韓国芸能界で人気を集めていた俳優のパク・ヨンハさんが2010年6月30日に自宅で首つり自殺をして世間に衝撃を与えました。
生前、親友だった俳優のソ・ジソブさんとの関係について再注目されましたが、総まとめしましたのでご紹介します。
ソ・ジソブとパク・ヨンハの生前の関係と現在について
ソ・ジソブとパク・ヨンハが親友関係になった理由
ファッションショーで知り合ったソ・ジソブとパク・ヨンハ
ソ・ジソブさんとパク・ヨンハさんは1998年に開催されたアンドレ・キムのファッションショーで知り合い、社交性豊かなパク・ヨンハさんがソ・ジソブさんに接近したことで友情が芽生えました。
根明なパク・ヨンハさんに内気だったソ・ジソブさんは次第に心を開き、唯一無二の親友となりました。
ソ・ジソブさんとパク・ヨンハさんは1977年生まれの同級生だったことからも波長が合い、俳優としてまだ下積み時代だったふたりはお金も無く、同じ部屋で一緒に生活して励まし合って成功を目指していました。
苦労が絶えない彼らは、一時は同じ家に暮らし、1つのインスタントラーメンを分け合うこともあったという。そして苦楽を共にする中で育まれた友情が、実の兄弟以上に親しくさせた。互いを思う心は、共にトップスターとなり、多忙のため会えなくなってからも決して変わらなかった。
その後二人はブレークしてトップスター俳優となったため、スケジュールが合わなくなり中々会えない日々もありましたが、親友としての関係が終わってなかったことを示したのは皮肉にもパク・ヨンハさんの葬式でした。
ソ・ジソブがパク・ヨンハの葬儀で生前の関係をうかがわせる
ソ・ジソブがパク・ヨンハの葬儀代を全額負担
2010年6月30日にパク・ヨンハさんが自宅で首吊り自殺をしたという訃報が流れて韓国のみならず日本のファンにも衝撃を与えましたが、親友だったソ・ジソブさんは遺族にも伝えず数千万ウォン(数百万円)の葬儀代を負担していました。
とても明るかったパク・ヨンハさんが自殺したことに関係者やファンは「理解できない」という声が挙がっていましたが、表には見せずにひとりで深い悩みを抱えていたと言われています。
2008年個人事務所であるヨナエンターテイメントを設立した後、会社の経営と自分の活動に対して多くの負担を抱えていたことは確かに見える。知人たちは「日本での人気をもとにブランド製品事業と外食事業を推進したが、負担が大きかったようだ」とし「最近は眠れないと睡眠薬を飲んでいた」と話した。特に今年初めには会社内公金横領など、良くない事件で長い間、苦楽をともにしたマネージャーYさんと別れ、非常に傷ついたという。活動全般にわたってYさんを全面的に信頼していたことから、彼と別れた後、心理的に不安になったというのだ。
また、親孝行で知られるパク・ヨンハさんは、最愛の父親が胃がんで闘病中だったことからずっと看病を続けており、自殺する直前まで体の痛みに苦しむ父親の背中や足をさすってあげるなど献身的に寄り添っていました。
パク・ヨンハさんは人気俳優として日韓や中国圏などで期待されることにも疲れて来ていたと見られ、自殺した日は本来なら日本ツアーに参加していた時期でした。
ソ・ジソブさんはパク・ヨンハさんの訃報を聞くと、仕事をキャンセルして誰よりも早く駆けつけ、出棺までの3日間をずっと寄り添っていたと言われています。
憔悴しきっている遺族に変わって喪主も務め、ソ・ジソブさんは葬儀代を密かに全額負担して葬儀を取り仕切りました。
ソ・ジソブがパク・ヨンハの関係が再注目される
ソ・ジソブがパク・ヨンハのために3日間涙を流す
パク・ヨンハさんの葬儀で始終涙を流すソ・ジソブさんの姿は生前の友情の深さを表すもので、その関係にネット上で励ます声が多数上がっていました。
の姿を知ったネットユーザーたちからは「最後まで友人のことを思い、心から尽くす姿が印象に残った。頑張ってほしい」、「2人の友情は最後まで輝いている」、「素晴らしい人だと思った。早く元気になって」などソ・ジソブを励ますコメントが寄せられている。
パク・ヨンハさんは亡くなってしまったものの、自殺した一因になっていると思われる元マネージャーによるお金の持ち逃げ事件や、亡くなった後に東京の銀行からパク・ヨンハさんの印鑑で約2,200万円を引き出そうとした事件について、遺族はずっと裁判を続けていました。
結局、マネージャーは懲役8ヶ月の実刑が降ったことを2013年11月19日に遺族が伝えていましたが、同時にソ・ジソブさんは毎年名節(旧盆)になると心配して電話してきたことも伝え、2013年夏にドラマ『主君の太陽』の撮影に入る前にパク・ヨンハさんの母親と食事をしたと伝えました。
ソ・ジソブさんはパク・ヨンハさんが亡くなって駆けつけた時、母親に「お母さん、ヨンハはひとりで行ってしまったのではありません。…これからは私が息子です」と慰める言葉をかけていましたが、実の兄弟以上に仲が良かったと言われるソ・ジソブさんを母親は息子だと思っているのかもしれませんね。
「韓国の教育は間違っていると思う」とBlogに書いて大炎上させた亡きパク・ヨンハが親友と認めていたのがソ・ジソブです。悲しみのあまり息子の遺影を持てなかったお母さんに代わってソ・ジソブがパク・ヨンハの遺影を持ったそうなので、ソ・ジソブは必ずしも反日ではないでしょう。失礼しました🙏
— 斎田佳昭 (@karaz49) 2017年7月28日
ソ・ジソブ、親友パク・ヨンハの葬儀での献身的なふるまい、心揺さぶられる。「ごめん、愛している」のファンミの時、ジソブを取材したが、大汗をかきながら取材に対応していた。ハッタリがなく真面目で、ひたすら実直な人柄。それを今回改めて再確認。ヨンハもこんな最高のチングがいたことは、救い。
— Toshio Shimizu (@cwmoss7) 2010年7月2日
パク・ヨンハさん父の死乗り越え、ソ・ジソブ日本へ:辛い時期の来日となってしまったね
— kei (@usa87kei) 2010年10月25日
でも、昨日のWOW FES!では、そんな姿は見せずに
頑張ってました
ちょっと痩せたよね
プレゼントの…http://yaplog.jp/kmama/archive/928 #yaplog
ソ・ジソブとパク・ヨンハの関係について総まとめすると・・・
自殺により関係が注目されたソ・ジソブさんとパク・ヨンハさんについて総まとめしてきました。
・ソ・ジソブはパク・ヨンハの母親に息子となることを伝えた
ソ・ジソブさんは母親に対してパク・ヨンハさんは自分とともに常にあるという想いで「息子です」と伝えたのだと思いますが、今後はソ・ジソブさんの演技にパク・ヨンハさんの影を見るファンは増えるかもしれませんね。