グローバルに活躍するK-POPボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」ですが、歌番組に登場するたびに口パク疑惑が浮上しています。
今回は口パクがバレると言われた音楽番組の映像、口パクじゃない証拠動画、疑惑の真相をまとめました。
この記事の目次
BTS(防弾少年団)とは
出典:https://bts-official.jp/
「世界のBTS」と呼ばれ、今最もホットなボーイズグループとして世界中で絶大な人気を誇るBTS。
韓国の大手芸能事務所「HYBE(旧:BigHitエンターテインメント)」に所属する7人組ボーイズグループです。
2013年6月13日にミニアルバム「2 COOL 4 SKOOL」をリリースし、タイトル曲「NO MORE DREAM」でデビューしました。
K-POP界の中でも海外人気が最も高いグループで、2020年8月リリースの「Dynamite」のミュージックビデオは、YouTube公開24時間で1億再生回数を超える大記録を樹立しました。
本作は1970年代〜80年代のディスコをイメージしたレトロな曲調が印象的で、海外の音楽ファンにもウケ、音楽チャート権威・米ビルボード初登場1位を記録する世界的大ヒットに。
2021年5月にリリースしたデジタルシングル「Butter」も、「Dynamite」と同じく全て英語詞の楽曲です。
「Butter」のミュージックビデオは公開24時間で1億820万回を記録し、「Dynamite」の記録を上回るYouTubeの24時間最多再生回数記録を更新しました。
ビルボードでは初登場から7週連続1位という大ヒットを記録し、留まるところを知らない破竹の勢いで、韓国・日本をはじめ、アジアや欧米各国とグローバルに人気を拡げ続けています。
BTSに口パク疑惑が浮上している…
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ハイレベルなパフォーマンスで世界中から注目を集め、世界的アーティストとして数々の偉業を残しているBTS。
そんなBTSに、口パク疑惑が浮上しています。
音楽番組に出演するたびに、ネット上で「BTSは口パクだ!」と言われることが多く、世界的アーティストが実は歌っていないのでは?という口パク疑惑に注目が集まっているのです。
ここでは、気になるBTSの口パク疑惑について、これまでに口パクが疑われてきた音楽番組の映像と、生歌や被せだと思われるパフォーマンスの映像を比較して調査してみました。
口パクがバレると言われる映像・口パクじゃない証拠を合わせて、BTSの口パク疑惑の真相をチェックしていきましょう。
BTSの口パクがバレる? 【口パク・被せの意味も解説】
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音楽番組に出演すると、口パク疑惑が浮上するBTS。
彼らが本当に口パクなのか知るために、まずは「口パク」「被せ」について解説します。
「口パク」とは
「口パク」とは、歌っている人のマイクをオフにする、もしくは口だけを動かしてマイクに生の歌声を通さず、生歌の代わりに事前にレコーディングされた音源を流す方法てす。
日本のアイドルにも多く使われている方法で、女性アイドルで言えばAKB48系列のアイドルグループに多いとされています。
また、ある音楽番組では男性アイドルが歌唱中にスタンドマイクを倒したにもかかわらず、歌声が聞こえ続けるという放送事故もあり、口パクは以前から当たり前のように使われていました。
口パクの利点は、激しいダンスパフォーマンスでも歌声がブレず、息切れが気にならないため、歌が楽しめるということ。
また、音程の不安定さや歌詞の間違いも無くなり、完璧に近いステージを見せられることにあります。
「被せ」とは
アイドルやアーティストのパフォーマンスで、よく使われるのが「被せ」という方法です。
「被せ」とは、マイクを通した歌声と事前にレコーディングした音源をミックスして流す方法で、音響スタッフがミキサーで生歌と音源の音量調節を行います。
被せのメリットは音源があることで音程が取りやすくなり、激しいダンスをしながらでも安定した綺麗な歌声を流すことができます。
音響スタッフの腕によっては、生歌と音源にズレが生じて歌声が二重に聞こえ、被せであることが丸わかりの場合もありますが、ダンスと歌を同時にこなすパフォーマンスでよく使われます。
ダンスで息切れしてしまっても歌が崩れる心配もなく、完成度の高いステージを届けるために被せという方法が使われており、クオリティの高さを追求するために必要な方法なのです。
BTSは口パク?被せ?生歌?
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BTSのステージでも、激しいダンスパフォーマンスを繰り広げながら安定した歌声を届けるために、被せが使われることは多いと思われます。
被せは決して口パクではなく、しっかりと生の歌声も聞こえてくるのが魅力です。
その一方で、音楽番組では口パクではないかと言われることが多いBTS。
なぜ口パクが疑われるのか、動画で検証していきましょう。
BTSの口パク疑惑を動画で解説
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BTSが音楽番組に出演した際、ネット上では「BTSは口パクではないか?」「口パクがバレるよ」といった非難めいた声が多数挙がるのは事実です。
特に、日本の音楽番組に出演する際は、日本語バージョンの曲を披露することが多いBTS。
日本人が聞き慣れた日本語とメンバーの口の形が合っていないように見えることで、口パク疑惑が加速する原因となっているようです。
ここからは、BTSは音楽番組で口パクでパフォーマンスをしているのか、口パク疑惑のある音楽番組の映像を見ながら検証していきましょう。
BTSの口パク疑惑① FNS歌謡祭
2020年のFNS歌謡祭に出演し、人気曲「Boy With Luv」のJapanese ver.を披露しました。
番組を見ていた視聴者から「口パクじゃん!」と言われ、ネット上でも口パク論争が巻き起こっています。
実は、BTSは前年のFNS歌謡祭で「FAKE LOVE」のJapanese ver.を披露したときも、口パク疑惑が囁かれていました。
やはり、日本語曲を披露する時に口パクと言われることが多いようです。
BTSの口パク疑惑② THE MUSIC DAY
2020年のTHE MUSIC DAYに出演した際に、大ヒット曲「Dynamite」を披露しました。
この番組を見ていた視聴者からは、「まるでMVを見ているようだ」「歌が安定しすぎて口パクがバレる」と、生歌とは思えない完成された歌声に違和感を指摘する投稿が多く見られました。
BTSの口パク疑惑③ CDTV
2021年のCDTV Live! Live!に出演し、全て英語詞の「Butter」を披露した際も口パクが疑われています。
オール英語詞にもかかわらず流暢に英語で歌い、高音パートも苦しさを見せず涼しい顔でこなしていたことから口パク疑惑が浮上しました。
これらの動画では確かに音源レベルの歌声が聞こえており、口パクを疑われても無理がないクオリティとなっています。
これらのことから、ネットユーザーからは「BTSは口パクだ」「生歌では歌えないのか」という厳しい意見も出ています。
BTSが口パクじゃない証拠動画も紹介
出典:https://www.billboard-japan.com/
BTSが音楽番組に登場するたびに過熱する口パク疑惑。
しかしそんな中、BTSのメンバー・テテが曲の披露中に〝あえて歌わない〟という行動をとり、口パク疑惑を払拭する生歌アピールをしたことで話題になりました。
続いては、BTSが口パクじゃないと証明する証拠動画を見ていきましょう。
BTSが口パクじゃない証拠①
2020年12月に出演したFNS歌謡祭で、新曲「Dynamite」を披露したBTS。
曲の披露中、メンバーのV(テテ)が自身のソロパートであえて歌を歌わずに手をクラップするというパフォーマンスを見せ、口パクじゃなく生歌であることをアピールしました。
(動画1:05〜)
もし口パクだったら、歌を歌う真似をしなければレコーディングした音源だけが流れることになり、明らかにおかしい状況になるはずです。
しかし、動画を見れば分かる通り、V(テテ)がクラップしているときは、歌声は流れておらず、不自然な点はありませんよね。
BTSの口パク疑惑が浮上していた最中にこうして口パクじゃないことをアピールし、ファンからは「やっぱり生歌だった!」と絶賛されています。
BTSが口パクじゃない証拠②
アメリカの番組「Good Morning America(GMA)」に出演し、椅子に座ったシックな佇まいで「Dynamite」を披露しました。
アメリカはアーティストの口パクに厳しい側面があり、過去にはビヨンセなどの大物アーティストの口パクが発覚したことで大炎上しています。
賞の剥奪や大バッシングに晒されることも多々あり、口パクをするとプロ失格の烙印が押され、輝かしいキャリアを誇るアーティストも一瞬で世間から非難の対象にされるのです。
そんな口パクに厳しいアメリカにおいて、BTSは生放送の番組でしっかりと「Dynamite」を歌い上げました。
椅子に座った状態でのパフォーマンスではあるものの、しっかりと生歌を披露し、音源レベルのハイレベルな歌唱力を見せつけています。
BTSが口パクじゃない証拠③
アメリカの音楽番組で、キレのあるダンスとラップが印象的な「Mic Drop」を披露した際も、口パクじゃないことが賞賛されました。
激しく踊りながらも歌声がブレず、熱量の高いパフォーマンスを見せているBTS。
曲終わりにはハァハァという息遣いが聞こえることもあり、マイクがしっかりとオンになっていることがわかります。
多少の被せはあったとしても、口パクでは見せられない熱量高いステージを披露してくれました。
BTSが口パクじゃない証拠④
ここまでに何度か紹介している「Dynamite」は、ステージごとにアレンジを変えて披露されることが多い楽曲です。
毎回アレンジが変わり、BTSが口パクじゃない証拠とも言える「Dynamite」のステージをいくつか見てみましょう。
まさに「口から音源」と言えるほどの歌声に加え、ステージごとにアレンジを加えてくることで、決して飽きさせることなくファンを魅了し続けています。
BTSの口パク疑惑の真相
出典:https://www.afpbb.com/
BTSの口パク疑惑の真相としては、「被せはあれど、口パクはほとんど無い」という結論に至りました。
口パクではなく、基本的に被せを使うことが多いようです。
激しいダンスパフォーマンス中にも歌声がブレないこと、音響スタッフの腕の良さやマイクの音質の良さで、歌声がまるで音源のように聞こえることから、口パク疑惑が出る理由でした。
しかし、ダンスパフォーマンスをする時は被せを使い、体を動かさないパフォーマンスの時にはしっかりと生歌を聴かせるという使い分けで高難易度のパフォーマンスを作り上げています。
現在までに一度も口パクをしたことがないとは証明できないものの、現在は被せと生歌を使い分けながらステージを披露しています。
クオリティを追求するための被せ
BTSに限らず、多くのK-POPグループや日本のアイドルグループが「被せ」という手法を使っています。
事前にレコーディングした音源とステージでの生歌を合わせた「被せ」を使うことで、パフォーマンスのクオリティを上げ、エンターテイナーとして最高のパフォーマンスを届けてくれます。
激しいダンスを踊りながら歌うという高等技術を完璧な形で見せるためにも、アイドルグループのステージが完全な生歌である必要は無いと考える方も多いのではないでしょうか。
例えBTSが「被せ」を使ったパフォーマンスをしていたとしても、音程を外すことなく、息が上がることもなく、完璧で素晴らしいステージを作り上げてくれることに間違いはありません。
今後も、世界で活躍する彼らのパフォーマンスを心から楽しみたいですね。
まとめ
BTSの口パク疑惑と真相をお届けしました。
口から音源と言われるほどの歌唱力で、素晴らしいパフォーマンスを見せ続けてくれるBTS。
世界的に活躍を拡げ、K-POP界を牽引していく存在として注目を集めるBTSのこれからにも期待が高まりますね!