韓国・梨泰院でのハロウィン圧死事故とは

 

梨泰院圧死事故は、2022年10月29日の夜、韓国のソウル特別市の繁華街・梨泰院で、ハロウィンを楽しもうと多くの人が集まった混雑の中で発生した、群衆雪崩による圧死事故です。

 

2022年11月16日時点で158人の死亡が確認されています。

 

死者の中には日本人女性2名が含まれており、日本でもこの事故が大きく報道されました。

 

梨泰院は人気ドラマ「梨泰院クラス」の舞台として日本で広く知られる観光スポットだっただけに、あまりにも衝撃的なニュースでした。

 

画像から、現場の坂道の傾斜が確認できますが、道幅はあまりにも狭く、大勢の人が集まった時の危険性が認識されていなかったのかが問題になっています。

 

事故の詳細

2022年10月29日の22時15分頃、突然、坂の上の方から次々と折り重なるように人々が倒れていき、300人以上が折り重なる群集雪崩が発生。

 

その結果、坂の中ほどから少し上の部分の長さ5.7m、幅員3.2mの面積18.24m²内の人々が強い圧迫を受けることになります。

 

胸や腹を強く圧迫されて、立ったまま意識を失い死亡したり、長時間圧迫されたことで呼吸や血液の循環不全を起こしたりなどして、数十人が心肺停止状態に。

 

駆けつけた救急隊員や市民らが心肺蘇生措置を行うなど、現場は悪夢のような状況だったといいます。

 

11月13日23時時点の発表で、事故の死傷者は158人、負傷者は196名と発表されています。負傷者の内訳は重傷31名、軽傷165名、そのうち186名は退院して帰宅しています。

 

 

韓国・梨泰院でのハロウィン圧死事故の場所とは

梨泰院とは

 

 

梨泰院はナイトクラブやバーなどが立ち並ぶ、韓国屈指の繁華街です。

 

日本の渋谷と同様にハロウィンの時期になると、仮装した若者たちが多く訪れる場所として有名でした。

 

そんな梨泰院は、韓国の首都ソウルの龍山区、ナムサン（南山）の麓の大通りに東西1kmにわたって広がる、地域のランドマークであるハミルトンホテル周辺地域を指しています。

 

戦後、近くに米軍基地（龍山基地）があったことから米軍人相手の歓楽街として発展しますが、1988年のオリンピック後には急速に街は変貌を遂げ、1997年には観光特区に。

 

ソウルの中でも外国人率がもっとも高く、異国情緒あふれる街で、世界各国の料理を提供するレストランなどが多く並んでいます。

 

また、安価なジーンズや革製品の店などが軒を連ね、日本よりも安くておしゃれな革製品をオーダーできると、日本人観光客にもショッピングエリアとして大人気なんです。

 

夜になるとバーやクラブでさらに賑やかになり、ナイトスポットとしても注目を集めています。

 

事故現場

 

梨泰院圧死事故が起きたのは、幹線道路に沿う梨泰院駅1番出口付近から、ハミルトンホテルの西側を通り、世界料理街へと南北につながる幅3.2m、長さ40m、傾斜度10%の狭い坂です。

 

 

2022年10月29日の事故当時、駅から世界料理街に向かう人と、世界料理街から駅に向かう人とで人がひしめき合っていました。

 

 

ハミルトンホテル西側路地の18.24m²（5.5坪）では、急に道幅が狭くなっており、「ボトルネック」状態の道路で事故が発生しました。

 

 

韓国のハロウィン将棋倒し事故（１４）混乱現場では上へと逃れる人も。#韓国 #ハロウィン #将棋倒し #梨泰院 #ltaewonpic.twitter.com/ZxKbERTj9h

— よくある壺🔥 (@Tsubo100) October 29, 2022

 

もともと狭い道にどんどん人が流れ込み、人々が右往左往する中で徐々に密集して、動けなくなってしまったと考えられます。

 

 

韓国ドラマ「梨泰院クラス」でもハロウィンのシーンがあった

 

梨泰院は、日本でも大人気となったドラマ「梨泰院クラス」のロケ地でもあり、ドラマ上でもハロウィンが描かれていました。

 

 

刑期を終えたセロイ（パク・ソジュン）が、ハロウィンの日に出所して梨泰院の通りを歩いていると、仮装した女性がいきなり抱きついてきます。

 

仮装した仮面を取った女性は、セロイが想いを寄せる女性スア（クォン・ナラ）で、セロイはスアと再会を果たすという感動的な場面です。

 

そんなドラマにも出てきた梨泰院でのハロウィンは、訪れた人たちにとって特別に楽しめる場所だったことでしょう。

 

 

韓国・梨泰院でのハロウィン圧死事故の原因①　コロナの規制緩和直後

 

深い悲しみに包まれた梨泰院圧死事故の原因解明は未だに続いていますが、安全性を軽視した人災との怒りと失望感も広がっているようです。

 

日本でも衝撃をもって伝えられたこの事故は「どこにでも起こり得る事故だ」という声も多く聞かれています。

 

また、韓国でこれだけの人災とも言うべき大きな事故になった背景には、韓国ならではの事情もあると言われているんです。

 

梨泰院圧死事故について、現時点で挙げられている原因や背景についてまとめてみました。

 

まずは、新型コロナウイルス感染症の規制解除です。

 

 

事故当日の梨泰院は、ハロウィンを翌々日に控えていただけでなく、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 流行を受けた規制が3年ぶりに解除されたばかりでした。

 

そのため、周辺に10万人以上が訪れて大混雑状態に。

 

最寄りのソウル交通公社6号線梨泰院駅では、当日に下車した客が8万人を超え、前年の2.6倍、COVID-19流行以前の2017~2019年に比べても約2万人多い状態でした。

 

新型コロナウイルス感染症拡大で、これまで行動を自粛していた若者たちが、3年ぶりの規制解除で一気に梨泰院を訪れて、大混雑を引き起こしてしまったと言われています。

 

 

韓国・梨泰院でのハロウィン圧死事故の原因②　安全管理の責任者不在

 

韓国の法令では、大人数イベントの主催者には安全管理や安全対策計画の提出が義務づけられています。

 

しかし、この日の梨泰院のイベントは特定の主催者による大規模イベントはなく、各店舗が独自に開く状況でした。

 

そのため、周辺の安全管理を徹底する責任者がいなかったことも、事故につながったと言われています。

 

 

韓国・梨泰院でのハロウィン圧死事故の原因③　警察の警備計画不備

 

地元の警察署は事前に「予想を超える人が殺到し、事故が起きる可能性がある」と指摘していました。

 

しかし、事故当日の警備計画には反映されておらず、梨泰院には130人ほどしか警官が派遣されていませんでした。

 

ちなみに、ソウル市内の他の場所で行われていたデモに大量の警察官を派遣していたそうです。

 

 

韓国・梨泰院でのハロウィン圧死事故の原因④　区の対応に不備

 

現地メディアによると、梨泰院を管轄する龍山区ではハロウィンへの対策会議を開いていたものの、事故を想定した安全管理対策が議論された記録がないそうです。

 

また、区職員を現場付近に派遣していたものの、人数が足りず、十分な対応ができなかったと伝えられています。

 

 

韓国・梨泰院でのハロウィン圧死事故の原因⑤　警備体制が不十分

 

警備体制についても「注意を呼び掛ける拡声器の警告はあったが、群衆規模に関する制限などはなかった」と指摘する意見が出ています。

 

さらに、ハロウィンということもあり「多くの人が警察官に仮装していて紛らわしかった」と証言する声もありました。

 

このように、規制緩和とハロウィンによる大規模な混雑を予見できず、警備体制が不十分であったと指摘されています。

 

 

韓国・梨泰院でのハロウィン圧死事故の原因⑥　韓国の国民性

 

事故後、日本では韓国の危機管理能力の低さや知識不足を指摘する声が挙がっているようです。

 

災害大国であるゆえに、日本はありとあらゆる事態に備えておかなければならないという歴史を持っています。

 

また過去に遡れば、日本でも「明石花火大会歩道橋事故」など、同じような群衆雪崩が起きて、多くの犠牲者を出しています。

 

危機管理能力も知識の豊富さも韓国人より日本人の方が勝っていると思う。それは、日本が韓国よりも先に発展したことにより、韓国よりも多くの経験値とデータを有しているからだろう。事故発生直後、韓国の警察は「今すぐに帰宅してください」と人々に向かってアナウンスしたそうだ。だが、このようにアナウンスしては混乱を招くだけである。日本の警察であれば、人が殺到しないよう順々に帰宅を促したのではないかと思えてならない。

 

引用：DIAMOND online~韓国・梨泰院のハロウィン圧死事故、韓国人の「お国柄」が原因の一つか

 

過去の教訓を生かして、警備体制を韓国よりもしっかりとマニュアル化して行っているといわれている日本。

 

ただ、日本も油断することなく、事故に備えて行かなければならないでしょう。

 

また、韓国は坂道の傾斜が大きくて、日本人にとって歩きづらい場所がとても多い印象です。

 

 

韓国では事故・事件が起こった際、悲しみを糧に教訓を得るのは被害者遺族のみで、国は都度目立った対策を取ってこなかった。梨泰院事故の要因のひとつとして、道の傾斜が挙げられているが、韓国の道路というものは元々傾斜や高低差がひどく、体のバランスが保ちづらい場所が少なくないのだ。これまで政府は道路の改善に取り組んでこなかったし、梨泰院の事故を経験したからといって直ちに対策を取ることもないだろう。

 

引用：DIAMOND online~韓国・梨泰院のハロウィン圧死事故、韓国人の「お国柄」が原因の一つか

 

一部では、韓国の発展には国民性が大きく影響しているともいわれていますが、日本の慎重な国民性は災害に対しては有効に働くかもしれません。

 

日本は良くも悪くも慎重な国民性だ。「とりあえずやってみよう。やってみて駄目なら方法を変えればよいだけだ」と考える韓国とは違う。このような国民性も、事故・事件の程度の差を生むのだと思う。

 

引用：DIAMOND online~韓国・梨泰院のハロウィン圧死事故、韓国人の「お国柄」が原因の一つか

 

韓国では、人が密集したところに行けば必ず後ろから押されるそうで、梨泰院の事故でも現場に居合わせた人それぞれが無意識に押していたのかもしれません。

 

日頃から韓国には人を押して先に進もうとする習性がある。梨泰院の事故を見て筆者が思い出したのは、韓国の通勤・退勤ラッシュだった。筆者は何年もこれに巻き込まれている。韓国では、車両の出入り口付近にいる人が乗り降りする人に対して配慮するということは基本的に「ない」。日本であれば下車する人のために、出入り口にいる人もいったん車両から降りるが、韓国では人を押して降りるのが普通だ。このとき、出入り口付近にいる人が外に押し出されることはある

 

引用：DIAMOND online~韓国・梨泰院のハロウィン圧死事故、韓国人の「お国柄」が原因の一つか

 

そして、下り坂や道路の狭さ、逆行する人の力などが加わって、大事故につながったという意見も多いようです。

 

 

韓国・梨泰院でのハロウィン圧死事故の犯人とは？

 

 

韓国では事故後、目撃情報の聞き取りと犯人探しが始まったようです。

 

果たして犯人は存在するのか、調べてみました。

 

①　ウサギ耳の男

 

事件後、「ウサギのカチューシャをした男が『押せ』と叫んだ」との情報が報じられ、ウサギ耳のカチューシャを着けた男性が意図的に主導したとする文や写真がSNS上に出回ったのです。

 

しかし、犯人とされた男性はSNSなどを通じて、当日の自身の移動経路などを説明し、疑惑を全面的に否定。

 

警察は男性を参考人として聴取しましたが、男性の主張と証拠資料が一致したことを受けて、嫌疑なしとしています。

 

②　カクシタルの男

 

事故当日、カクシタル仮面を着けた男性人が道路にアボカドオイルをまいて人を滑らせたとする証言も出ていました。

 

カクシタルとは「赤い化粧や額の模様をつけた女性の姿を描いた仮面」です。

 

しかし、警察は防犯カメラの映像を確認した結果、まかれたのはオイルではなく酒で、まかれた場所は事故現場ではなかったと説明しています。

 

ただ、この2人を事故現場で見たという目撃証言もあることから、事実関係を確認するため聴取を行う予定と報じられています。

 

③　有名インフルエンサー

 

事故後、SNS上では現場に有名インフルエンサー・BJが訪れて人が集まり、事故が発生したとの声が挙がっています。

 

ある目撃者は「そうするうちに、人々の重心が崩れて下敷きになった。皆『助けてくれ』と叫んだが、誰も身動きがとれなかったようだ」と語りました。

 

これに対して、BJのケイは「僕は居酒屋を訪れたわけではなく、人波によってやむを得ず居酒屋に入ることになった」と説明。

 

BJのセヤも「扮装してどこかに訪れたことはなく、人波に挟まれてそのまま流されて行きたい方向に動くことさえできない状況だった」とコメントしました。

 

群集事故に詳しい専門家は次のように語っています。

 

すでに非常に高密度で、押す人自体が押せるような状態ではない。仮に押したとしても、その人の力くらいで倒れることはないので、恐らく転倒が原因ではないかと思います。押したとしてもほとんど影響はないと思いますし、犯人捜し以前に、そもそもこんな高密度の状態になった原因を探る方が重要です

 

SNS上では、特定の人物の行為が原因だとする犯人探しが過熱しており、「魔女狩りはもうやめてほしい」と訴える人も出ている事態にもなっています。

 

 

韓国・梨泰院でのハロウィン圧死事故の死者：日本人2人

 

梨泰院圧死事故の死者には、日本人2名も含まれていました。

 

日本人の死者は、埼玉県川口市出身の小槌杏さん（当時18歳）と、北海道根室市出身の冨川芽生さん（当時26歳）の2名です。

 

 

埼玉県川口市の小槌杏（こづち・あん）さん（18）は、人なつっこく明るい性格で周囲に慕われていた。日本語教師になりたいとの夢を抱き、8月末に韓国へ。異国で「第一歩」を踏み出した直後、悲惨な事故で夢を奪われた。小槌さんは、同県内の高校から東京都北区の東京成徳大に入学。ソウルの私立大、建国大の言語教育院に留学し、大学構内の寮で生活していた。韓国の文化や音楽に興味があったという。

 

引用：毎日新聞～日本語教師の夢抱き韓国へ　ソウル雑踏事故で犠牲の小槌杏さん

 

2人とも将来の夢を叶えるために韓国に留学していました。

 

冨川さんは以前から「韓国語を使って日本人向けにいろいろやりたい」と話しており、今年6月から現地に語学留学中だった。父親の歩さんによると、29日午後7時ごろ、冨川さんから「フランス人の友人と出かける」という連絡を受けていたが、行き先は聞いていなかったという。30日朝になり携帯電話にかけたがなかなかつながらず、何度も続けるうちに現地の警察官が出て「現場に落ちていた」と説明された。

 

引用：Sponichi Annex~ソウル群衆事故で日本人2人死亡　26歳女性現地に語学留学中だった

 

夢を描いていた若者に襲いかかったあまりにも悲しすぎる事故に、言葉がみつかりません。

 

 

韓国・梨泰院でのハロウィン圧死事故の死者：韓国有名人もいた

 

梨泰院圧死事故の死者には、韓国の芸能界で活躍していた20代の有名人2人も含まれていました。

 

これからの活躍を期待されていた人物で、死を惜しむコメントが多数寄せられています。

 

イ・ジハン（이지한）

 

1998年生まれであるイ・ジハンは2017年、Mnet「PRODUCE 101」シーズン2に出演して話題になりました。

 

「PRODUCE 101」シーズン2では、抜群の実力でFクラスからBクラスへ急上昇して、グループバトルではINFINITEの「Be Mine」のセンターを務めたものの、残念ながら脱落。

 

その後は俳優へ転向し、2019年にウェブドラマ「今日もナムヒョンな1日」に出演。

 

最近は、MBCの新ドラマ「コクドゥの季節」の撮影を終えていました。

 

キム・ユナ（김유나）

 

2016年から韓国プロ野球球団・LGツインズのチアリーダー、2018年からは同じく韓国プロ野球球団のKIAタイガースのチアリーダーとして活躍していたキムユナも犠牲者の1人です。

 

この訃報を聞いたキムユナの知人やファンたちは、キムユナのインスタグラムのアカウントに追悼メッセージを多数残しています。

 

 

韓国・梨泰院でのハロウィン圧死事故の現在

 

梨泰院の事故があった現場では、現在も献花や追悼に訪れる人が絶えないようです。

 

外国人留学生や観光客も多く犠牲になったこともあり、現地の人の他に、外国人の姿も多く、現場の路地には、今もさまざまな言語で書かれた追悼のメッセージが壁を埋め尽くしています。

 

 

韓国・梨泰院でのハロウィン圧死事故のような群衆雪崩に有効な行動は？

 

梨泰院圧死事故のような事故は、何時でも何処でも誰にでも起こり得ます。

 

被害を最小限に防ぐために、専門家が次のようにアドバイスをしていますので、紹介しておきましょう。

 

「群衆雪崩」が起きてしまうほど人が密集した状況に遭遇したときに有効な行動。それは、「胸を守るように腕を組むこと」です。腕を胸の前で組むと、体の前方にわずかに空間ができました。群衆密度が高いと、それぞれ胸が密着するという状況になります。そうすると、強い圧力がかかりますので、非常に危険になると。可能な場合は手を前に組んで少しのスペースを作ると、“クッション”になるという効果があるかと思います

 

引用：FNN プライムオンライン~【検証】群衆雪崩による“圧死”から身を守るには　梨泰院の死者6割超が女性

 

女性の被害者が多かった梨泰院圧死事故。1人でも多くの人が有効な行動を身に付けることで、被害は軽減されるかもしれません。

 

「倒れないことが最も大事」とも指摘します。高いヒールの靴や、足下がふらつく“飲酒”をさけ、かばんや服装なども引っかからないようにすることが大切です。

また、万が一転倒した際には、「あお向け」ではなく「うつぶせ」の姿勢で丸くなり、「おなかと頭をしっかり守ることが大事」だといいます。

 

引用：FNN プライムオンライン~【検証】群衆雪崩による“圧死”から身を守るには　梨泰院の死者6割超が女性

 

梨泰院圧死事故を教訓にして、密集が予想される場所に行く際は、事故に備える心構えをひとりひとりが持ちたいものです。

 

 

まとめ

 

韓国の梨泰院でハロウィンイベント中に起きた圧死事故について、場所や原因、犯人と噂される人物、日本人や有名人などの犠牲者、現在をお伝えしました。

 

犠牲者のご冥福を心からお祈りするとともに、このような痛ましい事故が2度と起きないように、私たちひとりひとりが安全対策をしっかり心がけたいものですね。