韓国の大人気アーティスト「Zion.T」は、星野源とのコラボやBTS・グクとの共演で日本でも話題沸騰中です。
今回はZion.Tの名前の読み方やプロフィール、生い立ちなど経歴や家族、彼女や結婚、名曲4選をお届けします。
この記事の目次
Zion.T(韓国歌手)や読み方について
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韓国でラッパー兼R&B歌手として大活躍しているZion.T。
日本の人気歌手・星野源とのコラボや、韓国の大物アーティストとコラボするなど、その才能と実力は目を見張るものがあります。
そんなZion.Tの名前の読み方ですが、日本人がアルファベットをそのまま読めば、ザイオンティーとなりますが、韓国語の読み方としては「ジャイオンティ」です。
韓国には「ザ」という発音はないため、「ジャ」と発音します。
「ザ」という発音は韓国人にとって難しい発音で、韓国人は日本語の「ありがとうございます」を「ありがとうごじゃいます」と言いますね。
また、韓国には伸ばす音「-」もないので、読み方は「ジャイオンティ」となります。
Zion.Tのプロフィール
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芸名:Zion.T、Skinny Red
本名:キム・ヘソル (Kim Hae-sol) 김해솔
生年月日:1989年4月13日
血液型:O型
出身地:韓国・ソウル特別市
身長:176㎝
家族:両親、姉2人
MBTI:ENTP
Zion.Tは、クールな個性的な声と絶品ボーカルの持ち主で、穏やかなR&Bや速いビートの歌によく似合う魔法の声を持った歌手と絶賛されている韓国の人気歌手兼ラッパーです。
活動名の「Zion.T」は、エルサレムの聖地の丘であるシオンに、十字架を意味するTを付けたそうです。キリスト教徒の彼らしいネーミングです。
SHINeeの故ジョンヒョンをはじめ、大物アーティストたちにファンが多く、その才能を評価されているZion.T。
次章では、Zion.Tの生い立ちや経歴をお伝えします。
Zion.Tの経歴
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小さな頃は絵を描いたり、写真を撮ったりするのが好きだったようで、本当は美術の道に進みたかったそう。
しかし、美大進学にはお金がかかり、家庭が裕福ではなかったために美術方面はあきらめたそうです。
音楽活動は教会で楽器演奏をしていたのが原点で、17歳の時に初めてヒップホップが好きになり、その時からラップ歌詞を書き始めたZion.T。
ラップにメロディーをつけ始め、現在のスタイルが完成しました。
2011年にシングル曲「Click Me」でデビュー。DynamicDuoがけん引する「AmoebaCulture」に所属して認知度を高めていきました。
AmoebaCultureに所属当時、「Two melodies」、「楊花大橋」、「No Make Up」などヒット曲を連発。
2016年、YG所属プロデューサーのテディが設立したYG傘下レーベル「THE BLACK LABEL」に移籍すると、「THE SONG」、「SNOW」、「Hello Tutorial」を発表しています。
Zion.Tの家族と名曲「揚花(ヤンファ)大橋」の関係が話題に
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Zion.Tの家族は父親、母親と姉2人です。
父親はタクシー運転手、母親は牧師の家庭に生まれ育ち、キリスト教の影響を大きく受けて成長したそうです。
前述のとおり、活動名もキリスト教の影響が強いのですが、幼い時の夢は母と同じ牧師でした。
裕福ではない家庭だったことで、夢を諦めなくてはならなかったZion.Tですが、彼の曲の歌詞は実話が多く、そんなところも共感を呼んでいます。
2014年に発表して国民的大ヒットとなった「楊花(ヤンファ)大橋」ももちろん実話。
この曲の歌詞には、ソウルを東西に流れる川・漢江(ハンガン)に掛かるヤンファ大橋を行き来するタクシードライバーの父の姿と、自身の成長や家族愛が歌われています。
歌詞の中にも父親、母親、2人の姉が登場する「楊花(ヤンファ)大橋」は、哀愁と家族愛に満ちており、名曲として知られています。
Zion.Tの彼女や結婚情報
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ヒット曲を次々と飛ばし、大人気アーティストとなったZion.Tの彼女は誰なのか、気になりますよね。
Zion.Tは以前、2歳年下の大学生と恋愛中と交際報道されて以降、公開恋愛をしていました。
しかしその後、ある番組内で審査員と話している際、「彼女はいない」と発言。またその後に出演した番組でも彼女の話が出ると答えを避けたため、破局してしまったようです。
その後、モデル出身の女優のイソムと熱愛報道が出ていましたが、所属事務所は親しい兄弟のような間柄で付き合っていないと否定しています。
また、過去には女性ラッパー・KittiBと恋愛していたことが知られていますが、こちらも2013年頃に別れたと言われています。
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2024年4月には、TWICEのチェヨンとの交際が発覚。報道後、双方の事務所が交際を認めるコメントを発表しています。
2人は知人の紹介で出会い、報道の半年ほど前に交際に発展したようです。年の差10歳のビッグカップル誕生に、日本のファンからも祝福コメントが寄せられました。
現在のところZion.Tは結婚していませんが、チェヨンとの交際が順調に続けば結婚の報告を聞ける日が来るかもしれいません。
Zion.Tの人気曲4選 【BTS・ジョングクとの共演映像も】
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大ヒット曲を数々生み出す人気アーティストのZion.T。ここからは、Zion.Tの名曲を厳選して紹介します。
BTS・ジョングクとの共演映像は、K-POPファンにとっても必見です。
是非チェックして、Zion.Tの世界を堪能してみてください。
「揚花(ヤンファ)大橋」
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韓国ヒップホップアーティストの間でも大反響が起こった名曲、ヤンファ大橋。
心に迫ってくる素朴で感動的な歌詞と控えめなメロディー、そして、Zion.Tのボーカルと表現力がとにかく素晴らしい世界観を出している名曲です。
シンプルな歌詞で無駄な表現がないところが、むしろ何を言いたいのかを連想させてくれて言葉の響きが伝わってきます。
「ヤンファ大橋」という場所がどんな意味を持つのか、説明がなくても詩的に伝わって来て感動する曲です。
歌詞の中の「身体も心も健康で病気をしないで」という部分が、家族や相手に対するいたわりの気持ちを上手に表現しています。
またこの曲は、BTS・ジョングクとKBS歌謡大祝祭で競演して話題になっていました。
ジョングクはこの時、大先輩のZion.Tと共演することでとても緊張したそうです。
感動的なステージを見せてくれた2人。大物アーティストZion.Tの一端が見られる映像ですね。
Eat
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「Eat」の韓国語の曲名である「꺼내 먹어요」は「取り出して食べる」を意味します。
朝、リンゴを取り出して食べる時や、チョコレートを取り出して食べる時のように、この歌も聞いてね、という意味でつけられたそう。
Zion.Tの声と調和する、ピアノ伴奏が柔らかく心に響いてくる曲です。
EatのMVでは、これまでの姿とは違い、真っ赤な髪色を披露しているZion.T。
これまでのイメージや声とは少し違うZion.Tを見ることができます。
No Make Up
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恋人未満の男女の駆け引きがテーマになった曲、No Make Up。
愛の言葉が繰り返し出てくる歌詞に、胸を打たれる楽曲です。
このNo Make Upは多くのコンテンツで使われている名曲で、「TikTok」でも度々流れているので、日本人でも耳にしたことが多い楽曲でしょう。
優しく透き通るような歌声と流れるようなメロディーが心地良い1曲です。
Nomad
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星野源とZion.Tによるコラボ楽曲「Nomad」。
この曲は、マーベル・スタジオ映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』からのインスパイア楽曲です。
スケジュールの都合で会えなことを逆手に取り、東京とソウルでそれぞれ撮影することを星野源が提案し、かねてから星野源を「大好きなアーティスト」と敬ってきたZion.Tが賛同。
東京を拠点に活動する星野源と、韓国ソウルを拠点に活動するZion.Tがそれぞれの生活する都市で、それぞれの目線の、それぞれの孤独を映像で切り取っていると話題になりました。
東京とソウルのそれぞれの映像が、楽曲とともに楽しめます。
まとめ
出典:https://www.yna.co.kr/
韓国の大人気アーティストZion.Tについて、名前の読み方やプロフィール、経歴や家族、彼女や結婚、名曲4選をお届けしました。
溢れる才能で多くの人を魅了するZion.Tの楽曲は、多くの大物アーティストが注目してきただけあり、どれをとっても心に響いて来るものばかりです。
Zion.Tの今後の活躍からも目が離せませんね。