日本はもちろん世界的に有名なブルースリーですが、若くして亡くなったものの、現在でも出演作品は高い人気を誇ります。
今回はブルースリーのプロフィールや出演作品一覧、おすすめ映画ランキングとして15作品を紹介します。
ブルースリーのプロフィール&出演映画一覧
プロフィール
出典:https://meigen.keiziban-jp.com/
生年月日:1940年11月27日
死没:1973年7月20日
墓地:シアトル
出身地:イギリス領香港九龍
職業:武道家・アクション俳優・脚本家・映画プロデューサー
ブルースリーは、両親がアメリカに長期巡業中にサンフランシスコの中華街の病院で生まれた後、イギリスの植民地下の香港に帰国されました。
カンフー映画のイメージが強いブルースリーですが、実は8歳頃から子役として、数多くの映画に出演されています。
北派少林拳の邵漢生から指導を受け、節拳(弾腿門)を学びました。1953年から5年間、詠春拳の使い手である葉問の元でも修行しています。
ブルースリーは18歳の時に渡米するのですが、その時の所持金は100ドルだったそうです。
1966年、アメリカ「ロングビーチ国際空手選手権大会」で詠春拳の演武をした時、そのフィルムがテレビプロデューサーの目に留まり「グリーン・ホーネット」の準主役に抜擢されます。
その後は、ハリウッドやロサンゼルスで、俳優などに武術の個人指導を行います。
そして、香港で1971年初主演映画「ドラゴン危機一髪」に出演すると、香港のトップスターの一員にまで上り詰めます。
出演映画一覧
Wikipediaより抜粋。
- 『金門女』(1941年)
- 『萬紫千紅』(1948年)
- 『富貴浮雲』(1948年)
- 『夢裡西施』(1949年)
- 『樊梨花』(1949年)
- 『花開蝶滿枝』(1950年)
- 『細路祥』(1950年)日本題名『ドラゴン スモール・ブラザー』
- 『凌霄孤雁』(1950年)
- 『人之初』(1951年)
- 『苦海明燈』(1953年)日本題名『ドラゴン スパーク・オブ・ホープ』
- 『慈母涙』(1953年)
- 『父之過』(1953年)
- 『千萬人家』(1953年)日本題名『ドラゴン ミリアッド・ファミリー』
- 『危樓春暁』(1953年)
- 『愛(上集)』(1954年)
- 『愛(下集)』(1954年)
- 『孤星血涙』(1955年)日本題名『ドラゴン オーファン』
- 『守得雲開見月明』(1955年)
- 『孤兒行』(1955年)
- 『兒女債』(1955年)
- 『詐癲納福』(1956年)
- 『早知當初我唔嫁』(1956年)
- 『雷雨』(1957年)
- 『甜姐兒』(1957年)
- 『人海孤鴻』(1958年)
- 『かわいい女』(1969年、原題:Marlowe)
- 『ドラゴン危機一発』(1971年)
- 『ドラゴン怒りの鉄拳』(1972年)
- 『ドラゴンへの道』(1972年)
- 『燃えよドラゴン』(1973年)
- 『死亡遊戯』(1978年)
ブルースリーの死後、未公開映像として公開された短編フィルムは以下の通り。
- 「チャーリー・チャンの息子」スクリーンテスト(1966年)
- 「グリーン・ホーネット」スクリーンテストフィルム1&2(1966年)
- 「グリーン・ホーネット」衣装テストフィルム(1966年)
- 「U.S. Gung Fu Television Demo」(1966年)
- 「Bruce Lee : The Lost Interview」(1971年)
- 「アーナ・カプリフィルム」
リーが間接的に関係したとされる映画、未発表フィルムなどを使用した映画、ドキュメンタリー・伝記映画などは以下の通り。
- 『サイレンサー/破壊部隊』(1968年)
- 『春の雨の中を』(1969年)
- 『燃えよ!カンフー』(1973年)
- 『サイレントフルート』(1977年)
- 『死亡の塔』(1980年)
- 『Bruce Lee in G.O.D 死亡的遊戯』(2000年)
- 『ブルース・リーの生と死』(1973年)
- 『ブルース・リー神話』(1984年)
- 『アイ アム ブルース・リー』(2012年)
- 『実録 ブルース・リーの死』(1975年)
- 『ブルース・リー物語』(1976年)
- 『ドラゴン/ブルース・リー物語』(1993年)
- 『李小龍 マイブラザー』(2010年)
- 『バース・オブ・ザ・ドラゴン』(2016年)
- 『ブルース・リー伝説』(2008年
ブルースリー映画おすすめランキングTOP15
15位:サイレントフルート
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この作品は、ブルースリーとジャームズ・コバーンの共同ストーリーを基に、スターリンダ・シリファントとスタンリー・マンが脚色したものです。
監督には、リチャード・ムーア、製作総指揮はリチャード・R・セント・ジョンズ、音楽はブルース・スミートンが担当しています。
山中の要塞に住むという、世界最強の謎の武術家が持っている「秘宝の書」。これを取り戻す役目を果たすため、3つの試練を切りぬける必要があります。
本来なら任務を受けるはずのコードでしたが、審判の判断で相手の赤チームに任されることに。
悔しさから、任務に出発した赤チームの後を追うコードは、神業を使う盲人と出会い…。
14位:死闘伝説/TURBO!
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「死闘伝説」に続いて、香港アクション映画のハイライトシーンやメイキング、さらに舞作アクションのダイジェスト映像・インタビューを集めたバラエティー・ムービーです。
「燃えよドラゴン」のメイキングシーン、リー・リンチェイやヴァン・ダム、ユン・ピュウやアンディ・ラウが主演した作品などのダイジェストが収録されています。
さらに、ジャッキーチェンのインタビューも初公開されています。
13位:ストロンゲスト 史上最強の映画スターは誰だ!?
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ドキュメンタリー作品で、色々な映画の格闘名シーンを世界から選ばれたアクションスター達の歴史をたどります。
「燃えよドラゴン」のフレッド・ワイントローブが製作し、監督・脚本はサンドラ・ワイントローブ、エグゼクティブ・プロデューサーはレイモンド・チョウとトーマス・K・グレイが担当。
キャストはブルースリーをはじめ、ジャッキーチェンやユン・ピュウなどのスターが出演しています。
12位:BRUCE LEE in G.O.D 死亡的遊戯
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2000年に製作された日本と香港の映画で、セミドキュメンタリー作品です。
「死亡遊戯」での未使用フィルムを関係者のインタビューや再現フィルムを公開し、まったく新しい作品として生まれ変わっています。
11位:死亡の塔
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ブルースリー演じる截拳道の使い手ビリーは、友人のチンの葬式に参列するために来日します。
ビリーはチンの棺を奪おうとした暴漢を追いかけますが、殺されてしまいます。
そして、ビリーの弟であるボビーは、ビリーの仇を打つために日本へ来て「死の宮殿」に向かうと、死んだはずの兄が待っていて…。
ブルースリーの作品と言われているものの、ブルースリーは前半30分ほどで死ぬ役で、さらにアクションシーンもないため、看板に偽りがあるとも評されますが、それでも人気作品です。
10位:ブルースリーの生と死
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世界的なアクションスターでもある、ブルースリーの生前と死後の貴重な映像を集めたドキュメンタリー作品です。
香港では、1973年にブルースリーの死亡直後に短期上映されています。日本では、「永遠のブルースリー」というタイトルで公開されています。
ブルースリー以外には、チャック・ノリス、ロバート・ベイカー、ジャームズ・コバーン、スティーヴ・マックィーンなどが出演しています。
9位:グリーン・ホーネット
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新聞社の若き社長であるブリット・リードは、実は犯罪と戦う謎のヒーロー「グリーン・ホーネットでした。
その姿は、コートに帽子、そして緑のマスク姿で正体を隠しています。
ブルースリー演じる武道の達人でアジア人の助手カトーと一緒に悪を倒します。
迫力あるカンフースタイルで、ブルースリーがアメリカテレビ番組出演第1作という記念すべき作品でもあります。
ビデオ・DVDでのタイトルは「ブルース・リー IN グリーン・ホーネット」です。
8位:アイアム ブルース・リー
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ブルースリーは、1973年に32歳という若さでこの世を去っています。未だに世界中の人々はブルースリーの魅力に魅せられています。
そんなブルースリーを、妻のリンダ・リー・キャドウェル、娘のシャノン・リーなど、家族や友人、仲間などの証言や秘蔵映像が満載なドキュメンタリー作品です。
監督は、「フェイシング・アリ」や「I am」シリーズでドキュメンタリー作品を手掛けてきた、ピート・マコーマックとデリク・マレーのコンビです。
7位:電光石火
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テレビシリーズ「グリーン・ホーネット」の劇場版第2作です。
ブルースリー演じるのは空手の達人で、ホーネットの助手でもあるカトーです。
肉体のみのアクションを見せてくれるので、ブルースリーのアクションが好きな方におすすめの作品です。
ビデオやDVDでのタイトルは、「ブルースリー IN グリーン・ホーネット2 電光石火」です。
6位:ブルースリーの神話
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ブルースリーの没後10回忌を記念して製作されたドキュメンタリー作品です。「死亡遊戯」の未公開シーンなどが収録されています。
監督はレイモンド・チョウ、脚本はラッセル・カーソン、製作(プロデューサー)はレナード・ホーです。
ブルースリー以外の出演者は、レイモンド・チョウ、ノラ・ミャオ、スティーヴ・マックィーンなどです。
5位:死亡遊戯
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有能なスポーツ選手や俳優などを終身契約にし、利をあげている巨大国際シンゲートに、ブルースリー演じるビリー・ローは終身契約を迫られるも拒否します。
「ドラゴンへの道」の撮影中には、天井から照明が落下するなどの脅しを受け、ついに「ドラゴン怒りの鉄拳」でのラストシーンでビリーは顔を撃たれてしまいます。
ビリーは一命を取りとめるも死んだことにし、巨大国際シンゲートに復讐を誓います。
この作品は、クライマックスのアクションシーンのみブルースリーが撮影をした後、中断。
その後、急逝によって未完となりますが、5年後「燃えよドラゴン」の監督ロバート・クローズとサモ・ハン・キンポーを起用し、追加撮影し完成させた作品です。
ブルースリーの代役には、ユン・ワーやユン・ピュウが出演しています。
世界的にはそこまでヒットしていませんが、日本ではヒットしました。
4位:最後のブルースリー ドラゴンへの道
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舞台はイタリアのローマです。地元のギャングの嫌がらせによって中華レストラン「上海」は、客足も遠のき、閑古鳥が鳴いていました。
「上海」の女店主は香港の弁護士に相談しますが、急病で弁護士が来れなくなり、代わりにブルースリー演じるタン・ロンがやって来ます。
ある夜、チンピラ集団がやってきますがタン・ロンが中国憲法で簡単に倒してしまいます。タン・ロンと従業員たちはギャングに立ち向かう決意を固めるが…。
この作品は、ブルースリーとレイモンド・チョウが共同で設立した「コンコルド・プロダクション」の第1回作品でもあり、ブルースリーが初めて監督を務めました。
さらに、監督だけではなく、脚本・武術指導・主演を務めています。
3位:ドラゴン 危機一髪
出典:https://renote.jp/
舞台はタイで、ブルースリー演じるチェンは、製氷工場を隠れ蓑にして麻薬を密売しているギャングに、従妹兄弟を殺されてしまいます。
それに怒ったチェンは、ギャングのボスに闘いを挑みますが…。
ブルースリーが、香港の「ゴールデン・ハーベスト」社と契約し出演した、カンフー映画の第1作目です。
この作品は、香港で当時の映画興行記録を更新し大ヒットしました。
元々は、ブルースリーは準主役という立場でしたが、ブルースリーのインパクトの強さにシナリオが書き換えられたそうです。
これが、「主役を食う」ということかもしれませんね。
2位:ドラゴン 怒りの鉄拳
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舞台は、日清・日露戦争で大日本帝国が勝利した数年後の1910年で、清朝末期の上海です。
中国武術の大家・霍元甲が謎の死を遂げたのですが、その突然の死にブルースリー演じる陳真は疑問を抱くのでした。
その後、師匠の死が日本人柔道場主・鈴木寛の陰謀だと知った陳真は闘いに向かうのでした。
「ドラゴン危機一発」の大ヒットを受けて製作された、ブルースリー主演第2作です。香港で公開されると興行記録を2週間で塗り替え、アジアで大ヒットを記録しました。
1位:燃えよドラゴン
出典:http://tennenzinen.com/
ブルースリーと言えばこの作品ではないでしょうか?アクションシーンは最高傑作と言われているほどです。
ブルースリーが世界的に有名になったと同時に、カンフーも世界的に知られるようになった作品です。
まとめ
今回はブルースリーさんの出演映画おすすめランキングTOP15を紹介しましたが、いかがでしたか?
世界的なスターですが、若くして亡くなっているせいか出演作品はさほど多くなく、ドキュメンタリー作品が多く感じます。
気になる作品があったら、この機会にぜひ見ることをおすすめします!