中国の俳優・張哲瀚(チャン・ジャーハン)は日本でも人気急上昇中ですが、日本の靖国神社での結婚式に参加し、デヴィ夫人とのツーショットにより大炎上しています。
今回は張哲瀚の炎上騒動と理由、現在の状況をまとめました。
この記事の目次
張哲瀚(チャン・ジャーハン)のプロフィール
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名前:張哲瀚(チャン・ジャーハン)
生年月日:1991年05月11日
出身地:中国・江西省
身長:181cm
張哲瀚(チャン・ジャーハン)は、中国で活動する俳優・歌手です。
目鼻立ちの整った甘いマスクと身長181cmのスタイル抜群なビジュアルで、時代劇系ラブストーリーを中心に活躍中です。
出演ドラマは、ラブストーリー史劇「ハンシュク~皇帝の女傅」や、SNH48の元メンバー・キクちゃんことジュー・ジンイーと共演した「芸汐伝~乱世をかける永遠の愛~」などが有名。
2021年には、Netflixでも配信されたブロマンス時代劇「山河令(ワード・オブ・オーナー)」で主演を務め、一躍スター俳優の仲間入りを果たしました。
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「山河令」への出演で日本でも人気を集める張哲瀚ですが、実は中国では今、炎上騒動の渦中にあります。
次の章からは、張哲瀚が炎上した騒動の詳細と理由、現在の様子をまとめました。
張哲瀚は日本の神社での結婚式に参加して炎上騒動に発展
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張哲瀚(チャン・ジャーハン)は、2018年に靖国神社で撮影した記念写真をSNSに投稿、さらに2019年に日本の乃木神社で行われた友人の結婚式に参加しました。
これを中国の主要メディアが次々に批判し、張哲瀚がCM出演していたコカ・コーラやスポーツブランドなど、約30社の広告契約が打ち切りになるなど、大きな騒動に発展しています。
さらに、張哲瀚自身も活動休止を余儀なくされるほど大炎上しています。
では一体なぜ張哲瀚の行動が炎上してしまったのか、その理由を見ていきましょう。
張哲瀚が日本の神社での結婚式に参加して炎上した理由
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張哲瀚(チャン・ジャーハン)は、日本の靖国神社や乃木神社で撮影した写真をSNSに公開したことで、活動休止を余儀なくされるほどの大炎上に発展しました。
なぜ日本の神社に行ったことがこれほどの騒ぎになったのでしょうか。
結婚式が行われた「乃木神社」は、明治時代の陸軍大将・乃木希典とその妻を祀った神社です。
中国メディアは、乃木希典について日中戦争を起こした天皇の教育係であり、日清・日露戦争の戦闘指揮を執った人物であることを紹介し、言わば中国の“敵”だと報じました。
中国にとって、かつての戦争の象徴とされる人物を祀った神社での結婚式に参列した張哲瀚は、中国人の心情を傷付ける「親日派」だとして批判を浴びたのです。
靖国神社での記念撮影も問題に
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さらに、2018年に日本の靖国神社でピースサインの記念撮影をしたことも問題視されました。
「靖国神社」は、明治以降の戦争で戦没した軍人らの霊249万柱を祀る神社です。
第二次世界大戦のA級戦犯などが祀られているため、日本の軍国主義の象徴として捉えられることが多く、日本の要人が参拝するたびに中国や韓国が反発し、政治問題になっています。
そういった場所で張哲瀚はピースサインで記念撮影し、その写真をSNSに投稿したことで、これも親日派だとしてバッシングされました。
張哲瀚はデヴィ夫人とのツーショット写真も炎上
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実は、乃木神社で行われた結婚式にデヴィ夫人も出席しており、張哲瀚とデヴィ夫人のツーショット写真がネット上に出回っています。
デヴィ夫人は過去に、日本領海に侵入した中国船に対して「国土を奪われる」発言や反中発言をしたことで知られており、中国メディアから政治的背景に問題がある人物と認定されています。
中国俳優である張哲瀚がそういった問題発言のあるデヴィ夫人とツーショット写真を撮っていたことも、炎上の理由の1つとなりました。
張哲瀚の現在 【炎上騒動後に謝罪するも批判は止まず】
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日本の神社での結婚式参加や記念撮影や、デヴィ夫人とのツーショットで炎上した張哲瀚(チャン・ジャーハン)は、謝罪文を即座に発表し、「私は親日ではない」とアピールしました。
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謝罪文では「私が無知だったことを恥じています。日本の友人の結婚式に出席しましたが、結婚式場の歴史的背景と参加者の政治的背景を見落としたのは私の過ちです」と伝えています。
また「様々な場所を旅行して自由に写真を撮っていましたが、歴史に関する知識の欠如、写真を撮る際の内容の不注意により、中国人の気持ちを酷く傷つけてしまい誠に申し訳ございません」と謝罪。
さらに、「私は親日派ではありません、私は中国人です!」と、改めて親日派ではないことを伝えました。
しかし、中国国内での批判は収まるどころか現在もヒートアップを続けています。
反日派のネットユーザーのみならず、中国の政府筋、中国の国営通信、中国共産党機関紙、国営テレビなどの主要メディアもこぞって大きく批判しているんです。
そして「中国人の誇りを傷付ける行為だ」「歴史を知らぬ自分の無知という言葉で言い逃れることは許されない」「芸能人としての自覚が足りない」と辛らつにバッシングしています。
真摯に直筆メッセージで謝罪をしても許されることはなく、現在もバッシングは続き、撮影中の作品からも降板させられてしまった張哲瀚。
今後、張哲瀚の芸能活動はどうなっていくのか、再びスターダムに戻れる日は来るのか、注目が集まります。
まとめ
中国俳優・張哲瀚の、日本の神社での行動やデヴィ夫人とのツーショットにまつわる炎上騒動についてお届けしました。
日本での人気も高い俳優なだけに、今後の展開にも注目が集まります。