韓国で初めてゲイをカミングアウトして話題になったタレントで俳優のホンソクチョンですが、娘がいることも話題です。
今回はホンソクチョンについて、ゲイのカミングアウトとその後、娘、映画・ドラマ代表作、現在をまとめました。
ホンソクチョンのプロフィール
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名前：ホン・ソクチョン（홍석천）
生年月日：1971年2月3日
出身地：韓国
血液型：B型
身長：174cm
ホンソクチョンは、韓国で最初にゲイであることをカミングアウトした芸能人で、俳優やタレントとして活動するかたわら、梨泰院で飲食店を経営する実業家でもあります。
韓国での同性愛者タレントの先駆け的人物であり、差別や偏見を減らすことに大きく貢献しました。
今でこそ人気者のホンソクチョンですが、カミングアウト直後は偏見により芸能界から干されるなど、不遇な経験もしてきました。
そんなホンソクチョンの映画・ドラマ代表作、カミングアウト後から現在までの軌跡、そして娘がいる現在について紹介していきます。
ホンソクチョンがゲイをカミングアウト
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ホンソクチョンは、思春期が始まる小学生の時に自身の性が人とは違うことを悟り、中学・高校と成長するにつれ、ゲイであることを自覚したといいます。
ゲイを公表せずに芸能界デビューしましたが、1996年に出演した青春シットコム「男女6人恋物語」でゲイのデザイナー・プアソン役を演じたホンソクチョン。
その役のイメージがあまりにもハマりすぎたせいで、ゲイ疑惑が浮上することに。
子供番組「ポッポッポ」で司会を務めるなど活躍していた時期の2000年、ついにゲイであることをカミングアウトしました。
カミングアウト後、すべての番組から降板することとなり、芸能界から干された状態になりました。
ですが、LGBTに対する理解が広がる兆しを見せた頃に再び芸能界に舞い戻り、自身がゲイであることを強みにして見事に復活を果たしました。
シットコム出演での復活を経てドラマ「完全なる愛」で本格的に俳優に復帰し、バラエティ番組にも進出します。
カミングアウト後は芸能界出禁をくらっていたホンソクチョンですが、自身の魅力とタレント力でしっかりと地盤を固め、今では大衆から愛される人気タレント・俳優へとなりました。
韓国のLGBT差別とホンソクチョンの貢献
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韓国は未だにLGBTに対する差別がある国です。
近年は軟化傾向ではあるものの、ドラマ「梨泰院クラス」に登場するトランスジェンダーのヒョニに対し、作中での描き方や登場人物の反応から価値観の違いに驚いた人も多いと思います。
そんな韓国で、初めてゲイであることをカミングアウトしたホンソクチョンは、LGBTに対する否定的な視線を和らげることに大きく貢献した人物の1人です。
ちなみに、ホンソクチョンはその「梨泰院クラス」に本人役で出演しています。
「梨泰院」は韓国の中でも多様性のあるエリアで、その顔役として登場しました。
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現実でも、ホンソクチョンは梨泰院に飲食店を構えています。
芸能界から干され、世間の視線に悩んで海外移住を考えていた時に梨泰院の友人達に励まされたことが力となり、そんな縁のある土地に店を持とうと考えてのことでした。
現在もホンソクチョンは梨泰院で飲食店を経営しながら、街おこしにも力を入れています。
多くの国民から愛され、好感度の高いタレントとして人気のホンソクチョン。そんな彼の存在が、未だタブー視の残る韓国の文化を変えていくのかもしれません。
ホンソクチョンには娘がいる
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ホンソクチョンには娘がいます。
2008年に実姉から養子縁組をし、ジュウンという名の娘を持つことになりました。
この養子縁組では甥も入っているため、ホンソクチョンは2人の子供の父親です。
バラエティ番組「ママただいま」にホンソクチョンの娘が出演し、養子縁組当時の心境を「正直、最初は反対だった」と語りました。
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その理由について娘は「おじさんが恥ずかしかったからではなく、両親の離婚により養子縁組したと周りに見られるのがつらかった」と明かしました。
しかし現在は「今は後悔していない。本当に助けてもらった」と語り、ホンソクチョンとの親子愛を示しました。
娘は2016年に大学を卒業しており、現在は立派に成長しています。
ホンソクチョンの映画・ドラマ代表作
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ここからは、ホンソクチョンが出演した映画・ドラマの代表作を紹介します。
持ち前の魅力と演技力が光る作品をぜひチェックしてみてください。
代表作・映画「頭脳遊戯プロジェクト・パズル」
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この映画は、謎の人物に操られる男達の心理を描いたミステリー・サスペンス映画です。
見ず知らずの5人の男が謎の人物に集められ、多額の報酬を目当てに銀行強盗をするプロジェクトを決行。
しかし仲間の1人が殺され、裏切り者の存在に疑心暗鬼になる心理ドラマが描かれました。
ホンソクチョンは5人の男の1人・ノウ役を演じ、代表作と言うにふさわしい見事な演技を見せています。
代表作・ドラマ「完全なる愛」
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カミングアウトにより芸能界を干された後、本格復帰作となったドラマです。
トッポッキ屋の娘と、裕福な家庭で育ったものの不治の病に侵される男が結婚して、真実の愛を見つけていく美しい物語が描かれました。
ホンソクチョンは、主人公の友人で同性愛者のホン・スンジョ役を演じました。
ホンソクチョンの現在
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ホンソクチョンは現在、新型コロナウイルスの影響で梨泰院のレストラン経営が苦しくなっているようです。
バラエティ番組「社長の耳はロバの耳」で、損害が300万円を超えたこと、梨泰院に人がいないことを語り、苦しい現在の状況を伝えました。
芸能活動ではバラエティ番組への出演を重ねており順調な様子ですが、コロナ禍でのレストラン経営には悩みも多いようです。
現在は渡韓が難しいものの、今後気兼ねなく海外渡航ができる日々が戻って来た時、ホンソクチョンのレストランにも訪れてみたいですね。
まとめ
韓国の人気タレントで俳優のホンソクチョンについて、ゲイのカミングアウトと現在、映画・ドラマの代表作をお届けしました。
今後もホンソクチョンの活躍に注目です！
