ビルボード1位を獲得するなど世界を席巻する韓国のアイドルグループBTS(防弾少年団)ですが、「ボラヘ」という韓国語がARMYのみならず世界中で話題沸騰です。
今回は「ボラへ」の意味や使われ方、日本語訳や英語訳を紹介します。
この記事の目次
「ボラへ」が話題のBTS(防弾少年団・バンタン) とは
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BTS(防弾少年団)は、Big Hitエンターテインメントから2013年に「2 COOL 4 SKOOL」収録のデビュー曲「NO MORE DREAM」でデビューした韓国ボーイズグループです。
韓国では「バンタンソニョンダン( 방탄소년단)」と発音されるため、「バンタン」の略称でも知られています。
メンバーは、リーダーのナムジュン(RM・ラップモンスター)、最年長のジン(JIN)、天才ラッパーのユンギ(SUGA・シュガ)、ダンスリーダーのジェイホープ(J-HOPE)。
さらに、魅力担当のジミン(JIMIN)、4次元でビジュアル担当のテテ(V・ブイ)、黄金マンネのグク(JUNG KOOK・ジョングク)の7人です。
BTSは、個性豊かなラップと爽やかなヴォーカル、キレのいいダンスが魅力ですが、メンバー自ら楽曲をプロデュースし、作詞、作曲や振り付けも手掛けています。
また、楽曲のレベルが高く、ヒップホップを中心にEDMやR&B、ポップスなど流行を取り入れながら、強いヒップホップ路線からアイドル路線に見事に変貌し成功しています。
そして、SNSを活用しながら世界戦略を進めるなど、時代のニーズに合わせたエンターテインメント作りに成功したグループといえるでしょう。
大ヒット曲「Dynamite」では数々の新記録を打ち立てて、米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」で初登場1位を記録しています。
BTSはこれまでも驚異の売上を叩き出し、ギネス・ワールド・レコードの韓国アーティスト最高売上を自ら最多更新し続けています。
世界で活躍する大物アイドルスターとなったBTSですが、デビューしたての2014年当時は、まだ一生懸命に日本語を覚えてパフォーマンスに励む、スターを夢見るグループでした。
そんなBTSメンバーたちの日本での初々しい姿の動画はこちらです。
BTSは、日本で2014年にデビューを果たし、ファンミーティングもデビュー前の2012年から行っています。
今でこそ大事務所を脅かすほどに成長したBig Hitエンターテインメントですが、BTSがデビュー当時は小さな事務所でした。
SNSや海外進出、ファンミ―ティングを重要視した戦略で、弱点を克服しようとしていたわけです。
「ボラへ」はBTSテテの造語
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「世界で最もハンサムな顔100人」で1位を獲得するほど美しい顔を持つ、ビジュアル完璧なBTSのテテ(V)ですが、独特な感性を持つことでも知られています。
実は「ボラヘ」という言葉はもともとの韓国語ではなく、テテが造った造語です。
しかし、「ボラヘ」は韓国最大の検索エンジンのNAVERには、「보라해」(ボラへ)と単語登録されているんです。直訳すると「紫しよう」となります。
「ボラヘ」は、テテがARMY(ファン)へ向けて造ってくれた単語なのですが、今や世界中のARMYのみならず、有名人やSNS上でも話題になり使われているのです。
4次元テテの魅力
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テテは彫刻のような顔立ちと男らしいビジュアルで大人気ですが、それとは裏腹に、4次元でかわいい子供のような一面を持ち合わせています!
テテペンにとってはそのギャップも大きな魅力のひとつですね。
テテの話し方は、韓国人らしくない柔らかなトーンで性格が出ているようですね。
また、以前VLIVEの中で、メンバーひとりひとりに向けた詩を書いて披露する場面がありましたが、テテの「그므시라꼬 クムシラコ」を使った詩はとても印象的で素晴らしい出来でした。
この「그므시라꼬 クムシラコ」は、日本語では「それがなんだ?、だからどうした?、大したことじゃない」という意味です。
この言葉は、テテのお父様がテテに教えてくれたものであり、座右の銘だそうです。
テテ独特のユーモアセンスと言い回しで、「大変なことも乗り越えて行こう」を表現しています。
テテはビジュアルや音楽性だけでなく、こうした個性や才能面でも注目されているんです。
「ボラへ」の韓国語の意味と使い方
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「紫」は韓国語で「ボラ보라」です。「ボラヘ」は直訳すると「紫するよ、紫します」という意味になります。
「ボラへ」は、2016年11月の韓国でのBTSファンミーティング会場で、テテがとっさに考えて作った言葉です。
みなさん、紫の意味が何かわかりますか?僕が意味をちょっと付け加えてみたんです。紫は虹の最後の色だから、最後までお互いに頼って信じていこう。そして僕の名前である大きく栄えてすべてうまくいくように大成功しようという意味が込められているんです。僕はその意味のように永遠にいつまでも一緒に居られたらいいなと思います。
その時の映像がこちらです。
そして、テテに紫色を連想させるキッカケになったのが、ARMYたちがアミボム(BTSの公式ペンライト)で会場を紫色一色に染めたこちらの光景です。
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当時のアミボムは1色しか光らなかったので、紫色のカバーをかぶせていたようです。
虹は7色で紫は最後の色です。BTSメンバーも7人なのでそれともかかっている言葉かもしれませんね。
また、「ボラへ」は紫色のハートとともにBTSのツイートでも度々登場しています。
https://twitter.com/BTS_twt/status/1362408766180892678?s=20
BTSとARMYの間では、まるで合言葉のように使われているんです。
「ボラへ」の日本語訳は「ムラサキするよ」
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「ボラへ」を日本語にすると、「ムラサキするよ」になります。
テテは、日本のドームツアーの中でもこの「ムラサキするよ」という言葉を発していました。
「ボラへ」を日本語にしてくれたテテに感動した日本人ARMYも多かったようですね。
テテの日本語と「ムラサキするよ」はとてもかわいいですね!
そして、紫色のハートはもちろん日本のARMYの間でも使われています。
「ボラへ」の英語訳は「I purple you」
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英語で「ボラへ」は「I purple you」と訳されて使用されています。
アメリカをはじめとして、英語圏でもBTSは大人気です。
2018年7月にUNICEFのホームページに掲載された動画で、ユニセフ総裁が「We here at UNICEF purple you!」とコメントしています。
出典:https://www.unicef.org/
ユニセフ総裁のコメント動画はこちらです。
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また、BTSが出演したアメリカの有名番組「America’s got tarent」の審査員、ホーウィー・マンデルも自身のTwitterに「We purple you」のコメントと紫色のハートを記しています。
https://twitter.com/howiemandel/status/1044236516866904065?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1044236516866904065%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Fkban.me%2Farticle%2F14098
そして、香港のMAMAにてBTSと出会い、写真を撮ったアメリカの大物歌手ジャネット・ジャクソンは自身のSNS上に写真とともに紫色のハートを投稿しています。
出典:https://www.facebook.com/
BTSは世界中で紫色の歓迎を受けるようになり、「ボラへ」はBTSの象徴にさえなっているようです!
まとめ
出典:https://m.blog.naver.com/
世界を席巻するBTSのテテが造った「ボラヘ」の意味や韓国語、日本語、英語の話題をお伝えしました。
テテは天然・4次元・超絶イケメンでありながらも豊かな想像力と才能を持っています。
BTSが世界中で支持される理由は、テテのみならず、メンバー全員が個性と魅力を持ち合わせているからなのでしょう。
これからもBTSの活躍に期待しましょう!