2003年のドラマ『冬のソナタ』で日本で大ブレークした韓国人俳優の故パク・ヨンハさん。
2010年に自殺してしまいましたが、死亡原因の真相や葬儀の様子について詳しく総まとめしましたのでご紹介します。
この記事の目次
パク・ヨンハについてのプロフィール
『冬のソナタ』で大ブレークした俳優、パク・ヨンハ
パク・ヨンハさんは日本での第一次韓流ブームの火付け役となったドラマ『冬のソナタ』で”ヨン様”ことペ・ヨンジュンさんの恋敵役で出演して俳優として大ブレークしました。その後個人事務所を立ち上げたり飲食店・ブランド事業などに乗り出しましたが、2010年に自宅で自殺を遂げてしまいました。
パク・ヨンハさんについての詳しいプロフィールはこちら。
ハングル: 박용하
漢字: 朴容夏
ローマ字: Park Yong-ha
出身: 大韓民国ソウル特別市
出生: 1977年8月12日
死没: 2010年6月30日
職業: 俳優、歌手
ジャンル: K-pop
活動期間: 1994年 – 2010年
引用:Wikipedia – パク・ヨンハ
パク・ヨンハの自殺の死亡原因は「感電による胸部圧迫死」
パク・ヨンハが自宅で電源コードで首吊り自殺
パク・ヨンハさんは2010年6月30日に自宅で死亡しているところが発見されましたが、電話の電源コードでの首吊り自殺だと発表されました。
2010年6月30日早朝、ソウル特別市内の自宅で遺体で発見された。32歳没。死因は電源コードでの首吊り自殺と日本では報道されたが、実際は電源コードで首を締めたことによる感電での胸部圧迫死と断定された。
パク・ヨンハさんの死亡原因は電源コードによる首吊りで窒息死をしたのではなく、電源コードで感電して胸部圧迫死だということですが、敢えて感電するようにコードの皮膜を破いたか、首吊り時に荷重により破れたかなどが考えられるようです。
パク・ヨンハさんの自殺はドラマ『冬のソナタ』でブレークした日本でも大々的に報じられ、追悼企画番組が放送されるなど多大な影響を与えました。
パク・ヨンハの葬儀の喪主は友人のソ・ジソブが務めた
パク・ヨンハが生前親しかった俳優のソ・ジソブ
パク・ヨンハさんの葬儀には『冬のソナタ』で共演したペ・ヨンジュンさんやチェ・ジウさんなども参列していましたが、喪主代わりを務めたのは友人で俳優のソ・ジソブさんでした。
パク・ヨンハさんとソ・ジソブさんは下積み時代からの仲であり、苦楽をともにしてきたことから兄弟以上の絆で結ばれた関係だったようです。
1977年生まれの同い年で、同じく売れない新人俳優だったふたりはすぐに意気投合。苦労が絶えない彼らは、一時は同じ家に暮らし、1つのインスタントラーメンを分け合うこともあったという。そして苦楽を共にする中で育まれた友情が、実の兄弟以上に親しくさせた。互いを思う心は、共にトップスターとなり、多忙のため会えなくなってからも決して変わらなかった。
ふたりは共にのし上がり韓流スターとなりましたが、パク・ヨンハさんの訃報を聞いたソ・ジソブさんは入っていたすべての仕事をキャンセルして駆けつけ、ひと目もはばからず号泣したそうです。
そして、最愛の息子を失ったパク・ヨンハさんの母親に対し、「彼はひとりで逝ってしまったのではありません。私を置いて逝ったのです。これからは私が息子です」と慰め、パク・ヨンハさんの両親の知らないところで数千万ウォン(数百万円)の葬儀代を支払っていました。
パク・ヨンハさんは遺書を残していないため自殺のはっきりした原因は不明のままですが、当時の周辺の状況からある程度推察できるようです。
パク・ヨンハが自殺した理由① 父親の介護に疲れた
パク・ヨンハの父親は胃がんだった
パク・ヨンハさんの父親が葬儀で嗚咽している様子が報じられていましたが、胃がんを患っておりパク・ヨンハさんは生前介護を献身的にしていました。
パク・ヨンハさんは非常に親孝行で知られており、自殺する前日も体の痛みを訴える父親の背中や足などをさすってあげていたようです。
パク・ヨンハさんの知人の話でも、父親が胃がん宣告を受けるといつも実家にいて看病していたと言われています。
パク・ヨンハさんの自殺の原因として父親の介護疲れも挙げられましたが、パク・ヨンハさんは余命少ない父親が先に逝くことは受け入れていたようで、直接的な原因とは考えにくいようです。
しかし、父親の胃がんがパク・ヨンハさんを悲観的な精神状態にさせていたのは間違いないと思いますので、自殺の原因の一端になっていたかもしれません。
パク・ヨンハが自殺した理由② 事業経営が負担になっていた
パク・ヨンハは事業の手を広げ過ぎた?
パク・ヨンハさんは日本で『冬のソナタ』が大ブレークすると、その知名度を活かして日本人向け飲食店やブランド事業を立ち上げ、さらに個人事務所も開設していたため経営に忙殺されていたようです。
2008年個人事務所であるヨナエンターテイメントを設立した後、会社の経営と自分の活動に対して多くの負担を抱えていたことは確かに見える。知人たちは「日本での人気をもとにブランド製品事業と外食事業を推進したが、負担が大きかったようだ」とし「最近は眠れないと睡眠薬を飲んでいた」と話した。特に今年初めには会社内公金横領など、良くない事件で長い間、苦楽をともにしたマネージャーYさんと別れ、非常に傷ついたという。活動全般にわたってYさんを全面的に信頼していたことから、彼と別れた後、心理的に不安になったというのだ。
パク・ヨンハさんは日本でのブレークで得た人気を元に事業を展開していたため、日本での韓流ブームが下火になると経営も厳しくなっていったことでしょう。
しかも、パク・ヨンハさんがスターダムにのし上がるまで二人三脚で頑張ってきた信頼していたマネージャーに会社のお金を5,000万円横領される事件が起こり、人間不信にも陥ってしまったと言われています。
こうした悪いことが立て続けに起こりパク・ヨンハさんを苦しめるようになった発端は、日本での大ブレークにより韓国を敵に回してしまったことが最大の原因のようです。
パク・ヨンハが自殺した理由③ 母国・韓国を敵に回した
パク・ヨンハは韓国民と国に殺された
パク・ヨンハさんは韓国内での人気は決して高くは無かったものの日本で『冬のソナタ』が大ブレークしたことで一躍韓流スターとして認知され、次第に親日家になっていったことが命取りになってしまいました。
2003年(韓国では2002年)の『冬のソナタ』の日本での大ブレークにより、パク・ヨンハさんは韓国での人気を失速させていくことになりました。
2002年ドラマ「冬のソナタ」で日本で一躍スターダムにのし上がった後、たゆまぬ海外活動で人気独占をしてきた一方、国内では相対的に低迷していたことも気になる部分だ。
2008年久々に姿を見せたドラマ「オンエア」は高い人気を集めたがその後、昨年、ドラマ「ザ・スリングショット~男の物語~」や映画「作戦」などは大きな人気は集められなかった。意欲的に参加した作品で大きな成果を見られないと、負担を吐露していたというのが知人たちの話だ。
その背景にはパク・ヨンハさんが日本に興味を持って歴史問題を調べ、韓国が歴史の事実を湾曲して教育していたことを知る中で、次第に親日家になっていったようです。
韓国ではメディアが芸能人へのインタビューでよく「竹島はどこの国の領土か?」と”踏み絵”のように問い詰めることがありますが、パク・ヨンハさんは「竹島は日本の領土」と答えたことがあったようです。
当然、韓国内では批判の嵐となり、こうした発言も含めて日本人向け飲食店などの経営もあり真の親日家と政府に認定されてしまったパク・ヨンハさんは、韓国独特の法律である「親日反民族行為者財産の国家帰属に関する特別法」により財産を没収されたと言われています。
パク・ヨンハは仕事ができない精神状態になっていた?
パク・ヨンハは日本ツアーができる精神状態ではなかった?
パク・ヨンハさんが自殺した6月30日は本来なら26日からスタートする日本ツアーのために日本にいるべきだったそうですが、同月10日にドラマ『作戦』で共演したキム・ムヨルさんの父親の葬儀のために緊急帰国して以降は韓国に滞在し続けていました。
こうした行動からパク・ヨンハさんは日本ツアーができないほどの精神状態に追い詰められていたということでしょう。
パク・ヨンハさんが日本で大ブレークした頃の第一次韓流ブーム熱は冷め、逆に2005年から始まった嫌韓ブームが逆風となり人気は失速していたようです。
自身をスターダムにの仕上げてくれた日本でも韓国人を嫌う風潮が強まり、韓国では親日家としてバッシングを浴び続けてきたことからパク・ヨンハさんは板挟み状態になり逃げ場を失って自殺に追い込まれたのかもしれません。
「パク・ヨンハは韓流ブームに乗せられた」と言われることがありますが、パク・ヨンハさんは日韓の歴史の闇に飲まれてしまったと言えるかもしれません。
パク・ヨンハは自殺直前にすでに死ぬ気だった?
パク・ヨンハは突発的に思い立って自殺したのではない?
パク・ヨンハさんは自殺する前日の29日に俳優リュ・シウォンさんの所属事務所理事を務める男性と会っていたようですが、その時の様子が普段とは明らかに違っていたようです。
日ごろは自分の悩みを打ち明けてくるパク・ヨンハだが、このときは周囲の人々のことを心配しており、まるで兄ように男性のことも心配し幸せに暮らすようにと言うので、男性は「お前も大人になったのか」と冗談めかして返した。帰宅後、妻に「ヨンハがきょう少し変だった」と伝えたほどだったという。
1時間ほどの会話のなかで、パク・ヨンハは演技に対する意志、立ち上げた事務所の経営に対する思いなども語った。「人生ではいろいろなことを経験するが、よそ見をせず演技に集中し、長く俳優とし生きていきたい。運営している事務所も少し苦労はあるが、頑張れば何とかなる」「人の気持ちが理解できるようになった。同い歳の芸能人仲間が悩みを打ち明けると、自分は話を聞くほうになる」などと話したという。男性は「ヨンハは当時、衝動的な考えと前向きな思いの間で悩んでいたのではないか」と振り返る。
パク・ヨンハさんは普段から頼っていたこの男性に最終確認の意味でも自分の意思を確認したかったのかもしれませんね。
しかし、パク・ヨンハさんは立ち上がることは不可能だと判断したのか、自殺という形で自ら命を絶ってしまいました。
そいえば昨晩、パク・ヨンハが自殺したというニュースを見て、ファンだった母はさぞかし悲しがってるだろうなーと実家に電話をしてみたら、「悲しいわよ!もう私にはイ・ビョンホンしかいないわ!!」という話を30分以上された。
— 腸が弱い (@pes_so) 2010年7月1日
良い人が生きづらい国…それが韓国
— みっくすまろん (@r9V5KfIipKLvem4) 2018年11月7日
何度も言ってますが真の日韓友好を願ったパク・ヨンハさんを自殺に追い詰め、その死を嘲笑った韓国人には絶望しているので「中にはいい人もいるから好きになってェー悪く言わないでェー」と言われても無理です
個が大勢に呑み込まれる国韓国こそ民主主義も自由もない
一時期、俳優の自殺のニュースが相次いでた時あったよね。
— micchie (@mtxxmicchou) 2017年12月18日
イ・ウンジュ、チョン・ダビン、チャン・ジャヨン…
韓国の映画見て初めて好きになった女優チェ・ジンシルに同い年のパク・ヨンハも自ら命を絶ってしまった…
もうこれ以上こんな事起きてほしくないよ。
パク・ヨンハの自殺について総まとめすると・・・
日本でドラマ『冬のソナタ』で大ブレークした俳優・パク・ヨンハさんの自殺について総まとめしてきました。
・パク・ヨンハは日韓で板挟みになり自殺した可能性が高い
現在「TWICE」などを始めK-POPスターが日本でも活躍していますが、2017年に自殺した「SHINee」のジョンヒョンさんのように韓国芸能界の闇に飲まれてしまう人はまだまだ後を絶たないようです。
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