チェ・ジンシルさんは韓国の人気女優で倹約家でも有名でしたが、自殺でこの世を去り、家族にも不幸が続き話題になっています。
今回はチェ・ジンシルさんの死因や経緯と真相、接待疑惑、夫や子供や弟などの家族の不幸をまとめました。
この記事の目次
チェ・ジンシルのプロフィール
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生年月日:1968年12月24日
没年月日:2008年10月2日
出生地:韓国 ソウル特別市
身長:163cm
体重:46kg
職業:女優・モデル
実弟:チェ・ジニョン
特技:徒競走
趣味:水泳・自転車・絵画を描くこと
チェジンシルさんは韓国の女優さんで、高額納税者名簿に載るほどの高収入を稼いでいながら1日に使うお金は1万ウォンという倹約家です。
その倹約生活で、1992年10月27日「貯金の日記念式」にて大統領より表彰されています。
芸能活動のきっかけは、モデルエージェンシーにスカウトされたことです。1988年サムスン電子のCMに出演したのをきっかけに、テレビタレントとして多数のCMに出て人気が出ました。
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同じく1988年にドラマ「朝鮮王朝500年」で女優デビュー。さらにこの年に映画「最後のソウル」で映画デビューも果たしました。
1992年のドラマ「嫉妬」に出演すると、「チェ・ジンシルシンドローム」と言われるブームも起こりました。
芸能人高額高税者にランクインするとそのイメージがつきまといました。
「自分のイメージが変われば」と、ノーギャラで1994年の映画「私は望む、私に禁じられたことを」に出演しています。
しかし、当時の人気ぶりから1999年の映画「マヨネーズ」では、韓国芸能界史上最高額の1億8千万ウォンの出演料だったそうです。
チェ・ジンシルは2008年に自殺 【経緯や真相】
2008年10月2日、自宅のシャワーブースで首を吊り自殺し、若くしてお亡くなりになりました。
噂による誹謗中傷に苦しんでいた
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チョ・ソンミンさんと離婚してからうつ病の症状がでており、精神安定剤を服用していたそうです。
2人子供がいますが、養育の負担やストレスから悩み事が大きくなっていたようで、「精神安定剤の量も増えていた」と家族や知人が話しています。
そんな中、インターネットで「自殺したアン・ジェファンに25億ウォンを貸していて、名義上の社長を立て貸金業をしている」とバッシングされ。精神的にも追い込まれていきました。
周囲に苦しい胸の内を吐露
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マネージャーたちとご飯を食べているときに「私には、スター性がもうなくなったのかな…」と話したそう。
さらに、帰宅する車の中でも「最近、生きていくのが辛くて死にたい」と言っていたとマネージャーが語っています。
母にも悩んでいる姿をみせていた
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自殺の当日、母親に「世の中の人たちは、みんな冷たい。社債とか、何だとか、私には全く関係ないことなのに、どうして私をこんなに苦しめるの?」と泣きながら打ち明けたそうです。
自殺が発見される
その後、2日午前0時30分ごろ、浴室に閉じこもったので母親がドアを開けようとしたところ「お母さんは戻って、もう寝て」とチェ・ジンシルさんに言われ、母親は寝室へ行きました。
午前4時に母親が目を覚まし、寝室にチェ・ジンシルさんがいないことに気づいて、浴室のドアを開けようとしましたが鍵がかかっていました。
午前6時頃、修理工を呼んで鍵を開けてもらうと、チェ・ジンシルさんは首を吊った状態でした。
チェ・ジンシルさんの部屋からは「悩んで苦しい」というメモが。さらに、チェ・ジンシルさんは、ヘアメイク担当のイ氏に0時42分と0時45分の2回、携帯でメールを送信しています。
その内容は、「世界で一番愛している〇〇…オンニにどんなことがあってもAとB(チェ・ジンシルさんの子供の名前)をよろしく頼むね」。
そして、その後にもう1通「ごめんね」と送信してあったそうです。
チェ・ジンシルさんは、体調を崩しCM撮影を中断したり、精神的にも苦しんでいました。しかし、自殺する前日にはCM撮影もこなし、次回のドラマの撮影の話などもしていたそう。
そのため、チェ・ジンシルさんの所属事務所「SBC」代表ソ・サンウクさんは、驚きを隠せず「全く予想できなかった」と電話越しに話しました。
自殺の動機は、うつ病や誹謗中傷での精神の極限状態・ストレスなど様々な要因があったと推測されますが、決定的な動機は明らかになっていません。
チェ・ジンシルの死因は性的接待?
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韓国の芸能界では、ゴルフや酒の席での接待だけではなく、性的接待をすることを強要されることがあったようです。
そのことが原因で自殺をしている女優さんもいますが、チェ・ジンシルさんが接待を強要されたという事実も出ていないですし、自殺の原因も違うものと推測されます。
チェ・ジンシルの家族① 元夫
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プライベートでは、2000年にチョ・ソンミンさんと結婚していますが、2004年に離婚しています。
チョ・ソンミンのプロフィール
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生年月日:1973年4月5日
没年月日:2013年1月5日
身長:188cm
体重:95kg
投球・打席:右投・右打
ポジション:投手
初出場:NPB 1997年7月5日
KBO 2005年8月15日
最終出場:NPB 2002年6月2日
KBO 2007年6月29日
チョ・ソンミンさんは韓国のアマ球界で活躍していましたが、1996年に読売ジャイアンツと異例の8年契約を結び入団しました。
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日本のオールスター戦にも出場していますので、野球好きな人は知っている人もいるでしょう。2002年に契約が1年残っていましたが、自主的に退団しています。
2013年1月、交際女性の家で首を吊って亡くなっていました。警察の解剖の結果、自殺と断定されました。
チェ・ジンシルの家族② 子供は2人
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チェ・ジンシルさんには男の子と女の子の2人の子供がいます。
名前は、チェ・ファンヒさん(長男)とチェ・ジュンヒさん(長女)です。
長男
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チェ・ジンシルさんが亡くなられたとき、ファンヒさんはまだ8歳でした。
その後、父親も自殺をしており、離婚していて一緒に暮らしていないとはいえ、両親ともに自殺で亡くすとは幼い子供の心にどれほどの悲しみがあったでしょう。
しかし、ファンヒさんは故チェ・ジンシルさんの7周忌の追悼式の後、マスコミに対してこのように発言しています。
「こんなに時間が過ぎているのに母のことを愛してくれて、関心を持ってくれているファンの方々に感謝しています。このようにずっと関心を持って愛してくれているので、僕も必ず立派な大人になります。」
ファンヒさんの将来の夢は、母親と同じ俳優だそうで、学校にて演技の勉強をしているようです。
「一生懸命努力をしてたくさんの作品に出られるようこれからも努力する」と語ったそうです。
長女
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ジュンヒさんは「APAN STAR AWARDS(エーパンスターアワーズ)」の功労賞を母親の代わりに受賞しました。
その姿は、MBC「ヒューマンドキュメンタリー愛2015-真実の母親2 ファニとジュニは思春期」で放送されました。
「育ててくれた祖母に感謝しています。天国いる母と叔父と父も喜んでくれていると思います。」とコメントしています。
ファンヒさんと同じように芸能界に入ることが夢だったのか、ジョンヒさんは「アイドル学校」というオーデション番組に出演。1次審査・2次審査すべてに合格していたようです。
しかし、「お坊さんから芸能界に入ると母と同じように自殺をする」と祖母から反対されたことで、断念したようです。
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ジュンヒさんは、その後、衝撃的な投稿をInstagramとFacebookにしました。そこには、このように書かれていました。
「長い書き込みですが、一度だけ読んでくださいお願いします。」
と書かれ、祖母のチョン・オクスクさんは兄のファンヒさんのことは可愛がっていたが、自分は虐待されたという内容だった。
「小さいころから暴行されたり、暴言は吐かれ地獄の日々でした。
本当に死にたくて遺書を書き自殺しようとしたこともある。
何も言わずに自殺したら後悔すると思い書きました。」
最後には「助けてください」とも書かれていたようです。この文章は削除されたようで、書かれていたことが事実なのかは不明です。
しかし、その後もInstagramにて、
「祖母は母から天罰が下るでしょう。暴行と訓育は違います」
「母と父が離婚した原因も祖母です」
など祖母に関する投稿をしています。それも現在は削除されています。
そんなチェ・ジョンヒさんは、タレントのイ・ヨンジャさんの支援により心理治療を病院にて受けていたそう。退院後は、別の親類宅にて生活しているようです。
チェ・ジンシルの家族③ 弟
チェ・ジンシルさんには弟がおり、チェ・ジニョンさんと言います。
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チェ・ジニョンさんのプロフィール
生年月日:1970年11月17日
没年月日:2010年3月29日
職業:俳優・歌手
芸能活動は、タレントとしてのCMデビューでした。その翌年の1988年に映画「幸福は成績順じゃない」にて俳優としてもデビューしました。
さらに、1999年には、「SKY」で歌手デビューも果たしています。
しかし、2010年3月29日チェ・ジニョンさんは、薬を服用し首を吊って自殺してしまいます。
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姉のチェ・ジンシルさんとチェ・ジニョンさんは強い絆でつながっていたようで、チェ・ジンシルさんが自殺した後、喪失状態になったそうです。
亡くなられた当日の午後8時には、放送関係者と会う約束をしていたそうで、夜に予定を入れていたことから、計画的な自殺ではないのでは?とチェ・ジニョンさんの関係者は語っています。
服用していた薬は、姉のチェ・ジンシルさんも服用していた「うつ病」の薬だったことから、チェ・ジニョンさんもうつ病に悩まされていたのかもしれません。
しかし、チェ・ジンシルさんの2人の子供と生きていくと語っており、「仕事を頑張る」とも言っていたそう。
事務所関係者は、チェ・ジニョンさんがうつ病で苦しんでいて、まさか自殺するとは思ってもいなかったようです。
チェ・ジンシルの家族が悲惨だと話題に
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チェ・ジンシルさんの家族に、まるで負の連鎖があるかのように、悲劇が襲います。
まず、チェ・ジンシルさんが自殺をし、その死に衝撃をうけた弟のチェ・ジニョンさんも自ら命を絶ってしまいます。
さらに、チェ・ジンシルさんとチェ・ジニョンさんが自殺したことにより、チェ・ジンシルさんの元夫のチョ・ソンミンさんが非難を受けることになります。
誹謗中傷により精神的に追い詰められたチョ・ソンミンも自殺をしてしまいます。
また、チェ・ジンシルさんの母親チョン・オクスンさんは、チェ・ジンシルさんの娘チェ・ジュニさんへの暴行疑惑で警察から5時間も調査を受けています。
不幸がこれ以上続かないことを祈るばかりです。
チェ・ジンシルの死因・自殺の真相・夫と子供についてのまとめ
・チェ・ジンシルの死因は噂による誹謗中傷が主な原因だった
・チェ・ジンシルはチョ・ソンミンと2000年に結婚したが2004年に離婚している
・チェ・ジンシルの子供は男1人と女1人がいる
韓国はネット社会だと何年も前から言われており、芸能人や著名人への誹謗中傷も多く、悪質な書き込みも多々あるようです。
でも、その書き込みのせいで様々な人が不幸になっています。
チェ・ジンシルさんも家族のみなさんも心無い噂のせいで不幸になってしまい、韓国内からも悪質な書き込みに対して批判が出ています。
残された2人の子供には幸せな人生を歩んでほしいと願っています。