韓国の芸能事務所JYPの創設者パクジニョンさんは、オーディション番組「NiZi Project」に出演して話題です。
今回はパクジニョンさんの親日エピソードや日本語レベル、餅ゴリの由来、SMAPへの提供曲を紹介します。
この記事の目次
パクジニョン(J.Y. Park)のプロフィール
出典:https://www.hankyung.com/
名 前: パク・ジニョン (パク・チニョン)
ハングル表記: 박 진영
生年月日: 1972年 1月 13日
出身地:ソウル特別市
兄弟:姉
身長: 185cm
体重: 78kg
学歴:延世大学校 地質学科
デビュー: 1994年『Blue City』
血液型: AB型
星座: やぎ座
趣味/特技: バスケットボール、囲碁
職 業 :シンガーソングライター、実業家、プロデューサー
韓国の所属事務所: JYPエンタテインメント
パク・ジニョン(J.Y. Park)の経歴
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パク・ジニョンさんは、韓国3大事務所の1つであるJYPエンターテインメントの創業者でプロデューサーです。また、自身も現役のシンガーソングライター、歌手として活動しています。
パク・ジニョンさんがこれまで手がけたのは、Stray KidsやTWICE、Rain(ピ)、Wonder Girls、2PM、GOT7、ITZY、godなどで、その抜群のプロデュース能力が評価されています。
最近では、日韓グローバルオーディション番組「Nizi Project」(虹プロ)」から誕生したガールズグループ「NiziU」をプロデュース。
日本のメディアにも度々出演をし、その人柄や名言に「理想の上司」だと人気が高まっています。
パクジニョン(J.Y. Park)の親日エピソード
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パク・ジニョンさんは親日?と話題になっています。
パク・ジニョンさんは、父親の転勤で小学1年生の時に渡米、約2年余りをニューヨークで過ごしました。この頃からブラックミュージックに目覚め、音楽にのめり込んでいったそうです。
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この画像は幼い頃のパク・ジニョンさんで、目元に面影がありますね。
また、中学生の頃には、小室哲哉さんが作曲を手がけた渡辺美里さんの「My Revolution」を聴いていたというほど、J-POPに親しんでいたそうです。
高校生時代には、桑田佳祐さんのKUWATABANDの曲「スキップ・ビート」を聴き、感動し影響を受けたそうです。
このKUWATABANDの曲は、アジア人でも黒人音楽ができるんだとパク・ジニョンさんは衝撃を覚えたそうです。
当時の韓国では、日本の文化芸能を取り入れることが法律で禁止されていました。しかし、パク・ジニョンさんは韓国の闇市で、日本の音楽を手に入れていたそうです。
また、小室哲哉さんを尊敬しているそうで、それくらい日本の音楽に興味を持って親しんでいたというわけですね。
そう考えて行くと、K-POPとJ-POPは影響し合い、現在のエンターテインメントが出来上がっているように感じられます。
しかし忘れてならないのは、段階的に緩くなっているとは言え、現在もなお、韓国では日本の文化に対しての規制がとられていることです。
日本音楽を例にみると、韓国のレコードショップで日本の歌手のCDは売られているが、その歌をラジオやテレビでは聞けない。放送局が流さないからだ。そして、日本のドラマも韓国で人気があり放送されているのだが、これを楽しむことができるのは有料のケーブルテレビと契約している視聴者たちだけだ。法で禁止しているわけではないが、放送局内部の方針として地上波では事実上放送禁止としている。
引用:NEWSポストセブン~韓国「日本文化開放」は嘘 実は「韓国化」が強制されている
こんな状況の中でも、日本の音楽を聴いていたパク・ジニョンさん。
2019年のインタビューで聴いたことがある日本のアーティストとして、前述以外にもチェッカーズ、安全地帯、安室奈美恵、TUBE、久保田利伸、LL BROTHERS、ZOOを挙げています。
パク・ジニョンさんが日本の音楽に興味を持った時代は、現在よりもさらに強い規制があったので、親日と言われるのは納得ではないでしょうか。
パクジニョン(J.Y. Park)のニックネーム「餅ゴリ」の由来とは
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パク・ジニョンさんの日本でのあだ名は「餅ゴリ」で、韓国でも同じ意味の「トッゴ(떡고)」があだ名です。
由来は、떡(トック=韓国の餅)+고릴라(ゴリラ)というところから来ていて、これは本人が言い出したものだそうです。
パク・ジニョンさん自身、餅が好物だそうで、自分をゴリラに例えるなどユーモアのセンスに溢れていますね。
パクジニョン(J.Y. Park)の日本語レベルとは
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「Nizi Project(虹プロ)」や情報番組「スッキリ」などで、パク・ジニョンさんは度々流暢な日本語を披露しています。
実は、もともとパク・ジニョンさんが日本語が話せたわけではなく、「Nizi Project」(虹プロ)」をプロデュースするに当たって猛勉強をしたそうです。
餅ゴリ(J.Y. Park)の登場で今日イチの盛り上がりを見せるスッキリメンバー(笑)てか餅ゴリ、虹プロ前は日本語喋れなくてこのために勉強したらしく鬼尊敬、、、#虹プロ #NiziU pic.twitter.com/nIhLldtz9x
— わきこ (@wakikokpop) June 26, 2020
2019年から勉強を始めたとは思えないほど、日本語が上手ですよね。
パク・ジニョンさんの1日の日課は、朝起床してまず日本語の暗記をすることから始まるそうです。
そんなパク・ジニョンさんはとても優秀で、韓国の延世(ヨンセ)大学を卒業しています。
延世(ヨンセ)大学は日本でいう慶応義塾大学で、韓国の早稲田大学と言われている高麗大学とともに韓国私立大学のツートップとして有名な大学です。
日本以上に学歴社会で、受験競争がし烈な韓国では、簡単に入れる大学ではありません。
そんなパク・ジニョンさんは、日本語の勉強に対して次のようにコメントしています。
「日本の人と、日本の音楽を深く理解し、話し合うために初めて日本語を勉強した」
そして、「NiziU」メンバーのリマさんと日本語、韓国語、英語で会話をするパク・ジニョンさん。
パク・ジニョンさんは、この頭の良さと優れた人格で日本でも大人気です。
パクジニョン(J.Y. Park)がSMAPに提供した曲
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実はパク・ジニョンさんは、日本のスーパーアイドルであるSMAPに曲を提供しています。
2008年4月発売のシングル「そのまま」に収録された「White Message」、2008年9月発売のオリジナルアルバム「super.modern.artistic.performance」に収録された「Still U」です。
また、AIさんの「Too Much feat. Rain」も手がけるなど、その才能は計り知れません。
まとめ
出典:https://danmee.jp/
「NiZi Project」で注目を集めたパク・ジニョンさんについて、経歴や新日エピソード、日本語レベル、あだ名の由来、SMAPに提供した曲などを調べてみました。
パク・ジニョンさんの日本語は、短期間で習得したにもかかわらずにとても流暢で、餅ゴリのあだ名にも親しみが持てます。
子供の頃から海外を見て来たパク・ジニョンさんが今後、日本や海外でどんな活躍や展開をしていくのか興味深いですね。