防弾少年団（BTS）とは

 

 

防弾少年団は2013年6月にデビューしました。韓国出身の7人組男性アイドルグループ。所属事務所は韓国のBigHitエンターテインメントです。

 

現事務所はプロデューサーを務めるパン・シヒョク氏が2005年に立ち上げたもの。男性アイドルグループのプロデュースは、防弾少年団が初めてだったと語られています。

 

防弾少年団がロールモデルに掲げているのはBIGBANG（韓国の男性アイドルグループ）。

 

彼らと同じく、自らも作詞や作曲、編曲など、楽曲制作に積極的に取り組んでいます。特にラップパートに関しては、ほとんどの部分をメンバーが担当しています。

 

 

防弾少年団が注目を集める存在になったのは2015年にリリースされたアルバム「花様年華Pt.1」以降。

 

このアルバムが持つ普遍的なメロディーやポップ性、高い完成度が評価され、BIGBANGや東方神起、EXOと同じく、人気アイドルグループの仲間入りを果たしました。

 

 

日本でも人気が高い防弾少年団。2018年4月に発売したアルバム「FACE YOURSELF」は28万枚を超えるセールスを記録しています。

 

防弾少年団のメンバー7人。それぞれ異なる個性を兼ね備えています。そこで、防弾少年団のメンバーのプロフィールを簡単にご紹介します。

 

 

 

ジン

 

名前：ジン

本名：キム･ソクジン

生年月日：1992年12月4日

出身地：韓国 京畿道安養市

身長：179cm

 

 

防弾少年団ではサブボーカルを担当しているジンさん。グループではルックス担当と呼ばれています。その端正な顔立ちは科学的にも証明され、SNSを中心に話題になりました。

 

もともとは歌手になるつもりはなかった、というジンさん。俳優を志し、建国大学演劇映画科に進学しました。

 

大学の通学途中に現事務所スタッフにスカウトされ、歌手に。また、中学時代にもSMエンターテインメント（韓国の大手芸能事務所）からスカウトされたことがある、と語られています。

 

 

 

 

シュガ

 

名前：シュガ

本名：ミン・ユンギ

生年月日：1993年3月9日

出身地：韓国 大邱広域市

身長：174cm

 

 

シュガさんの防弾少年団でのポジションはラッパーです。RMさんの影に隠れがちですが、ラップの実力は専門家からも「テクニカルだ」と高く評価されています。

 

「天才」と評価されることが多いシュガさん。作詞や作曲、編曲。音楽プロデューサーまで務めるなど、マルチな才能を発揮しています。

 

現事務所のトップであり、防弾少年団プロデューサーのパン・シヒョク氏は「ひねくれた天才」と評価しています。

 

ラップを始めることになったきっかけはエピック・ハイ（韓国の3人組ヒップホップグループ）です。彼らが作り出す音楽に衝撃を受け、ヒップホップに興味を持ったそうです。

 

 

 

 

J-HOPEさん

 

名前：J-HOPE

本名：チョン･ホソク 

生年月日：1994年2月18日

出身地：韓国 光州広域市

身長：177cm

 

 

J-HOPEさんは防弾少年団でサブラッパー及びメインダンサーを担当しています。

 

芸名のJ-HOPEは2つの言葉を組み合わせた造語です。本名（Jeong）と希望（hope）を融合させ、最終的には現在の活動名になりました。

 

2018年にリリースした「Hope World」はワールドワイドに高評価を得ています。

 

アメリカのTIME誌では「今週聴くべき5曲」に。そして、itunesチャートでは、なんと63か国で1位を獲得しています。

 

 

 

 

RM

 

名前：RM

本名：キム・ナムジュン

生年月日：1994年9月12日

出身地：韓国 京畿道一山

身長：181cm

 

 

RMさんは防弾少年団のリードラッパー。グループのリーダーでもあります。

 

ラップに興味を持ち始めたのは小学6年生のころ。エピック・ハイの音楽に「スゴい！」と衝撃を受け、ヒップホップに興味を持ち始めたそうです。

 

「いつかタブロ（エピック・ハイのメンバー）と共演するのが夢だ！」とインタビューでは語っています。

 

 

実は超秀才のRMさん。高校時代のIQは148で、TOEICでは独学のみで900点を取っています。また、大学修学能力試験の模擬試験では上位1％になったこともあるようです。

 

 

 

 

ジミンさん

 

名前：ジミン

本名：パク・ジミン

生年月日：1995年10月13日

出身地：韓国 釜山広域市

身長：173.4cm

 

 

ジミンさんは防弾少年団のリードボーカル及びメインダンサー。伸びのあるキレイな歌声が高く評価されています。

 

ジミンさんが歌手を目指すようになったきっかけはピ（RAIN）（韓国の男性歌手）です。彼のステージに憧れを持ち、歌手を志すようになったとのこと。

 

現在の事務所に入所したのは高校時代。当時、通っていた高校（釜山芸術高等学校舞踊科）の先生から勧められ、オーディションを受けることになったと語られています。

 

 

ストイックなことで知られるジミンさん。デビュー前に出された食事制限は彼だけが掟を破らず、最後までやり抜きました。

 

その影響で、「NO MORE DREAM」の服を破るパフォーマンスは、メンバー全員からジミンさん1人に変更されています。

 

 

 

 

V

 

名前：V

本名：キム・テヒョン 

生年月日：1995年12月30日

出身地：韓国 大邱広域市

身長：177cm

 

 

Vさんのポジションはボーカル。グループではジンさんと並び、ビジュアル担当と呼ばれています。

 

実はサックスが上手なVさん。学生時代はサックスの大会で金賞を受賞したこともあるのだそうです。

 

Vさんは不思議な性格のようで、ファンの間では「不思議ちゃん」「四次元」と呼ばれ、他メンバーも「何を言い出すのかまったく予想できない」とコメントしています。

 

 

実はグループで唯一、俳優活動を行っているVさん。2016年にはドラマ「花郎」にてハンソン役を熱演。SNSを中心に話題になりました。

 

 

 

 

ジョングク

 

名前：ジョングク

本名：チョン・ジョングク 

生年月日：1997年9月1日

出身地：韓国 釜山広域市

身長：177cm

 

 

ジョングクさんはメインボーカル及びリードダンサーを担当しています。グループでは最年少の末っ子メンバーです。

 

歌手を志すようになったきっかけは、G-DRAGONさん（BIGBANGのメンバー）です。彼のパフォーマンスに「カッコいい…」と憧れを持ち、自分も同じようになりたいと思ったとのこと。

 

現在の事務所に入所することになったのは、RMさんがきっかけです。

 

複数の大手芸能事務所からオファーがありましたが、RMさんのラップに惹かれ、現事務所入り決めたようです。後に、この選択を「神の一手だった」と語っています。

 

 

ファンの間では「黄金マンネ」と呼ばれているジョングクさん。歌やスポーツ、ラップなど、どんなジャンルでも高いパフォーマンスを発揮するため、このニックネームが付いたようです。

 

 

 

 

防弾少年団（BTS）と秋元康のコラボが中止に…その理由3つ

防弾少年団（BTS）と秋元康のコラボ「Bird」が中止に

 

 

 

 

名前：秋元康

概要：日本の作詞家。48グループ（AKB48やNMB48など）の総合プロデューサーを務めている

 

 

2018年9月13日に作詞家の秋元康さんとのコラボを発表した防弾少年団。新曲の「Bird」の作詞を秋元さんが手掛ける予定でした。

 

しかし、その4日後にはコラボの中止を発表。公式サイトには「制作上の都合で変更することになりました」のコメントのみ。

 

本当に制作上の都合だけ？本当の中止理由は何なのでしょうか。

 

 

 

コラボ中止の理由は防弾少年団のファンが拒否反応を示したからだ、といわれています。

 

両者のコラボ発表後、twitterを中心に炎上事件にまで発展してしまったのです。防弾少年団の所属事務所にはコラボの中止を求める張り紙やテープなどが数多く貼られたようです。

 

いったいなぜ、BTSのファンはコラボに拒否反応を示すのでしょうか。これには複数の原因があると考えられています。

 

 

 

歌詞が女性蔑視と思われている

1つ目は秋元康さんの歌詞です。過去に作詞した楽曲に女性蔑視の内容が見受けられることから、秋元康さんとのコラボには否定的なようです。

 

例えば、「女の子は恋が仕事よ 」や「ママになるまで子供でいい」、「セーラー服を脱がさないで」など、このような内容の歌詞が女性軽視と捉えられたのでは？と予想されています。

 

 

右翼的政策に賛同しているとの偏見

2つ目は、安倍政権の右翼的政策に賛同していると認識されているからです。

 

どうやら秋元さんが安倍総理と記念写真を撮ったことや、安倍内閣が発足させたクールジャパン推進会議のメンバーとなっていることが韓国のファンには問題視されているようです。

 

また、AKB48（秋元さんのプロデュースの女性アイドルグループ）が靖国神社の前でコンサート行ったこと。旭日旗の衣装でのステージも右翼と認識された原因の1つでしょう。

 

 

ファンの不買運動を恐れた

発表後、コラボの中止と映像、関連文書の破棄を求めた韓国のファンたち。

 

「14日の午後12時までにコメントがない場合。今後、BigHitエンターテインメントのすべての商品を拒否する」と求めました。

 

防弾少年団が所属する事務所はそこまで規模が大きくありません。不買運動をされて人気が落ちてしまい、事務所の維持が出来なくなってしまうことを恐れたのかもしれませんね。

 

 

 

防弾少年団（BTS）と秋元康のコラボ中止に対するネットの反応

 

防弾少年団（BTS）と秋元康さんのコラボ中止に対しては賛否両論です。BTSをよく知らない日本人からしたら「秋元康とのコラボを断ったグループ」という認識になってしまっているようです。

 

AKBの件、それでもまだ元締め（秋元康さん）が韓国の「防弾少年団（BTS）」という男性グループから「こんな男尊女卑な歌詞ばかり書く奴とは組めない」と拒絶されてツイフェミが大喜びするんですよ。正に「馬鹿をみる」とはこのことですが、同情はしませんね。

— 浪狼（4号） (@vagrantwolf4) 2018年10月13日

 

BTSの紅白出場は嬉しくない。
素晴らしいことなのになんで応援しないの？とかじゃなくて、単純に今日本に来ても、正直BTSに関して、BTS以外のけーぽファン含めて一般の人は良いイメージを持っていないはず。
そんな中出場したってたぶん「秋元康のコラボ中止したBTS」としか言われない。

— -유코- (@yujin_9202) 2018年10月20日

 

BTSを全然知らない人でも秋元康との件で知った人も多いんだなぁ〜お父さんがリハビリの先生にBTSがすごい売れてるらしいって話ししたら秋元康とのコラボがダメになった人達ですか？って言ってたからそういう事で浸透しちゃったのは、少し悲しい気もする😢

— れいまる (@go_to_hell22) 2018年10月19日

 

国連総会で注目を集めたBTSの演説が素晴らしい。「ありのままの自分を愛して。肌の色もジェンダーアイデンティティも関係ない」と。
この演説の1週間前、BTSは秋元康からの楽曲提供を取りやめた。秋元の「靖国神社や旭日旗を使った演出」や「女性蔑視的な歌詞」を問題視して。https://t.co/i9ljQtBVcC

— 盛田隆二 (@product1954) 2018年9月26日

 

BTSが秋元康をゴミ箱行きにしたのは日本では大受けの秋元式「客はバカでスケベなんだから、このくらいでちょうどいいんだよ」マーケティングが日本以外では古くなって差別思考が臭くて鼻をつままれるだけになっている、ということですのい。
BTSが「退けた」のは日本の傲慢な差別文化の部分だと思う https://t.co/VNvcKwPEcw

— James F. (@gamayauber01) 2018年9月23日

 

BTSと秋元康の件については、BTSと秋元康を組み合わせようとした「大人」が一番悪いと思っているんですが、本国ARMYに猛抗議によって、秋元康作詞を白紙撤回に持ち込んだ韓国カルチャーの現在を見た後に、『新潮45』の一連の騒動に代表される、日本の現状を見ると、暗澹たる気持ちになるな。

— おなか (@HNamachiri) 2018年9月22日

 

 

 

防弾少年団と秋元康のコラボ中止の理由についてのまとめ

 

防弾少年団（BTS）と秋元康さんのコラボが中止になった理由などをご紹介しました。

 

期待をしているファンも少なくなかった秋元さんとのコラボ。楽曲がお蔵入りになってしまったのが残念で仕方ありません。