韓国の人気演技派女優のチョンミソンさんはドラマや映画に欠かせない存在でしたが、2019年6月29日に自殺し悲しみが広がっています。
今回はチョン・ミソンさんのプロフィール、夫や子供、自殺の原因や遺書の有無も紹介します。
チョンミソンのプロフィール
出典:https://enjoymarimokkori.com/
本名:チョン・ミソン
生年月日:1970年12月7日
没年月日:2019年6月29日
出身地:韓国
血液型:A型
趣味:料理
主な作品:太陽を抱いた月、雲が描いた月明り、執行者、怪しい隣人たち
チョン・ミソンさんは、韓国の女優です。
デビュー前のチョン・ミソンさんは、アンヤン芸術高校1年の時に演技学院に遊びに行ったことをきっかけとして、演技者の代役でKBSドラマ「浜辺の村」に出演をしたと言われています。
また基本的には、台本が最後まで出来ている作品を選んで出演している傾向にあると言われていました。これは、ストーリーの流れを頭に入れて、演技に臨むためと言われています。
1989年、「土地」というテレビドラマに出演をしたことをきっかけに、本格的に女優デビューを果たしました。
「ファン・ジニ」では、盲目である妓生ヒョングム役を演じきり、KBS演技大賞にて助演女優賞に輝きました。
1990年代後半に体調を崩して活動にブレーキがかかったものの、2010年以降、「製パン王キム・タック」「太陽を抱く月」「雲が描いた月明かり」などの人気作品に立て続けに出演。
見事、この業界へ復活を果たしました。
そして、人気シリーズである「応答せよ1988」では、ボラの成人後に扮したことにより、話題を呼びました。
このように、韓国で人気の演技派女優として有名だったチョン・ミソンさんですが、2019年6月29日に亡くなっているのが発見されています。
性格は?
そんなチョン・ミソンさんの性格ですが、チョン・ミソンさんが世間から持たれているイメージと実際の性格にはかなりの違いがあると言われていました。
親しくなればなるほど言葉が出てくる性格なのに、親しくなるまでの時間が本当に長いとチョン・ミソンさん自身は話していました。
しかしながら、ドラマ「一抹の純情」の出演を通じて、性格が少しずつ変わってきたとも言われています。
チョン・ミソンさんは、序盤は共演者に近付けなかったようですが、それほど相手を知らないまま、ご飯やお酒を飲みに一緒に行くようになり、どんどん勇気を得られたと語っています。
また、「昔は先輩と接することが大変だったけれど、今は年配の方と接する方が気楽」だと述べています。
理由として、「後輩といると私から先に何かをしなければならないですが、先輩といると私が一番年下ですから、質問をすると教えてくださりますし、演技もすべて受け入れてくれるので、いいですね」などと言っています。
チョン・ミソンの夫とは
夫パク・サンフンについて
チョン・ミソンは、2006年12月1日に映画撮影監督として活動をしているパク・サンフンさんと結婚式を挙げたことで知られています。
その際、夫であるパク・サンフンさんと初めてのキスを公開しました。
そして2006年12月6日には、SBSの「キム・スンヒョン、チョン・ウナの良い朝」にチョン・ミソンさんが出演しています。
その際、サンフンさんと交際一週間目でこの人だ!と、インスピレーションを抱いたなどと、自身のラブストーリーを告白したことでも知られています。
また、それに続けてチョン・ミソンさんは、それから数日後に、酔っ払った状態で夫と初キスをしたそうですが、初キスを夫は覚えていなかったとのこと。
「夫は私と違って、お酒を少し飲んだだけでも、記憶を忘れてしまいますから」と、初キスにまつわるエピソードなども明らかにしています。
さらに、「チョン・ミソンさんは、夫が私を奥様と呼ぶのですが、互いに忙しくて会う時間があまりないので、呼び方だけでもそのようにしたいそうなんです」と付け加えたそうです。
チョン・ミソンの子供とは
チョン・ミソンさんは、夫であった映画監督のパク・サンフンさんとの間に1人の男の子をもうけています。
子供の詳しい年齢などはハッキリとは分かりませんが、パク・サンフンさんとの結婚が2006年ということから、まだまだ子供は学生なのではないのでしょうか。
このような若い時期にお母さんを亡くしてしまい、かなりショックは大きいはずです。
チョン・ミソンさんもパク・サンフンさんも、結婚した時すでにそこまで若い年齢ではなく、息子を大変かわいがって育てていたようで、より一層ショックは大きいのではないのでしょうか。
チョン・ミソンさんの自殺の原因とは
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チョン・ミソンさんは何故亡くなってしまったのか…皆さんが気になる部分なのではないのでしょうか。
実は、チョン・ミソンさんはかなり売れていた女優でありながらも、うつ病の闘病をしていたと言われています。
また、チョン・ミソンさんが亡くなった時に発見をされた場所は、ホテルの客室のトイレだったと言われています。
今ところ、心肺停止で亡くなったこと以外、まだチョン・ミソンさんの詳しい死因などは分かっておらず、警察が現在調べ中となっています。
うつ病
外部からの侵入跡や他殺の状況はないことから、警察は「チョン・ミソンさんが極端な選択をしたものと見て、経緯を調査している」と公表しています。
この究極な選択という部分を見る限り、自殺だと見られています。
また、チョン・ミソンさんのうつ病についてですが、チョン・ミソンさんは最近、家族の中の1人と死別し、そして母親も病床にあるため、周囲に憂うつ感を訴えていたと言われています。
しかしながら、これまでチョン・ミソンさんは、うつ病の治療を受けていなかったと警察が伝えたと言われています。
そうなると、やはり状況からみて治療せず放置したうつ病が、チョン・ミソンさんの死へ何らかの形にて関わってきていることがうかがえますね。
そして、チョン・ミソンさんは亡くなる直前の午前1時50分頃、父親と最後の通話をしたと言われています。そしてその後、午前2時に死亡したと推定されています。
また、死亡推定時間帯に、他にも複数人の知人がチョン・ミソンさんの携帯電話に連絡を取ったことも分かっています。
もしかしたら、連絡を取った人たちとの会話がチョン・ミソンさんの死の鍵になっているかもしれません。
チョン・ミソンさんの遺書とは
その死が解明されていないチョン・ミソンさんですが、もし自殺だとすると、やはり遺書の存在が気になりますよね。
しかしながら、未だにチョン・ミソンさんの遺書は1つも見つかっていないのです。
警察も、チョン・ミソンさんが何らかの形でメッセージを残しているのでは、と遺書を探したようですが、結局は見つからなかったようです。
自殺の場合、自身の意思などを遺書に残していることが多いと思われますが、遺書が残っていないとなると、他殺の可能性も拭い切れません。
しかし、うつ病を患っている精神状態であれば、遺書を書き残すことなく亡くなってしまうこともあるかもしれませんね。
ファンからの声
演技派で韓国では特に人気の高い女優だったチョン・ミソンさんですから、急死の一報にファンたちからは様々な悲しみの声が寄せられています。
「これまでに数多くの大ヒットドラマに出演をしてきており、韓国を代表する名女優であったチョン・ミソンさん。みんなのお母さん役で本当に大好きでした。ファンジニや、雲月や、応答せよ1988や、太陽を抱く月など、本当に大好きなドラマに欠かせない女優さんでした。ただただ悲しいです。チョン・ミソンさん、御冥福をお祈り致します。」
「チョン・ミソンさんの訃報の速報が私の耳に入ってきました。本当に今でも信じられません…とても素敵な女優さんでした。本当に残念でなりません。」
「チョンミソンさんが亡くなってしまったと聞きました。めちゃくちゃ演技力あってチョン・ミソンさんが出ているドラマは本当に面白くて見ることが大好きだったので、かなりのショックで言葉が全然出て来ません。ご冥福をお祈りします。」
まとめ
チョン・ミソンさんについて、詳しくお分かりいただけましたか。
まだ存命なら、チョン・ミソンさんは今後も女優として素晴らしい作品をたくさん世に送り出していたことでしょう。
チョン・ミソンさん、ご冥福をお祈りします。