日本にはK-POPファンも多くいますが、韓国の人たちを嫌いという日本人も少なくありません。
何故、韓国人が嫌われる場合があるのか、韓国人が嫌われる理由TOP10をその文化や風習から分析しました。
この記事の目次
韓国人が嫌われる理由10:競争ばかりの社会
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韓国では、実は日本側から見た視点や意見をキチンと理解している人も多いのですが、超学歴社会で、しかも就職も限られた大企業か、それ以外といったように、キッチリと階層が別れているため、同世代同士で、「追い越せ、追い抜け」という強い競争力を求められます。
また、大企業の多くも同族企業で権力も一極集中で、非常に運営は機転が効いて、素早い社会に柔軟に対応する力がある反面、個人レベルでは必死にそれについていかないと、社会人として成り立たないという、極めて厳しい社会でもあります。
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同じ年齢なら、誰でも立場を越えて同一に思うところは少なく、序列を常に気にして敬語を使い分けるというのも、韓国独特の文化です。
そのため、競争より協調や周囲と歩調を合わせて同調していれば、一応暮らしていくには不便がない日本のことは、韓国人の中でも若い人の個人レベルでは、嫌いという感情を抱いている人も、日本の社会自体は大好きという方も多いわけです。
韓国人が嫌われる理由9:世代によって意識が違いすぎる
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韓国社会は、非常に上下関係が厳しい家族主義の社会が特徴です。目上の人は絶対で、年下思いというのが芸能人でも好まれます。兄弟でも兄や姉を尊敬し、父親や母親の両親が少々乱暴でも、子供が親の悪口を言うなどは、まずあり得ないのです。
この事から、上司や先輩などの世代から指示される立場の場合は、総じて世代間ギャップが生まれやすく、目上を自然と敬うというよりも、義務としてそうしていることから、違う世代同士の交流が、あまりありません。
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若者は高齢者に対しては、見守るというより、視界に入っていないような間隔で、これが韓国人の場合は、同世代の人が周辺にいないと孤立しやすいことになっています。日本では、なんとなく、言われなくとも周囲を見ながら、状況に合わせていったり、欧米の場合はあくまで個人は個人のすることと、周囲に干渉しないのが普通です。
これが、本国以外のところに行くと、同世代の団結力があまりに強く、浮いた存在に見えてしまう場合があるようです。
韓国人が嫌われる理由8:リスクを気にしない思い切りが良すぎる
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韓国人から見ると、日本のよくある物事への慎重な姿勢、所謂「石橋を叩いて渡る」ということわざのような気遣いは、「なんで、そんな無駄なことをするの?」という意識が強いようです。
例えば、韓国の世界的企業であるサムスン電子は、かつて自動車産業を始めた事がありますが、独善的な家族主義の同族経営であるために、無謀な経営を続けて会社が傾きかけた事があります。
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諸外国の場合は、こうした経営失敗はメディアや国民から非難されるのですが、「失敗は失敗だ。」とアッサリ気持ちを切り替えて、事業の失敗は過去の事として、さっさと新しい事業を始めるということがよくあるのです。
日本人だと”反省”や”謝罪”から、責任者の辞任に至るケースもありますが、一度や二度の失敗があったとしても、果敢にやった方が立派という意識が韓国では強いのです。良く言えば結果重視で、終わり良ければ全て良しなのですが、経過はそれほど慎重にせずに、大胆なところが、他の国の人からはちょっと特殊に見えるようです。
韓国人が嫌われる理由7:他人の目を気にせず突っ走るところ
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最近では、しばしK-POPスターのファッションがメディアで話題になります。まだ20代前半でハイブランドを身に着け、とにかく個性的な服装を好みます。韓国では誰に何と言われようが自分が着たいものを身に付けるのが普通で、自分さえ気に入っていれば、他人に「似合わない」と批判されても、ほとんど気にしないのです。
むしろ新しい物に対しては貪欲で、自分よりも他人の気持ちを優先するのが美徳とする日本人からすると、これがあまりに”自由人”に見えるわけです。
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要するに「我が強い」という意識の違いですね。「やりたい気持ちがあれば気にせずにやってしまえ。」こういった、大胆なところが、伝統や風習を重んじる人の眼には、自己主張が強すぎて、「ついていけない」と感じるのかもしれません。
韓国人が嫌われる理由6:ルーツにこだわり過ぎる
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日本統治時代(韓国側では植民地支配)以前では、韓国は王国であり、特定の身分が極端に華やかな生活を謳歌した時代が、長く続いています。この時代、一般の国民は平民で横並びで、日本軍が統治するまで、李氏朝鮮の社会は両班・中人・常人・賎人の4つに大別され、一種のカースト制度でした。
李氏朝鮮の新興貴族たちは高麗の貴族の代わりに支配階級に成長しながら両班階級を形成し、やがてそれ以外は中人階級、また人身売買されていた奴婢という存在もいたわけです。
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ところが問題は、日本が軍を使って統治した時に、この身分制度は一旦白紙にされたことで、それまで虐げられていた身分の人は喜んだものの、貴族や特権階級は、身分をいわば剥奪される形となってしまったので、国家を形成する根本を失ったまま、戦後を迎えた事になります。
ここが、そもそも「あんな戦争に巻き込んだのは日本のせいだ。」という反日感情の底にあるもので、度々政府が政治的混乱や支持率を失い、国の統一感が危うくなると、反日感情で一致団結するところがあるわけです。つまり、このかなり古い韓国の古代のルーツに、いまだにこだわっている部分があるわけですね。
韓国人が嫌われる理由5:強い者に弱く、弱い者には容赦しない
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韓国の激しい競争社会は、このような度重なる戦争時代で荒廃した国家を立て直すため、国は企業を支援し、企業はとにかく優秀な人材だけを欲しがることで、勝ち組、負け組という、弱者切り捨ての社会が形成されてきたわけです。
後のベトナム戦争で、米国の支援に回った韓国軍のかなり横暴で激しいベトナム北軍への弾圧は、日本と韓国を占領した米国になんとしても勝利してもらわなければ、当時勢力を拡大したソビエト連邦(北朝鮮)などの共産圏にいずれは飲み込まれてしまうといった、焦燥感から来ていると言われています。
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間近で戦争を見てきた韓国人にとっては、戦争はトラウマになってるわけですね。日本はベトナム戦争においては直接関与してませんが、韓国は多くの兵隊を送っています。
また、今でも隣に北朝鮮という存在があるため、先進国の中では、いまだに停戦であって戦争が継続しているのも、韓国独特の特徴ですね。
韓国人が嫌われる理由4:過激なネチズンの存在が大きい
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韓国は権力に対する嫌悪感が強いため、多くの死者を出した「セウォル号沈没事件」では、このネチズンが激しい非難の応酬をネットで繰り広げました。
元々はインターネットスラングで、ネットの中で過激な国粋主義者などを揶揄して呼ばれている用語ですが、現代では韓国人のネット右翼を指して呼ばれています。
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また、韓国では徴兵制度があるため、この要因は「南北分断」であり、朝鮮半島を2分したのは、朝鮮戦争というよりも、「そもそも日本が朝鮮を壊したから」という意識が強いようです。
この歴史認識の過去の経緯を、色々と混同してしてしまって、真偽が不明なネット情報に煽られるのは、日本のネット右翼に近いものがあるでしょう。ネチズンは、富裕層、特権階級、権力に対して、激しい憎悪を抱いているのが特徴です。
韓国人が嫌われる理由3:他国の宗教や歴史に敬意を示さない
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韓国の宗教は非常に複雑で、韓国の人口からすると、20%程の人が仏教徒で、約18%がプロテスタント教徒、10%がカトリック教徒で残りの人々は様々な少数派の新興宗教や甑山道、大巡真理会、東学、道教、儒教、そして円仏教、更にはイスラム教などが混在しています。
伝統的な宗教は元々仏教と儒教ですが、共産主義などの影響を受け、非常に複雑な様相を呈しています。韓国の人口は、日本の約半分よりも少ないくらいですが、日本の様に葬儀はたいてい仏教式や、結婚式は神式とキリスト教式というような、ハッキリした儀礼文化が根づいていません。そのため、韓国式の葬儀という独特の文化が根強いのです。
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韓国人の中では「常識」として通用しており、これを重視しているために、宗教上の理由という他宗教に対する認識は、それほど感じてないところがあります。この「教えを守る」という常識が強いため、まるで他国の宗教や歴史に対して、敬意を示さない様に見える場合があるわけですね。
韓国人が嫌われる理由2:個人と集団で態度が違う
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韓国の周辺には、ロシア、中国という大国があり、経済は米国と中国の間にいることになります。加えて冷戦以来、平和協定など全く度外視、無視し続けて来たのは米国とロシアですよね。数億以上の国力を持つ国家に挟まれ、その何分の1しか国民がいないのですから、大国に追従するにしても、韓国の立場は複雑です。
国民の意識がバラバラなら、今すぐにでも世界大戦前の、また他国の統治を許してしまうことになりかねません。
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それを防ぐには、韓国が国際社会で重要な立場となるしか無いわけです。個人では日本や米国が好きでも、「自分の国」を意識するとき、どうしてもナショナリズム的になるのは、この状況では仕方ないのかもしれませんね。
「どの国からも一目置かれる」というのが、韓国ではグローバルなエンターテイメント活動が活発だったり、スマートフォンや自動車、電子産業など、韓国の強みを極める原動力になっているのでしょう。
韓国人が嫌われる理由1:礼儀や行き過ぎた家族主義
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韓国に有名なことわざがあるのですが「血は水より濃い(피는 물보다 진하다)」。これは血は親族を意味し、水は血縁的に関係がない他人のことを指していますが、「血肉の情が深い」という意味を持っている諺で、他人より親族や家族など血を分けた人を優先することを、韓国では一種の美徳としているのです。
頻繁に挙げられる概念には、他に「情(정、ジョン)」があり、家族や親族同士の情、それに対する絆などを表現した代表的な俗諺として、韓国では常識です。また、「針のような毛も自分の子のものだったら柔らかく見える」と言い、親としては自分の子に関することは何でも可愛く見えるという家族主義の概念が韓国では根強いのです。
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韓国の社会的単位は、日本のような地域や社会に帰属するのではなく、「家族」であ流点が大きな特徴です。結婚しないことよりも結婚して家庭を築いていくことを重視し、礼節や儀礼を重んじます。
親子間で互いに世話をする文化が最も強い国のため、子供たちが成人し独立するまでは親は自分たちを犠牲にし、子供たちが成長して独立し、親が年を取って老いると「親の面倒を見てあげるのが当然」と思われています。一つの民族としてみれば、独特の文化を現代まで継続している利点も多いのですが、時に行き過ぎた家族主義がもたらす悪影響も一部目立つように見えてしまうこともあります。
韓国人が嫌われる理由TOP10についてのまとめ
・1位「礼儀や行き過ぎた家族主義」
・2位「個人と集団で態度が違う」
・3位「他国の宗教や歴史に敬意を示さない」
韓国人が嫌われる理由について、私見を交えず、出来るだけ冷静に分析してみました。やはり、互いの文化や風習などの理解は大変重要なのだと感じるのではないでしょうか。
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