台湾映画の見どころと言えば、リアリティかつ写実的な所ではないでしょうか。1人1人の生き方にフォーカスし、誰しもが一度は経験した事がある感情に共感するような作品が多いです。
今回は台湾映画の名作を32作品紹介したいとおもいます。
名作の台湾映画!おすすめランキングTOP32
32位:愛 LOVE(藍光)
出典:https://tw.buy.yahoo.com/
公開年月:2012年2月
キャスト:舒淇、趙薇、阮經天他
台湾・中国の8大スターが共演する、2012年2月、バレンタインデーに合わせて公開されたラブロマンス、「モンガに散る」のニウ・チェンザー監督作品です。制作費に3億台湾ドル(約8億円)をかけた大作で、多くの映画・舞台音楽を手がけてきた陳建騏が音楽を担当しています。
自転車チームの副キャプテンを務める宜珈が、火遊びのつもりの相手、阿凱が妊娠、それは親友、小霓の恋人でした。小霓の父親は台北でも有名な富豪で、若い恋人との結婚を考えて始め、その恋人、柔伊は小霓の父親よりも息子の小霓に恋心を抱き始めます。
4組の男女の愛が交錯する様子をユーモアも交えて描く作品です。台湾・中国の人気スターを揃えた豪華なキャスティングが話題でした。撮影は日本映画「ノルウェイの森」などで知られる李屏賓です。
31位:珈琲時光
出典:https://eiga.com/
公開年月:2004年9月
キャスト:一青窈、浅野忠信、萩原聖人他
台湾の巨匠ホウ・シャオシェン監督が日本で監督した作品で、日本映画として公開されましたが、台湾人監督作品としても有名です。一青窈、浅野忠信主演で、監督は侯孝賢です。
小津安二郎の生誕100年を記念し『東京物語』のオマージュという形で製作された作品になります。ロケ地は神田神保町や東京都豊島区雑司が谷の鬼子母神など、古き良き東京の街角や路地を映し出し、映像美が高く評価された作品です。
台湾、群馬、神田神保町、それぞれを自分の居場所として、明るい未来を期待しながら生きる女性とその仲間達の姿を優しく、温かく美しい映像美で仕上げています。台湾監督から見た、昔ながらの東京を知る意味では名作です。台湾出身の作曲家・江文也の夫人と娘が出演していることでも知られています。
30位:ヤンヤン夏の想い出
出典:https://filmarks.com/
公開年月:2000年5月
キャスト:呉念真、金燕玲、イッセー尾形他
初公開がフランス、台湾では2017年7月28日、日本では2000年12月16日に公開されました。エドワード・ヤン(楊徳昌)監督作品です。祖母や両親、姉のティンティンと台北に住んでいる主人公ヤンヤンは、ごく普通の家庭の少年でしたが、叔父の結婚式を境に、様々な事件に巻き込まれます。
祖母は脳卒中で昏睡状態、母は精神不安定となって新興宗教に走り、父は初恋の人と再会して不倫の兆し、姉は隣家の少女のボーイフレンドと不貞関係などなどと、周囲は恋愛真最中の中で、ヤンヤンにも幼い恋心が芽生え始めます。
現代の家族が抱える様々な問題を瑞々しくリアルに描き、少年ヤンヤンとその姉、母、父のそれぞれの苦悩、生と死、愛を描いた作品です。2007年、新作の製作中だったヤン監督が病気のため死去したので、これが遺作となりました。
29位:憂鬱な楽園
出典:https://www.amazon.co.jp/
公開年月:1997年4月(日本)台湾:1996年
キャスト:高捷、林強、伊能静
台湾・日本合作映画です。『ナイルの娘』以来となるホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督の作品です。『好男好女』でカンヌに行った際の高捷林強、伊能静の3人の関係性の面白さがヒントとなって製作されたといわれています。
ふらふら暮らしている四十歳のガオは、弟分のピィエンとその恋人のマーホァと共に、お金をが入る仕事を求めて旅を始めます。現代台湾を舞台にした、三人組のロード・ムービーで、日本からの出資を得て、名匠シャオシェン監督が肩の力を抜いて作った映画です。
その日暮らしの中年男ガオは弟分のピィエンとその恋人のマーホァのバイク旅行を描きます。ジム・ジャームッシュ監督作品の名作「ストレンジャー・ザン・パラダイス」にちょっと似ていますね。
28位:青少年哪吒/邦題:青春神話
出典:http://www.instagub.com/
公開年月:1995年6月
キャスト:李康生 、 レン・チャンピン 、 チェン・チャオロン他
台湾の首都、台北を舞台に、一人の予備校生と周囲の人間関係を通して、現代の台湾社会を独特のタッチで描いた作品です。台湾映画界の新人、蔡明亮の監督第一作で、主役の李康生は、ゲーム・センターで偶然監督と出会い、彼のテレビ作品に出演したのに次いで、映画初出演となりました。
街で見かけたリー・カンションを主人公の予備校生に起用し、映画史に残るコラボの始まりとなった長編映画です。東京国際映画祭ヤングシネマ部門ブロンズ賞、トリノ映画祭最優秀新人監督賞を受賞しています。夜の台北を舞台に、刹那的に生きる若者たちを描いた青春群像を映画いた作品となります。アウトサイダーな男の子達と女の子の青春を、まるでスケッチのように描いているのが好評です。
27位:九月に降る風
出典:http://asia-republic.com/
公開年月:2008年6月
キャスト:鳳小岳、張捷、初家晴他
台湾の新竹市1996年の夏が舞台で、高校3年生のイェンとタンを含めた7人組は、騒動を起こしては教官室に呼び出される問題児グループで、いつもポケベルで連絡を取り合っていました。彼らの共通点は、プロ野球チーム、時報イーグルスのバッター、リャオ・ミンシュンの熱狂的なファン、しかし、世間では野球賭博に絡んだ時報イーグルスの八百長疑惑で話題沸騰中です。
7人を心配しブラスバンド部に入部させようとするペイシンや、イェンの恋人もグループの改心を期待して、9人は複雑な人間関係となっていきます。新竹市に旧暦の9月に吹く季節風「九降風」をテーマに、青春の新たな旅立ちを描きます。監督は林書宇、台北電影節のクロージングを飾った『百日告別』の監督で、作品は監督の自伝的な内容となっています。
26位:恐怖分子
出典:http://www.jackandbetty.net/
公開年月:1986年12月
キャスト:繆騫人、李立群、金士傑他
1987年金馬奨最優秀作品賞、第40回ロカルノ国際映画祭銀豹賞、第32回アジア太平洋映画祭最優秀脚本賞を受賞を獲得した作品で、監督は楊徳昌です。現代の台湾が抱える様々な問題を浮き彫りにしながら、カメラマンとその恋人、小説家の妻と医師の夫、その元恋人、不良少女、刑事などの様々な人物が幾重にも錯綜していく群像劇です。
台湾ニューウェーブの旗手に持ち上げた現代感覚溢れる問題作とされ、遺作ともなった「ヤンヤン 夏の想い出」の鬼才監督が、80年代の台北を舞台に、都会に暮らす人々の不条理や孤独を浮き彫りにしていきます。そのきっかけは、少女シューアンがかけた1本のいたずら電話でした。
25位:天空からの招待状
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