ファンスジョンのプロフィール

 

 

国民的ドラマ「ホジュン」で清純派女優の代表的存在に

 

ファンスジョンさんは、1994年にSBS第1期MCとして選抜され、初出演ドラマ「解氷」で北朝鮮の総理秘書官役を好演。東洋人的な美貌が注目され、女優業へ移行します。

 

その後も、1994年の「息子の女」や1997年の「ホワイトクリスマス」、「美しい彼女」などに次々に出演。

 

1999年に放送された超高視聴率ドラマ「許浚（ホジュン）～宮廷医官への道～」のイェジン役で、国民的人気女優へと駆け上りました。

 

 

出典：http://www.bsfuji.tv/

 

ちなみに、このドラマ「ホジュン」は、韓国の大河ドラマ史上初めて60％の視聴率を記録し、現在でも歴代視聴率上位に君臨し続ける韓国を代表する国民的ドラマです。

 

ファンスジョンさんはその後も、2000年「母よ姉よ」、2001年「四姉妹物語」など、話題作にに出演し、その明るく透き通ったイメージから、当時の清純派女優の代表的存在となりました。

 

また、深い感情を表情1つで表現できる演技派女優としても評価が高く、東洋的な魅力を湛えた端整な顔立ちに、女性らしい立ち居振る舞いから、幅広い年齢層から高い人気を誇りました。

 

 

出典：https://twitter.com/

 

しかし、人気絶頂期から一転、前途洋々だったファンスジョンさんの女優生命を脅かすような致命的なスキャンダルが起こることになります。

 

 

 

ファンスジョンのスキャンダル・違法薬物事件とは　

 

そんな清純派女優の代表的存在となっていたファンスジョンさんが、2001年11月、違法薬物使用で逮捕される事件が発生しました。

 

しかもこの時、手錠をかけられ逮捕されたファンスジョンさんの痛ましい姿まで報道されてしまうことに。

 

 

 

この事件の捜査に当たった水原地検特捜部によると、ファンスジョンさんは2001年11月9日の深夜2時頃、当時交際していた遊興業を営むカン氏の自宅で、違法薬物0.03グラムを酒に混ぜて飲むなど、2度に渡って違法薬物を服用した疑いがかけられていたようです。

 

ファンスジョンさんは、検察の調べに対して「酒に混ぜて飲んだのは催淫剤の類で、それが違法薬物だったとは知らなかった」と主張。

 

さらに、「私が彼を信じ切ったことが罪だった…」などと供述し、意図的な薬物の使用を否定。

 

 

薬物による女優の逮捕といえば

「催淫剤だと思っていました」

という伝説の台詞を残したファン・スジョンですな pic.twitter.com/DURGrjSuFc

— ちょろ (@y_choro1) 2016年10月25日

 

 

しかし、交際相手のカン氏は、それとは異なる供述をしていたとも言われています。

 

また、少なくとも遊興業を営む怪しげな男性の自宅で、深夜、お酒に“催淫剤”を混ぜて飲んだことを認めたということは、この男性との肉体的な関係があったことを意味するわけです。

 

それまで清純派女優の代表的存在として売っていたファンスジョンさんには、まさに致命的なスキャンダルだったと言えますね。

 

 

結局、ファンスジョンさんは違法薬物使用の疑いで拘束、起訴され、2002年2月2日に懲役10ヶ月、執行猶予2年・追徴金30万ウォンの判決が言い渡されました。

 

 

出典：https://yaplog.jp/

 

さらに、翌年の1月7日には“姦通罪”も追加されたファンスジョンさんは、その後、一切の芸能活動を自粛することになります。

 

 

2006年、5年ぶりに復帰を果たすも　

 

長期に渡った芸能活動を自粛していたファンスジョンさんですが、2006年、5年ぶりにWAXのミュージックビデオで復帰を果たしました。

 

しかし、芸能人のスキャンダルに厳しい韓国の世論からは、賛否両論が飛び交う事態に…。

 

それでも、その翌年である2007年1月には、SBSのドラマ「塩人形～ヴィクティム・オブ・ラブ～」（全20話）に主役として復帰を果たしました。

 

 

出典：http://www.bihann.com/

 

ファンスジョンさんにとっては、スキャンダル前に出演したドラマ「四姉妹物語」以来、実に6年ぶりの出演となり、この時、北海道の小樽にもロケで来日しているんですよね。

 

ただ、韓国世論の風当たりは一層厳しさを増したようで、ドラマ「塩人形」の出演以後、ファンスジョンさんは再びテレビから姿を消すことになります。

 

 

 

ファンスジョンの現在とは

 

さらに、それから約5年が経過した2011年12月にファンスジョンさんは、KBSドラマスペシャル4部作単幕ドラマ「息子のために」で、俳優のチェ・スジョンさんとの共演という形で、芸能活動の復帰を図ったんですよね。

 

 

出典：http://www7b.biglobe.ne.jp/

 

ファンスジョンさんの所属事務所は、今作でファンスジョンさんの芸能活動再開を宣言し、翌2012年にはKBSのドラマ「本当に良い時代」で本格復帰を計画していたようです。

 

しかし当時、大変な騒ぎになった芸能人売春のデマに巻き込まれる形で、ドラマへの出演が不発に終わりました。

 

そして、2016年3月21日、ファンスジョンさんの所属事務所の関係者は、電話取材に応じ、ファンスジョンさんの復帰について次のように語りました。

 

 

「今年5月、大劇場での演劇で活動を再開する計画だった。大俳優たちがたくさん出演する演劇で、本人も意欲を見せていたが、今回、悪質なデマに再び巻き込まれ、集中できなくなった」

 

引用：女優ファン・スジョンも売春関連のデマの被害に…「復帰スケジュールを断念」 – ライブドアニュース　http://news.livedoor.com/

 

 

このように、ファンスジョンさんの復帰を諦めた経緯を説明しました。

 

また、同年5月には演劇で、その後は映画などの出演が予定されていたようですが、それらも今回のデマ騒ぎで立ち消えになったようです。

 

 

出典：http://contents.innolife.net/

 

また、関係者はファンスジョンさんの近況について次のように述べています。

 

 

「ご両親と静かに過ごしている。コンディションは最高だ。ただ、売春関連のデマがあるたび巻き込まれるので、残念だ」

 

 

 

 

ファンスジョンの現在・薬物事件・その後についてのまとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

韓国の国民的ドラマ「ホジュン」で清純派女優の代表的存在だったファンスジョンさんを襲った、致命的スキャンダルについてまとめてみました。

 

女優としての確かな実力があるにも関わらず、清純派をウリにしていただけに、違法薬物や催淫剤使用というスキャンダルは厳しいものがありそうですね。

 

未だ、本格復帰の見通しが立っていないファンスジョンさん。果たして今後、女優として復帰するチャンスはあるのでしょうか？今後の動向に注目です。