院の日、病院内で医師同席のもと記者会見を開き、次のようにコメントしています。
「香港では、有名人ががんになるとイメージダウンになるので公表することを姉は反対しました。日本と香港ではがんに対しての理解が違うし、偏見を無くしたい気持ちがあったので、夫や長男と相談し公表することにしたんです。」
順調に回復された後、国内のコンサートが終わると、北京に飛び人民大会の大ホール(万人礼堂)で6千人のファンの前で熱唱しました。
アグネス・チャンの現在
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アグネス・チャンさんは現在、アメリカに滞在されているようです。
また、乳がんの手術を受けてから約11年経った今も、様々な活動を続けていらっしゃいます。
2018年には千葉市の幕張メッセでがん征圧全国大会(日本対がん協会、ちば県民保険予防財団主催、朝日新聞社特別講演)の記念公演で、乳がん治療の体験の講演活動もされています。
その講演の中では、「生活習慣もお金持ちも学歴も関係なく、誰もががんになる可能性がある。自分を守るために検診で早期発見がベストな行動」だと語りました。
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さらに、新刊「未知に勝つ子育て~AI時代への準備~」という本を小学館より発売されていて、発売記念イベントなども行なっています。
現在も講演会やユニセフ・本の出版など色々と活動されているようです。
まとめ
今回は、アグネス・チャンさんについて、プロフィールから乳がんやステージ、さらに現在の活動についても紹介してきましたが、いかがでしたか?
日本でデビューした時は、あどけない笑顔と片言の日本語がとてもかわいい印象だったアグネス・チャンさん。
乳がんという病に侵されでも負けずに、さらに手術後すぐに仕事復帰され、現在も変わらず様々な活動をされている姿は、強くそして美しいですよね。
たくさんの社会貢献活動をされているアグネス・チャンさんを、これからも応援したいと思います。