世界的K-POPグループ・BTS(防弾少年団)ですが、「もう日本に来たくない」と発言したと噂になっています。
今回はBTSが日本に来たくないと思う理由、これまでの反日行動や発言まとめ、噂が流れたきっかけや真相についてまとめてみました。
BTS(防弾少年団)とは
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韓国のK-POPアーティストであり、世界的な人気を誇るボーイズグループ「BTS」。
日本でも人気・知名度共に自国のアイドルを凌ぐ勢いで勢力を増し続け、ドーム公演を満員にさせる人気と実力を持ったグループです。
日本の音楽番組に出演すればネットニュースに取り上げられ、彼らに動きがあれば常にTwitterのトレンドを賑わせるほど日本でも絶大な人気を誇っています。
そんなBTSですが、そんな彼らが「もう日本に来たくない」と発言したと噂になっています。
BTSが「日本に来たくない」と発言したのは事実なのか、事実であればなぜ日本に来たくないと言ったのか、BTSの発言の真相に迫ります。
BTS・防弾少年団(バンタン)とは
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韓国の7人組ボーイズグループ「BTS」。
芸能事務所Big Hitエンターテインメントに所属し、2013年にデビューしました。別名は「防弾少年団(ぼうだんしょうねんだん)」で、「バンタン」の略称でも知られています。
メンバーは、RM(ラップモンスター)、JIN(ジン)、SUGA(シュガ)、J-HOPE(ジェイホープ)、JIMIN(ジミン)、V(ブイ)、JUNG KOOK(ジョングク)の7人です。
2013年6月13日に「2 COOL 4 SKOOL」収録のデビュー曲「NO MORE DREAM」でデビューしました。
韓国アイドルならではのビジュアルの美しさや繰り出される圧倒的な実力派パフォーマンスが話題になり、その人気はK-POPの枠を超えて世界に広がるように。
2018年にリリースしたアルバム「LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’」はアジア圏出身アーティストとして初めてビルボード200で1位を獲得したことで、世界のBTSと呼ばれるようになりました。
さらに、2020年にリリースされたアルバム「MAP OF THE SOUL : 7」は発売10日足らずで411万枚以上を記録。
ミリオンセラーどころではない驚異の売上を叩き出したことで、前年にBTSが記録したギネス・ワールド・レコードの韓国アーティスト最高売上を自ら最多更新しています。
デジタルシングル「Dynamite」もビルボード1位を獲得。ディスコ風の曲調が支持されて世界的ヒットとなり、今もBTSの勢いはとどまるところを知りません。
BTSが日本に来たくない理由とは
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世界で話題沸騰中のBTSが「もう日本に来たくない」と発言した噂について、理由と真相をお届けします。
まず、BTSが本当に「日本に来たくない」と発言したのかについて調査しました。
SNSや動画配信、その他インタビューなどを調べたところ、BTSのメンバーが公の場でそのような発言をしたという情報はありませんでした。
もちろん公の場で「日本に来たくない」と発言すれば瞬く間に拡散され、ネット上でもかなりの炎上になることは必至です。
世界を相手にするアーティストが公の場でこのような問題発言をしないことは明白ですが、ではなぜ「日本に来たくない」と言ったという噂が出たのでしょうか。
「日本に来たくない」発言の噂の発端
本人達の口から直接「日本に来たくない」という発言が出たことはありませんが、以前からBTSのメンバーには反日の噂が多数浮上しています。
実際、メンバーのジミンが原爆を思わせるTシャツを着用したことで、音楽番組「ミュージックステーション」の出演がキャンセルになるなど、反日と思われる炎上騒動が多々あります。
BTSメンバーに反日のイメージが付いてしまったことから、「BTSは日本に来たくないと思ってるはずだ」という憶測が噂の発端になったと思われます。
BTSの反日行動や発言まとめ
実は原爆Tシャツ以外にも、BTSメンバーの反日騒動は多く存在します。
ここからは、原爆Tシャツ騒動を含めた、BTSの有名な反日行動・反日発言をまとめました。
ジミンの原爆Tシャツ着用騒動
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2018年10月、BTSメンバーのジミンが原爆を投下した際に発生するキノコ雲が描かれたTシャツを着用して問題になりました。
当時BTSは音楽番組「ミュージックステーション」に出演予定でしたが、ミュージックステーション側に「出演させるな」と抗議の声が寄せられ、結果的にBTSの出演は見送られました。
原爆Tシャツの真相と謝罪
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ジミンが着用していた原爆Tシャツの件で、デザインを担当した会社が原爆のデザインを用いた理由を説明しました。
その理由とは「歴史への関心を深めることが目的で、反日感情を助長する意図はなかった」として、「BTSに申し訳ない」と謝罪しています。
また、BTSの所属事務所Big hitエンターテインメントもこの騒動を重く受け止め、公式に謝罪文を発表しました。
「当社のすべてのアーティストは戦争や原子力を支持しておらず、これに反対している」と事務所の立場を明確にし、「原爆投下で被害を受けた方々を傷付けるつもりはありません」と説明。
また「十分な検収ができず、当社のアーティストが着用したことで原爆被害者の方々を意図せず傷付けてしまったこと、不快な思いをさせてしまったことに心からお詫びいたします」と謝罪。
すでに謝罪は済んでおり、Tシャツを着用したジミン本人も東京ドーム公演で「心配をかけてすみませんでした」とファンに謝罪しています。
しかしどんな意図であれ、原爆を連想させるTシャツを着たことで、BTSの反日イメージが強くなった騒動でした。
「歴史を忘れた民族に未来はない」発言
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ジミンの原爆Tシャツだけでなく、BTSのリーダーであるRM(ラップモンスター)の反日発言も、BTSの有名な反日騒動の1つです。
2013年8月15日、リーダーRMはBTSの公式Twitterで「今日は光復節。歴史を忘れた民族には未来はありません」と投稿しました。
この発言について説明すると、まず「光復節(こうふくせつ)」とは、朝鮮が日本の植民地から解放されて独立したことを祝う韓国の祝日です。
そして「歴史を忘れた民族」とは、韓国が日本を批判する時に決まり文句のように使用される反日発言として有名なフレーズです。
RMだけでなく、少女時代のサニーも同じ発言をしたことがあります。
さらに、2013年に開催されたサッカー・東アジアカップの日韓戦で、韓国サポーターが「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれた横断幕を掲げて強制撤去処分になったこともあります。
日本の植民地から脱したことを祝う光復節に、韓国では有名な反日発言のフレーズを使ったことで、RMの反日感情が話題となりました。
BTSの反日騒動は他にも
これらの有名な反日騒動の他に、メンバーのシュガが動画配信サービス・VLIVEでの生配信で「独島でコンサート」と発言したことがあります。
さらに、BTSが過去に反日歌「独島は我が領土」を歌ったことも有名です。
ただし、「独島は我が領土」の歌唱に関しては番組での罰ゲームで制作側に歌わされたというのが事実で、本人達の意思で歌ったわけではありません。
これらのエピソードから“BTSは反日”というイメージが付いたことが、「日本に来たくない」発言に繋がっていきます。
韓国は反日教育が当然のようにあるため、若い世代にも反日感情を持つ国民がいるのは事実です。
BTSが日本に来たくない理由の真相
出典:https://www.wwdjapan.com/
これまでの数々の反日騒動によって、「BTS=反日」というイメージが強くなり、それが原因で多くのアンチやバッシングが生まれました。
「日本に来たくない」発言の真相としては、反日イメージの強い彼らに対し「きっとBTSは日本に来たくないはずだ」といった憶測が生まれたことが発端と考えられます。
その憶測に乗じたBTSアンチが、彼らに日本で活動してほしくないあまり、「BTSが日本に来たくないと言ったらしい」と触れ回った可能性があります。
そして、心配したファンが「日本に来たくないと言ったのは本当だろうか」と話題に挙げることで、噂がどんどん広がってしまったのかもしれません。
実際には彼らが「日本に来たくない」と公の場で発言したことがないにも関わらず、この憶測が一人歩きして噂が飛び交ってしまったことが、この騒動の真相と言えるのではないでしょうか。
確かにこれまでのBTSを見ていると、絶対に親日だとも、反日ではないとも言い切れないことは事実です。
しかし、BTSにとって日本が大きなマーケットであることは確かで、日本に来たくないと考えているメンバーがいたとしても、ビジネスとして今後も日本で活動することは間違いありません。
もし「日本に来たくない」発言を信じて心配しているファンがいるとしたら、その点は安心していいでしょう。
今後もBTSが生み出すエンターテイメントを純粋に楽しみたいですね。
まとめ
BTSメンバーの「日本に来たくない」発言やこれまでの反日騒動、噂が流れた理由や真相をお届けしました。
人気者だけに憶測や噂も生まれやすいBTSですが、音楽の素晴らしさにも今一度注目していきたいですね。
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