武道家で俳優のブルース・リーさんは亡くなってもなお多くの人を虜にしており、これまでたくさんの名言も遺していることでも知られています。
今回はブルース・リーさんの強さが分かる名言10選と解説をまとめてみました。
ブルース・リーのプロフィール
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出生名:李振藩
生年月日:1940年11月27日
没年月日:1973年7月20日
出身地:イギリス領香港九龍
ブルース・リーさんは、香港にて中国武術家・武道家・脚本家・俳優・映画プロデューサーなどとして活躍をしていた人物となっています。
第二次世界大戦終了後に、映画製作が再開されたことにより8歳の頃から子役として、数多くの映画に出演をするようになりました。
また、上海精武体育会香港分会では、北派少林拳の邵漢生さんに指導を受けたことにより、節拳などを学んだ他、詠春拳の使い手である葉問さんの下で5年間修業していたこともあります。
18歳で渡米をすると、同じ大学の医学生でありなから道場の生徒であったスウェーデン系イギリス人であるリンダ・エメリーさんと結婚しました。
その後は、せっかく入学した大学を中退してしまい、道場の経営に専念をしました。
1966年、テレビプロデューサーの目に止まったことがきっかけで、TVシリーズである『グリーン・ホーネット』 の準主役に抜擢。
それ以降、武道家としてではなくアクションスターとして活躍をするようになりました。そして、香港のトップスターにまで上り詰めたのです。
公私ともに順風満帆かと思われたブルース・リーさんでしたが、1973年7月20日に、映画『死亡遊戯』にて共演予定だった女優のベティ・ティン・ペイさんの自宅にて倒れてしまいました。
頭痛を訴えたブルース・リーさんは、ベティ・ティン・ペイさんが持っていた鎮痛剤を飲んでベッドに横になると、そのまま昏睡状態に陥ってしまったそうです。
そして、クィーン・エリザベス病院へ搬送されましたが、後に死亡が確認されました。ブルース・リーさんは当時まだ32歳という若さでした。
葬儀は香港とシアトルの2箇所で行われ、香港では数万人というかなり多くのファンが葬儀に参列しました。
この時、ブルース・リーさんの死因として脳浮腫が挙げられており、司法解剖の結果では微量の大麻が検出されたと言われています。
検死報告によると、ブルース・リーさんの脳は1,400g〜1,575gまで膨らんでいて、頭蓋内圧の亢進により脳幹が圧迫されてしまったことから、死に至ってしまったと考えられています。
ブルース・リーの強さが分かる名言集TOP10-6
TOP10:「戦う者には、鷹のように鋭い目、狐のように狡猾な頭、猫のように素早い動き、豹のような獰猛さ、コブラのようなスピード、そしてラクダのような忍耐力が必要だ。」
この名言は全てを動物に例えています。
動物はそれぞれに利点のある生き物であり、動きを能力の秀でた動物に例えることにより、戦う時の重視すべきポイントを表していますよね。
この名言は、まさにブルース・リーさん本人のことを示しているようでもありますね。
俊敏で忍耐力も兼ね備えた素晴らしい能力を身に付けていたブルース・リーさんは、本物の最強の武闘家なのではないのでしょうか。
TOP9:「悲観的な考え方は、成功を遠ざける。楽観的な考え方は、成功に導く信条である 」
みなさんはいつもどのような考え方をしていますか?これから先に望みがない…という悲観的な考え方を持っている方も少なくないのではないでしょうか。
しかしながら、この悲観的な考え方は成功を自然に遠ざけてしまっているのです。逆に、何事も上手くいくと明るく前向きに考えている人は、自然と成功へと導かれていくのです。
あなた自身がどのような考え方を持っているのかにより、成功をするかしないかが変わってきます。
ブルース・リーさんは常に楽観的な考えを持っていたことから、ブルース・リーさんの人生は成功が多い人生だったのではないのでしょうか。
TOP8:「何かについて考えすぎると、それを成し遂げることは到底不可能である」
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あなたは、なにか物事をする時に、考えすぎてしまっていることはありませんか?
しかし、考えすぎることによって余計なことまで考えを巡らせてしまうと、その物事をきちんと捉えることができず、成し遂げることが困難になってしまうのです。
何か行動を起こしてみようという時は、常にリラックスを心掛け、あまり考えすぎずに軽い気持ちで取り組んでみてはいかがでしょうか。
そうすれば、緊張が解け、自然と自分本来の本当の力が発揮できるかもしれません。
これまでに成功者としての道をひた走ってきたブルース・リーさんだからこそ、言うことのできる名言ですね。
TOP7:「いつでも自分らしく、自分を表現し、自分を信頼しろ。成功者の個性をどこからか見つけ出してきて、それをコピーするような真似はするな」
あなたは普段から、自分らしく自分の思うように生きていますか?成功している人の真似でばかりしている…なんてことはありませんか?
もちろん、成功者の良いところを見つけて真似をすることは良いことです。
しかしながら、その真似をしたところで、それはあなた自身の力となっているのでしょうか。また、自分らしさを押し殺してはいないでしょうか。
人を真似するということは、その人になりきっていることと同じであり、あなた自身の個性はいつまで経っても生まれてこないのです。
いつも自分らしく、自分を表現して自分を信頼することにより、それが成功へと導かれ、あなたらしい成功の道を切り開いていくことができるはずです。
さすが、自分らしさの個性溢れるブルース・リーさんです。
TOP6:「鉄則を学び、鉄則を実践し、やがて鉄則を忘れる。形を捨てた時、人は全ての形を手に入れる。スタイルを何も持たない時、人はあらゆるスタイルを持つことになる」
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人は誰しも、鉄則という揺るぎのないルールを重視して行動します。
しかし、その鉄則をあえては忘れ去って、ルールに縛られずに行動することこそが大切で、それでこそ自分のやり方を手に入れられるのです。
もちろん、鉄則に沿っているマニュアル通りのやり方の方が簡単で、すぐにうまくいくことでしょう。しかしながら、それはあなた自身のやり方ではありません。
その鉄則を捨てて、あなた自身にぴったり合ったやり方を見つけた時に、新しい世界が開けて、より良い道が開けていくのです。
何事も、自分自身のスタイルを見つけていくことが必要、ということですね。
世間の一般常識から飛び出し、自分のスタイルを確立していたブルース・リーさんだからこそ言えることでしょう。
ブルース・リーの強さが分かる名言集TOP5-1
TOP5:「失敗を恐れるな。失敗することではなく、目標を低く掲げることが罪なのだ。大きな挑戦では、失敗さえも栄光となる」
皆さんは普段、何かに取り組む時に初めから失敗することを恐れていませんか?そして、失敗を恐れることにより、目標を低く掲げてしまう方が多いはずです。
しかしながら、失敗を恐れることによって目標を低く設定してしまうと、それは必然的により良い結果へとは繋がらず、自分自身へも悪い影響を及ぼすのです。
失敗を恐れずに取り組むことで、最初から目標を高く決められ、そしてその高い目標を達成した時には非常に大きい達成感を得られるだけでなく、自分が大きく成長しているはずです。
ただ、やはり人間誰しも大きな挑戦の中では失敗することもあります。失敗することの方が多いかもしれません。
でも、あなたは失敗は恥だとは思っていませんか?それは間違っています。
失敗は恥ではなく、時には自分自身の糧になるのです。例え失敗をしたとしても、その失敗は次の栄光の足掛かりになり、さらに次の挑戦へと繋がっていくのです。
失敗を恐れなかったブルース・リーさんだからこそ、後世にこんなにも尊敬する人が多いと言えるでしょう。
TOP4:「成功する戦士は、レーザーのような集中力を身につけた、ごく普通の人間である」
世の中には、成功する人・失敗する人の2つに分かれます。
成功する人も、失敗する人も、どちらもほとんど同じごく普通の人間です。しかしながら、成功する人と失敗する人には、大きな違いがあるのです。
それが、レーザーのような集中力を身につけているのかどうかということです。
集中力とは、1つの物事に対して意識を集中させて取り組む能力のことです。その集中力をいかに鋭く、そして維持できるかによって、成功するか失敗するか変わってきます。
成功するためには、やるべき物事に真剣に取り組むことが必要です。その物事に取り組むためには、集中力が必要であり、忍耐力が必要なのです。
ブルース・リーさんの集中力は並外れていたと言われており、その鋭い眼光からも感じられますね。
TOP3:「敵と戦うとき、勝敗は意識のなかから消し去るべきである。 状況に応じて動けばいい。」
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敵と戦う時、勝敗を意識してはいけない、とブルース・リーさんは説いています。
勝敗を意識してしまうと、勝ちにこだわるあまり、相手の動きに柔軟に対応できず、さらに初めから負けると思っていると本当に負けることになるなど、決して良い結果にならないのです。
しかし、勝敗を考えずに飛び込むことで、自然と状況に応じて動くことができるのです。
どんな場面でも状況に応じて動くことができる臨機応変な人は、成功をつかむことが多く、良い結果を残す人が多いのです。
ブルース・リーさんはいつも状況をよく把握して、その時に応じた最善の行動をするよう、心がけていたようですね。
TOP2:「勝つか負けるか、戦いの結果を予測することは大いなる間違いだ。自然に任せていれば、ここぞという時に武器がひらめく。」
スポーツやゲームなどを楽しむ時、皆さんは勝つか負けるかその戦いの結果を予測することも多いでしょう。
もちろん、誰かの試合を楽しんで見ている時に、勝敗を予測するのも楽しみの1つですよね。
しかしながら、自分自身が戦う時、勝つか負けるか結果を予測することは誤っています。
結果は予測で決まるものではなく、自身の努力ややり方によって変わるものです。
自然に任せることにより、ピンチの時はその状況に応じたより良いやり方がひらめき、それが勝ちへと繋がってくるのです。
最初から勝つことばかり、負けることばかりを思っているのであれば、そのひらめきは生まれることはないのです。
ブルース・リーさんも、いつも自然に任せて、時と場合に応じたアイデアや戦い方をひらめいていたのでしょう。
TOP1:「簡単な人生を願うな。困難な人生を耐え抜く強さを願え」
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人は皆誰しもが、より簡単な道を選び、そして簡単な人生を選んでいく傾向にあります。それは、自分自身が楽をしたいからであって、苦しいことや頑張ることを嫌がります。
ある意味、人間として当然なことではありますが、楽な道を選んだ場合に得られるものは少ないのです。
簡単な人生を願うことは楽を選ぶことであり、自分自身はこれ以上成長することができないことになるのです。これは、人生において良い事だとは言えないでしょう。
一方で、挑戦する人生を選んだ場合、その困難を乗りこえて得た時の達成感だけでなく、一回りも二回りも人間が成長しているはずです。
ブルース・リーさん自身も、決して現状に満足せず、日々挑戦をしてきたことから、素晴らしい作品をたくさん遺しています。
自分の身を困難な状況に置くことで、新しい自分に出会え、良い作品に繋がっていったんですね。
まとめ
ブルース・リーさんは、生前数多くの名言を残しており、それらは全てブルース・リーさんの人生観そのものだと言えます。
1つでも、あなたの心に響く名言はあったでしょうか。
困難にぶつかったときや人生の岐路に立った時、ぜひブルース・リーさんの名言を参考にしてみてくださいね。