韓国の飛行機・航空会社人気ランキング

 

韓国は日本と距離が近く、気軽な海外旅行におすすめの国です。

 

日本〜韓国間は多くの航空会社が就航しており、大手のフルサービスキャリア（FSC）から格安のローコストキャリア（LCC）まで様々。

 

ANAやJALといった日系の航空会社から、大韓航空やチェジュ航空などの韓国系航空会社まで、選べる航空会社も多岐に渡ります。

 

現在、韓国には14の航空会社がありますが、貨物専門航空会社「エア・インチョン」や、業績悪化で倒産状態の「コリアエクスプレスエア」などもあります。

 

ここでは、韓国の旅客用の航空会社はもちろん、日本〜韓国を就航している日系航空会社もあわせて、韓国発着の飛行機・航空会社の人気ランキングをまとめました。

 

ランキングは、韓国国土交通部の航空情報ポータルシステムに掲載された各航空会社の利用客数や、日本からの旅客数、渡韓歴豊富な韓国通のおすすめなどを基に作成しています。

 

各社の特徴や飛行機内サービスの魅力、日本発韓国便のおすすめ航空会社ランキングもあわせてお届けします。

 

 

韓国旅行におすすめの飛行機・航空会社人気ランキング【格安LCC】TOP8①　8位～5位

まずは、ローコストで気軽に韓国旅行が楽しめる格安LCCの人気ランキングをお届けします。

 

 

格安LCCの韓国飛行機人気ランキング第8位：ハイエア

 

ハイエアは2017年に設立され、金浦国際空港と蔚山空港を拠点とする韓国の格安LCC航空会社です。

 

新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着きを見せてきたことに伴い、ペット同伴の旅行需要の増加に目を付け、「済州島ペット同伴チャーター機」を企画。

この企画旅行は発売から4日で売り切れ、好調なセールスを記録しました。

 

金浦国際空港から蔚山や麗水までの国内線のため、日本発着便はありませんが、ペットと共に旅行を楽しみたい愛犬家などから人気です。

 

 

格安LCCの韓国飛行機人気ランキング第7位：イースター航空

 

イースター航空は、2007年に設立された航空会社で、ソウル〜成田・関西・新千歳・福岡・茨城・宮崎・鹿児島・那覇など全国各地に就航しており、地方都市からの出発も気軽な点が人気。

 

また、清州～関西・新千歳、釜山〜新千歳の路線もあり、韓国のリゾート地に旅行する際も利用できます。

 

格安LCCにも関わらず、無償で受けられる機内サービスがあり、水やオレンジジュースが提供されます。

軽食などは有料販売となりますが、機内免税品販売も実施しているため、お得な旅行が楽しめる韓国系航空会社です。

 

 

格安LCCの韓国飛行機人気ランキング第6位：エアソウル

 

エアソウルは2015年に設立された格安LCC航空会社で、韓国大手のアシアナ航空が親会社です。

 

仁川空港と金浦国際空港を拠点としており、国際路線の66%は日本〜韓国路線。

 

ソウル〜成田・関西・新千歳・福岡・静岡・富山・広島・高松・米子・熊本・那覇など、北海道から沖縄まで全国に就航しているため、地方都市からも気軽に韓国旅行に行けると人気です。

 

 

格安LCCの韓国飛行機人気ランキング第5位：ティーウェイ航空

 

ティーウェイ航空は、2003年に韓星航空として設立され、2010年に現在の名称になったりました。

 

現在、以下の路線が就航しています。

 

ソウル〜成田・関西・新千歳・中部・福岡・大分・熊本・佐賀・鹿児島・那覇。
大邱〜成田・関西・新千歳・福岡。
済州〜成田・関西・中部。
釜山〜関西

 

ティーウェイ航空は韓国初の格安LCC会社として歴史があり、運賃も競合他社より最大80%ほど安いとあって、顧客満足度も高めです。

2011年度には韓国消費者院発表の顧客満足度調査で5冠を達成するなど、韓国系格安LCCの中でも高く評価されている航空会社です。

 

 

韓国旅行におすすめの飛行機・航空会社人気ランキング【格安LCC】TOP8②　4位～1位

格安LCCの韓国飛行機人気ランキング第4位：エアプサン

 

エアプサンは2007年に設立された韓国の格安LCC航空会社で、韓国大手のアシアナ航空を親会社としています。

 

エアプサンの特徴は日本から釜山行きの直行便を多く就航している点です。

 

釜山〜成田・関西・新千歳・中部・福岡、大邱〜成田・関西・新千歳・福岡・北九州・福岡の路線を就航しています。

 

 

格安LCCの韓国飛行機人気ランキング第3位：ジンエアー

 

ジンエアーは2007年に設立された韓国の格安LCC航空会社で、韓国最大手の大韓航空を親会社としています。

 

就航都市はソウル〜成田・関西・新千歳・福岡・北九州・那覇、釜山〜関西・新千歳です。

 

親会社が大韓航空のため、韓国系格安LCCの中でもトップクラスの充実したサービスを受けられます。

 

利用客数も大手を凌駕する乗客数を誇り、日本人の利用客にも慣れているため、韓国旅行初心者の方でも安心して飛行機に乗ることができます。

 

 

格安LCCの韓国飛行機人気ランキング第2位：Peach

 

Peachは、2011年に設立された日本の格安LCC航空会社で、就航都市はソウル〜羽田・関西です。

日本大手ANAの連結子会社であり、日本最大規模を誇るLCCとして有名。国内線はもちろん韓国やアジア圏を中心に就航しています。

 

日系LCCとしては唯一韓国に就航している飛行機のため、日系の格安航空会社を選びたいという方はPeachがおすすめです。

 

 

格安LCCの韓国飛行機人気ランキング第1位：チェジュ航空

 

チェジュ航空は2005年に設立された韓国の格安LCC航空会社で、韓国系では最大の格安LCCとして知られています。

 

就航都市はソウル〜成田・関西・新千歳・福岡、釜山～成田・関西・新千歳です。

また、金浦空港から済州までの国内線も充実しており、韓国内で様々な旅先を楽しむ際にも適しています。

 

近年は国内線と国際線を合わせた乗客数が年間651万3000人を記録。それまで第1位を維持していた韓国最大手・大韓航空を抑えて新たな王者に君臨したことも話題になりました。

 

 

韓国旅行におすすめの飛行機・航空会社人気ランキング【高級】TOP6

 

ここからは、フルサービスキャリアで充実した韓国旅行が楽しめる高級航空会社の人気ランキングをお届けします。

 

高級FSC飛行機人気ランキング第6位：チャーター機

 

フルサービスキャリアの大手航空会社とは趣旨が異なりますが、高級飛行機で韓国旅行を楽しみたいという方には、各社が運航しているチャーター機という選択肢もあります。

 

日本では東京発着のみならず、茨城・富山などの地方空港でも運航されています。

 

韓国最大手の大韓航空やLCC大手のジンエアーからもチャーター便が運航されているので、資金に余裕があり、誰にも邪魔されずに快適な旅行を楽しみたい方はチャーター機もおすすめです。

 

 

高級FSC飛行機人気ランキング第5位：エアプレミア

 

エアプレミアは2017年に設立された韓国の高級航空会社で、各高級航空会社と格安LCCを合わせても比較的新しい会社です。

 

日本への就航を開始したのは2022年12月からと最近で、ソウル〜成田を週4便で就航しています。

 

高級航空会社のため手荷物は原則無償。飛行機内サービスは座席クラスによって有償・無償があり、エコノミークラスは座席指定やアルコール類が有償となっています。

 

 

高級FSC飛行機人気ランキング第4位：JAL

 

JAL（日本航空）は1951年に設立された日本の高級航空会社で、日本で最も長い歴史があります。

 

就航都市はソウル（金浦）〜羽田で、どちらの空港も都心からのアクセスが抜群。

 

移動時間を短縮して、韓国旅行を最大限楽しみたい方におすすめです。

 

 

高級FSC飛行機人気ランキング第3位：アシアナ航空

 

アシアナ航空は1988年に設立された韓国の高級航空会社です。

 

ソウル～羽田・成田・関西・中部・仙台・福岡・宮崎・沖縄に就航しています。

 

こちらも羽田〜金浦の路線があるため、移動時間を短縮しつつ、韓国系の高級航空会社を利用したい方におすすめです。

 

 

 

高級FSC飛行機人気ランキング第2位：ANA

 

ANA（全日空）は、1952年に設立された日本の高級航空会社です。

 

就航都市はソウル（金浦）〜羽田で、都心アクセスが抜群の路線を就航しています。

 

後述する航空会社おすすめランキングでもANAの魅力をお伝えしますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

 

 

高級FSC飛行機人気ランキング第1位：大韓航空

 

大韓航空は、1969年に設立された韓国の高級航空会社で、韓国を代表する最大手の航空会社として知られています。

 

就航都市はソウル〜羽田・ 成田・関西・新千歳・中部・福岡・青森・新潟・小松・岡山・鹿児島・沖縄。済州～成田・関西に就航しています。

 

ソウルはもちろん済州島にも就航しているため、韓国のリゾート地を訪れる際にも利用できます。

 

利用客数1位を長年維持し続けてきた、韓国最大手に相応しいサービスが充実。

 

日本人の利用客も多いため、韓国旅行初心者で韓国系の高級航空会社を利用したい方には大韓航空がおすすめです。

 

 

韓国への直行便おすすめランキング第10位：エアソウル

 

ここからは、日本〜韓国の直行便がある航空会社を、利用シーンに合わせておすすめランキングにまとめました。

 

各社の有償・無償サービス、飛行機の特徴、おすすめの理由もあわせてお届けします。

 

韓国への直行便おすすめランキング第10位は、エアソウルです。

 

エアソウルは座席指定は有料なものの、LCCの中では比較的シートに余裕があるので、日本〜韓国間の移動時間では苦にならずに過ごせるでしょう。

 

受託手荷物は1個15kgまで無料で、飛行機内ではミネラルウォーターやジュースの無料提供があります。

 

機内食は有料で事前予約が必要ですが、軽食やアルコール類の機内販売があるため、突然の空腹に襲われても飲食には困りません。

 

また、飛行機内のトイレには女性専用トイレがあるため、女性客も安心して利用できます。

さらにNintendo Switchの無料貸し出しもあるため、子供連れでも楽しく移動時間を過ごせるでしょう。

 

 

韓国への直行便おすすめランキング第9位：ティーウェイ航空

 

ティーウェイ航空は2011年に顧客満足度調査で第1位を獲得した格安LCCで、各LCCの中でも評価が高いことで知られています。

 

飛行機内では、客室乗務員によるバルーンアートや写真撮影などのレクリエーションがあり、記念日にはサプライズアナウンスも実施してくれるサービス精神旺盛な航空会社です。

 

飛行機内の無料提供はミネラルウォーターのみですが、軽食の有料販売、事前予約制の機内食の販売、免税品機内販売を実施しています。

 

 

韓国への直行便おすすめランキング第8位：エアプサン

 

エアプサンはアシアナ航空の子会社のためサービスがしっかりしており、安い運賃で満足度の高いサービスを受けられる格安LCCです。

 

受託手荷物は1個まで無料。座席指定は事前予約制なので、飛行機前方や足元が広い座席を希望する際は注意してください。

 

過去には機内食を無料提供していましたが、現在はミネラルウォーターを含む飲料・軽食・機内食が全て有料販売となりました。

 

ただ、客室乗務員による韓国風の素敵な挨拶や、子供も楽しく過ごせる塗り絵サービスなどがあり、楽しい旅の思い出の一つになる工夫がされています。

 

釜山への就航便が多いため、日本から釜山への旅行の際にはエアプサンがおすすめです。

 

 

韓国への直行便おすすめランキング第7位：ジンエアー

 

 

ジンエアーは競合各社より約2割引の運賃を設定しており、低価格を重視する方におすすめな格安LCCです。

 

座席指定は有料ですが、全ての座席で機内Wi-Fiが利用でき、機内でMnetなどの韓国テレビチャンネルをストリーミングできる「JINI TV」が提供されています。

有料でタブレットの貸し出しも行なっているため、移動時間の暇つぶしに困ることはありません。

 

機内食やアルコール類は有料販売となりますが、とにかく運賃自体が非常に低価格なため、安く旅行することが重要という方におすすめです。

 

 

韓国への直行便おすすめランキング第6位：アシアナ航空

 

アシアナ航空は、韓国最大手である大韓航空とツートップと呼ばれる高級航空会社です。

 

フルサービスキャリアなので、受託手荷物や座席指定はもちろん無料。機内食の提供もあり、それでいて大韓航空より価格が安い点も魅力です。

 

さらに大韓航空よりも最終便が遅いため、韓国でたっぷり遊んでから帰国したいという方にもおすすめです。

 

また、アシアナ航空はANAのマイルを貯められるので、ANAユーザーの方にもおすすめです。

 

日本〜韓国はANAからも発着便がありますが、「せっかくの韓国旅行だから、韓国系の航空会社を使いたい！」という方はアシアナ航空を選んでもいいですね。

 

ただし、他の高級航空会社と比較して若干遅延が多かったり、飛行機が沖止めになりバス移動の時間が加算される場合もあるので、おすすめランキングではこの順位となりました。

 

 

韓国への直行便おすすめランキング第5位：JAL

 

日本の大手航空会社であり、充実したサービスと安心感で満足度の高い旅行ができるのがJALです。

 

海外旅行が初めてという方や、まだまだ初心者で不安が多いという方には、運賃が高くてもやはり日系航空会社がおすすめです。

 

ただ、JALは同じ日系のANAと比較して最終便が早いので注意しましょう。

JALの日本〜韓国の飛行機は1日3便。往路は深夜便と8時〜9時台の朝の便、復路は金浦〜羽田を選ぶと最終便が夕方です。

ギリギリまで韓国で遊びたいという方には、他の航空会社がおすすめです。

 

 

韓国への直行便おすすめランキング第4位：Peach

 

Peachの魅力は何と言ってもその安さ。

セールを狙えばわずか数千円で海外旅行に旅立つことができ、さらに日系航空会社のため他のLCCよりも安心感があります。

 

3つの運賃タイプがあり、オプション最小限でリーズナブルなシンプルピーチ、旅の基本オプション込みのおすすめバリューピーチ、充実オプションで安心なプライムピーチです。

 

最安値5,000円台から海外旅行ができるという安さが魅力のPeachですが、安い分だけそれなりに難もあります。

 

羽田発着便は深夜発着便のためスケジュール調整が必要です。ただし、関西国際空港発着便は12時台や18時台などのちょうどいい時間帯の便もあるため、関西発の韓国旅行におすすめです。

 

 

韓国への直行便おすすめランキング第3位：ANA

 

日系航空会社にこだわりがある方なら、ANAがおすすめです。

 

ANAは羽田空港から金浦空港までの路線を就航しており、どちらも都心アクセスが抜群で時間を有効に使えます。

 

ANAの韓国便は1日3便で、往路は朝・昼・夕方と選びやすい時間帯。復路も17時や20時頃で、同じ日系のJALよりも遅い時間に最終便があります。

 

国際線の飛行機にはシートテレビ、パソコン電源やUSB接続端子も全クラス全席に設置されているため、ビジネス利用にもおすすめです。

 

もちろんフルサービスキャリアのためLCCよりも運賃は高くなりますが、それに見合ったサービスと安心感が付随するため、海外旅行に慣れていない方は日系のANAを選ぶといいでしょう。

 

 

韓国への直行便おすすめランキング第2位：チェジュ航空

 

日本〜韓国の直行便飛行機の中で、格安LCCで一番おすすめなのがチェジュ航空です。

 

チェジュ航空は日韓間の便数が多く、仁川空港と金浦空港が選択できる上、運賃が安い割にサービスが充実しています。

 

機内では客室乗務員がバルーンアート、マジック、ビンゴなどのレクリエーションを開催し、移動時間から旅行を楽しめる催しが用意されています。

 

軽食やドリンクは有料ですが、飲料水は無料でもらうことができます。また、事前予約すれば機内食の提供も。

 

さらに、機材は大手航空会社でも運用されている飛行機を使っているため、安全面でも安心感があります。

 

日本から格安LCCの飛行機で韓国旅行を楽しみたいという方には、韓国系のチェジュ航空をおすすめします。

 

 

韓国への直行便おすすめランキング第1位：大韓航空

 

日本〜韓国の直行便飛行機の中で、フルサービスキャリアの高級航空会社で一番おすすめなのが大韓航空です。

 

大韓航空は韓国最大の航空会社ということもあり、韓国系の中ではサービスの充実度と安心感が頭一つ抜けています。

 

モバイルチェックインが導入されているためチェックインがスムーズで、スタッフの人数が多いのでサポートも手厚く、海外旅行に慣れていない方も安心できます。

 

ソウルはもちろん済州への路線もあるため、日本から韓国のリゾート地に遊びに行く際も利用できるのがいいですね。

 

 

まとめ

 

韓国の飛行機・航空会社の人気ランキング、日韓直行便のおすすめランキングをお届けしました。

 

予算に余裕がある方は、「ANA」「JAL」「大韓航空」「アシアナ航空」の選択肢があり、
低価格で旅行したい方は「チェジュ航空」「Peach」「ジンエアー」などがおすすめです。

 

時間に余裕がある方は、深夜便が多く遅延や欠航の可能性もあるLCC。時間に限りがある方やビジネス利用の方は、定刻通りの運航で安心感もある大手がおすすめです。

 

また、韓国旅行で沢山お土産を買い、化粧品や食品などでスーツケースがパンパンになってしまうという方は、手荷物規定が緩い大手がおすすめ。

LCCは手荷物規定が厳しく、重量超過すると容赦なく料金が加算されるので注意してください。

 

韓国旅行で航空会社選びに迷った際には、韓国系格安LCCならチェジュ航空、韓国系大手なら大韓航空、日系ならANAと覚えておくといいでしょう。

自分の旅行スタイルに合った飛行機を選び、ぜひ楽しい思い出を作ってくださいね！