南果歩

南果歩は韓国人!本名や家族~生い立ちについて総まとめ

美少女役からかわいいお母さん役まで幅広い演技で人気を博し、世界的俳優・渡辺謙さんの妻でもあった女優の南果歩さん。

 

南果歩さんの韓国にまつわる生い立ちや本名、家族について詳しく総まとめしましたのでご紹介します。

女優・南果歩の韓国にまつわる生い立ちや本名、家族について

南果歩についての本名やプロフィール

元夫と同様に国際派女優の南果歩

2018年に離婚した元夫である渡辺謙さんの存在感が大きいため、南果歩さんは「渡辺謙の元妻」というイメージで見られることもありますが、現在も主演級の女優として活躍しているトップ女優のひとりで、海外映画にも出演してきた国際派女優でもあります。

 

南果歩さんについての詳しいプロフィールはこちら。

 

生年月日: 1964年1月20日
出生地: 兵庫県尼崎市
身長: 162 cm
血液型: A型
職業: 女優
ジャンル: 映画・テレビドラマ・舞台
活動期間: 1984年 –
配偶者: 辻仁成(1995年 – 2000年)、渡辺謙(2005年 – 2018年)
事務所: ホリエージェンシー

 

引用:Wikipedia – 渡辺謙

 

南果歩さんの韓国との関係については詳しくは後述しますが、在日韓国人3世だと明かしていることから一部で”南果歩”という名前が通名だと思われているようです。

 

しかし、南果歩さんは生まれながらにして本名が”南果歩”であり、通名は存在しないようです。

 

 

南果歩は在日韓国人3世だった

母親が韓国人であることを明かした南果歩

南果歩さんが始めて韓国にゆかりがあることを明かしたのは、2007年1月11日に放送されたトーク番組『スタジオパークからこんにちは(NHK総合)』だったようです。

 

同番組でのカミングアウトにより南果歩さんは在日韓国人3世だということが分かりました。

 

当時嫌韓ブームが訪れていた時期的なものを見ても南果歩さんはあえて勇気を持って明かしたことが分かります。

 

1980年代に『紅白歌合戦』に出場して話題を集めた韓国人歌手・チョー・ヨンピルさんに始まる韓国人歌手人気は置いておいて、ネット社会になってから日本で始めて韓流ブームが起こったのは2003年に放送された韓国ドラマ『冬のソナタ』がきっかけでした。

 

当時、”ヨン様”こと俳優・ペ・ヨンジュンさんが圧倒的な人気を主婦層を中心に獲得し、現在までに「最も日本で有名な韓国人」の筆頭に挙げられるほど社会現象を巻き起こしました。

 

その後、フジテレビやNHKが韓流ブームに乗って韓国ドラマを定期放送し始めましたが、韓国との歴史認識を巡る問題などから嫌韓の動きが出始め、2005年の著書「嫌韓流」により嫌韓ブームが起こりました。

 

その直後である2007年に南果歩さんが在日韓国人3世だと明かしたことは凄いことであり、おそらく心無い誹謗中傷も多く受けてきたことでしょう。

 

しかし、南果歩さんは母親の母国である韓国に誇りを持っているからこそ臆すことなくリスクを承知でカミングアウトしたのでしょう。

 

 

 

南果歩の元夫・渡辺謙も「妻の母親が韓国人」と明かしていた

渡辺謙も同時期に南果歩の母親が韓国人だと明かしていた

南果歩さんが在日韓国人3世であることを明かした『スタジオパークからこんにちは』が放送された2007年1月11日から約3ヶ月後に渡辺謙さんも映画『明日の記憶』のPRで韓国を訪れた際に明かしていました。

 

 『ラストサムライ』『SAYURI』などで強烈な印象を残した日本の俳優、渡辺謙(48)が初来韓した。アルツハイマーにかかった中年男性の闘病生活を通じて夫婦愛とその大切さを伝える日本映画『明日の記憶』(5月10日公開)の主演であると同時にエグゼクティブ・プロデューサーとしてである。「韓国には必ず一度来たいと思っていました。妻の故郷が釜山(プサン)なので、韓国と縁が深いんですよ。妻の母親が韓国人です」 

 

引用:中央日報 – 『明日の記憶』PRで渡辺謙が来韓

 

時期が時期だけに南果歩さんと渡辺謙さんのカミングアウトにより、まるでアレルギー反応を示すようにネット上で罵詈雑言をまくし立てる”ネトウヨ”は一定数いたようです。

 

一方で、南果歩さんは2014年10月13日に韓国・釜山で開催された「第19回釜山国際映画祭」に元夫・渡辺謙さんと一緒に出席し、反日感情を持つ韓国人達から拍手を受けたことが報じられました。

 

今年は渡辺と韓国のトップ女優ムン・ソリ(40)が担当。渡辺はステージに上がった直後「プサン、チェゴ(最高)!」と叫んで会場を埋め尽くした5000人から大きな拍手を受けた。

 

この日は、渡辺の妻で女優の南果歩(50)も同映画祭に出品された「さよなら歌舞伎町」の出演者として登場。廣木隆一監督(60)らとレッドカーペットを歩いたが、ここで思わぬ展開に。ムン・ソリが「南の母親が釜山出身」とわざわざ観客に紹介したのだ。

 

思わぬ“カミングアウト”だったが、南は平然。「毎年、祖父母のお墓参りに釜山経由で来たり、この街自体に愛着があるので『さよなら歌舞伎町』を公開前に釜山国際映画祭で見てもらえるのがうれしいです。親戚も見に来ているんです」と堂々と話した。

 

引用:東スポWEB – 韓国人の反日感情を封じ込めた南果歩の“カミングアウト”

 

関係者によれば、南果歩さんは予め自身が在日韓国人3世であることを会場で明かすと決めていたようで、同胞意識の強い朝鮮人の感情を逆手に取って反日の目を逸らすことに成功したようです。

 

 

 

南果歩の生い立ちを追った『ファミリーヒストリー』が話題に

2012年12月24日に放送されたドキュメンタリー番組『ファミリーヒストリー(NHK総合)』で南果歩さんのルーツを探る旅として母方の一族が取り上げられました。

 

南果歩さんのルーツを追った『ファミリーヒストリー』の内容をご紹介しますが、少し長いため興味がなければ読み飛ばしてください。

 

南果歩さんのルーツを探るには西暦700年頃、中国・唐の時代に生きた玄宗皇帝に使えていた金大鐘という人物まで遡ります。

 

金大鐘は使者として42歳の時に日本へ渡航しましたが、帰りの船が難破してしまい朝鮮半島に流れ着いてしまいます。

 

そこで金大鐘は当時朝鮮半島を治めていた新羅の王に仕えることになり、金大鐘が中国・汝南の出身だったことから”南金忠”という名前を授かって政治の補佐役を務めていました。

 

この南金忠という人物が現在韓国に25万人いると言われる”南一族”の祖先であり、日本で栄えてきた南果歩さんの一族は1592年に豊臣秀吉が行った朝鮮出兵(文録の役)の際に避難して流れ着いた場所で繁栄したとされています。

 

南果歩さんの祖父であるナム・ウンラクさんが生まれたのは1913年で、当時日本が韓国併合を行ったのが1910年でした。

 

南金忠から代々南一族は韓国の貴族階級”両班”の出自であり、文官や武官を務めてきました。

 

当然、ウンラクさんも儒教を始めとした立派な”両班”になるための教養を学んで育ち、儒教学者の娘で南果歩さんの祖母となるチョ・キョンナムさんと結婚しました。

 

ウンラクさんはキョンナムさんと一緒に故郷から70キロほど離れたテグという町に移り住み、剣道具などの武具を作る仕事に従事していました。

 

武具作りの腕を磨いたウンラクさんはさらに報酬が良い日本へと渡ることを決め、1937年に和歌山県に移り住んで和歌山市内にある瀧本軍需品店で武具作りに励みました。

 

瀧本軍需品店では200人ほどの従業員がいましたが、ウンラクさんを含めて朝鮮系の従業員は10人足らずでした。

 

ウンラクさんは必死に働いて仕事を安定させ、日本に移住して3年目となる1940年には韓国に住む家族を呼び寄せることができました。

 

暮らし向きが良くなったウンラクさんは家族と一緒に京都へ移り住み、そこで5人の子供に恵まれますが、その中のひとりが南果歩さんの母親であるチャンシク(南直江)さんとなります。

 

その後、チャンシクさんが誰と結婚したかは『ファミリーヒストリー』内では触れられなかったようですが離婚してシングルマザーとして南果歩さんを含む5人の子供を育ててきたようで、南果歩さんが「母親が韓国人」だと明かしていることから父親は日本人である可能性が高いでしょう。

 

ウンラクさんは終戦後に韓国に家族で帰る道を選びますが、家財道具など財産を乗せた船が行方不明になってしまい帰国を諦めざるを得ませんでした。

 

さらに勤め先の武具会社も終戦の煽りで休業に追い込まれ、仕事を失ったウンラクさんは古物商(廃品回収業)を始めました。

 

戦後の当時、仕事を失った在日韓国人は廃品回収業を営む人が多く、2世の子供たちは鉄くずや空き瓶などを拾う手伝いをしてました。

 

ウンラクさんも子供たちに「今を努力すれば子孫が幸せになる」と言い聞かせて廃品を集めさせていたようで、大阪市内に小さな家を構えるとその暮らしぶりはとても質素なものでした。

 

チャンシクさんはその後喫茶店を開店し、ウンラクさんも度々孫の顔を見るために遊びに来ていましたが、ある日胃がんに罹ってしまい1981年に死去しました。

 

ウンラクさんは地道にコツコツ貯めた貯金で韓国の故郷に妻・キョンナムさんと入る盛土のお墓を購入しており、そこに立派な墓標を立てていました。

 

その墓標にはキョンナムさんとふるさとへの想いが漢詩で刻まれています。

 

南一族は韓国に25万人ほどいるそうですが、一族の親睦会がソウル市内にあり、奨学金制度を作って一族の子供たちのために支援を続けているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

南果歩のデビューするまでの生い立ちや家族について

南果歩の父親は建築会社の社長だった

南果歩さんの父親は日本人である可能性が高いですが、建築会社の社長をしていたようです。

 

南果歩さんには11歳年上、8歳年上、6歳年上、2歳年上の4人の姉がおり、5人姉妹の末っ子として育ちました。

 

父親は建築会社を経営していたものの急に倒産してしまいある日南果歩さんは住む家を失ったそうです。

 

その後、父親が他界(離婚とも言われる)したことから南果歩さんは母親のチャンシクさんの女手ひとつで育てられました。

 

南果歩さんは姉が4人いたことから幼い頃から非常にませていたそうで、小学校低学年の頃から中原中也など大人向けの本やドラマ、映画などが大好きだったようです。

 

南果歩さんは尼崎市立尼崎高等学校ではバトントワリング部に所属してキャプテンを務めており、夏の甲子園で沖縄の高校を友情応援した経験があります。

 

高校卒業後は桐朋学園大学短期大学部に入学し、在学中に映画『伽倻子のために』のオーディションで2000人の中を勝ち抜き見事ヒロイン役として女優デビューを果たしました。

 

 

 

 

 

 

 

女優・南果歩の生い立ちについて総まとめすると・・・

2007年に母親が韓国人だと明かしたベテラン女優の南果歩さんの生い立ちについて総まとめしてきました。

・南果歩は嫌韓ブーム真っ只中の2007年に在日韓国人3世だとカミングアウトした

・南果歩の南一族はルーツを辿ると中国人の金大鐘だった

 

南果歩さんの『ファミリーヒストリー』では中国と朝鮮半島の人種は密接な関係にあることが分かりますが、南一族には美人が多いというのも頷けるエピソードかもしれません。

 

 

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