数多くの武術・アクション映画で活躍してきた世界的スター俳優であるジェット・リーさんですが、家族や現在が話題です。
今回はジェット・リーさんのこれまでの結婚歴と嫁や娘、病気の噂と真相、現在の活動をまとめてみました。
ジェット・リーのプロフィール
ジェット・リー
中国名:李 連杰(リー・リンチェイ)
生年月日:1963.4.26
身長:165cm
体重:65kg
血液型:AB型
出身地:中国・北京市
職業:俳優・慈善事業家
ジェット・リーさんは、1982年の映画「少林寺」で映画俳優デビューを果たし、幼少期より習っていた中国武術を武器に、カンフーやアクション映画での活動の幅を広げていきました。
当時は、本名の「リー・リンチェイ」として俳優活動を行っていました。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=z7SIrId52KY]
1991年の映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明」が大ヒットし、アクションスターの地位を手に入れました。
1998年には、ハリウッド進出作として「リーサル・ウェポン4」に出演し、グローバルネームとしてジェット・リーという名前での活動を始めます。
主演として「キス・オブ・ザ・ドラゴン」や「ダニー・ザ・ドッグ」などに出演し、ハリウッドでも名の通る世界的な有名アクション俳優となりました。
また2008年、映画「ドラゴン・キングダム」では、同じく世界的に有名なアクションスターであるジャッキー・チェンと共演し、大きな話題となりました。
映画の出演経験を見ても、歴史上に存在する武術家を演じることが多い俳優さんです。
そんなジェット・リーさんの信仰宗教はチベット仏教で、周囲の人に数珠をプレゼントするなど、その信仰心の強さもうかがえます。
ジェット・リーの嫁とは~結婚歴は2回
世界的に名前が知られているアジアのアクションスター、ジェット・リーさんのお嫁さんがどんな人なのかぜひ知りたいところですよね。
実はジェット・リーさんは結婚歴が2回あり、今までお嫁さんは2人いたことになります。
まずは、最初に結婚したお嫁さんから順にご紹介していきたいと思います。
ホァン・チューイェン
ホァン・チューイェン(黄秋燕)
生まれ年:1961年
出身地:中国・北京市
職業:武術家・女優
ジェット・リーさんとホァン・チューイェンさんは、元々幼馴染という間柄でした。
そして、映画「少林寺2」でジェット・リーさんが主役を、ホァン・チューイェンさんがヒロインを演じたことから恋仲になり、1987年に結婚する運びとなりました。
当時は周囲の親しい友達にすら結婚したことを話しておらず、二人の関係についてはごく限られた人しか知らなかったとか。
かつて武術家であったホアン・チューイェンさんと、まだ駆け出しの俳優だったジェット・リーさんは2人でアメリカ・ロサンゼルスへ渡り、武術修行に励んでいました。
そのうち子供ができ、ホァン・チューイェンさんは女優業を辞め、家事や育児に専念するようになりました。
1991年、わずか4年ほどの結婚生活を終え、離婚しました。
ニナ・リー
ニナ・リー(利智)
生年月日:1961.12.31
出身地:中国・上海市
職業:女優
ニナ・リーさんは「利美人」の愛称があるほどに、当時の中華圏ではとにかく美人で有名な女優さんでした。
1986年の映画「セブンス・カース」での女優デビュー皮切りに芸能活動をスタートし、ジェット・リーさんとは1989年の映画「ドラゴンファイト」の共演で出会いました。
当時は次女が生まれたばかりだったジェット・リーさんですが、ニナ・リーさんに恋をし、「10年後もこの気持ちが変わらなければ結婚しよう」と約束をしたんだとか。
不倫関係ではありますが、なんだかとってもロマンチックなエピソードですよね。
そして、1999年に2人は結婚し、今もその関係性は継続していて、ジェット・リーさんは愛妻家としても有名になっています。
ジェット・リーの娘とは
2度の結婚歴があるジェット・リーさんには、お子さんがいらっしゃいます。
ここでは結婚相手ごとに、その間に生まれたお子さんたちについてご紹介していきましょう。
ホァン・チューイェンとの子供
ジェット・リーさんとホァン・チューイェンさんとの間には、2人の娘さんがいらっしゃいます。
娘さんたちの名前はタイミ・リーさん、シ・リーさんというそうですが、お二人とも表舞台に出るような活動は行っていないようで、詳細な情報は出てきませんでした。
ジェット・リーさんとの離婚後、親権を持ったホァン・チューイェンさんは新たな仕事に就くことができず、また家のローンの支払いなどもあって、かなり辛い生活だったようです。
そんな母親の姿を一番近くで見守ってきたのが、この姉妹なのではないでしょうか。
ニナ・リーとの子供
続いて、ジェット・リーさんの再婚相手となったニナ・リーさんとの間のお子さんですが、こちらも娘さんがお2人います。
娘さんたちの名前は、姉のジェーン・リーさん、妹のジェッタ・リーさんです。
ほえええジェーンちゃん(りんちぇの娘さん)大っきくなったね…!!
— どようび/映画「RE:BORN」公開2周年! (@do_u0921) July 9, 2016
FBのジェット・リーニュースさんから pic.twitter.com/jJhDxAIeG2
目鼻立ちがはっきりとした顔立ちが、母親であるニナ・リーさんによく似ているようですね。
2018年の年末には、ジェット・リーさんのインスタグラムでこんな投稿もされています。
https://www.instagram.com/p/Brz1DgPHDZJ/?utm_source=ig_web_copy_link
クリスマスの写真としてインスタグラムに投稿された写真は、娘さんたちがヒールを履いているものの、すでにジェット・リーさんの身長を追い越しているように見えるほど成長しています。
このスタイルの良さも、母親であるニナ・リーさんを彷彿させるところがありますね。
姉妹は2人とも芸能活動をしていないそうですが、姉のジェーン・リーさんは7歳からダンスをしており、ラテンダンスのダンサーとしての出演経験もあるとか。
ビジュアルが母親のニナ・リーさんに似ている分、優れた身体能力はジェット・リーさんの血を受け継いでいるのでしょうね。
ジェット・リーの現在
アジアの代表的なアクション俳優という地位を手に入れたジェット・リーさんですが、現在はどのような活動をしているのか気になるところですよね。
なんと2018年、ジェット・リーさんがファンと撮影した1枚の写真が出回り、その外見の変わりようにたくさんの人が驚かされました。
その話題となった写真がこちらです。
髪の毛が白髪だらけな上にほとんどなくなり、当時55歳のはずのジェット・リーさんがもはやおじいちゃんのようにも見えます。
また一緒に写っている方に腕を支えられていることから、大変な病気を患っているのでは…と心配の声が多数寄せられました。
重病なのはデマだった!?
あまりの変わりっぷりに、たくさんの人が末期のガンだとか、あまりに老け込んでしまったとか、なんだか良からぬ噂が多数たってしまいました。
その後、ジェット・リーさん本人からこんなメッセージが発信されました。
数枚の写真とともにポストされた内容は以下の通りです。
訳)
私の健康について心配をしてくれたすべてのファンに感謝します。
とても元気に過ごしているし、気分も良いです。
近い将来に、今取り組んでいるいくつかのプロジェクトを皆さんにお披露目できることを楽しみにしています。
とりあえず、心配してくれた皆さんどうもありがとうございます!
実際には元気に過ごして、仕事もこなしているようです。
では、病気は一切していなかったのかというと、実はそうでもないようなんです。
本当に患っていた病気とは
全く病気もせずに元気だったかというとそうではなく、実はジェット・リーさんは2013年「甲状腺機能亢進症」という病気であることを公表しています。
こちらの病気は「バセドウ病」とも言われており、サッカー選手の本田圭佑さんや歌手の絢香さん、愛内里菜さんらもバセドウ病であることを公表しています。
バセドウ病は、甲状腺から甲状腺ホルモンが多量に分泌される病気です。
そのため、全身の代謝が高まることで汗が大量に出たり、たくさんの量を食べていても体重が減ったり、精神的な興奮に反して、身体は疲れやすく動悸を感じるなど様々な症状があります。
ジェット・リーさんに関しては、心臓の動悸を薬で抑えていたこともあり、アクションはもちろん、簡単な運動でも身体を活発に動かすことができなかったようです。
2016年には、ジェット・リーさん自身がこの病気を克服したことを発表しました。
しかし、映画出演が減っていたこともあり、海外ではあまり話題にならず「病気」という言葉だけが独り歩きしてしまったのかもしれません。
現在の活動のメインは
映画出演が減っているジェット・リーさんですが、現在主に行っているのは慈善活動です。
2004年、休暇中に過ごしたモルディブでスマトラ沖地震の津波に巻き込まれ、ジェット・リーさんらは軽傷で済み家族も無事でした。
その経験から、2006年に中国紅十字会の親善大使となり、2007年には「壹(ワン)基金」を設立し募金活動を始めました。
「1人が毎月1元(ドル)を、地球に暮らす一大家族のために寄付しよう」
という基本理念を掲げ、被災地に足を運んだり、被災地の復興支援を行っています。
2008年には、フォーブス誌で「アジアの慈善家48人」に選出され、四川大地震の際にもボランティア活動のために芸能活動を休止するなど、積極的にチャリティー活動を行っています。
ジェット・リーさんの慈善活動は中国国内だけでなく、2011年の東日本大震災の時にも壹(ワン)基金から日本へ義援金が送られました。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=XlNt_lhBZ9k]
俳優としてももちろん活動していますが、2010年にはそれまで得意としていたアクションを封印し、自閉症の息子を支える父親役を演じた映画「海洋天堂」が話題と呼びました。
この脚本に大変感動したジェット・リーさんは、なんと映画出演をノーギャラで引き受けたというからそちらも大きな話題に!
24時間テレビの募金の大体は出演者のギャラと化しているらしいが、「海洋天堂」で得意のアクションを封印して、しかもノーギャラでの出演を決意したジェット・リーの方がよっぽど人間としてできていると個人的に思う。 pic.twitter.com/NSEZ9Vgwf2
— PandaMafia (@sasa_tabenai) August 28, 2016
芸能人の慈善活動と一言に言っても、実際はただの広告塔なんてこともあったりしますが、ジェット・リーさんの場合、本当に慈善事業家として献身的に活動していることがよく分かります。
まとめ
ジェット・リーさんについてよく分かりましたか?
1度目の結婚に関して、「なぜ結婚したのか分からない」と話すほど愛情が離れてしまったようですが、現在は2人目の妻であるニナ・リーさんや子供たちに深い愛情を注いでいるようです。
愛妻家であり子煩悩、そして慈善活動に力を入れており、まるで聖人のような存在ですね。
たくさんのアクションで怪我をしたり、バセドウ病という大きな病気を乗り越え、現在もなお俳優としての活動をしているほどに実力のある俳優さんです。
今後も、様々な映画で新しい姿でジェット・リーさんを見られることを期待したいですね!