2007年に突然この世を去った韓国の人気女優だったチョンダビンさんですが、その死因には未だなお謎が残っていることで有名です。
今回はチョンダビンさんの死去の経緯、死因に残る謎、葬儀の様子をまとめてみました。
この記事の目次
チョンダビンのプロフィール
プロフィール
名前:チョン・ダビン
本名:チョン・ヘソン
英語名:Jeong Da-bin
生年月日:1980年3月4日
没年月日:2007年2月10日(26歳没)
出身地:韓国・京畿道城南市
最終学歴:東国大学校演劇科
身長:165cm
血液型:O型
デビュー:映画「燃ゆる月」(2000年)
所属:ANAフィルムエンターテイメント
チョンダビンの女優としての経歴
高校3年生の時に、ある雑誌の記者に写真を撮られたことがきっかけで、芸能界に入ったチョンダビンさん。
2000年の映画「燃ゆる月」にて、その当時、韓国のトップスターとして活躍していた女優チェ・ジンシルさんの少女時代を演じ女優デビューを果たしました。
出典:http://ekr.chosunonline.com/
その後、チョンダビンさんのルックスが、チェ・ジンシルさんに似ていたことから、“リトル・チェ・ジンシル”と呼ばれ、一躍脚光を浴びることに。
2001年のドラマ「ニューノンストップ」シリーズに出演すると、2003年には大人気ドラマ「屋根裏部屋のネコ」でヒロイン役を好演しました。
出典:https://plaza.rakuten.co.jp/
チョンダビンさんらしい、そのほのぼのとした愛嬌ある笑顔がファンの注目を集め、やがてトップ女優へと上り詰めました。
さらに、2003年の映画「あいつは格好よかった」では、あのソン・スンホンさんと共演し日本でも大変な話題になりました。
出典:https://ameblo.jp/
プライベートでは、2004年に東国大学校演劇科随時試験に合格し、同大に入学を果たします。
その後もドラマ「兄嫁は19歳」や「その夏の台風」に出演しています。
ただ、なぜかそれ以降はドラマや映画に出演しておらず、結局そのまま公の場に出ることもなく2007年に突然この世を去ることになってしまいました。
チョンダビンは2007年に突然の死去
交際中の男性宅で遺体となって発見
2007年2月10日午前8時頃、チョンダビンさんはソウル市江南区三成洞の交際中の男性宅で、首を吊って死亡している姿で発見されました。
出典:http://news.livedoor.com/
警察の調べによると、チョンダビンさんは10日未明まで、清潭洞の飲み屋でお酒を飲んだ後、午前3時20分頃に当時交際中の男性に迎えにきてもらい、そのまま男性宅に帰宅したのだとか。
そしてその翌朝、トイレのタオル掛けにかけられたバスタオルで首を吊って亡くなっているチョンダビンさんを男性が発見しました。
チョンダビンさんは、当時まだ26歳の若さでした。
遺体の第一発見者の男性とは
チョンダビンさんの遺体を発見した交際中の男性とは、俳優のイ・ガンヒさんでした。
2人は同じ芸能事務所に所属したことがきっかけでいつしか交際に発展し、チョンダビンさんが亡くなるまで約1年間交際を続けていたようです。
当初の警察の発表では、チョンダビンさんに外傷はなく、他殺の形跡がなかったことから、チョンダビンさんの死因は自殺の可能性が高いとされていました。
しかし、チョンダビンさんの遺族や所属事務所の証言と、遺体の第一発見者であるイ・ガンヒさんの証言が食い違っている点がありました。
そこで、チョンダビンさんの死因を巡って、遺族が警察に再捜査と解剖を要請する事態に発展しました。
もっとも、検死解剖の結果はやはり「典型的な自殺の形態である」との発表があり、その後、チョンダビンさんの死因は自殺と断定されることになりました。
これによって、チョンダビンさんの死因に対する議論も終止符が打たれたのですが、現在もなおチョンダビンさん死をめぐって、いくつかの謎が取り沙汰されています。
チョンダビンの死因には現在も謎が残っている
チョンダビンさんの死因について、あくまで警察は自殺と結論づけましたが、チョンダビンさんの遺族や所属事務所は、現在もなおぬぐい去れない疑惑の声を挙げ続けているようです。
出典:https://blogs.yahoo.co.jp/
と言うのも、遺体の第一発見者であるイ・ガンヒさんが警察に証言した内容の一部が、遺族や所属事務所の証言と明らかに食い違っているからなんですよね。
その最も代表的な食い違いが、チョンダビンさんの手首の傷なんです。
警察が参考人としてイ・ガンヒさんを事情聴取した際、彼はチョンダビンさんが亡くなる1年程前にも、手首を切って自殺を図ったことがあるとの証言をしています。
実際、チョンダビンさんの手首には傷があります。
しかし遺族の主張では、チョンダビンさんさんの手首の傷は、そんな最近ついた傷ではなく、チョンダビンさんが高校1年生の時に怪我をしてできた傷なんだとか。
どちらが嘘をついているのかは、誰が考えてもわかりますよね!
問題はどうしてイ・ガンヒさんが警察にそんな嘘をつく必要があったのか?ということじゃないでしょうか。
チョンダビンの葬儀には著名人が多数参列
チョンダビンさんの葬儀は、2007年2月17日午前5時30分、ソウル松披区風納洞のアサン病院の葬儀場で、しめやかにとり行われました。
葬儀には、家族や所属事務所の関係者をはじめ、友人のイ・ジェファンさんやチョン・ウンテクさん、チョン・テウさん、ダナさんなどが参列し、故人の最後を見守りました。
出典:http://travel.innolife.net/
キム・レウォンさんはチョンダビンさんの訃報を聞き、全てのスケジュールをキャンセルして急遽、訪問中だったタイから帰国しました。
チョンダビンの死因・葬儀についてのまとめ
・チョンダビンの死因は「自殺」の可能性が高いとされてきた
・チョンダビンの死因には謎が多く手首の傷が関係しているといわれている
・チョンダビンの葬儀には数々の著名人が多数参列した
いかがでしたでしょうか。
26歳で亡くなったチョンダビンさん。
第一発見者であるイ・ガンヒさんの証言と、遺族や友人、所属事務所の証言に食い違いがあることから、今なお多くの謎が残るチョンダビンさんの死因と葬儀の様子についてまとめました。
チョンダビンさんのご冥福をお祈りいたします。