パク・チソン

パクチソンと三浦知良(カズ)と関係!出会い~カズダンスまで総まとめ

世界で活躍し、「アジア人最高のプレーヤー」との呼び声高い韓国のサッカー選手であるパク・チソンさんですが、カズダンスを踊るなど三浦知良さんとの関係が話題です。

 

今回はパク・チソンさんと三浦知良さんとの関係をまとめました。

パクチソンのプロフィール

 

プレミアリーグ4度の優勝経験を持つパク・チソン

 

パク・チソンさんについての詳しいプロフィールはこちら。

 

本名: 朴 智星(パク・チソン、PARK Ji Sung、박지성)
愛称: Oxygen Tank(酸素タンク)、Three Lungs、ジー
国籍: 大韓民国
生年月日: 1981年2月25日
出身地: 全羅南道高興郡
身長: 175cm
体重: 72kg

 

引用:Wikipedia – 朴智星

 

 

 

パク・チソンと三浦知良との関係① 出会い

 

パク・チソンは京都パープルサンガで三浦知良と出会った

 

パク・チソンさんは小学校4年生からサッカーを始め、水原工業高校を卒業するまではまったくの無名選手でした。

 

Kリーグのドラフトにも選ばれなかったパク・チソンさんでしたが、才能に目をつけた明知大学校監督の金煕泰さんが特待生として呼び寄せます。

 

そして、親交のあった京都パープルサンガの総監督だった木村文治に相談して、パク・チソンさんは在学中に日本でプロデビューすることが決まりました。

 

そこで当時京都パープルサンガでプレーしていた三浦知良さんと出会うことになります。

 

プロとして大切なことを教えてくれた」と、パク・チソンさんはインタビューなどで語っています。

 

 

京都パープルサンガが私にとって最初のプロクラブでした。当時はカズさん(三浦知良)がいましたね。カズさんからはたくさん学ぶことがあって、プロのフットボーラーはどのように行動しなければいけないのか、何をしなければいけないのか。素晴らしいテクニックも学ぶことができました。

 

引用:SOCCORKING – 成功の裏にあった三浦知良とJリーグの存在…パク・チソン氏「大切なことは日本が教えてくれた」

 

パク・チソンさんが三浦知良さんから学んだのは、テクニックだけではなかったようです。

 

海外でプレーすることの難しさや、トッププレーヤーで有り続けるために最も必要なスピリットなど、メンタリティーの部分で学ぶことが大きかったようです。

 

そのため、パク・チソンさんは「三浦知良さんを人生の師」だと語っています。

 

また、その後マンチェスター・ユナイテッドでどれだけ活躍をして世界的プレーヤーになっても、自身のルーツは京都パープルサンガだとも語っています。

 

 

パク・チソンと三浦知良との関係② かけられた言葉

 

”キング・カズ”の凄さが分かるパク・チソンへかけた言葉

 

三浦知良さんは元々、単身ブラジルに飛んで孤独の中で本場のサッカーを学びました。

 

また、日本でのプロデビュー後はイタリア・セリエAのジェノアでのプレー経験も持つことから、海外でプレーすることの難しさを誰よりも知っている存在です。

 

三浦知良さんはそうした経験を韓国から日本に来たパク・チソンさんに重ね合わせたようで、技術よりも大切なことを説得力のある言葉で伝えていました。

 

 

「いいかい智星、自国以外でサッカー選手として生き残るのは本当に困難だ、最後までサバイバルする選手に一番必要なものは何かわかるかい?技術じゃない、そのクラスの選手の技術はみんな同じくらい高いからね、一番大切な事は、サッカーへの情熱、一途の献身、毎試合今日死んでも悔いはないという思いで試合に望む、サッカーに人生を賭ける選手だ」

 

引用:マンチェスター・ユナイテッド大好き野郎ブログ – パク・チソン「日本人のイメージは良くなかった」

 

50歳を越えてもなお現役で有り続ける三浦知良さんだからこそ、パク・チソンさんにサッカーを愛し続ける情熱の大切さがダイレクトに伝わったのでしょう。

 

サッカー王国・ブラジルでの厳しい下積み経験を持つ三浦知良さんは、靴を買えない貧しい子供達が裸足でボロボロのボールを蹴って遊んでいる様子を見て、自分の甘さに気づいたそう。

 

そして、何度も挫折を乗り越えられる精神力を培ってきたようです。

 

そうした経験から、恵まれていることを当たり前で終わらせない、貧しくてもサッカーを愛する人々のために勇気を与えるプレーを見せることの重要性をパク・チソンさんに教えたようです。

 

 

「ブラジルでは貧しくて、ブラジル人なのに一生スタジアムに来れない人が沢山いるんだ。ブラジル人にとっては悲劇だよ」

「智星わかるかい?ブラジルで俺は試合前に必ずスタジアム全体を見る、この中でいったい何人の人達が一生に一回だけの試合を見にきたんだろうと思うんだ」

「すると全身にアドレナリンが溢れてきて喧嘩した直後みたいに身体が震えてきて鼻の奥がツーンとしてくる、俺はそのまま試合開始のホイッスルが鳴るのを待つんだ」

 

「うまくは言えないけれどこれが俺のサッカー人生だ、智星が本当にサッカーを愛しているならとことんまで愛してやれ。智星のプレーで全然違う国の人々を熱狂させてあげるんだよ、それは本当に素晴らしい経験なんだよ」

 

引用:マンチェスター・ユナイテッド大好き野郎ブログ – パク・チソン「日本人のイメージは良くなかった」

 

こうした言葉を伝えられるサッカー選手は、世界のトッププレーヤーを見渡しても多くは無いでしょう。

 

三浦知良さんは日本の多くの少年たちに夢を与え、「カズ」を目指してプロになった選手も数え切れませんが、それは国境を越えてパク・チソンさんにも同様の勇気を与えたようです。

 

 

パク・チソンと三浦知良との関係③ カズダンスを真似した?

 

パク・チソンはカズダンスをしていた

 

パク・チソンさんは三浦知良さんを尊敬するあまり、得点を決めるとカズダンスを披露していたこともありました。

 

 

 

 

パク・チソンさんは動画のように韓国代表戦で出場した時もカズダンスを披露したため、国内でバッシングを受けることもあったようです。

 

パク・チソンさんは韓国の英雄として多くの子供に夢を与えてきたと思いますが、もしかしたら「パクダンス」として受け継がれている可能性もあるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

まとめ

韓国サッカー界の英雄、パク・チソンさんと三浦知良さんの関係について総まとめしてきました。

 

・パク・チソンは京都パープルサンガで三浦知良と出会いサッカー愛を学んだ
・パク・チソンは三浦知良さんへのリスペクトを込めてカズダンスをしていた

 

パク・チソンは、現在でもオフの日を使っては自身のルーツである京都を訪れているそうです。

 

当時のメンバーで親友の松井大輔さんと会ったり、人生の師である三浦知良さんに会っているのでしょう。

 

今後も、日本と韓国の交流の橋渡しとして活躍してくれることを期待したいですね。

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