カンスヨンの出演ドラマ/映画作品一覧とおすすめ代表作6選!あらすじや役どころ・遺作ドラマも徹底紹介

2022年5月に死去した韓国のベテラン女優・カンスヨンですが、約50年間で出演してきた数々の作品も注目を集めています。

 

今回はカンスヨンがこれまで出演したドラマ・映画作品一覧、おすすめの代表作6選をまとめました。

カンスヨンのプロフィール

出典:https://www.chosun.com/

 

名前:カン・スヨン(강수연)
生年月日:1966年8月18日
没年月日:2022年5月7日(55歳没)
出身地:韓国・ソウル特別市

 

カンスヨンは、1971年に「しっかり者の冒険」で子役デビューして以来、子役スターを経て実力派成年女優として、約50年間にわたり韓国芸能界に貢献してきた女優です。

 

数々の韓国ドラマ・映画作品に出演し、多くの賞を受賞してきましたが、2022年5月5日に自宅で脳出血で倒れ、5月7日に死去しました。

 

ここでは、カンスヨンの出演ドラマ・映画作品一覧、おすすめの代表作・遺作をまとめました。

 

カンスヨンの映画出演作品一覧

出典:https://www.donga.com/

 

1976年「私は告白する」
1976年「血筋」
1977年「星の3兄弟」
1978年「どこかにママが」
1978年「鳩の合唱」
1978年「悲しみはもういらない」
1979年「天国から来た手紙」
1980年「最後の密愛」
1982年「胡麻塩とオクトルメ」
1983年「約束の女」
1985年「Wの悲劇」
1985年「鯨とり2」
1987年「シバジ」
1987年「青春スケッチ」
1987年「桃花」
1987年「燕山君」
1987年「じゃがいも」
1987年「女と男・愛の終着駅」
1988年「業」
1988年「ミリ、マリ、ウリ、トゥリ」
1988年「洛山風」
1989年「ハラギャティ 波羅羯諦」
1989年「その後も長い間」
1989年「墜落するものには翼がある」
1991年「ベルリン・リポート」
1991年「競馬場へ行く道」
1992年「君の中のブルー」
1993年「ウェスタン・アベニュー」
1993年「あの女、あの男」
1994年「薔薇の日々」
1995年「サイの角のように1人で行け」
1996年「激しい恋」
1997年「深い悲しみ」
1997年「ブラックジャック」
1998年「ディナーの後に」
1999年「虹鱒」
2003年「輪廻」
2006年「韓半島 -HANBANDO- 」
2007年「黒い土の少女」
2022年「JUNG_E/ジョンイ」

 

 

特に、「JUNG_E/ジョンイ」は主演かつ、遺作になりました。

 

 

カンスヨンのドラマ出演作品一覧

出典:https://news.nate.com/

 

1971年「しっかり者の冒険」
1983年「高校生日記」
1985年「あなた」
2001年「女人天下 」
2001年「普通の人たち」
2007年「ムン・ヒ 〜復讐に魅せられた女〜」

 

 

近年は出演作品がほとんどなく、事実上の引退では?とも言われていました。

 

 

カンスヨンのおすすめ代表作ドラマ・映画6選

カンスヨンのおすすめ代表作・映画「シバジ」

出典:https://movies.yahoo.co.jp/

 

1987年公開の映画「シバジ」は、イム・グォンテク監督、ソン・ギルハン脚本により制作された、李朝時代の代理出産の風習をテーマにした作品です。

 

李朝時代、名家の後継となる男子を生むため、シバジと呼ばれる代理出産の女性を雇う風習がありました。

 

カンスヨンはこの作品で、シバジの母から生まれ、自らもシバジとなった主人公オンニョを演じました。


名家の後継を生むために17歳の若さでシバジを引き受けるものの、相手の男を愛してしまった少女の悲劇が描かれています。

 

70年代に子役デビューして子役スターとして活躍していたカンスヨンは、この作品で成年女優として高く評価されるようになりました。

 

第44回ヴェネツィア国際映画祭の女優賞、1987年ナント三大陸映画祭の主演女優賞を受賞しています。

 

カンスヨンのおすすめ代表作・映画「ハラギャティ 波羅羯諦」

出典:https://movies.yahoo.co.jp/

 

1989年の映画「ハラギャティ 波羅羯諦」は、愛に傷付き尼僧院に入りながらも、仏門と俗世の狭間で迷いながら生きる女性の遍歴を描いた作品です。

 

カンスヨンはこの作品で、主人公のスンニョを演じました。


スンニョは16歳の女子高生の時に憧れの存在だった担任教師と旅行したことが明るみになり、退学処分を受け、傷付いた心を抱えて尼僧院に救いを求めることに。

 

出家したものの俗世との関わりが断ち切れず、数々の男に尽くすことで仏の道に近付こうとし、仏門と俗世の狭間で迷い傷付きながら不幸な運命を辿っていく姿が描かれています。

 

カンスヨンは若い尼僧の役作りのため髪を剃って撮影に挑み、持ち前の演技力を発揮して女性の哀しさや痛みを見事に表現。

 

モスクワ国際映画祭で主演女優賞、大鐘賞映画祭でも主演女優賞を受賞し、世界的な活躍を見せる女優として名を上げることになりました。

 

カンスヨンおすすめ代表作・映画「競馬場へ行く道」

出典:https://yohnishi.at.webry.info/

 

1991年の映画「競馬場へ行く道」は、大学教授の男と元女子大生の肉体関係を巡る会話で展開される、人間が持つ卑劣さや欲望、醜さや愚かさを表現した作品です。

 

フランスで博士号を取り韓国に帰国した男Rが、フランスで3年半同棲していた元女子大生の女Jと再会し、肉体関係を求めますが、Jは「ここはフランスじゃない」と拒絶。


Jは他の男と結婚しようとするも、Rの説得により肉体関係が再びスタートしてしまいます。

 

韓国を離れて2人で生きることを提案するRに、Jは拒否しながらも肉体関係は続いていく…という、男女2人の痴話喧嘩と性行為が延々と続く作品にです。

 

韓国では賛否両論を巻き起こした問題作でありながら、映画としての評価は高く、主演を務めたカンスヨンは数々の賞を受賞

 

第28回百想芸術大賞の演技賞、第13回青龍賞の女優主演賞、第12回映画評論家協会賞の最優秀作品賞、第3回春史映画芸術賞の女優主演賞を受賞しました。

 

さらに国外からも評価を受け、第42回ベルリン国際映画祭、第16回香港国際映画祭、第20回バンクーバー国際映画祭に招待作として出品されています。


2000年にはイタリアの映画祭で回顧展が開催されるなど、時を超えて評価されている作品です。

 

カンスヨンのおすすめ代表作・ドラマ「女人天下」

出典:https://www.amazon.co.jp/

 

2001年のドラマ「女人天下」は、朝鮮三大悪女と呼ばれるチョン・ナンジョンの波乱に満ちた生涯を描いた歴史ドラマです。

 

貴族階級に生まれながらも妾の子として蔑まれて育った娘ナンジョンが、美貌と知性で高官の妻にまで上り詰め、権力を手にしていく姿がドラマティックに描かれています。

 

カンスヨンは主人公のナンジョン役を務めました。

 

清楚で美しい容姿ながらも、正室を毒殺するという悪女性を持ち合わせ、長きにわたり権勢を誇ったムンジョン王后に仕えて命運を共にする姿を見事に演じました。

 

韓国では平均視聴率30%、最高視聴率50.4%という大ヒット作品となり、これまで映画界での活躍が目立っていたカンスヨンが、ドラマの世界でも存在感を示した代表作となりました。

 

カンスヨンのおすすめ代表作・ドラマ「ムン・ヒ 〜復讐に魅せられた女〜」

出典:https://www.amazon.co.jp/

 

2007年のドラマ「ムン・ヒ 〜復讐に魅せられた女〜」は、韓国復讐ドラマの決定版と呼ばれるほどの見応えのある復讐劇を描いたドラマです。

 

カンスヨン演じる主人公のムン・ヒは、父親の顔を知らずに母親に女手一つで育てられました。

 

ある日、母親が不治の病にかかり、ムン・ヒの父親が実は大手百貨店の会長であることを告げて失踪。

 

ムン家に居場所を求めるも、会長の妻である継母や腹違いの妹から嫌がらせを受け、屈辱と絶望を胸に抱いて復讐を誓ったムン・ヒ。

 

ある男性との間に子供を産んだことを隠してムン家に戻り、ムン家に復讐するために後継者の座を狙うという物語が描かれました。

 

ベテラン女優であるカンスヨンが高校生から30代までを演じ、復讐の鬼と化した演技が圧巻だと話題に。


映画出演が多いカンスヨンの数少ないドラマ出演作の中でも、復讐劇好きに一度は見てほしいおすすめの作品です。

 

カンスヨンのおすすめ代表作・映画「JUNG_E/ジョンイ」

出典:https://www.netflix.com/

 

2022年5月にNetflixで配信される最新作映画「JUNG_E/ジョンイ」は、2022年5月7日にこの世を去ったカンスヨンの遺作となる主演作品です。

 

2007年以降、ドラマや映画への出演がほとんどなかったカンスヨンが、10年ぶりに商業作品に復帰するということで話題に。

 

しかし、Netflixでの配信開始前にカンスヨンの訃報が舞い込み、女優人生最後の出演作品となってしまいました。

 

カンスヨンの遺作となったNetflix映画「JUNG_E/ジョンイ」は、映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」で世界的に注目を浴びたヨン・サンホが監督・脚本を務めた新作です。

 

気候変動により人間の生存に適さない環境と化した22世紀の地球を舞台に、避難先のシェルターで人類が生き残りをかけて戦争が勃発。

 

そんな中、クローン技術によりエリート軍人の脳のデータを植え付けられたロボット兵士が戦争を左右していく・・・というSFアクションアドベンチャーが描かれました。

 

このカンスヨンの遺作である映画「JUNG_E/ジョンイ」は、Netflixで予定通り公開される予定です。


韓国映画界を牽引し、数々の名誉ある賞を受賞してきた女優・カンスヨン。最後の作品もぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

まとめ

 

カンスヨンの出演ドラマ・映画作品一覧、おすすめの代表作をお届けしました。


長年にわたり活躍したカンスヨンが、女優として遺した数々の名作をこれからも楽しんでいきたいですね。

 

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