K-POPアイドルがメインストリームの韓国音楽界ですが、最近ではロックバンドもアイドルに負けないくらい注目を集めています。
今回は韓国のおすすめロックバンド総勢17組について、音楽性や魅力を人気ランキング形式でまとめました。
この記事の目次
韓国のロックバンドとは
出典:https://pixabay.com/
韓国の音楽シーンと言えば、世界的知名度を誇るBTSや、日本ドームツアーを成功させ紅白歌合戦にも出場したTWICEなど、K-POPアイドルの人気がメインストリームとなっています。
そのため、韓国のバンドシーンはこれまでK-POPアイドルほどの注目度がありませんでした。
しかしここへ来て、韓国発のロックバンドの人気が上昇中なんです!
アイドルグループを凌駕するほどの人気のロックバンドも台頭しており、音楽性の高さや迫力のあるステージで、韓国のみならず日本、そして世界的にも注目され始めています。
この記事では、韓国の音楽シーンで成功し、人気を獲得しているロックバンド総勢17組を人気ランキングでまとめました。
音楽ファン必見のおすすめ楽曲動画付きで紹介します!
韓国ロックバンドの人気ランキング TOP17-14
第17位・2Z(トゥジ)
元アイドルと現役ファッションモデルで構成された、5人組ロックバンド「2Z」。
平均身長186cmという抜群のスタイルでルックス面の人気が高く、さらに強いフィジカルと現代K-POPの耳馴染みの良いロックサウンドを武器に、音楽ファンからの支持を集めています。
2020年1月にミニアルバム「WE Tuzi:」でデビューしたばかりで、今後の躍進に期待が持てる新人ロックバンドとして注目されています。
第16位・D.COY(ディーコイ)
圧倒的なビジュアルでアイドル系ロックバンドとして人気を集めている、2020年デビューの5人組新人バンド「D.COY」。
2020年2月に1stシングル「COLOR MAGIC」でデビューすると、ロックサウンドをベースに情緒的なメロディとハスキーな切ない歌声で人気を獲得しました。
アイドルの枠を超えた楽器隊の音に、切なさと甘さを包括した歌声を乗せて大衆を魅了している「D.COY」は、海外への求心力もあるグローバルロックバンドへ成長していく予感です。
第15位・DICKPUNKS(ディックパンクス)
仲の良い友人同士で結成され、軽快でイキイキとしたロックサウンドを武器に“弘大のアイドル”と呼ばれているロックバンド「DICKPUNKS」。
2010年にEPアルバム「Dickpunks 1st」でデビューし、ピアノの美しい音色とロックを織り交ぜた華やかな演奏が話題になりました。
ロックサウンドはもちろん、ポップなチューンも幻想的なバラードもいける感性豊かな音楽性が魅力のバンドです。
第14位・The Black Skirts(ブラックスカーツ)
韓国生まれニュージャージー育ちのロックミュージシャン「チョ・ヒュイル」を中心に結成された、インディーズロックバンド「The Black Skirts」。
韓国やアメリカのストリートで実力を磨き、2008年にデビュー。
年末の韓国音楽賞でベストモダンロックアルバム賞を受賞する活躍を見せ、今では韓国のみならずアジア各国に活動の場を広げています。
オルタナティブ・ロックの源流であるインディー・ロックをベースに、キャッチーなメロディとあらゆるジャンルの音楽を織り交ぜた才能溢れる音楽が魅力です。
韓国ロックバンドの人気ランキング TOP13-9
第13位・GUCKKASTEN(グッカステン)
万華鏡を意味するドイツ語からバンド名が付けられ、万華鏡のように色鮮やかでサイケデリックな光景を音楽で表現する韓国のロックバンド「GUCKKASTEN」。
サイケデリック・ロックを得意とし、視覚的にも印象の強い音楽で聴く者・視る者を魅了しています。
2015年に日本デビューし「鏡」「赤い畑」などをリリースしている他、2020年に大ヒットしたドラマ「梨泰院クラス」のOST「石塊」を歌ったことで大きな話題になりました。
第12位・Royal Pirates(ロイヤルパイレーツ)
アメリカ育ちの韓国人による3人組ロックバンド「Royal Pirates」。
2008年に結成後、デビュー前からハリウッドのクラブでライブを行うなど技術を磨いてきた実力派ロックバンドです。
韓国の国民的歌手であるチョー・ヨンピルから「スーパールーキー」の太鼓判を押され、2013年にシングル「Shout Out」でデビューしました。
ヘヴィメタルからエレクトロまで音楽ジャンルにとらわれず、自由な発想と創作で独自路線の音楽を貫き、“Royal Pirates”というカラーを生み出してきました。
2017年に解散したものの、今も彼らの音楽は愛され続けています。
第11位・the rose(ザ・ローズ)
美しさと棘を併せ持つ薔薇のように、多様な音楽を見せる「the rose」。
名前の通り、ボーカルの華が凄く、求心力のあるパフォーマンスと色彩豊かなバンドサウンドで音楽ファンを魅了しています。
2017年にデジタルシングル「Sorry」でデビューし、EDMを織り込んだサウンドが人気を得てMVの再生回数は1500万回を突破しました。
2018年には東京、名古屋、大阪の3都市を回るジャパンツアーを開催し、日本にもファン層を広げています。
第10位・10cm
“インディーズ界のスター”と呼ばれ、2010年にミニアルバム「10cm The First EP」でデビューして以降、安定した人気を獲得している「10cm」。
高校時代のバンド仲間でデュオとして結成され、2人の身長差が10cm差だったことから名付けられました。
日本でも絶大な人気を誇るドラマ「愛の不時着」のOST「But it’s Destiny」が人気を呼び、日本での知名度も上昇しています。
第9位・ONEWE(ワンウィ)
前身グループ「MAS0094」として2015年にデビューし、現在は5人組バンドとして活動する「ONEWE」。
2018年には、ボーイズアイドル「ONEUS」とコラボして「ONEUS+ONEWE」名義でシングル「LAST SONG」をリリースしました。
ビジュアルが良くアイドル的人気を誇る一方で、歌唱力と演奏力はもちろん、作詞作曲や編曲、楽曲プロデュースまで自身らで手掛ける実力派バンドでもあります。
韓国ロックバンドの人気ランキング TOP8-4
第8位・SURL(ソル)
透明感のある歌声のにエッジの効いたロックサウンドで、聴く者を魅了する韓国のバンド「SURL」。
デビュー当時メンバー全員20歳という若さながら、2018年にデビューするなり新人賞受賞で注目を集め、ワンマンライブをソールドアウトさせています。
アジア進出も果たし、韓国以外でもロックファンから支持を得ている新星バンドと言えるでしょう。
第7位・N.Flying(エヌフライング)
ゴリゴリのロックからキャッチーなポップサウンド、ヒップホップを織り交ぜた楽曲まで、多彩な音楽性で人気を集めているミクスチャー・ロックバンド「N.Flying」。
日本の人気音楽フェス・サマソニに、韓国アーティストとしてはデビューから最短記録で出演を果たすなど、日本での注目度も抜群です。
メンバーが作詞作曲を手掛けた最新曲は、マリンバの音色が印象的です。MVでは可愛らしいコミカルな演技も見せる、才能豊かなロックバンドです。
第6位・Busker Busker(バスカーバスカー)
「スーパースターK3」で準優勝を果たし、2012年にリリースしたファーストアルバムが韓国の大手音楽チャート・ガオンで1位を獲得するなど、華々しくデビューした「Busker Busker」。
デビュー年だけで楽曲の総ダウンロード数が1300万件を突破し、配信でミリオンセラーも記録したロケットスタートのバンドです。
ロックからポップス、アコースティックで切ないメロディまで、ジャンルにとらわれない音楽性が支持され、彼らの台頭により韓国に“ボーイズバンド全盛期”が訪れたと言われています。
第5位・Nell(ネル)
ダークなロックサウンドが魅力の「Nell」。
2001年にインディーズデビューしライブを中心に活動していたところ、韓国で「文化大統領」の異名をとるミュージシャン「ソ・テジ」の目に留まり、2003年にメジャーデビューします。
インディーズ発のバンドとしては初めて、地上波音楽番組で1位を獲得した逸材で、日本でもサマソニに出演するなど人気が高い韓国ロックバンドです。
第4位・DAY6(デイシックス)
メンバー全員が音楽制作に携わり、ジャンルを超えた音楽を奏でるエモいバンドとして知られている「DAY6」。
2018年には日本デビューも果たし、貫地谷しほり・本郷奏多主演ドラマ「リピート」の主題歌としてシングル「If ~また逢えたら~」をリリースしました。
DAY6の特色を活かしたミディアムテンポの「Zombie」はヒップホップ要素も光る楽曲で、韓国の音楽チャートで自身最高位を更新しています。
韓国ロックバンドの人気ランキング TOP3-1
第3位・HYUKOH(ヒョゴ)
音楽のみならず、ビジュアル・ファッション・アートなど多様な分野で卓越した才能を示し、彼らにしか出せない求心力で世界中で活躍している「HYUKOH」。
12ヵ国を回るワールドツアーを成功させ、日本でもサマソニで大歓声を受けるなどその人気は韓国を飛び出して世界に広がっています。
代表曲「Wi Ing Wi Ing」は、音楽配信サービスで年間チャート4位を記録するヒットを記録。
韓国のカルチャー・ムーブメントを生み出すスター的な存在として、人気を誇るバンドです。
第2位・CNBLUE(シーエヌブルー)
2009年に、バンドが盛んな日本でライブ活動を中心に武者修行を敢行した後、2010年に韓国でデビューを果たした「CNBLUE」。
まだロックバンドがメジャーではなかった韓国音楽シーンにおいて、バンドやロックに興味のない層にも受け入れられるスタイリッシュなバンド像で人気を獲得しました。
CDが売れないと言われる韓国で、フルアルバム「FIRST STEP」を10万枚以上売り上げる大ヒットを記録。また、日本でもリリースイベントを横浜アリーナで開催するほどの規模感です。
シングル「Where You Are」は、海外バンドとしては41年ぶりとなるオリコンウィークリーチャート1位を獲得しました。
韓国を代表する大人気バンドであり、老若男女問わず支持される国民的バンドでもあります。
第1位・FTISLAND(エフティーアイランド)
メインボーカルであるイ・ホンギの魅力度抜群の歌声で、ロックバンドとしては異例の大衆的な人気を得た「FTISLAND」。
大衆受けを狙わずに自分達が作りたい音楽を作った結果、楽曲の完成度の高さとキャッチーなサウンドで一周回って大衆受けするという、驚異的な音楽性の高さを発揮しているバンドです。
日本デビュー後初のアルバムで、海外男性アーティストの1stアルバムとしては史上初のオリコンウィークリーチャート初登場1位を獲得。
バンドの聖地である日本武道館ライブを成功させるなど、韓国のみならず日本でも高い人気を得ているバンドです。
まとめ
韓国のロックバンド人気ランキングTOP17をお届けしました。
バンドの代表曲・人気曲である動画もチェックして、韓国のバンドシーンを賑わす彼らの音楽をぜひ楽しんでください!